JP3225678U - インバータの放熱構成 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータの正常動作を保証し、キャビティ内の熱を減少させ、インバータの動作状態及び寿命に対する影響を低減させるインバータの放熱構成を提供する。【解決手段】キャビティ吸気口とキャビティ排気口を有するキャビティ1と、キャビティ内に配置されるインバータ2及びダクト3とを備えるインバータの放熱構成において、インバータの吸気口と排気口がX方向に沿って分布され、インバータが少なくとも二つであり、且つX方向に沿って分布され、吸気口がキャビティ吸気口に連通し、排気口がダクトを介してキャビティ排気口に連通する。キャビティ吸気口から進入した気流が各々インバータを流れ、気流が各々インバータを流れてからダクトを介してキャビティ排気口に排出される。1つ前のインバータを流れた気流が再び次のインバータを流れることを避け、放熱効果を効果的に向上させる。【選択図】図3

Description

本実用新案はインバータの放熱という技術分野に関わり、より具体的には、インバータの放熱構成に関わる。
インバータは電力に応じて低電力インバータと大電力インバータに分けられ、一般的には、低電力インバータは室外に装着されるが、ある特殊の応用場合にとって、図1に示すように、他の機器とともにコンテナまたは室内のキャビティ03に装着されなければならなくて、具体的には、インバータ01とキャビネット02とがキャビティ03内に装着される。
図2に示すように、側面吸気と側面排気のインバータ01に対して、1つ前のインバータ01から排出された熱風が次のインバータ01に吸入され、空気の流動方向の末端にあるインバータ01が正常に動作することができない恐れがあり、それと同時に、キャビティ03内の熱の累積もインバータ01の動作状態と寿命に影響する。
以上のように、放熱効果を向上させ、インバータの正常動作を保証するために、如何にキャビティ内のインバータを放熱するかということは、当業者が解決しようとする問題である。
これに鑑みると、本実用新案は、放熱効果を向上させ、インバータの正常動作を保証するためのインバータの放熱構成を提供することを目的とする。
前記目的を果たすために、本実用新案は以下の技術案を提供する。即ち、
キャビティ吸気口とキャビティ排気口を有するキャビティと、いずれも前記キャビティ内に設けられるインバータとダクトとを備えるインバータの放熱構成であって、
前記インバータの吸気口と排気口がX方向に沿って分布され、前記インバータは少なくとも二つであり且つ前記X方向に沿って分布され、前記吸気口が前記キャビティ吸気口に連通し、前記排気口が前記ダクトを介して前記キャビティ排気口に連通する。
好ましくは、前記インバータの放熱構成はさらに前記ダクト内に位置し、且つ前記ダクトに一対一対応する送風機を含む。
好ましくは、前記送風機が前記キャビティの内壁に固定される。
好ましくは、前記送風機が軸流送風機である。
好ましくは、前記ダクトの入口の軸線が前記ダクトの出口の軸線に対して垂直である。両軸線が直交するともいえる。
好ましくは、前記ダクトが前記インバータに一対一で対応する。
好ましくは、前記ダクトが、天板と、いずれも前記天板に接続された端板、第1側板、及び第2側板と、を含み、
前記端板、前記第1側板及び前記第2側板がいずれも前記キャビティの内壁に密閉して接続され、
前記第1側板と前記端板との間は所定距離を有し、且つ前記天板と、前記第1側板と前記端板が前記ダクトの入口を形成し、前記第2側板が前記端板に接続され、前記天板と、前記第1側板と前記第2側板が前記ダクトの出口を形成する。
好ましくは、隣接する二つ前記インバータの間のピッチが前記ダクトの幅より大きい。
好ましくは、前記キャビティ排気口が前記ダクトに一対一で対応する。
好ましくは、前記キャビティは室内キャビティまたはコンテナキャビティである。
本実用新案に提供されるインバータの放熱構成は、ダクトの配置によって、インバータの排気口がダクトを介してキャビティのキャビティ排気口に連通し、インバータの吸気口がキャビティのキャビティ吸気口に連通する。このように、キャビティ吸気口から進入する気流が各々インバータを流れ、且つ気流が各々インバータを流れてからダクトを介してキャビティ排気口に排出される。つまり、キャビティから排出され、1つ前のインバータを流れた気流が再び次のインバータを流れることを避けて、放熱効果を効果的に向上させ、インバータの正常動作を保証し、それと同時に、キャビティ内に累積される熱を減少させ、キャビティ内部の熱の、インバータの動作状態及び寿命に対する影響を低減させる。
本実用新案の実施例または従来技術における技術案をより明らかに説明するために、以下は実施例または従来技術の記載にとって必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本実用新案の実施例のみであり、当業者にとって進歩性に値する労働をしないことを前提として、提供された図面に応じて他の図面を取得し得る。
従来技術に提供されるインバータの配置模式図である。 従来技術に提供されるインバータの放熱構成の模式図である。 本実用新案の実施例に提供されるインバータの放熱構成の構成模式図である。 図3におけるダクトの構成模式図である。
以下は本実用新案の実施例における図面を結合して、本実用新案の実施例における技術案を明らか、完全に説明し、明らかに、記載される実施例は全ての実施例ではなく、本実用新案の一部の実施例のみである。本実用新案における実施例に基づき、当業者は進歩性に値する労働をしないことを前提として、取得された他の全ての実施例はいずれも本実用新案の保護範囲に属している。
図3に示すように、本実用新案の実施例に提供されるインバータの放熱構成は、キャビティ吸気口とキャビティ排気口を有するキャビティ1と、いずれもキャビティ1内に配置されるインバータ2及びダクト3と、を備える。
前記インバータ2の吸気口と排気口がX方向に沿って分布され、インバータ2が少なくとも二つであり且つX方向に沿って分布され、吸気口がキャビティ吸気口に連通し、排気口がダクト3を介してキャビティ排気口に連通する。
理解するように、ダクト3が排気口に密閉して接続され且つ連通し、ダクト3がキャビティ排気口に密閉して接続され且つ連通する。前記キャビティ1のキャビティ吸気口がインバータ2の吸気口に連通する。具体的には、キャビティ吸気口がキャビティ1の内部キャビティを介して吸気口に連通してもよく、キャビティ1内の他の通路を介して連通してもよく、実際の応用過程で、必要に応じて選択すればよい。前記キャビティ吸気口の数と位置について、必要に応じて選択してもよく、例えば、キャビティ吸気口が一つまたは二つ以上であり、全てのキャビティ吸気口がいずれも全てのインバータ2の同一側に位置し、またはキャビティ吸気口が二つ以上であり、キャビティ吸気口がインバータ2に一対一で対応する。本実用新案の実施例はこれを限定していない。
前記インバータの放熱構成において、気流がキャビティ1のキャビティ吸気口から進入し、インバータ2の吸気口がキャビティ吸気口に連通するから、キャビティ1内の気体が各々インバータ2の吸気口からインバータ2に進入し、各々インバータ2を流れた気流が排気口を介してダクト3に進入し、ダクト3を介してキャビティ1のキャビティ排気口に進入することで、キャビティ1から排出される。図3に示すように、気流がインバータ2の左部から右部に流れ、即ち、X方向がインバータ2の左部からインバータ2の右部に向く。無論、他の流動方向を選択して流入してもよく、気流がインバータ2の右部から左部に流れ、その際、X方向がインバータ2の右部からインバータ2の左部に向く。本実用新案の実施例は前記X方向を限定していない。
本実用新案に提供されるインバータの放熱構成は、ダクト3の配置によって、インバータ2の排気口がダクト3を介してキャビティ1のキャビティ排気口に連通し、インバータ2の吸気口がキャビティ1のキャビティ吸気口に連通する。このように、キャビティ吸気口から進入した気流が各々インバータ2を流れ、且つ気流が各々インバータ2を流れてから、ダクト3を介してキャビティ排気口に排出され、即ちキャビティ1から排出され、1つ前のインバータ2を流れた気流が再び次のインバータ2を流れることを避け、放熱効果を効果的に向上させ、インバータ2の正常動作を保証し、それと同時に、キャビティ1内に累積される熱を減少させ、キャビティ1内の熱の、インバータ2の動作状態及び寿命に対する影響を低減させる。
気体の流動を便利且つ速めにするために、前記インバータの放熱構成はさらにダクト3内に位置する送風機4を含む。理解するように、各々ダクト3内にはいずれも送風機4が設けられる。構成を簡単化するために、前記送風機4がダクト3に一対一で対応する。
前記インバータの放熱構成において、各々ダクト3に配置される送風機4の風量が、対応するインバータ2の排気量より大きい。
送風機4の具体的な位置について、実際の必要に応じて選択すればよく、例えば、送風機4がダクト3の入口、ダクト3の出口またはダクト3の中部に位置してもよい。
前記送風機4はダクト3またはキャビティ1に固定されてもよい。装着を便利にするために、好ましくは、前記送風機4がキャビティ1の内壁に固定される。取り外し及び修理を便利にするために、前記送風機4が取り外し可能にダクト3またはキャビティ1に固定される。さらに、前記送風機4がネジ接続部材を介して取り外し可能にダクト3またはキャビティ1に固定される。
送風機4の具体的なタイプについて、実際必要に応じて選択すればよく、例えば、送風機4がクロスフロー送風機または軸流送風機などである。気体の流動を便利にするために、好ましくは、前記送風機4が軸流送風機である。無論、前記送風機4が他のタイプであってもよく、空気をキャビティ1の内部からキャビティ1の外部に排出すればよい。
前記インバータの放熱構成において、ダクト3が気体の流動方向を変更し、ダクト3の具体的な構成及び形状について、実際必要に応じて設計すればよい。好ましくは、前記ダクト3の入口の軸線がダクト3の出口の軸線に垂直する。このように、ダクト3の長さを短く、全体構成の体積を減少させる。無論、前記ダクト3の入口の軸線がダクト3の出口の軸線との夾角が鋭角であってもよく、これを限定していない。
前記インバータの放熱構成において、ダクト3が一つ、または二つ以上であってもよい。ダクト3が一つである場合に、ダクト3の入口がインバータ2に一対一対応する。
気流を便利に排出するために、前記ダクト3がインバータ2に一対一対応する。理解するように、ダクト3の数がインバータ2の数と同じであり、隣接する二つインバータ2の間には前記ダクト3が配置され、X方向に沿って末端に位置するインバータ2の一側にも前記ダクト3が配置される。
構成を簡単化するために、図4に示すように、前記ダクト3は、天板33と、いずれも天板33に接続された端板34、第1側板31、及び第2側板32を含み、端板34、第1側板31及び第2側板32がいずれもキャビティ1の内壁に密閉して接続され、第1側板31と端板34との間が所定距離を有し、天板33と、第1側板31と端板34がダクト3の入口を形成し、第2側板32が端板34に接続され、天板33と、第1側板31と第2側板32がダクト3の出口を形成する。
説明しようとするのは、ダクト3の漏風を避けるために、前記端板34、第1側板31及び第2側板32がいずれも天板33に密閉に接続される。
装着を便利にするために、前記端板34、第1側板31及び第2側板32にはいずれも装着フランジが設けられ、該装着フランジがキャビティ1の内壁に密閉して接続され、且つ固定接続される。
無論、前記ダクト3が他の構成であってもよく、例えば、ダクト3が筒状を呈して、ダクト3の一端が閉鎖端であり、他端が開口端であり、且つ該開口端がダクト3の出口であり、ダクト3の周方向の側壁には入口が設けられる。
前記インバータの放熱構成において、気流が便利に後ろのインバータ2に進入するために、隣接する二つインバータ2の間のピッチがダクト3の幅より大きい。隣接する二つインバータ2の間のピッチとダクト3の幅との差について、インバータ2の必要な吸気量に応じて確定すればよく、本実用新案の実施例はこれを限定していない。
排気を便利にするために、前記キャビティ排気口がダクト3に一対一対応する。無論、キャビティ排気口が一つのみであり、各々ダクト3の出口がいずれもキャビティ1の内部キャビティを介してキャビティ排気口に連通してもよく、前記実施例に限定されていない。
構成を簡単化するために、好ましくは、前記キャビティ吸気口とキャビティ排気口とがいずれも一つである。さらに、X方向に沿って前記キャビティ吸気口が全てのインバータ2の上流に位置し、前記キャビティ排気口が全てのインバータ2の同一側に位置する。無論、前記キャビティ吸気口と、キャビティ排気口とインバータ2との相対的な位置関係が他であってもよく、これに限定されていない。
前記インバータの放熱構成において、該キャビティ1は室内キャビティまたはコンテナキャビティなどであり、実際必要に応じてキャビティ1のタイプを選択すればよく、本実用新案の実施例はこれを限定していない。
前記インバータの放熱構成において、インバータ2が少なくとも二つであり、インバータ2の具体的な数値について、実際必要に応じて選択すればよく、例えば、インバータ2が三つ、四つ、五つまたは六つなどであってもよく、本実用新案の実施例はこれを限定していない。
前記インバータの放熱構成において、インバータ2がキャビティ1の内壁に装着され、該インバータ2が低電力インバータであり、具体的には、該インバータ2の電力が150KWの以下である。無論、前記インバータ2の電力が他の値であってもよく、インバータ2の前記分布を満足すればよい。
開示された実施例に対する前記説明によって、当業者が本実用新案を実現しまたは利用することができる。これらの実施例に対するいろんな補正は当業者にとって自明であり、本文で定義された一般的な原理は本実用新案の精神または範囲から逸脱しない場合に、他の実施例で実現されることができる。従って、本実用新案は本文に示されるこれらの実施例に限定されず、本文に開示された原理及び新規の特点に一致する最も広い範囲に合わせなければならない。
1…キャビティ、2…インバータ、3…ダクト、31…第1側板、32…第2側板、33…天板、34…端板、4…送風機。

Claims (10)

  1. インバータの放熱構成であって、キャビティ吸気口とキャビティ排気口を有するキャビティ(1)と、いずれも前記キャビティ(1)内に配置されるインバータ(2)及びダクト(3)と、を備えるインバータの放熱構成において、
    前記インバータ(2)の吸気口と排気口がX方向に沿って分布され、前記インバータ(2)が少なくとも二つであり且つ前記X方向に沿って分布され、前記吸気口が前記キャビティ吸気口に連通し、前記排気口が前記ダクト(3)を介して前記キャビティ排気口に連通することを特徴とするインバータの放熱構成。
  2. さらに、前記ダクト(3)内に位置し、且つ前記ダクト(3)に一対一で対応する送風機(4)を含むことを特徴とする請求項1に記載の放熱構成。
  3. 前記送風機(4)が前記キャビティ(1)の内壁に固定されることを特徴とする請求項2に記載の放熱構成。
  4. 前記送風機(4)が軸流送風機であることを特徴とする請求項2に記載の放熱構成。
  5. 前記ダクト(3)の入口の軸線が前記ダクト(3)の出口の軸線に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の放熱構成。
  6. 前記ダクト(3)が前記インバータ(2)に一対一で対応することを特徴とする請求項1に記載の放熱構成。
  7. 前記ダクト(3)が、天板(33)と、いずれも前記天板(33)に接続された端板(34)、第1側板(31)、及び第2側板(32)と、を含み、
    前記端板(34)、前記第1側板(31)及び前記第2側板(32)がいずれも前記キャビティ(1)の内壁に密閉して接続され、
    前記第1側板(31)と前記端板(34)との間が所定距離を有し、前記天板(33)と、前記第1側板(31)と、前記端板(34)が前記ダクト(3)の入口を形成し、前記第2側板(32)が前記端板(34)に接続され、前記天板(33)と、前記第1側板(31)と、前記第2側板(32)が前記ダクト(3)の出口を形成することを特徴とする請求項6に記載の放熱構成。
  8. 隣接する二つの前記インバータ(2)の間のピッチが前記ダクト(3)の幅より大きいことを特徴とする請求項6に記載の放熱構成。
  9. 前記キャビティ排気口が前記ダクト(3)に一対一で対応することを特徴とする請求項1に記載の放熱構成。
  10. 前記キャビティ(1)が室内キャビティまたはコンテナキャビティであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの1項に記載の放熱構成。
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