JP3225332B2 - 風力発電装置 - Google Patents

風力発電装置

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JP3225332B2 JP30415494A JP30415494A JP3225332B2 JP 3225332 B2 JP3225332 B2 JP 3225332B2 JP 30415494 A JP30415494 A JP 30415494A JP 30415494 A JP30415494 A JP 30415494A JP 3225332 B2 JP3225332 B2 JP 3225332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風の運動エネルギーを電
気エネルギーに変換する風力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円形に配置した空洞で取り込んだ風によ
り、回転体を回転させて発電する図13に示した従来の
風力発電装置1は、円錐状の傾斜板10と傾斜板10の
上下を挟む上板4と底板5で形成される空間に、空間の
外周部から中心に向けて垂直に立てた複数の導入翼7
を、間隔を隔てて上板4と傾斜板10に取り付けること
によって、外周側の開口を風の導入口8とし上板4の中
央部に設けた開口を風の吐出口3とする円形に配置した
複数の空洞9を形成し、上板4の中央部に設けた総ての
吐出口3に沿って吐出口3の上方を覆う、風を受ける面
を回転軸12に対して斜めに傾けた複数の羽根13を有
す、水平に保持した単一の回転体14を、風上側の外周
側の導入口8から取り込んで吐出口3から吐出させた風
により回転させる構造であった(例えば、特開昭57−
140571の公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上板の中央部に設けた
風の吐出口となる総ての開口に、斜めに傾けた羽根を対
面させた単一の回転体を有す従来の風力発電装置におい
ては、風上側の吐出口から上方に吐出する風を風上側に
位置する斜めに傾けた羽根で受けることによって回転体
を回転させるのに対して、風の供給が得られない風下側
の吐出口に位置する斜めに傾けた羽根は、回転体の回転
により回転体の下方から上方に風を送風するように作用
するので、その分、風によって得た回転エネルギーを浪
費するといった問題があった。
【0004】本発明は風下側において回転体の羽根が送
風するように作用するのを防ぐことによって、回転体の
回転エネルギーの浪費を解消する風力発電装置を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の風力発電装置においては、両側が開口する複
数の空洞を、開口の一方を外側にそして他方を内側に向
けて円形に配置し、内側に向けたそれぞれの開口に対面
する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸が接続する発
電機をそれぞれ1台づつ備えたものである。
【0006】
【作用】円形に配置した複数の空洞の内、風上側の空洞
の外側に向けた開口から取り込んで内側の開口から吐出
する風は、それぞれの空洞の内側の開口と対面させて個
々に設けた回転体の内、風上側の空洞における回転体の
総ての羽根に接して回転体を回転させるので、空洞に取
り込んだ風を有効に回転体の回転運動に変換することが
でき効率の良い発電をおこなうことができる。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1、図2に示した風力発電装置1(以下単に装置とい
う)において、上下に間隔を隔てて対面する正八角形の
平板状の上に位置する、中央部に明けた開口2と中央部
の開口2の周囲に等間隔で明けた風の吐出口3となる8
個の開口を有す上板4と、下に位置する底板5の外周部
の角の向きを一致させて、上板4と底板5のそれぞれの
中央部に上板4の開口2より僅かに大きい外径の垂直に
立てた円筒状の管6の両端を取り付け、垂直に立てた風
を導入する8個の板状の導入翼7を、上板4と底板5の
外周部のそれぞれの角部に前後の一端を接して上端と下
端をそれぞれ上板4と底板5に、そして他端を管6の中
心に向けてそれぞれの風の吐出口3となる開口を挟んで
管6の側面に取り付けることによって、前後に開口する
8個の空洞9を管6の周囲に形成し、それぞれの空洞9
に内側に向けて上に傾斜させた傾斜板10を、両端をそ
れぞれ底板5と管6にそして両側面を対面する導入翼7
に取り付けて、空洞9の外周側の開口を風を取り込む導
入口8とし、上板4の開口を風の吐出口3とする8個の
風の導入路11を形成し、それぞれの吐出口3の上に吐
出口3と対面する、風を受ける面を回転軸12に対して
斜めに傾けた複数の羽根13を有す水平に保持した8台
の回転体14と、架台15に取り付けた8台の発電機1
7を1台づつ架台15に取り付けたそれぞれの軸受16
に挿通した回転軸12の両端に取り付けている。上板4
の上面にはそれぞれの吐出口3を内側に囲む筒状の排気
筒18と架台15が取り付けられている。また排気筒1
8には風雨等の侵入を防ぐ目的で排気筒18の上を適度
の間隔を隔てて覆う、排気筒18の内径より大きい平板
状の覆い19を排気筒18に固定した支柱20に取り付
けている。また回転体14の前面の中央部に回転体14
の中央部に向かう風を、楕円状の曲面に沿わせて回転体
14の外周部の羽根13に導く半球面体21を取り付け
ている。
【0008】このような構造において、装置1に向かう
風は、風上側の導入口8から導入路11に取り込まれ、
風上側の吐出口3から対面する回転体14の総ての羽根
13に吹き出して回転体14を回転させ、回転体14と
回転軸12を接続した発電機17を作動させて発電す
る。回転体14を回転させた後の風は排気筒18から排
出される。
【0009】回転体14、上板4、底板5、導入翼7、
傾斜板10、管6、排気筒18、架台15、支柱20等
の材質は、鋼やアルミニウム合金等の金属、塩化ビニー
ルやFRP等のプラスチック、合板等を使用することが
できる。またそれらの組立はネジとナット等で接続する
ことができる他、棒材やパイプ等で組立たフレームに使
用する材質に応じて、溶接、接着、ネジ止め、アングル
等の接続具を介して組み付けることができる。また上板
4、底板5、導入翼7、傾斜板10、管6、排気筒18
をコンクリートまたは鉄筋コンクリートで一体に作って
も良い。
【0010】導入路11に取り込んだ風を吐出口3に円
滑に導く目的で傾斜板10を設けた他、管6の下部を広
げて傾斜させたり、底板5を吐出口3に向かって適度の
角度または曲率で上向きに傾斜させても良い。また傾斜
板10の内側の端は管6に取り付ける他、上に延長して
上板4に取り付けるようにしても良い。
【0011】また吐出口3に複数の板状の整流板を、整
流板の面を垂直に立てた状態で、導入口8における上板
4の端面と平行にして適度の間隔で取り付けることによ
って吐出口3から吐出する風の向きを鉛直に整流するよ
うにしても良い。
【0012】また発電機17と回転体14を接続する回
転軸12に変速機やブレーキ、クラッチを取り付け、発
電量や風速、回転体14の回転数に応じて回転軸12の
回転数や回転の停止を制御するようにしても良い。
【0013】また導入口8や吐出口3に開閉自在の板状
の遮蔽板を設け、遮蔽板の開閉の大きさをモーター等で
調節することによって回転体14に送る風の量を加減し
て、回転体14の回転数や回転の停止を制御するように
しても良い。
【0014】また暴風時に装置1が飛来物で破損するの
を防いだり、風の侵入を遮断する等の目的で開閉する鎧
戸を導入口8に設けたり、装置1に鳥等の動物や飛来物
の侵入を防ぐネットを導入口8や吐出口3に取り付けて
も良い。
【0015】図1、図2に示した装置1では8個の導入
路11の例を示したが、導入路11の数は装置1の規模
や装置1に取り込む風の量に応じて適宜に決めることが
できる。また上板4と底板5は導入路11の数に応じた
多角形にする他、矩形や円形としても良い。
【0016】また1台の発電機17の回転軸に複数の回
転体14の回転軸12を、ギヤーまたはプーリーとベル
ト等で接続することによって発電機17の数を少なくし
ても良い。この場合、それぞれの回転体14の回転軸1
2に、例えば風向計で検知した風向きに応じて開閉する
クラッチを取り付け、風下側の回転体14におけるクラ
ッチを開いて風上側の回転体14の回転力が風下側の回
転体14に伝わるのを防ぐようにしても良い。
【0017】本発明の装置1は、回転体14に風を送る
風の導入路11を、上下に対面させて水平に配置した平
らな上板4と底板5で区切った水平に広がる空間に形成
した構造であるので、複数の装置1を積み重ねて積層す
ることが容易にできる。図3に示した例は図1、図2に
示した装置1において、中央部の管6を省略した上板4
と底板5の間を、中央部に明けた開口2の周囲に等間隔
で明けた風の吐出口3となる8個の開口を有す正八角形
の平板状の仕切板22で、それぞれの外周部の角の向き
を一致させて上下に仕切ることによって2層に重ねた層
状の空間を形成し、それぞれの空間に、垂直に立てた風
を導入する8個の板状の導入翼7を上板4および仕切板
22に設けた吐出口3を挟んで、上板4と仕切板22、
仕切板22と底板5のそれぞれの外周部のそれぞれの角
部に前後の一端を接し、他端をそれぞれの空間の中心に
向けて上端と下端をそれぞれ対面する上板4と仕切板2
2、仕切板22と底板5に取り付けることによって円形
に配置した前後に開口する8個の空洞9を形成し、それ
ぞれの空洞9に内側に向けて上に傾けた傾斜板10を、
風の吐出口3を内側にして両端をそれぞれ対面する上板
4と仕切板22、仕切板22と底板5にそして両側面を
対面する導入翼7に取り付けて、空洞9の外周側の開口
を風を取り込む導入口8とし、上板4および仕切板22
に明けた開口を風の吐出口3とする風の導入路11を上
下の層にそれぞれ8個、合計16個形成し、導入路11
のそれぞれの吐出口3に対して吐出口3と対面する複数
の羽根13を有す16台の回転体14と、回転体14と
回転軸12が接続する16台の発電機17を1台づつ備
えている。また上板4の上面にはそれぞれの吐出口3を
内側に囲む筒状の排気筒18を、そして排気筒18には
排気筒18の上を適度の間隔を隔てて覆う、排気筒18
の内径より大きい平板状の覆い19を排気筒18に固定
した支柱20に取り付けている。導入路11は1枚以上
の所要の数の仕切板22で2層以上に仕切ることができ
る。また仕切板22の形状は上板4や底板5の形状に合
わせて多角形や円形とすることができる。
【0018】図3に示した装置1において、装置1に向
かう風は風上側の2層の導入路11から取り込まれ、風
上側の吐出口3から吐出して対面する回転体14を回転
させた後排気筒18から排出される。
【0019】図4に示した例は、図1、図2に示した装
置1において上板4と底板5、上板4と底板5の中央部
に取り付けた管6、上板4と底板5の外周部から管6の
中心に向けて上板4と底板5、管6に取り付けた8個の
導入翼7で管6の周囲に形成した8個のそれぞれの空洞
9を、導入口8の側を水平とし空洞9の内側に向けた側
を管6と間隔を隔てて、回転体14に向けて上向きに傾
斜させた2枚の傾斜板10で上下に3層に区切ったもの
である。それぞれの空洞9は2枚の傾斜板10で3層に
区切る他、1枚以上の所要の数の傾斜板10で2層以上
の多層に区切ることができる。
【0020】図4に示した装置1において、装置1に向
かう風は風上側の3層の空洞9から取り込まれ、傾斜板
10に沿って風上側の吐出口3に導かれて対面する回転
体14を回転させた後排気筒18から排出される。
【0021】図5、図6に示した例は、中央部に正八角
形の開口2を有す上に位置する正八角形の平板状の上板
4と、下に位置する正八角形の平板状の底板5の外周部
の角の向きを一致させて、上下に間隔を隔てて対面する
上板4と底板5の内側に、内に向けた側の両側面が内側
の端面に向かって広がる垂直に立てた風を導入する8個
の板状の導入翼7を、上板4と底板5の外周部のそれぞ
れの角部に一端を接し、他端を上板4と底板5の中心に
向けて導入翼7の上端と下端をそれぞれ上板4と底板5
に取り付けることによって、円形に配置した両端が開口
する8個の空洞9を形成し、それぞれの空洞9に内側に
向けて上に傾けた傾斜板10を、一端を底板5の外周部
にそして両側面を対面する導入翼7に取り付けて、空洞
9の外周側の開口を風を取り込む導入口8とし、内側の
開口を風の吐出口3とする8個の風の導入路11を形成
し、それぞれの吐出口3に対して吐出口3と対面する、
風を受ける面を回転軸12に対して斜めに傾けた複数の
羽根13を有す垂直に保持した8台の回転体14と8台
の発電機17を1台づつそれぞれの軸受16に挿通した
回転軸12の両端に取り付けている。発電機17と軸受
16は、吐出口3から内側に延長した導入翼7の上部を
矩形に切り欠いた箇所に取り付けた、中央部に開口23
を有す平板状の取付板24に固定した架台15に取り付
けている。上板4の上面には上板4の中央部の開口2を
内側に囲む筒状の排気筒18を、そして排気筒18には
排気筒18の上を適度の間隔を隔てて覆う、排気筒18
の内径より大きい平板状の覆い19を排気筒18に固定
した支柱20に取り付けている。導入路11は吐出口3
の側において矩形に開口する導入路11の四隅に、円弧
の幅を吐出口3に向かって徐徐に広くした曲面板25
を、曲面板25の凹面を内側に向けて取り付けることに
よって吐出口3で同心円の開口となるようにしている。
上板4と底板5の形状は八角形に限定するものではなく
導入路11の数に応じた多角形の他、矩形や円形にして
も良い。また導入路11の数は装置1の規模や取り込む
風の量に応じて決めることができる。また導入口8に対
する吐出口3の開口面積の比率を更に小さくする等の目
的で、上板4や上板4の下面を吐出口3に向かって適度
の角度または曲率で底板5の側に傾斜させて吐出口3の
上下方向の寸法を小さくなるようにしても良い。
【0022】図5、図6に示した装置1において、風上
側の導入路11に取り込んで風上側の吐出口3と対面す
る回転体14を回転させた後の風は、上板4の開口2を
通って排気筒18から排出される。
【0023】図7に、図5、図6に示した装置1を上下
に2層重ねた構造の例を、そして図8、図9に排気筒1
8を取り除いて3層に重ねた構造の例を示した。図7に
示した例は、図5、図6に示した装置1の覆い19を備
えた排気筒18を有す正八角形の上板4と底板5の間
を、中央部に正八角形の開口2を有す正八角形の平板状
の仕切板22でそれぞれの外周部の角の向きを一致させ
て2層に仕切って層状に重ねたそれぞれの空間に、内に
向けた側の両側面が内側の端面に向かって広がる垂直に
立てた風を導入する8個の板状の導入翼7を、上板4と
仕切板22、仕切板22と底板5のそれぞれの外周部の
それぞれの角部に一端を接し、他端を内側の中心に向け
て導入翼7の上端と下端をそれぞれ上板4と仕切板2
2、仕切板22と底板5に取り付けることによって円形
に配置した両端が開口する8個の空洞9を形成し、それ
ぞれの空洞9に内側に向けて上に傾けた傾斜板10を、
それぞれの空洞9において一端を下に位置する仕切板2
2および底板5の外周部にそして両側面を対面する導入
翼7に取り付けて、空洞9の外周側の開口を風を取り込
む導入口8とし、内側の開口を風の吐出口3とする8個
の導入路11を2層、合計16個形成し、導入路11の
それぞれの吐出口3に対して吐出口3と対面する複数の
羽根13を有す16台の回転体14と、回転体14と回
転軸12が接続する16台の発電機17を1台づつ備え
ている。導入路11は1枚以上の所要の数の仕切板22
で2層以上に仕切ることができる。また仕切板22の形
状は上板4や底板5の形状に合わせて多角形や円形とす
ることができる。
【0024】図7に示した装置1において、装置1に向
かう風は風上側の2層の導入路11に流れ込んで上下そ
れぞれの風上側の吐出口3と対面する回転体14を回転
させた後、上板4の開口2および仕切板22の開口2、
上の層の取付板24の開口23、上板4の開口2を順次
通って排気筒18から排出される。
【0025】図8に示した例は、上下に間隔を隔てて対
面する正八角形の平板状の上に位置する上板4と下に位
置する底板5の間を、2枚の正八角形の平板状の仕切板
22でそれぞれの外周部の角の向きを一致させて3層に
仕切って層状に重ねたそれぞれの空間に、風を導入する
垂直に立てた8個の平板状の導入翼7を、上板4と上に
位置する仕切板22、上に位置する仕切板22と下に位
置する仕切板22、下に位置する仕切板22と底板5の
それぞれの外周部のそれぞれの角部に一端を接し、他端
を内側の中心に向けて導入翼7の上端と下端を対面する
それぞれの上板4、仕切板22、底板5に取り付けるこ
とによって円形に配置した両端が開口する8個の空洞9
を形成し、それぞれの空洞9に内側に向けて上に傾けた
傾斜板10を、それぞれの空洞9において一端を下に位
置する仕切板22および底板5の外周部にそして両側面
を対面する導入翼7に取り付けて、空洞9の外周側の開
口を風を取り込む導入口8とし、内側の開口を風の吐出
口3とする8個の導入路11を3層、合計24個形成
し、それぞれの導入路11の下に位置する仕切板22と
底板5の外周側に風を排出する排出口26と、排出口2
6の下に適度の間隔を隔てて排出口26を覆う遮蔽板2
8を、傾斜板10と仕切板22および底板5に固定した
固定板27に取り付けている。導入路11のそれぞれの
吐出口3には吐出口3と対面する複数の羽根13を有す
24台の回転体14と、回転体14と回転軸12が接続
する24台の発電機17を1台づつ備えている。図8で
は回転体14、回転軸12、発電機17、軸受16、架
台15は省略して画いている。また矩形の開口を有す導
入路11の吐出口3に、一方の端面が矩形で他方の端面
を同心円となるように曲率を徐徐に変化させた曲面板2
9を、同心円の端面を回転体14に向けて取り付けて矩
形の開口を同心円にしている。図8の装置1では3層の
導入路11の例について示したが、導入路11は1枚以
上の所要の数の仕切板22で2層以上に仕切ることがで
きる他、仕切板22で仕切らない単一の層としても良
い。また上板4、仕切板22、底板5の形状は導入路1
1の数に応じた多角形の他、矩形や円形にしても良い。
【0026】図8に示した装置1において、風上側のそ
れぞれの層の導入路11に取り込んで風上側の回転体1
4を回転させた後の風は、取付板24に明けた開口23
を通って傾斜板10の下に流れ込み、風下側の仕切板2
2および底板5の排出口26から排出される。また風上
側の排出口26に向かう風の内、遮蔽板28と接する範
囲の風は、遮蔽板28により排出口26への侵入が阻止
されると共に、導入路11により回転体14の回転に有
効な風として吐出口3に導かれる。
【0027】図9に示した例は、図8に示した装置1に
おいて排出口26と遮蔽板28に代えて、開閉する扉3
0を備えた風の排出口26をそれぞれの導入路11の傾
斜板10に設けたもので、風向計で検知した風向きに応
じて排出口26の扉30をモーター等で開閉させること
によって、回転体14を回転させた後の風を排出口26
から排出しようとするものである。即ち、風向計で検知
した風向きに応じて風上側に位置する排出口26の扉3
0を閉じ、風下側の排出口26の扉30を開くように制
御することによって、風上側の導入路11から取り込ん
で風上側の回転体14を回転させた後の風を、取付板2
4の中央に明けた開口23を通過させ傾斜板10の下へ
流して風下側の排出口26から排出させる。扉30を有
す排出口26は、導入路11の下に位置する仕切板22
と底板5または傾斜板10および仕切板22と底板5の
それぞれに設けても良い。また扉30は蝶番等で開閉で
きるようにする他、レール等のガイドに沿ってスライド
させて開閉するようにしても良い。また傾斜板10に設
けた扉30の開閉はモーター等の動力でおこなう他、扉
30の自重で閉じる外開きの構造とし、装置1から排出
する風の圧力で開くようにしても良い。図9において回
転体14、回転軸12、発電機17、軸受16、架台1
5は省略して画いている。
【0028】また図8、図9に示した装置1において、
曲面板29を蝶番等で開閉できるようにして、風下側の
曲面板29をモータ等で開くことによって風上側の回転
体14を回転させた後の風を風下側の吐出口3から排出
するようにしても良い。また上板4または上板4と仕切
板22の中央部に風を通過させる開口を設け、上板4の
上面に上板4の中央部の開口を内側に囲む筒状の排気筒
と、排気筒に排気筒の上を間隔を隔てて覆う覆いを取り
付けることによって、回転体14を回転させた後の風を
傾斜板10や底板5等に設けた排出口26から排出させ
ると共に、上板4に設けた排気筒から排出させるように
しても良い。
【0029】導入路に大量の風を取り込むことができる
場合、取り込んだ風量に見合う数の回転体を一つの導入
路に設けることができる。図10に示した例は、上下3
層に重ねたそれぞれの導入路11に2台の回転体14を
設けたもので、この場合、2台の回転体14のそれぞれ
に発電機を備える他、2台の回転体14の回転を歯車ま
たはプーリーとベルト等により1台の発電機に伝えるよ
うにしても良い。また図10に示した例では、それぞれ
の導入路11における傾斜板10に扉30を備えた風の
排出口26を上下に分けて2個設けている。
【0030】本発明の装置は、発電するうえで風況の良
い場所に設置する他、例えば高層ビルにおいて強い風が
得られる屋上や上層の階に設置することができる。
【0031】図11に示した例は、図4に示した装置1
の上板4、底板5、導入翼7、傾斜板10、排気筒18
をコンクリートまたは鉄筋コンクリートでビル31と一
体に作ったもので、ビル31の最上階を含む三つの階
に、上板4と底板5、傾斜板10は外壁を省略したそれ
ぞれの階の床と天井を利用し、導入翼7は柱を兼ねた壁
としている。また図12に示した例は、図10に示した
装置1をビル31の外壁を省略した三つの階に設けたも
ので、上板4と底板5、仕切板22はそれぞれの階の床
と天井を利用し、導入翼7は柱を兼ねた壁としている。
また装置1を設置したそれぞれの床の外周部に、人等が
落下するのを防止する柵を設けたり、各階をつなぐ階段
やエレベーターを設けても良い。
【0032】また本発明の装置はビルに設置する他、鉄
骨や鉄筋コンクリートで建てた塔に多段に積層したり、
山頂や丘陵地に大規模な装置をコンクリート等で作るよ
うにしても良い。
【0033】また本発明の装置は以上説明した例の他、
例えば、図3に示した装置1の下に図8に示した装置1
を重ねた構造とする等の組み合わせや、導入翼を上板や
底板の外周部より外側に延長して大きくすることによっ
て、より多くの風を装置に取り込むようにしたり、風向
きに方向性がある場所では風下側の回転体や発電機、導
入路を省略したり、放射状に配置した導入翼の間隔やそ
れぞれの導入路の大きさを変える等の変形が可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、導入翼に
よって区切られたそれぞれの導入路の吐出口に対応させ
て独立した回転体を配置しているので、導入路から取り
込んだ風は個々に対応する回転体の総ての羽根を一方向
に回転させるように作用するため、取り込んだ風を効率
良く発電に利用することができる。
【0035】また風上側の回転体を回転させた風の内、
風下側の導入路に向かう風は、風下側の回転体も回転さ
せるので、風下側においても発電することができる。
【0036】また回転体の大きさは、個々の導入路にお
ける風を吐出させる開口と同し程度の大きさで良いこと
から、風を吐出させる側の総ての開口に対して単一の回
転体の羽根が対面する従来の回転体に比べ、回転体を小
形にできる分回転体の剛性が損なわれないので、強風時
の高速回転に耐えることができより多くの電力を発電す
ることができる。また小形にできるため回転体の製作や
装置への取り付けは容易となり、装置の製作費を安くす
ることが可能となる。
【0037】また回転体、発電機を水平に配置した平ら
な上板と底板で区切った空間の内部に収めることができ
る構造であるので、複数の装置を上下に積層することが
可能となり、狭い場所や設置面積が限られた場所であっ
ても多段に積層して装置の数を増やすことによって、大
電力を発電する装置を容易に製作することが可能とな
る。また1台の装置が故障して運転を停止しても残りの
装置で発電することができる。
【0038】また各階を層状に積層した構造から成るビ
ルと同様に、複数の装置を層状に積層することができる
構造であることから、上板や底板、仕切板、導入翼をそ
れぞれビルの床や壁、柱を兼ねてコンクリートまたは鉄
筋コンクリートで作ることによって、装置を建物と一体
の構造物としてビルに設置することができるので、上空
のより強い風速の風が得られる高層ビルの上層の階に設
置することによって、都市や町中であっても風力による
大電力の発電を容易におこなうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】風力発電装置の一例を示す一部を切り欠いた側
面図である。
【図2】図1に示した風力発電装置の一部を切り欠いた
上面図である。
【図3】風力発電装置の他の例を示す一部を切り欠いた
側面図である。
【図4】風力発電装置の他の例を示す一部を切り欠いた
側面図である。
【図5】風力発電装置の他の例を示す一部を切り欠いた
側面図である。
【図6】図5に示した風力発電装置の一部を切り欠いた
上面図である。
【図7】風力発電装置の他の例を示す一部を切り欠いた
側面図である。
【図8】排出口の例を示す一部を切り欠いた側面図であ
る。
【図9】排出口の他の例を示す一部を切り欠いた側面図
である。
【図10】風力発電装置の他の例を示す側面図である。
【図11】ビルに設置した例を示す側面図である。
【図12】ビルに設置した他の例を示す側面図である。
【図13】従来の風力発電装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 風力発電装置 2 開口 3 吐出口 4 上板 5 底板 6 管 7 導入翼 8 導入口 9 空洞 10 傾斜板 11 導入路 12 回転軸 13 羽根 14 回転体 15 架台 16 軸受 17 発電機 18 排気筒 19 覆い 20 支柱 21 半球面体 22 仕切板 23 開口 24 取付板 25 曲面板 26 排出口 27 固定板 28 遮蔽板 29 曲面板 30 扉 31 ビル

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側が開口する複数の空洞を、開口の一
    方を外側にそして他方を内側に向けて円形に配置し、内
    側に向けたそれぞれの開口に対面する羽根を有す回転体
    と、回転体と回転軸が接続する発電機をそれぞれ1台づ
    つ備えた風力発電装置。
  2. 【請求項2】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する、中央部に明けた開口の周囲に風
    の吐出口となる所要の数の開口を明けた上板と下に位置
    する底板のそれぞれの中央部に、上板の中央部に明けた
    開口の内径より大きい外径の垂直に立てた管の両端を取
    り付け、風を導入する垂直に立てた複数の導入翼を、上
    板に明けた風の吐出口となるそれぞれの開口を挟んで、
    上板と底板の外周部から管の中心に向けて上板と底板、
    管に取り付けることによって複数の空洞を管の周囲に形
    成し、それぞれの空洞に内側に向けて上に傾斜させた傾
    斜板を、両端をそれぞれ底板と管または上板にそして両
    側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外周側の開
    口を導入口、上板に明けた開口を吐出口とする風の導入
    路を形成し、上板の上面に風の吐出口となるそれぞれの
    開口を内側に囲む筒状の排気筒と、排気筒に排気筒の上
    を間隔を隔てて覆う覆いを取り付け、上板に明けたそれ
    ぞれの吐出口に対面する羽根を有す回転体と、回転体と
    回転軸が接続する発電機を1台づつ備えた請求項1記載
    の風力発電装置。
  3. 【請求項3】 上下に間隔を隔てて対面する上板と底
    板、上板と底板の中央部に取り付けた管、上板と底板の
    外周部から管の中心に向けて上板と底板、管に取り付け
    た複数の導入翼で管の周囲に形成した複数の空洞を、空
    洞の内側に向けた側を管と間隔を隔てて上向きに傾斜さ
    せた1枚以上の傾斜板で上下に2層以上に区切った請求
    項2記載の風力発電装置。
  4. 【請求項4】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する、中央部に明けた開口の周囲に風
    の吐出口となる所要の数の開口を明けた上板と下に位置
    する底板の間を、中央部に明けた開口の周囲に風の吐出
    口となる所要の数の開口を明けた、円形または多角形の
    1枚以上の仕切板で2層以上に仕切ることによって層状
    に重ねた複数の空間を形成し、それぞれの空間に風を導
    入する垂直に立てた複数の導入翼を、上板および仕切板
    に明けた風の吐出口となるそれぞれの開口を挟んで、そ
    れぞれの空間の外周部から中心に向けて対面する上板、
    仕切板、底板に取り付けることによって円形に配置した
    複数の空洞を形成し、それぞれの空洞に内側に向けて上
    に傾けた傾斜板を、風の吐出口となる開口を内側にして
    両端をそれぞれ対面する上板、仕切板、底板にそして両
    側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外周側の開
    口を導入口、上板および仕切板に明けた開口を吐出口と
    する風の導入路を形成し、上板の上面にそれぞれの吐出
    口を内側に囲む筒状の排気筒と、排気筒に排気筒の上を
    間隔を隔てて覆う覆いを取り付け、それぞれの導入路の
    吐出口に対面する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸
    が接続する発電機を1台づつ備えた請求項1記載の風力
    発電装置。
  5. 【請求項5】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する、中央部に開口を有す上板と下に
    位置する底板の内側に、風を導入する垂直に立てた複数
    の導入翼を間隔を空けて上板と底板の外周部から中心に
    向けて上板と底板に取り付けることによって円形に配置
    した両端が開口する複数の空洞を形成し、それぞれの空
    洞に内側に向けて上に傾けた傾斜板を、一端を底板にそ
    して両側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外周
    側の開口を導入口、内側の開口を吐出口とする風の導入
    路を形成し、上板の上面に上板の中央部の開口を内側に
    囲む筒状の排気筒と、排気筒に排気筒の上を間隔を隔て
    て覆う覆いを取り付け、それぞれの導入路の吐出口に対
    面する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸が接続する
    発電機を1台づつ備えた請求項1記載の風力発電装置。
  6. 【請求項6】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する、中央部に開口を有す上板と下に
    位置する底板の間を、中央部に開口を有す円形または多
    角形の1枚以上の仕切板で2層以上に仕切ることによっ
    て層状に重ねた複数の空間を形成し、それぞれの空間に
    風を導入する垂直に立てた複数の導入翼を間隔を空け
    て、それぞれの空間の外周部から中心に向けて対面する
    上板、仕切板、底板に取り付けることによって円形に配
    置した両端が開口する複数の空洞を形成し、それぞれの
    空洞に内側に向けて上に傾けた傾斜板を、それぞれの空
    洞において一端を下に位置する仕切板および底板にそし
    て両側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外周側
    の開口を導入口、内側の開口を吐出口とする風の導入路
    を形成し、上板の上面に上板の中央部の開口を内側に囲
    む筒状の排気筒と、排気筒に排気筒の上を間隔を隔てて
    覆う覆いを取り付け、それぞれの導入路の吐出口に対面
    する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸が接続する発
    電機を1台づつ備えた請求項5記載の風力発電装置。
  7. 【請求項7】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する上板と下に位置する底板の間に形
    成される空間または、上に位置する上板と下に位置する
    底板の間を円形または多角形の1枚以上の仕切板で2層
    以上に仕切ることによって形成した層状に重ねた複数の
    空間に、風を導入する垂直に立てた複数の導入翼を間隔
    を空けてそれぞれの空間の外周部から中心に向けて対面
    する上板、仕切板、底板に取り付けることによって円形
    に配置した両端が開口する複数の空洞を形成し、それぞ
    れの空洞に内側に向けて上に傾けた傾斜板を、それぞれ
    の空洞において一端を下に位置する仕切板および底板に
    そして両側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外
    周側の開口を導入口、内側の開口を吐出口とする風の導
    入路を形成し、それぞれの導入路の下に位置する仕切板
    と底板に風を排出する排出口と、排出口の下に間隔を隔
    てて排出口を覆う遮蔽板を設け、それぞれの導入路の吐
    出口に対面する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸が
    接続する発電機を1台づつ備えた請求項1記載の風力発
    電装置。
  8. 【請求項8】 上下に間隔を隔てて対面する円形または
    多角形の上に位置する上板と下に位置する底板の間に形
    成される空間または、上に位置する上板と下に位置する
    底板の間を円形または多角形の1枚以上の仕切板で2層
    以上に仕切ることによって形成した層状に重ねた複数の
    空間に、風を導入する垂直に立てた複数の導入翼を間隔
    を空けてそれぞれの空間の外周部から中心に向けて対面
    する上板、仕切板、底板に取り付けることによって円形
    に配置した両端が開口する複数の空洞を形成し、それぞ
    れの空洞に内側に向けて上に傾けた傾斜板を、それぞれ
    の空洞において一端を下に位置する仕切板および底板に
    そして両側面を対面する導入翼に取り付けて、空洞の外
    周側の開口を導入口、内側の開口を吐出口とする風の導
    入路を形成し、それぞれの導入路の傾斜板または、導入
    路の下に位置する仕切板と底板に開閉自在の扉を備えた
    風を排出する排出口を設け、それぞれの導入路の吐出口
    に対面する羽根を有す回転体と、回転体と回転軸が接続
    する発電機を1台づつ備えた請求項1記載の風力発電装
    置。
  9. 【請求項9】 上板または上板と仕切板の中央部に開口
    を設け、上板の上面に上板の中央部の開口を内側に囲む
    筒状の排気筒と、排気筒に排気筒の上を間隔を隔てて覆
    う覆いを取り付けた請求項7、8記載の風力発電装置。
  10. 【請求項10】 ビルの屋上またはビルの任意の階の外
    壁を省略した内部に設置した請求項2、3、4、5、
    6、7、8、9記載の風力発電装置。
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