JP3225549U - チェストピース - Google Patents
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Abstract
Description
一方、ダイヤフラムの厚さ寸法を大きく形成した場合には、周波数の小さい生体音には振動せず、同様に適切に生体音を聴取することができない、という不具合があった。
請求項6に係る考案によれば、前記第一種の生体音は心音であると共に、前記第二種の生体音は肺音であることを特徴とする。
従って、請求項6記載の考案にあっては、本考案に係るチェストピースは、心音及び肺音をダイヤフラムの異なる部位において、夫々、別箇に聴取することができる。
請求項7に係る考案によれば、前記突起部の硬度は前記ダイヤフラム本体の硬度よりも大きいことを特徴とする。
図1(A)及び図1(B)に示すように、チェストピース10は、ダイヤフラム20と、収音モジュール30と、送信モジュール40と、これらを収容した筐体50と、を有している。筐体50は、検者が手で持って操作するのに適した形状及び大きさに形成されている。
その結果、ダイヤフラム20は、突起部23が設けられている第1の部分24と、突起部23が設けられていない第2の部分25とで構成される。この例では、第1の部分24は第2の部分25と一体成型されている。
本実施の形態にあっては、ダイヤフラム本体20a及び突起部23は、適宜の合成樹脂により形成されている。
また、本実施の形態にあっては、突起部23の硬度はダイヤフラム本体20aの硬度よりも大きく形成されており、ダイヤフラム20の周縁部は筐体50の内側面部に固定されている。
上記構成によれば、振動特性が相違する第1の部分24と第2の部分25とを有するダイヤフラム20を備えたチェストピース10が実現される。
すなわち、ダイヤフラム20の第1の部分24及び第2の部分25は、厚さ寸法が相違するため、それぞれ帯域の異なる複数種類の特定の生体音(たとえば、心音と肺音の二種類の生体音)によって振動し、それぞれ帯域の異なる複数種類の振動音を発生する。
ダイヤフラム20から発生された複数種類の振動音は、収音モジュール30によって電気信号に変換される。そして、収音モジュール30の出力信号は、送信モジュール13によってFM波の音声信号Sに変調され、チェストピース10の外部へ送信される。よって、このチェストピース10によれば、周波数帯の異なる複数種類の特定の生体音を適切に収音して、チェストピース10の外部に送信することができる。そして、送信モジュール13からの音声信号Sを受信装置(不図示)で受信し復調することにより、生体音を音声として再生し或いはデータとして記録することができる。
なお、本考案は上記実施形態に限定されない。たとえば、上記の例では、第1の部分24と第2の部分25とが一体成型されているが、図4に示すように、互いに別体に形成した板状部材26と円環状部材28とを、互いに一体化させてダイヤフラム20を作成してもよい。板状部材26は、自然状態において平坦でかつ厚さ寸法が均一な部材である。この場合、第1の部分24(図2)は、板状部材26の裏面27に円環状部材28を設けることにより形成され、第2の部分25(図2)は、板状部材26の円環状部材28が設けられていない部分により構成される。この構成によれば、板状部材26と円環状部材28とからなる比較的単純な構成のダイヤフラム20を用いて、周波数帯の異なる複数種類の生体音を適切に収音し得るチェストピース10を実現することができる。
ただし、ブルートゥース(登録商標)は帯域が狭いために、生体音を原音のままで送信できないので生体音の送信には適さない。また、WIFI通信は、病院施設内にて利用する場合の安全性が十分認知されるまで時間を要する状況のため、直ちには採用できない。
一方、本実施の形態におけるようにFM波の微弱電波を利用した場合にはこのような問題は発生しない。
20 ダイヤフラム
20a ダイヤフラム本体
21 表面
22 裏面
23 突起部
24 第1の部分
25 第2の部分
26 板状部材
28 円環状部材
30 収音モジュール
40 送信モジュール
50 筐体
H 被検者
Hs 体表
Claims (7)
- 生体音によって振動するダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムの振動音を電気信号に変換する収音モジュールと、を備えたチェストピースであって、
前記ダイヤフラムは、
被検者の体に対面し得る円形の表面と前記収音モジュールに面する裏面とを有するダイヤフラム本体と
前記裏面に設けられ、前記表面の輪郭と同心円状に配置される突起部とを有しており、
前記突起部が設けられている第1の部分の厚さ寸法は、前記突起部が設けられていない第2の部分の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とするチェストピース。 - 前記第1の部分と前記第2の部分とを一体成型したことを特徴とする請求項1に記載のチェストピース。
- 前記第1の部分は、自然状態において平坦でかつ厚さ寸法が均一な板状部材の裏面に円環状部材を設けることにより形成され、
前記第2の部分は、前記板状部材の前記円環状部材が設けられていない部分により構成されることを特徴とする請求項1に記載のチェストピース。 - 前記第1の部分は第1種の生体音によって振動し、前記第2の部分は前記第1種の生体音とは周波数帯域又は成分の異なる第2種の生体音によって振動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のチェストピース。
- 前記収音モジュールの出力信号を外部へ送信する送信モジュールを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のチェストピース。
- 前記第一種の生体音は心音であると共に、前記第二種の生体音は肺音であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のチェストピース。
- 前記突起部の硬度は前記ダイヤフラム本体の硬度よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至6記載のチェストピース。
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