JPH08232831A - 建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置 - Google Patents
建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置Info
- Publication number
- JPH08232831A JPH08232831A JP7437595A JP7437595A JPH08232831A JP H08232831 A JPH08232831 A JP H08232831A JP 7437595 A JP7437595 A JP 7437595A JP 7437595 A JP7437595 A JP 7437595A JP H08232831 A JPH08232831 A JP H08232831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind turbine
- wind
- eaves
- guide plate
- power generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/30—Wind power
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】地上2〜3百米内外の気流をより確実に効率よ
く収集して風力発電を実施する。 【構成】家という概念による建築物の構成に従って下か
ら、基礎部6・脚部7・梁及び柱8と躯体を構成して、
各階層を設けて次々と積層して屋根9部分によって構成
され、各階層ごとに庇を設ける。その庇5の内部を発電
装置室3とし、発電装置室3の上を風車室2として、風
車室2は、床5Aと天井4Aによって構成する。その内
部の天井4A部分と柱8の外側の軒天井4部分を上部誘
導板とし、庇5の屋根の勾配部分を下部誘導板として、
高層タワーに多数の風車発電装置3を積層搭載する状態
における、風車室2の軒天井4と庇の屋根部分を風収集
装置における誘導板として応用した。
く収集して風力発電を実施する。 【構成】家という概念による建築物の構成に従って下か
ら、基礎部6・脚部7・梁及び柱8と躯体を構成して、
各階層を設けて次々と積層して屋根9部分によって構成
され、各階層ごとに庇を設ける。その庇5の内部を発電
装置室3とし、発電装置室3の上を風車室2として、風
車室2は、床5Aと天井4Aによって構成する。その内
部の天井4A部分と柱8の外側の軒天井4部分を上部誘
導板とし、庇5の屋根の勾配部分を下部誘導板として、
高層タワーに多数の風車発電装置3を積層搭載する状態
における、風車室2の軒天井4と庇の屋根部分を風収集
装置における誘導板として応用した。
Description
【0001】
【産業上利用分野】この発明は、風力エネルギーを利用
した風車発電装置に関するもので、 地上2〜300メ
ートルの気流を確実に風収集するための従来の高層タワ
ーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施する風力発
電装置を、建造物の強度面及び形状による風収集効率を
重点的に改良した方式による風力発電装置である。
した風車発電装置に関するもので、 地上2〜300メ
ートルの気流を確実に風収集するための従来の高層タワ
ーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施する風力発
電装置を、建造物の強度面及び形状による風収集効率を
重点的に改良した方式による風力発電装置である。
【0002】
【従来の技術】本装置の従来の技術において、文献・パ
ワー社刊・牛山泉・三野正洋共著小型風車ハンドブック
・298ページの、(図10−16誘導板付サボニウス
風車)図3によって説明する。この装置によれば垂直軸
型の誘導板付のサボニウス風車発電装置であり、あくま
で風車装置における装置の必須構成要素として上部誘導
板(4B)下部誘導板(5B) として、機能する構成
部分である。すなわち風車の単基設置型の風車装置用の
上下の誘導板であり、風収集効率において側面形の誘導
板(図示せず)にコスト面及び効率に劣る故に実施化に
至っていない。すなわち風収集誘導板を装備して実施す
る風力発電装置において、家と言う概念に基ずく建築物
の主要構成部分としての軒天井及び庇の屋根の部分を風
収集の誘導板として応用した例は従来の技術において存
在しなかった。
ワー社刊・牛山泉・三野正洋共著小型風車ハンドブック
・298ページの、(図10−16誘導板付サボニウス
風車)図3によって説明する。この装置によれば垂直軸
型の誘導板付のサボニウス風車発電装置であり、あくま
で風車装置における装置の必須構成要素として上部誘導
板(4B)下部誘導板(5B) として、機能する構成
部分である。すなわち風車の単基設置型の風車装置用の
上下の誘導板であり、風収集効率において側面形の誘導
板(図示せず)にコスト面及び効率に劣る故に実施化に
至っていない。すなわち風収集誘導板を装備して実施す
る風力発電装置において、家と言う概念に基ずく建築物
の主要構成部分としての軒天井及び庇の屋根の部分を風
収集の誘導板として応用した例は従来の技術において存
在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題において、特願平4−218129・特開平6
−26440における・高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して実施する風力発電装置において、(図
2)の発電装置室の外側の梁の側面(3A)は、縦方向
に垂直面の側壁に形成されており、装置を設置して横風
の気流イを収集する場合において、側面に気流イを真正
面に受けることになり乱気流を生ずることになり、風車
室(2)に流入する気流が相殺されて、収集する気流が
いちじるしく低下するという状態を生じる。高層タワー
の各階層毎に同じ状態の現象が起こることになり、流体
力学上の装置自体の風収集効率の形体の改良・工夫が必
要になる。
する課題において、特願平4−218129・特開平6
−26440における・高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して実施する風力発電装置において、(図
2)の発電装置室の外側の梁の側面(3A)は、縦方向
に垂直面の側壁に形成されており、装置を設置して横風
の気流イを収集する場合において、側面に気流イを真正
面に受けることになり乱気流を生ずることになり、風車
室(2)に流入する気流が相殺されて、収集する気流が
いちじるしく低下するという状態を生じる。高層タワー
の各階層毎に同じ状態の現象が起こることになり、流体
力学上の装置自体の風収集効率の形体の改良・工夫が必
要になる。
【0004】次に建築構造上の耐風圧上の課題におい
て、各階層の発電装置室(3)の外側の梁の側壁部分に
おける風の抵抗における気流イを真正面に受ける状態と
なり、建築構造上の強度及び安全性における課題を有す
る。
て、各階層の発電装置室(3)の外側の梁の側壁部分に
おける風の抵抗における気流イを真正面に受ける状態と
なり、建築構造上の強度及び安全性における課題を有す
る。
【0005】本装置は、建造物構造体の高層タワーの各
階層ごとに回転体を積層搭載して実施するという建築上
の課題(請求項2)を有する。すなわち建造物に発生す
る振動現象における建築構造上の課題をどう解決するか
という問題点が生ずる。
階層ごとに回転体を積層搭載して実施するという建築上
の課題(請求項2)を有する。すなわち建造物に発生す
る振動現象における建築構造上の課題をどう解決するか
という問題点が生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】先ず建築物の構造に従っ
て、下から基礎(6)の上に柱(8)同柱8及び建築物
構造体としての風車発電積層タワー(10)を支える控
柱(7)によって構成された脚部を構成し、その上に陸
梁(3A)を各階層ごとに取り付ける、次にその陸梁の
外側に屋根及び軒天井(4)によって構成された庇
(5)を各階層ごとに設け、側面の断面の形態を円錐状
に形成し、軒天井(4)を上部誘導板とする。庇の屋根
の斜面を下部誘導板(5)とする。次に陸梁(3A)の
内部を動力伝達装置及び発電機等を設置した発電装置室
(3)とする。その発電装置室(3)の上に風車室
(2)を設け、床(5A)の上に垂直軸風車(1)を設
置し、その上に天井(4A)によって構成する。以上、
外側を陸梁・庇によって構成された発電装置室(3)と
風車室(2)を次々と積層搭載して風車発電積層タワー
(10)として構成した。
て、下から基礎(6)の上に柱(8)同柱8及び建築物
構造体としての風車発電積層タワー(10)を支える控
柱(7)によって構成された脚部を構成し、その上に陸
梁(3A)を各階層ごとに取り付ける、次にその陸梁の
外側に屋根及び軒天井(4)によって構成された庇
(5)を各階層ごとに設け、側面の断面の形態を円錐状
に形成し、軒天井(4)を上部誘導板とする。庇の屋根
の斜面を下部誘導板(5)とする。次に陸梁(3A)の
内部を動力伝達装置及び発電機等を設置した発電装置室
(3)とする。その発電装置室(3)の上に風車室
(2)を設け、床(5A)の上に垂直軸風車(1)を設
置し、その上に天井(4A)によって構成する。以上、
外側を陸梁・庇によって構成された発電装置室(3)と
風車室(2)を次々と積層搭載して風車発電積層タワー
(10)として構成した。
【0007】次に請求項2における構成を説明する。・
・・風車発電積層タワーの各階層ごとに装備する風車の
設置状態において、例えば一層目の風車(1A)を左回
転方向に取り付け、二層目の風車(1B)を右回転方向
に取り付け、各階層ごとに逆回転方向に取り付けた風車
発電積層タワー(10)として構成した。
・・風車発電積層タワーの各階層ごとに装備する風車の
設置状態において、例えば一層目の風車(1A)を左回
転方向に取り付け、二層目の風車(1B)を右回転方向
に取り付け、各階層ごとに逆回転方向に取り付けた風車
発電積層タワー(10)として構成した。
【0008】
【作用】本装置の作用を実施図(1)・(2)の側面の
断面略図によって説明する。図面の右側から気流イは、
吹いているものとする。各上下の誘導板に案内されて流
入した気流は、庇の横断面を円錐状に形成したしたとに
より、外側を広く内側は狭い風収集の構造となり、 軒
天井(上部誘導板)(4)と庇の屋根(下部誘導板)
(5)に作用して風車室(2)に入り風車のブレードに
作用して風車を回転させて、反対側、図の左側に抜ける
作用となる。
断面略図によって説明する。図面の右側から気流イは、
吹いているものとする。各上下の誘導板に案内されて流
入した気流は、庇の横断面を円錐状に形成したしたとに
より、外側を広く内側は狭い風収集の構造となり、 軒
天井(上部誘導板)(4)と庇の屋根(下部誘導板)
(5)に作用して風車室(2)に入り風車のブレードに
作用して風車を回転させて、反対側、図の左側に抜ける
作用となる。
【0009】次に各階層ごとに多数の誘導板を設置した
構造によって乱気流も流入する状態において、上下の誘
導板4と5に作用して風車室(2)のダクトの構造によ
り整流効果の作用となり、且つ建築物の対、風との対応
において、風の抵抗が少なく風車発電タワー(10)の
建造物構造体としてのより安全性の効果として作用する
機能を有する。
構造によって乱気流も流入する状態において、上下の誘
導板4と5に作用して風車室(2)のダクトの構造によ
り整流効果の作用となり、且つ建築物の対、風との対応
において、風の抵抗が少なく風車発電タワー(10)の
建造物構造体としてのより安全性の効果として作用する
機能を有する。
【00010】次に、請求項2の各層ごとに風車を右回
転並びに左回転方向に、取り付けたことにより、本発明
の高層タワーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施
する風力発電装置における課題として、建造物に回転体
を積層搭載するという構造によるために、高層建造物と
しての振動制御の問題が生ずる。本装置においては従来
の同一方向に風車を回転させていた状態における建築物
の揺らぎ及び振動を各階層ごとに風車を逆回転方向に取
り付けたことにより、揺らぎ及び振動を緩和する作用と
なる。
転並びに左回転方向に、取り付けたことにより、本発明
の高層タワーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施
する風力発電装置における課題として、建造物に回転体
を積層搭載するという構造によるために、高層建造物と
しての振動制御の問題が生ずる。本装置においては従来
の同一方向に風車を回転させていた状態における建築物
の揺らぎ及び振動を各階層ごとに風車を逆回転方向に取
り付けたことにより、揺らぎ及び振動を緩和する作用と
なる。
【00011】
【実施例】本装置の実施例を(図4)によって説明す
る。風車発電積層タワーを一定の地域に設置した集合風
車群すなわち本装置の三次元空間を利用したウイドファ
ームの斜視図である。従来のプロペラ型風車のウイドフ
ァームに比べて、1、土地の有効利用 2、上下の誘導
板の横断面形状を円錐状に形成した形状の集合体である
ためにプロペラ形風車による風車相互間の干渉が少ない
という特徴を有する。
る。風車発電積層タワーを一定の地域に設置した集合風
車群すなわち本装置の三次元空間を利用したウイドファ
ームの斜視図である。従来のプロペラ型風車のウイドフ
ァームに比べて、1、土地の有効利用 2、上下の誘導
板の横断面形状を円錐状に形成した形状の集合体である
ためにプロペラ形風車による風車相互間の干渉が少ない
という特徴を有する。
【00012】発電事業において分散型・地域発電にお
いて数KW級から数10KW機級まで単機設置型を(図
示せず)容易に設置できる。
いて数KW級から数10KW機級まで単機設置型を(図
示せず)容易に設置できる。
【00013】
【発明の効果】実施例に示したように建築構造物の庇の
形状の効果を誘導板としたことにより、建築物の風圧対
応における安全性と風収集効率の向上と、風力エネルギ
ー利用における、最大の課題であるエネルギー密度の薄
いという根本的な課題を高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して建築物の庇を誘導板としたことにより
単位面積当りのエネルギー収集効率を向上させた。
形状の効果を誘導板としたことにより、建築物の風圧対
応における安全性と風収集効率の向上と、風力エネルギ
ー利用における、最大の課題であるエネルギー密度の薄
いという根本的な課題を高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して建築物の庇を誘導板としたことにより
単位面積当りのエネルギー収集効率を向上させた。
【00014】次に、各階層ごとに風車の回転方向を逆
回転方向に取り付けた装置としたことにより、建造物に
生ずる振動を緩和し積層階層を増し、装置の超大型のM
W級から小は家庭用の1KW級等、大小様々な型式の装
置の開発が可能となり、地上100メートル以上の気流
を容易に且つ確実に風力発電に利用できる技術を確立し
た。
回転方向に取り付けた装置としたことにより、建造物に
生ずる振動を緩和し積層階層を増し、装置の超大型のM
W級から小は家庭用の1KW級等、大小様々な型式の装
置の開発が可能となり、地上100メートル以上の気流
を容易に且つ確実に風力発電に利用できる技術を確立し
た。
【図1】本発明の風車発電積層タワーの側面から見た断
面略図
面略図
【図2】従来の風車発電積層タワーの側面から見た断面
略図
略図
【図3】従来の単機設置型の誘導板付サボニウス風車の
断面略図
断面略図
【図4】本発明の風車発電積層タワーのウィンドファー
ム(集合風車群)の実施斜視図
ム(集合風車群)の実施斜視図
1 は、風車 8は、
柱 1Aは、左回転風車 9は、
屋根 1Bは、右回転風車 10は、
風車発電積層タワー 1Cは、回転軸 イは、
気流 2 は、風車室 3 は、発電装置室 3Aは、陸梁 4 は、軒天井(上部誘導板) 4Aは、天井 4Bは、上部誘導板 5 は、庇の屋根(下部誘導板) 5Aは、床 5Bは、下部誘導板 6 は、基礎 7 は、控柱
柱 1Aは、左回転風車 9は、
屋根 1Bは、右回転風車 10は、
風車発電積層タワー 1Cは、回転軸 イは、
気流 2 は、風車室 3 は、発電装置室 3Aは、陸梁 4 は、軒天井(上部誘導板) 4Aは、天井 4Bは、上部誘導板 5 は、庇の屋根(下部誘導板) 5Aは、床 5Bは、下部誘導板 6 は、基礎 7 は、控柱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】先ず建築物の構造に従っ
て、下から基礎(6)の上に柱(8)同柱8及び建築物
構造体としての風車発電積層タワー(10)を支える控
柱(7)によって構成された脚部を構成し、その上に陸
梁(3A)を各階層ごとに取り付ける、次にその陸梁の
外側に屋根及び軒天井(4)によって構成された庇
(5)を各階層ごとに設け、側面の断面の形態を鋭角状
に形成し、軒天井(4)を上部誘導板とする。庇の屋根
の斜面を下部誘導板(5)とする。次に陸梁(3A)の
内部を動力伝達装置及び発電機等を設置した発電装置室
(3)とする。その発電装置室(3)の上に風車室
(2)を設け、床(5A)の上に垂直軸風車(1)を設
置し、その上に天井(4A)によって構成する。以上、
外側を陸梁・庇によって構成された発電装置室(3)と
風車室(2)を次々と積層搭載して風車発電積層タワー
(10)として構成した。
て、下から基礎(6)の上に柱(8)同柱8及び建築物
構造体としての風車発電積層タワー(10)を支える控
柱(7)によって構成された脚部を構成し、その上に陸
梁(3A)を各階層ごとに取り付ける、次にその陸梁の
外側に屋根及び軒天井(4)によって構成された庇
(5)を各階層ごとに設け、側面の断面の形態を鋭角状
に形成し、軒天井(4)を上部誘導板とする。庇の屋根
の斜面を下部誘導板(5)とする。次に陸梁(3A)の
内部を動力伝達装置及び発電機等を設置した発電装置室
(3)とする。その発電装置室(3)の上に風車室
(2)を設け、床(5A)の上に垂直軸風車(1)を設
置し、その上に天井(4A)によって構成する。以上、
外側を陸梁・庇によって構成された発電装置室(3)と
風車室(2)を次々と積層搭載して風車発電積層タワー
(10)として構成した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】本装置の作用を実施図(1)・(2)の側面の
断面略図によって説明する。図面の右側から気流イは、
吹いているものとする。各上下の誘導板に案内されて流
入した気流は、庇の横断面を鋭角状に形成したことによ
り、外側を広く内側は狭い風収集の構造となり、軒天井
(上部誘導板)(4)と庇の屋根(下部誘導板)(5)
に作用して風車室(2)に入り風車のブレードに作用し
て風車を回転させて、反対側、図の左側に抜ける作用と
なる。
断面略図によって説明する。図面の右側から気流イは、
吹いているものとする。各上下の誘導板に案内されて流
入した気流は、庇の横断面を鋭角状に形成したことによ
り、外側を広く内側は狭い風収集の構造となり、軒天井
(上部誘導板)(4)と庇の屋根(下部誘導板)(5)
に作用して風車室(2)に入り風車のブレードに作用し
て風車を回転させて、反対側、図の左側に抜ける作用と
なる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に、請求項2の各層ごとに風車を右回転
並びに左回転方向に、取り付けたことにより、本発明の
高層タワーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施す
る風力発電装置における課題として、建造物に回転体を
積層搭載するという構造によるために、高層建造物とし
ての振動制御の問題が生ずる。本装置においては従来の
同一方向に風車を回転させていた状態における建築物の
揺らぎ及び振動を各階層ごとに風車を逆回転方向に取り
付けたことにより、揺らぎ及び振動を緩和する作用とな
る。
並びに左回転方向に、取り付けたことにより、本発明の
高層タワーに多数の風車発電装置を積層搭載して実施す
る風力発電装置における課題として、建造物に回転体を
積層搭載するという構造によるために、高層建造物とし
ての振動制御の問題が生ずる。本装置においては従来の
同一方向に風車を回転させていた状態における建築物の
揺らぎ及び振動を各階層ごとに風車を逆回転方向に取り
付けたことにより、揺らぎ及び振動を緩和する作用とな
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】本装置の実施例を(図4)によって説明す
る。風車発電積層タワーを一定の地域に設置した集合風
車群すなわち本装置の三次元空間を利用したウィンドフ
ァームの斜視図である。従来のプロペラ型風車のウィン
ドファームに比べて、1、土地の有効利用 2、上下の
誘導板の横断面形状を鋭角状に形成した形状の集合体で
あるためにプロペラ形風車による風車相互間の干渉が少
ないという特徴を有する。
る。風車発電積層タワーを一定の地域に設置した集合風
車群すなわち本装置の三次元空間を利用したウィンドフ
ァームの斜視図である。従来のプロペラ型風車のウィン
ドファームに比べて、1、土地の有効利用 2、上下の
誘導板の横断面形状を鋭角状に形成した形状の集合体で
あるためにプロペラ形風車による風車相互間の干渉が少
ないという特徴を有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【実施例】発電事業において分散型・地域発電において
数KW級から数10KW機級まで単機設置型を(図示せ
ず)容易に設置できる。
数KW級から数10KW機級まで単機設置型を(図示せ
ず)容易に設置できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の効果】実施例に示したように建築構造物の庇の
形状の効果を誘導板としたことにより、建築物の風圧対
応における安全性と風習集効率の向上と、風力エネルギ
ー利用における、最大の課題であるエネルギー密度の薄
いという根本的な課題を高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して建築物の庇を誘導板としたことにより
単位面積当りのエネルギー収集効率を向上させた。
形状の効果を誘導板としたことにより、建築物の風圧対
応における安全性と風習集効率の向上と、風力エネルギ
ー利用における、最大の課題であるエネルギー密度の薄
いという根本的な課題を高層タワーに多数の風車発電装
置を積層搭載して建築物の庇を誘導板としたことにより
単位面積当りのエネルギー収集効率を向上させた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に、各階層ごとに風車の回転方向を逆回
転方向に取り付けた装置としたことにより、建造物に生
ずる振動を緩和し積層階層を増し、装置の超大型のMW
級から小は家庭用の1KW級等、大小様々な型式の装置
の開発が可能となり、地上100メートル以上の気流を
容易に且つ確実に風力発電に利用できる技術を確立し
た。
転方向に取り付けた装置としたことにより、建造物に生
ずる振動を緩和し積層階層を増し、装置の超大型のMW
級から小は家庭用の1KW級等、大小様々な型式の装置
の開発が可能となり、地上100メートル以上の気流を
容易に且つ確実に風力発電に利用できる技術を確立し
た。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風車発電積層タワーの側面から見た断
面略図
面略図
【図2】従来の風車発電積層タワーの側面から見た断面
略図
略図
【図3】従来の単機設置型の誘導板付サボニウス風車の
断面略図
断面略図
【図4】本発明の風車発電積層タワーのウィンドファー
ム(集合風車群)の実施斜視図
ム(集合風車群)の実施斜視図
【符号の説明】 1 は、風車 1Aは、左回転風車 1Bは、右回転風車 1Cは、回転軸 2 は、風車室 3 は、発電装置室 3Aは、陸梁 4 は、軒天井(上部誘導板) 4Aは、天井 4Bは、上部誘導板 5 は、庇の屋根(下部誘導板) 5Aは、床 5Bは、下部誘導板 6 は、基礎 7 は、控柱 8 は、柱 9 は、屋根 10 は、風車発電積層タワー イ は、気流
Claims (2)
- 【請求項1】高層タワーに多数の風車発電装置を積層搭
載して実施する風力発電装置の風収集装置において、家
という概念に基ずく建築物の主要構成部分である各階層
ごとの軒天井部分を上部誘導板(4)として構成し、各
階層ごとの床と庇の屋根の斜面部分を下部誘導板(5)
として構成した風収集装置としたことを特徴とする。建
造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装
置 - 【請求項2】積層タワーの各階層ごとの風車の回転方向
による設置状態を、例えば一層目の風車の回転方向を左
回転風車(1A)とすれば、二層目の風車を右回転風車
(1B)にと言うように、各階層ごとに左右逆回転方向
に取り付けて設置した積層方式による風力発電装置とし
たことを特徴とする。請求項1の建造物の庇を風収集誘
導板とした積層タワーの風力発電装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7437595A JPH08232831A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7437595A JPH08232831A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232831A true JPH08232831A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13545367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7437595A Pending JPH08232831A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08232831A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002084115A1 (fr) * | 2001-04-12 | 2002-10-24 | Chienwen Huang | Procede de generation d'energie eolienne et equipement a cet effet |
US6790007B2 (en) | 2001-09-06 | 2004-09-14 | Mitch Gingras | Wind turbine structure |
JP2010180876A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-08-19 | Masaharu Kato | 潮流発電装置を兼ねた風力発電装置 |
CN101943123A (zh) * | 2010-01-18 | 2011-01-12 | 马瑞志 | 一种建筑物风洞型风力发电机 |
JP4753399B1 (ja) * | 2010-06-09 | 2011-08-24 | 吉二 玉津 | 風切羽翼で回転抵抗を減じた水風車 |
CN104074682A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-10-01 | 马绪勇 | 盘龙式旋流除尘发电塔 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7437595A patent/JPH08232831A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002084115A1 (fr) * | 2001-04-12 | 2002-10-24 | Chienwen Huang | Procede de generation d'energie eolienne et equipement a cet effet |
US6790007B2 (en) | 2001-09-06 | 2004-09-14 | Mitch Gingras | Wind turbine structure |
JP2010180876A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-08-19 | Masaharu Kato | 潮流発電装置を兼ねた風力発電装置 |
JP4702652B2 (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-15 | 正治 加藤 | 潮流発電装置を兼ねた風力発電装置 |
WO2011074278A1 (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Kato Shoji | 潮流発電装置を兼ねた風力発電装置 |
CN101943123A (zh) * | 2010-01-18 | 2011-01-12 | 马瑞志 | 一种建筑物风洞型风力发电机 |
JP4753399B1 (ja) * | 2010-06-09 | 2011-08-24 | 吉二 玉津 | 風切羽翼で回転抵抗を減じた水風車 |
JP2012017729A (ja) * | 2010-06-09 | 2012-01-26 | Yoshiji Tamatsu | 風切羽翼で回転抵抗を減じた水風車 |
US8899925B2 (en) | 2010-06-09 | 2014-12-02 | Yoshiji Tamatsu | Wind/water turbine with rotational resistance reduced by wind vane blade |
CN104074682A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-10-01 | 马绪勇 | 盘龙式旋流除尘发电塔 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1432910B1 (en) | Wind turbine system | |
US9453494B2 (en) | Building integrated wind energy power enhancer system | |
US8330290B2 (en) | Converting wind energy to electrical energy | |
US8961103B1 (en) | Vertical axis wind turbine with axial flow rotor | |
US7008171B1 (en) | Modified Savonius rotor | |
US6191496B1 (en) | Wind turbine system | |
AU749851B2 (en) | Wind turbine | |
US9915242B2 (en) | Roof ridge wind turbine | |
US20160153429A1 (en) | Buildings with wind-energy-conversion systems | |
US20090218823A1 (en) | Wind turbine structure having a plurality of propeller-type rotors | |
EP2609325B1 (en) | Vertical axis turbine | |
AU2001294710A1 (en) | Wind turbine system | |
US10280900B1 (en) | Omnidirectional building integrated wind energy power enhancer system | |
CN101408151A (zh) | 风能转换系统 | |
US20190024633A1 (en) | Windmill generator associated with a construction | |
CN112534130A (zh) | 涡流加速风能塔 | |
JPH08232831A (ja) | 建造物の庇を風収集誘導板とした積層タワーの風力発電装置 | |
AU2007283443B2 (en) | Omni-directional wind power station | |
WO2017144837A1 (en) | Wind turbine system, method and application | |
US20200256317A1 (en) | Wind power installation | |
JPH10103216A (ja) | 誘導板付き三次元積層風収集方式による風力発電装置 | |
JP3239619U (ja) | 風力発電装置 | |
CN209724575U (zh) | 一种360度箱型扇叶发电风机 | |
JP2024509551A (ja) | 風力発電設備 | |
FI20225381A1 (en) | Wind turbine unit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040924 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050511 |