JP3225225U - レベル測量用マグネット付ロッド状スケール - Google Patents

Abstract

【課題】建設分野等でレベル測量時に使用するバカ棒に簡単に取り付けが出来るロット状スケールを提供する。
【解決手段】レベル測量等に使用するバカ棒５に簡単に取り付けられるように表面にメモリを印字し裏面にマグネットを接着したロッド状スケール、又はマグネット板の表面にメモリを印字したロッド状スケール。
【選択図】図１

Description

本考案は建設分野等でレベル測量時に使用するバカ棒に簡単に取り付が出来るロッド状スケールの形状に関する。

従来のレベル測量時には目盛のついていない金属や木製のバカ棒使用しバカ棒に直接測量高さを記載し計算や計測にて高さを判断している。

従来の測量時に使用する目盛のついた棒（スタッフ、箱尺、標尺）の目盛は棒に直接印刷するか棒に固定されている

従来の測量時に使用する目盛のついた棒（スタッフ、箱尺、標尺）は目盛が両端又は中央から直接印刷するか棒に固定されている。

実用新案第３０１６００７号公報 実開昭６０−１６９５１１号公報 実用新案第３１５４０８７号公報 実開昭６１−１６７５１５号公報 実開昭６１−１４３１０号公報 特開昭５７−２３８０１号公報

レベル測量時に目盛のついていない金属や木製のバカ棒使用しバカ棒に直接測量高さを記載し計算や計測にて高さを判断する場合はむだな時間と計測ミスを発生させる恐れが有る。また目盛のついた棒（スタッフ、箱尺、標尺）を使用した場合も測量後の計算が必要でプラスマイナスの計算でミスをする可能性がある。

本考案は、目盛の付いていない図1の５の金属や木製のバカ棒にレベル測量に適した目盛を印字した図１の１本体を図１の正面図、図２の側面図、背面図のように取付けて個々の測量現場に最も適したスケール付きバカ棒を簡単に製作する手段である。

図１の１の本体を取り付ける方法は、まず測量する基準高さを図２の側面図のようにバカ棒に７基準点高さを記載する。図１及び図２の１の本体の４方に印字されている２の基準目盛0を先に記載した7の基準高さに合うように取付ける。

上記の取付方法は図３の断面図のように５のバカ棒が金属の場合は１の本体裏に接着された６の裏面磁石で取付ける。図４のように木材等で６の裏面磁石が利用できない場合は固定ゴムや養生テープにより固定する。

１の本体の正面には中央部の２の基準目盛より上下方向にメモリが判別しやすいようミリ単位のメモリとセンチ単位の少し長いメモリと10ｃｍ単位に長いメモリと、10ｃｍ単位に上方向に３のプラス目盛と下方向に４のマイナス目盛の数値が違うフォントか違う色で印字し２の基準目盛０から上下方向が数値にて認識できるようにした。

図５は地表面の高さを測量している状況で９の計測者が直接高低の数値を掌握できるため、10の補助者は測点にバカ棒を設置させるだけで十分である。

図６は地面に埋設された12の排水枡や管底（配管の底）を計測している状況で、計測者（検査官）が直接数値を掌握できるため、特に工事の完了検査時には有効である。

本考案である本体をバカ棒に取付けた正面図 本考案である本体をバカ棒に取付けた側面図と背面図 バカ棒が金属の場合の図１、図２のA−A断面図 バカ棒が木材の場合の図１、図２のA−A断面図 地表面の高さを測量している状況 排水枡や管低を計測している状況

１.本体 ２.基準目盛 ３.プラス目盛（数値） ４.マイナス目盛（数値）
５.バカ棒 ６.裏面磁石（マグネット） ７.レベル目線（基準点高）
８.レベル（測量機器） ９.計測者 １０.補助者
１１.測量面 １２.排水枡等 １３.固定ゴム輪又は養生テープ等

Claims (2)

1. レベル測量等に使用するバカ棒に簡単に取り付けられるように表面にメモリを印字し裏面にマグネットを接着したロット状スケール、又はマグネット板の表面にメモリを印字したロット状スケール。
2. ロッド状スケールのメモリは長手方向の中央部に4方向に0のメモリを印字し。正面には中央部より上下方向にメモリが判別しやすいようミリ単位のメモリとセンチ単位の少し長いメモリ10ｃｍ単位に長いメモリと上下方向に違うフォントか違う色で印字する。

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