JP3224635U - ヘルメット用フェイスシールドおよびヘルメット - Google Patents

ヘルメット用フェイスシールドおよびヘルメット Download PDF

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Abstract

【課題】作業中は顔面を両耳まで広く覆い、それ以外では顔面の上方にコンパクトに退避できるヘルメット用フェイスシールドを提供する。【解決手段】ヘルメット用フェイスシールドであって、装着者の顔面を両耳まで覆う大きさの保護面20と、保護面をヘルメット30に対して保持する保持部10とを備え、保持部は、固定部材11と、取付部材13と、固定部材の端部および取付部材に対して、回動可能に連結される連結部材12とを有している。【選択図】図1

Description

本考案は、ヘルメット用フェイスシールドおよびヘルメットに関する。
工場での作業時等に装着する顔面用の保護具として、ヘルメットに顔面を保護するためのフェイスシールドを取り付けたものを用いる場合がある。また、このようなフェイスシールドは、作業中のみ顔面を覆い、それ以外の場合は顔面の上方等に退避させることができることが、利便性の観点から好ましい。
このような保護具として、例えば特許文献1には、ヘルメット下端縁に着脱自在に装着できる取付金具に連結片の一端を枢着し、該連結片の他端に防災面を支持するふち金具を枢着した、防災面取付装置が開示されている。
実開昭57−116723号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている、防災面取付装置によりヘルメット下端縁に取り付けられる防災面は、顔面の前方のみ覆うものであり顔面の側方は覆われていない。装着者は、作業中に飛散物等が顔面に向かってきた場合には、とっさに横を向いて避ける動作を取ることがある。この場合、特許文献1に開示されている防災面では、顔面を十分に保護することができないという問題点がある。
上述の問題点を解決するために、本考案の一態様は、作業中は顔面を両耳まで広く覆い、それ以外では顔面の上方にコンパクトに退避できる保護面を備えたヘルメット用フェイスシールドを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案の一態様に係るヘルメット用フェイスシールドは、装着者の顔面を両耳まで覆う大きさの保護面と、ヘルメットに着脱可能に取り付けられ、前記保護面を前記ヘルメットに対して保持する保持部と、を備えており、前記保持部は、前記保護面の上側の縁に固定されている固定部材と、前記ヘルメットに取り付けられる2つの取付部材と、前記固定部材の2つの端部の一方、および2つの前記取付部材の一方のそれぞれに対して、回動可能に連結される第1の連結部材と、前記固定部材の2つの端部の他方、および2つの前記取付部材の他方のそれぞれに対して、回動可能に連結される第2の連結部材と、を有している。
前記の構成によれば、ヘルメット用フェイスシールドは装着者の顔面を両耳まで覆う大きさの保護面を備えている。そのため、ヘルメット用フェイスシールドが取り付けられたヘルメットの装着者は、顔面の正面だけでなく、側面も保護面によって保護できる。例えば装着者の顔面に飛散物が向かってきた場合、装着者はとっさに横を向いて避ける動作をしてしまうことがある。このような場合でも、前記の構成を備える保護面であれば、装着者の顔面に飛散物が付着することを効果的に防止できる。また、広範囲に飛散物が飛び散って装着者の顔面に向かってきても、保護面は装着者の顔面を、側面を含めて効果的に保護できる。
また、ヘルメット用フェイスシールドは、保持部に第1・第2の連結部材を備えている。これにより装着者は、保護面を顔面の正面から退避させる場合に、保護面がヘルメットの上方の空間を大きく占有することなく、ヘルメットの外表面を覆うようにコンパクトに退避できる。したがって、装着者の移動時に、保護面と工場内設備等とが接触しにくく、保護面および工場内設備の損傷等を低減できる。
本考案の一態様に係るヘルメット用フェイスシールドは、前記固定部材、前記第1の連結部材および前記第2の連結部材は、プラスチックにより形成されていてもよい。前記の構成によれば、固定部材および第1・第2の連結部材が比較的軽量なプラスチックにより形成されているため、ヘルメット用フェイスシールドを軽量化することが容易となる。そのため、ヘルメット用フェイスシールドが取り付けられたヘルメットの重量による装着者への負担を軽減できる。
本考案の一態様に係るヘルメット用フェイスシールドは、前記保護面は、保護メガネが前記顔面に装着され、かつ、前記保護面が前記ヘルメットに取り付けられて前記顔面を覆っている状態で、前記保護メガネとの間に空間を形成するものであってもよい。
前記の構成によれば、保護メガネと、保護面を備えるヘルメットとの両方の装着が必要となるような作業現場で作業する場合に、ヘルメット用フェイスシールドが取り付けられたヘルメットを好ましく使用できる。
上記の課題を解決するために、本考案の一態様に係るヘルメットは、上記何れかのヘルメット用フェイスシールドが取り付けられている。
本考案の一態様によれば、作業中は顔面を両耳まで広く覆い、それ以外では顔面の上方にコンパクトに退避できる保護面を備えたヘルメット用フェイスシールドを実現できる。
一実施形態に係るフェイスシールドが取り付けられたヘルメットを示す側面図および正面図である。 フェイスシールドを退避位置に移動させる途中の状態を示す側面図である。 フェイスシールドを退避位置に移動させた状態を示す側面図である。 一実施形態に係るフェイスシールドが取り付けられたヘルメットを、作業者が装着した状態を示す側面図である。 一実施形態の変形例に係るフェイスシールドが取り付けられたヘルメットを、作業者が装着した状態を示す側面図である。
〔フェイスシールドの構造〕
本考案の一実施形態について、図1から図4を用いて以下に説明する。図1に示すように、本実施形態に係るフェイスシールド(ヘルメット用フェイスシールド)1は、保持部10と、保護面20と、を備えている。フェイスシールド1は、ヘルメット30に取り付けて使用される。本明細書では主に、フェイスシールド1をヘルメット30に取り付けた状態を例として、フェイスシールド1について説明する。なお図1では、フェイスシールド1およびヘルメット30の側面図を符号101により、正面図を符号102によりそれぞれ示している。
また、本明細書においてフェイスシールド1およびヘルメット30の上方とは、図1では紙面に向かって上側の方向であり、ヘルメット30を装着した装着者の頭頂部側の方向を示す。また、フェイスシールド1およびヘルメット30の下方とは、前記上方とは反対側の方向を示す。ただし、フェイスシールド1の方向はこれに限られない。
(保持部)
保持部10は、保護面20をヘルメット30に対して保持する部材である。保持部10は、固定部材11と、連結部材(第1の連結部材および第2の連結部材)12と、取付部材13と、を備えている。固定部材11は、保護面20の上側の縁に固定されている部材である。固定部材11は、フェイスシールド1がヘルメット30に取り付けられた状態で、ヘルメット30の外表面の形状に干渉しないように、当該外表面の形状に沿って湾曲した形状である。固定部材11の形状はこれに限られず、フェイスシールド1が取り付けられるヘルメット30の形状に合わせて、適宜調整されてよい。
取付部材13は、ヘルメット30の周縁部に取り付けられる部材である。フェイスシールド1は、取付部材13によりヘルメット30の周縁部に取り付けられる。保持部10はその両端に2つの取付部材13を備えており、各取付部材13は、ヘルメット30の周縁部の、略対称となる位置にそれぞれ固定されている。なお、取付部材13がヘルメット30の周縁部に取り付けられる位置は、当該周縁部の略対称となる位置に限られず、当該周縁部のいかなる位置であってもよい。
取付部材13によるヘルメット30の周縁部への固定は、着脱可能な態様による固定である。このような固定の態様として、例えば、取付部材13がヘルメット30の周縁部を挟み込んで挟持する態様であってもよく、取付部材13がヘルメット30の周縁部にネジ等により螺合される態様であってもよいが、これに限定されない。保持部10が取付部材13を介して、前記の態様によりヘルメット30に固定されるため、フェイスシールド1は、ヘルメット30に着脱可能に取り付けられることができる。
固定部材11の2つの端部はそれぞれ、2つの連結部材12の一端部と接続されている。また、2つの連結部材12の他端部はそれぞれ、2つの取付部材13と接続されている。より具体的には、固定部材11の2つの端部の一方、および2つの取付部材13の一方は、連結部材(第1の連結部材)12により連結されている。また、固定部材11の2つの端部の他方、および2つの取付部材13の他方は、連結部材(第2の連結部材)12により連結されている。なお、以降の説明においては、2つの固定部材11、連結部材12および取付部材13のうちの、図1の側面図101に図示されている一方についてのみ詳細に説明するが、他方についても同様の構成である。
固定部材11と連結部材12とは、第1連結部分11aを介して連結されている。また、連結部材12と取付部材13とは、第2連結部分12aを介して連結されている。第1連結部分11aは、固定部材11および連結部材12の一方が他方に対して第1連結部分11aを回転軸とする回動が可能な態様により、固定部材11と連結部材12とを連結している。また第2連結部分12aは、連結部材12および取付部材13の一方が他方に対して第2連結部分12aを回転軸とする回動が可能な態様により、連結部材12と取付部材13とを連結している。言い換えれば、連結部材12と固定部材11とは、回動可能に連結されている。また連結部材12と取付部材13とも同様に、回動可能に連結されている。
第1連結部分11aを軸とした上述の回動可能な態様とは、例えば連結部材12の一端部および固定部材11の端部の何れか一方に形成される凹部と、他方に形成される凸部とが嵌まり合う態様であるが、これに限定されない。また第1連結部分11aは、装着者P等が固定部材11または連結部材12に対して所定の力を加えた場合に、固定部材11または連結部材12が回動するように構成されていることが好ましい。すなわち、当該所定の力が加わっていない状態では、固定部材11または連結部材12は回動せず、固定部材11と連結部材12との間の位置関係が固定されることが好ましい。
第2連結部分12aを軸とした上述の回動可能な態様は、第1連結部分11aの回動可能な態様と同様であってよい。
固定部材11および連結部材12は、プラスチックにより形成されていることが好ましい。このようなプラスチックの材料としては、例えばポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)、ポリ塩化ビニル、PET(Polyethylene Terephthalate)、アクリルおよびメタクリル等が挙げられるが、これに限定されない。このように、固定部材11および連結部材12がプラスチックにより形成されていれば、フェイスシールド1を軽量化することが容易となる。そのため、フェイスシールド1が取り付けられたヘルメット30の重量による装着者への負担を軽減できる。
なお、堅固性および耐損傷性等の観点から、固定部材11および連結部材12は、金属材料により形成されていてもよい。また取付部材13は、ヘルメット30に強固に固定されることを要するため、金属材料により形成されていることが好ましい。
(保護面)
図2に示すように、保護面20は、フェイスシールド1が取り付けられたヘルメット30を装着する装着者Pの顔面を覆う部材である。保護面20は、透光性を有する材料により形成されている。このような材料として、例えばポリカーボネートおよびアクリルが挙げられるが、これに限定されない。保護面20は、略無着色の透明であってもよく、着色されていてもよい。保護面20が略無着色であれば、装着者Pの視界が明瞭となる。一方、保護面20が着色されていれば、保護面20を通過する光の強度が減少するため、強い光が発生する作業等に適している。
保護面20は、装着者Pの顔面を両耳まで覆う大きさである。フェイスシールド1がこのような大きさの保護面20を備えていれば、装着者Pの顔面の正面だけでなく、側面も保護面20によって保護できる。例えば装着者Pの顔面に飛散物が向かってきた場合、装着者Pはとっさに横を向いて避ける動作をしてしまうことがある。このような場合でも、前記の構成を備える保護面20であれば、装着者Pの顔面に飛散物が付着することを効果的に防止できる。また、広範囲に飛散物が飛び散って装着者Pの顔面に向かってきても、保護面20は装着者Pの顔面を、側面を含めて効果的に保護できる。
保護面20について、本実施形態では一体的に形成されている例を示しているが、これに限られない。例えば保護面20は、装着者Pの顔面の正面は覆うが両耳までは覆わない正面側の部分と、装着者Pの左右それぞれの耳を覆う2つの側面側の部分とを備え、これらがネジ等により連結されている構成であってもよい。このような構成によれば、従来一般的な保護面に前記の側面側の部分を追加で取り付けることにより、装着者Pの顔面を両耳まで覆う保護面20を容易に形成できる。
保護面20はまた、装着者Pの顔面を覆っている状態で外側に凸となる曲面状に形成されている。当該形状により保護面20は、保護メガネ40が装着者Pの顔面に装着され、かつ、保護面20が顔面を覆っている状態で、保護メガネ40との間に空間を形成する。
保護面20がこのような形状であるため、保護面20が装着者Pの顔面を覆っている状態で、保護面20は、装着者Pの顔面に装着される保護メガネ40と干渉しない。したがって装着者Pは、保護メガネ40を装着し、さらにフェイスシールド1が取り付けられたヘルメット30を容易に装着できる。なお、装着者Pが保護面20の内側に装着するのは、保護メガネ40に限られず、例えば通常の視力矯正用のメガネまたはサングラス等であってもよく、ガスマスク等であってもよい。
このような構成であれば、保護メガネ等と、保護面を備えるヘルメットの両方の装着が必要となるような作業現場で作業する場合に、フェイスシールド1が取り付けられたヘルメット30を好ましく使用できる。
ヘルメット30は、工場等の作業現場で装着者Pの頭部を保護するための作業用ヘルメットである。ヘルメット30は、装着者Pの頭部を確実に保護するため、頑丈な材料により形成されていることが好ましい。また当該材料は、装着者Pの負担を軽減するために、軽量な材料であることが好ましい。
〔フェイスシールドの機能〕
図2には、保護面20の位置が、保護面20が装着者Pの顔面を覆う位置(以降、「装着位置」という)となる状態を示している。一方で図3には、保護面20の位置を、ヘルメット30の上部に退避させた位置(以降、「退避位置」という)に退避させる途中の状態を示している。また図4には、保護面20の位置を退避位置まで退避させた状態を示している。
図2から図4に示すように、フェイスシールド1は、保護面20の位置について、装着位置と退避位置との間を移動させることを可能とする機能を有している。したがってフェイスシールド1は、装着者Pが作業中には、装着者Pの顔面を的確に保護できる。そして装着者Pが作業中以外では、装着者Pは保護面20の位置を顔面の正面以外の位置に退避できる。したがって装着者Pは、フェイスシールド1が取り付けられたヘルメット30を脱がなくても、水分補給を行ったり、顔面の汗を拭いたりすることができる。
(保護面の退避)
以下に、図2から図4を用いて、保護面20を装着位置から退避位置に退避させる方法について説明する。ここでは、保護面20が装着位置に位置している状態から退避位置に位置している状態まで、保護面20の位置を移動させる方法を説明している。一方、保護面20の位置を退避位置から装着位置に移動させる方法については、以下に説明する方法を逆の順序で行うことで実施可能である。
図3に示すように、装着者Pは保護面20の位置を、装着位置から装着者Pの頭頂部側に向けて移動させる。このとき装着者Pは、連結部材12の第1連結部分11a側および固定部材11の位置が装着者Pの頭頂部側に移動する方向に、連結部材12を、第2連結部分12aを軸として取付部材13に対して回動させる。
当該回動により、装着者Pはヘルメット30を装着したまま、保護面20の位置を顔面の正面から移動できる。しかしながら、図3に示す状態では、保護面20がヘルメット30の上方の空間を大きく占有してしまう。そのため、装着者Pの移動時に、例えばラックおよび配管等の工場内設備と保護面20とが接触し、保護面20に損傷および破損等が生じてしまう虞がある。また、工場内設備が傷ついてしまうことも考えられる。
このような不具合に対して、本実施形態に係るフェイスシールド1は、図3に示すような、上方に移動後の保護面20の位置をさらに、図4に示すような退避位置にコンパクトに退避できる。具体的には、保護面20の位置を図3に示す位置に移動後に、保護面20がヘルメット30の外表面を覆うように、保護面20の位置をさらに移動できる。このとき装着者Pは、保護面20を保持している部分の位置が装着者Pの顔面の前方方向に移動するように、固定部材11を、第1連結部分11aを軸として連結部材12に対して回動させる。当該回動により、保護面20の位置は退避位置に退避される。
このようにフェイスシールド1は、固定部材11と取付部材13との間に連結部材12が設けられており、固定部材11が連結部材12に対して回動可能であり、連結部材12が取付部材13に対して回動可能である。このような構成により、装着者Pは、保護面20を、ヘルメット30の上方の空間を大きく占有することなく、ヘルメット30の外表面を覆うようにコンパクトに退避できる。したがって、装着者Pの移動時に、工場内設備等と保護面20とが接触しにくく、保護面20および工場内設備の損傷等を低減できる。
また好ましい構成として、第1連結部分11aおよび第2連結部分12aは、装着者Pが所定の力を加えなければ、固定部材11または連結部材12が回動しないように構成される。この場合、保護面20は、装着位置または退避位置に移動された状態で位置が固定されるため、保護面20が装着者Pの意図に反して移動してしまうことがない。
なお、第2連結部分12aを軸とした連結部材12の回動と、第1連結部分11aを軸とした固定部材11の回動とは、略同時に行われてもよい。このような構成によれば、装着者Pは、保護面20の位置を装着位置から退避位置まで、素早く退避させることができる。
〔変形例〕
本考案の一態様に係るフェイスシールドとしては、本実施形態に係るフェイスシールド1の他にも様々な変形例が想定される。本考案の一態様に係るフェイスシールドの一変形例について、図5を参照して以下に説明する。本変形例に係るフェイスシールド2は、本実施形態に係るフェイスシールド1が備えている保護面20とは形状の異なる保護面21を備えている点において、本実施形態に係るフェイスシールド1と異なる。
保護面21は、装着者Pの顔面の上下方向に平面的な形状として形成されている。そのため、保護面21は保護面20のように、装着者Pの顔面の上下方向に、外側に凸となる形状とはなっていない。したがって、保護面21が装着者Pの顔面を覆っている状態で、装着者Pの顔面前方に空間的余裕が生じやすい。このような構成によれば、装着者Pは保護面21により顔面を覆った状態で、作業の対象物に顔面を近づけて作業することが容易となる。また、保護面21の形状によれば、保護面21を備えているフェイスシールド2の製造が容易となる。
〔付記事項〕
本考案は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
1、2 フェイスシールド(ヘルメット用フェイスシールド)
10 保持部
11 固定部材
12 連結部材(第1の連結部材、第2の連結部材)
13 取付部材
20、21 保護面
30 ヘルメット
40 保護メガネ
P 装着者

Claims (4)

  1. 装着者の顔面を両耳まで覆う大きさの保護面と、
    ヘルメットに着脱可能に取り付けられ、前記保護面を前記ヘルメットに対して保持する保持部と、を備えており、
    前記保持部は、
    前記保護面の上側の縁に固定されている固定部材と、
    前記ヘルメットに取り付けられる2つの取付部材と、
    前記固定部材の2つの端部の一方、および2つの前記取付部材の一方のそれぞれに対して、回動可能に連結される第1の連結部材と、
    前記固定部材の2つの端部の他方、および2つの前記取付部材の他方のそれぞれに対して、回動可能に連結される第2の連結部材と、を有していることを特徴とする、ヘルメット用フェイスシールド。
  2. 前記固定部材、前記第1の連結部材および前記第2の連結部材は、プラスチックにより形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のヘルメット用フェイスシールド。
  3. 前記保護面は、保護メガネが前記顔面に装着され、かつ、前記保護面が前記ヘルメットに取り付けられて前記顔面を覆っている状態で、前記保護メガネとの間に空間を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のヘルメット用フェイスシールド。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載のヘルメット用フェイスシールドが取り付けられていることを特徴とする、ヘルメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113768239A (zh) * 2021-10-21 2021-12-10 广东电网有限责任公司 一种安全帽

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