JP3225387U

JP3225387U - 身体鍛錬器具

Info

Publication number: JP3225387U
Application number: JP2019003869U
Authority: JP
Inventors: 陽介大沢
Original assignee: 株式会社オールマーケットジャパン
Priority date: 2019-09-24
Filing date: 2019-09-24
Publication date: 2020-03-05
Anticipated expiration: 2029-09-24

Abstract

【課題】省スペースで多様なトレーニングができ、また組立て組外しが容易な身体鍛錬器具を提供する。【解決手段】底面土台、上部支柱２ａ、下部支柱２ｂ、上面土台３ａ〜ｃ、チンニングバー４、トレーニングシャフト５、グリップバー、フットレスト７、シャフトキャッチャー８で構成されており、上面土台３ａ〜ｃおよび底面土台はコの字型の３本土台に設置され、上部支柱２ａおよび下部支柱２ｂは両土台と垂直方向に設置され柱の役割を果たし、底面土台と上面土台３ａ〜ｃは同方向に設置させることで支柱はグラつくことなく設置され安定感や強度が上がる。【選択図】図２

Description

本考案はパワーラックであり、使用者はチンニング、ディップス、プッシュアップ、ベンチプレス、スクワット等のトレーニングが可能な身体鍛錬器具に関する。

運動器具を購入しトレーニングを自宅でやる人々が増える昨今、大型器具を購入する人も少なくない。自宅で運動するメリットとしては、いつ何時でも自己の好みに合わせて行え、雨風の天候・時間帯に左右されずに済む。その反面デメリットとしては、大型であればあるほど自宅内の空間や場所を大きく取り、また組立てや取り外し不可のものでは片付けが億劫である。

一概にパワーラックといっても、多種多様なものがある。当物品は、既存の物と区別されるためにも、大型運動器具であるが省スペースで利用できる。また容易に組立て組外しが可能で、各部品が小梱包となり、１つの箱で収められる。よって箱が多数梱包ある大型器具のものより手間が省けることを提供することを目的にするに至る。

ところで、本物品の発明に至った経緯を説明する。本発明を完成させるのに試行錯誤を繰り返した。まず、初めに発明した物品は、使用者が本格的にトレーニングを実施できるように大きさを求めたパワーラックを完成させた。しかしこの物品は、大きさのあまり安定感と強度性が欠けるため次の発明に渡った。

前記の物品改良に際し、安定性と強度性を増加させるため、使用者が前記物品を使用した時に特に負荷のかかりやすい部分を研究した。負荷が集中的にかかる部分には新たに補助プレートを溶接することによって、グラつき具合を軽減し、安定性と強度性が以前よりも増した。この新たな改良は、前物品より効果的でかつ使用者の声も良くなった。しかしこの物品は大型運動器具になるため、自宅で活用しようにも床だけでなく天井にも大きなスペースを取るため、物品の取得を拒んでしまう方が多かった。また、使用者の声の中でも物品の大きさを小さくしてほしいといった意見が多いといった問題が新たに浮上した。

前記述の問題点を改善するために発明したのが、当物品である。前物品からさらにコンパクトさを求めたことで、自宅でも省スペースでトレーニングを行えるほどの大きさとなった。また重量を軽減させるために当物品の各パーツの重量を削り、また支柱を１本の長い柱として活用するのではなく、その１本を二等分に分けパーツ数を増やしたことで、嵌め込み式とした。その結果、梱包サイズも従来のものより小さくなり、全パーツが１つの箱で収まるほどのコンパクトさを得られた。

本発明の身体鍛錬器具の右側斜視図である。本発明の身体鍛錬器具の左側斜視図である。

以下、図面を用いて、本考案の実施形態のひとつを説明する。ただし、実施形態はこれに限るものではない。

図１及び図２に現れるように本発明の身体鍛錬器具は、底面土台１ａ〜ｃが連結しコの字型に設置されている。これは底面土台１ｂの一端が底面土台１ａと、同様に底面土台１ｂの一端が底面土台１ｃに設置されている。各支柱の上部支柱２ａの一端と下部支柱２ｂの一端は嵌め込み式になっており、両支柱同士を嵌め込めば一本の長い支柱になる。底面土台１ａ〜ｃを本物品の土台として、それと垂直方向に先の支柱を立てるように設置される。また、支柱には等間隔に穴が空いている。

前述の支柱４本の上には上面土台３ａ〜ｃが設置される。上面土台３ａ〜ｃは上面土台１ｂの一端が上面土台１ａに、上面土台１ｂの他端が底面土台１ｃに設置され、コの字型をしている。上面土台３ａ〜ｃは底面土台１ａ〜ｃと同方向に設置される。チンニングバー４は上面土台３ａ〜ｃに挟まれるように設置される。

トレーニングシャフト５、グリップバー６、フットレスト７およびシャフトキャッチャー８は図１および図２に現れるように前記支柱に空いた穴に挿し込めることができ、使用者は好みの位置に合わせ嵌め込み、調節することが可能である。

以上、本考案は最小限の梱包サイズ、本体の省スペース、および多様なトレーニング方法を使用者に与えられるパワーラックを提供する。

１ａ〜ｃ底面土台
２ａ上部支柱
２ｂ下部支柱
３ａ〜ｃ上面土台
４チンニングバー
５トレーニングシャフト
６グリップバー
７フットレスト
８シャフトキャッチャー

Claims

本物品は底面土台１ａ〜ｃ、上部支柱２ａ、下部支柱２ｂ、上面土台３ａ〜ｃ、チンニングバー４、トレーニングシャフト５、グリップバー６、フットレスト７、シャフトキャッチャー８で構成されている。上面土台３ａ〜ｃおよび底面土台１ａ〜ｃはコの字型の３本土台に設置され、上部支柱２ａ、下部支柱２ｂ、は両土台と垂直方向に設置され柱の役割を果たしている。底面土台１ａ〜ｃと上面土台３ａ〜ｃは同方向に設置させることで支柱はグラつくことなく設置され安定感や強度が上がることを特徴とする身体鍛錬器具。
チンニングバー４は上面土台３ａ〜ｃの一端と一端に挟まれるように設置してあり、このチンニングバー４はアーチ型をしている。使用者はチンニングバー４に対し様々な持ち手で掴めることが可能であり、また足を掛ければシットアップができる。上部支柱２ａおよび下部支柱２ｂには等間隔に穴が空いてあり、トレーニングシャフト５、グリップバー６、フットレスト７およびシャフトキャッチャー８はその穴に対し挿し込めるようになっており、使用者の好みに合わせて高さ調節が可能であることを特徴とする、請求項１に記載の身体鍛錬器具。
支柱は上部支柱２ａ、下部支柱２ｂの二等分に分けることができ、それらを繋ぎ合わせることで１本の長い支柱になる。また、底面土台１ａ〜ｃおよび上面土台３ａ〜ｃに接している前記支柱には力が加わった際に負荷がかかりやすい為、その部分には補助プレートが溶接されている。そうすることで不安定なガタつきを防ぐことが期待できる。ロックナットはナイロンリング付きのナットとなっており、負荷が加わった際もズレ抜けずしっかりと固定ができ使用者のトレーニング時の部品の緩みやガタつきを軽減できることが期待できることを特徴とする、請求項１、２に記載の身体鍛錬器具。
先の支柱の説明にあるように、長い支柱を二等分にしたことで上部支柱２ａおよび下部支柱２ｂは梱包サイズを小さくでき１つの箱に収められ発送が可能となっていることを特徴とする、請求項１、２、および３に記載の身体鍛錬器具。