JP3224948U - 各種魚礁の密漁防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置が簡単で汎用性があり、設置者による扉の開閉が比較的簡単に行える魚礁の密漁防止覆い体を提供する。【解決手段】目的の魚礁全体又は育成する水棲生物が生息する魚礁の部分を覆う大きさで、その一部に上開きの扉3を有する出入り口4が設けられた、金属製の格子状の部材から成る覆い体2であって、覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさであり、扉が、人力では開けることができない重さである。【選択図】図1

Description

本考案は、各種魚礁における密漁を防止するための防止装置に関する。
近年、天然資源の枯渇が問題となり、有用水産生物についても繁殖や生育しやすい環境を人工的に作り上げて保護をすることが行われている。そして、増殖目的の水棲生物に適した人工魚礁も数多く開発され、その一部は実用化されている。
しかし、係る人工魚礁は目的の水棲生物の生息域の関係から比較的陸地に近い沿岸部に設置されることが多く、イセエビなどの甲殻類やアワビやウニなど動きが鈍い生物は素潜りでも簡単に捕獲でき、密漁されてしまうという問題があった。
このような密漁被害を防ぐため、重たい蓋を使用して密漁を防止し、蓋の開閉に空気の浮力を利用した増殖礁が提案されている(特許文献1)。しかし、蓋体は、内部に立設した柱体に遊通された構造であり、増殖礁と一体的な装置であり汎用的に使えるものではなかった。
また、アワビなどの増殖用で、蓋体に錠をかけて密漁を防止するもの(特許文献2)も提案されているが、鍵の内部に小型の貝類や藻などが繁殖しないよう特殊な加工が必要であった。
さらに、古漁船を反転させ内部に空気を入れ、全体を魚網で覆うことによって密漁を防止すること(特許文献3)も提案されているが、裾の隙間からダイバーが入り込まないように確実にふさがれるので、設置者も簡単に作業できないという問題があった。
実開平02−023463号公報 実登3162652号公報 特開平07−298805号公報
本考案の目的は、設置が簡単で汎用性があり、扉の開閉が比較的簡単に行える密漁防止装置を提供することである。
本考案者らは、目的の魚礁を覆う大きさの、金属製の格子状の覆い体であれば、設置はクレーンなどで簡単に行え、覆い体の内部に収納できれば、あらゆる既存の魚礁に適用できる。また、魚礁がまだ地上に仮置きされている場合は、前記覆い体を直接適宜の方法で固定すれば、覆い体付きの魚礁を海中の適宜な場所に設置することができる。さらに、覆い体の一部の出入り口の扉も金属製として重くすれば、密漁者が簡単に扉を開くことができず、扉を上開きにすれば、クレーンで持ち上げたり、水中内で膨張させることが可能な浮袋などの補助手段を使うことにより、設置者は、比較的簡単に扉を開閉することが可能であると思い至り、本考案に至ったものである。
したがって、本考案の実施態様は以下のとおりである。
(1)目的の魚礁全体又は育成する水棲生物が棲属する魚礁の部分を覆う大きさで、その一部に上開きの扉を有する出入り口が設けられた、金属製の格子状の部材から成る覆い体であって、前記覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさであり、前記扉が人力では開けることができない重さである魚礁の密漁防止装置。
(2)前記覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさが,5cm以下である(1)の魚礁の密漁防止装置。
(3)前記扉が、人力では開くことができない重さが、500kg以上である(1)の魚礁の密漁防止装置。
本考案における覆い体は、目的とする魚礁がすっぽり覆われるような形状でもよく、その場合、半球状、柱状、矩形状であって、底面が解放された形状である。底面が解放されているので、既存のその特定の場所だけを魚礁の上方からクレーンなどで吊り下げるだけで設置できる。
また、魚礁における目的生物が生息する場所が特定されている場合、特定の場所のみ覆い体で覆ってもよい。魚礁がまだ地上に仮置きされている場合は、溶接などの固定手段が使えるので簡単に覆い体を魚礁の特定場所に取り付けることが可能である。
本考案における覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさである必要があり、5cm以下にすればよい。なお、覆い体が十分大きく、腕が入り込んでも魚礁に届かなければ、腕が入り込む大きさであっても構わない。また、近くに魚礁で増殖する水棲生物の天敵が生息する場合、その天敵が入り込めない大きさにすることが好ましい。
出入り口の扉は、通常の人間では開くことができない重さであり、動かすのに水中で500kg以上の力が必要な重量である必要がある。この重さが確保できれば、本体と同じ格子状であっても板状であってもかまわない。また、扉を上開きとすることにより魚礁の設置者は、クレーンを利用したり、浮袋などの補助器具を利用することにより比較的簡単に開閉が可能となる。
本考案の魚礁の密漁防止装置によれば、設置が簡単で汎用性があり、設置者による扉の開閉が比較的簡単に行える。
既存の魚礁に覆い体を設置する例を示す コンクリート製の魚礁の製作時に、鉄製の覆い体を取り付ける例を示す
以下、本考案の実施例を説明するが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
既存の魚礁に、本考案の密漁防止装置を設置する場合の例を図1に示す。まず、図1(1)に示されるように、地上で既存の魚礁をすっぽり覆うことができる大きさの覆い体2を、通水性のある格子部材で製作する。この覆い体の側面あるいは頂部に上向きに開く扉3を有する開口4を設ける。
開口4の大きさは、魚礁の設置者が作業を行えるだけの大きさとする。また、この開口の扉3は鉄製とし、水中で、人間の力では簡単に開くことができない500kg以上の重さとした。さらに格子部の隙間の寸法は、水棲生物の幼生や餌は通過するが、成長した水棲生物やその天敵又は人間の拳が入り込めない大きさである5cm以下とした。
完成した密漁防止装置は、図1(2)に示されるように、覆い体2の上面に設けられたフック5を利用し、クレーンで吊り上げ、クレーン船1などで既存の魚礁10の設置場所まで移送し、クレーンで吊り下げ、既存の魚礁10が覆われるように設置する。
魚礁の製作時に、本考案の密漁防止装置を設置する場合の例を図2に示す。図1(1)の魚礁10は、コンクリート製の台形の形状をしており、側面に生息あるいは滞在を目的とする水棲生物が潜り込む孔16が形成されている。
このような魚礁に本考案の密漁防止装置を設置する場合、実施例1のように魚礁をすっぽり覆うことができる大きさの覆い体をあらかじめ魚礁と一体的に固定してもよいが、ここでは、水棲生物が生息する部分のみ、すなわち、前記水棲生物が潜り込む孔16の周辺を、本考案の密漁防止装置で覆う例を図2に示す。
まず、魚礁に本考案の密漁防止装置の覆体を固定するための枠体11を金属製のアングル材で作成し、図2(1)、(2)に示されるように、前記魚礁を上下から挟むように頂部と底部に嵌める。次いで、前記水棲生物が潜り込む孔が形成された部分を覆う覆い体12を作成し、図2(2)の15の部分でこれを前記枠体に溶接などの手段により固定すればよい。完成した魚礁を図2(3)に示す。この場合には各覆い体12に扉13を有する開口14が設けられている。
このように、予め魚礁の一部に本考案の密漁防止装置を取り付けた場合、魚礁と本考案の密漁防止装置が一体化した魚礁を、クレーンなどを利用して、水中の適宜位置に裁置することができる。

Claims (3)

  1. 目的の魚礁全体又は育成する水棲生物が生息する魚礁の部分を覆う大きさで、その一部に上開きの扉を有する出入り口が設けられた、金属製の格子状の部材から成る覆い体であって、前記覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさであり、前記扉が、人力では開けることができない重さである魚礁の密漁防止装置。
  2. 前記覆い体の格子の隙間は、人間の拳が入り込めない大きさが、5cmである請求項1記載の魚礁の密漁防止装置。
  3. 前記扉が、人力では開くことができない重さが、水中で500kgの重さである請求項1記載の魚礁の密漁防止装置。
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