JP3224594U - 内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、上記実状に鑑み、より汎用的に周辺機器の情報を表示できる内視鏡システムを提供することを目的とする。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る内視鏡システムの構成例を示す図である。
周辺機器104は、例えば電気メス装置であって、機器としての本来の機能を実行する他、表示情報を生成してビデオプロセッサ103に通知(出力)する。表示情報は、周辺機器104に関する情報(設定情報を含む)を後述の情報表示ウィンドウに表示するため
の情報であって、情報表示ウィンドウ内の各表示領域に表示する文字(又は文字列)及び背景色を指定する情報(表示文字情報及び表示背景色情報)を含む。例えば、表示情報は、表示領域Aに表示する文字:「Pure」,背景色:黄色、表示領域Bに表示する文字:「Soft」,背景色:青色、及び表示領域Cに表示する文字:「Combine」,背景色:紫色、等といった情報を含む。すなわち、表示情報は、情報表示ウィンドウ内の各表示領域の表示文字情報及び表示背景色情報を含む。なお、背景色は、例えば、RGB値で指定される。
図2に示した情報表示ウィンドウは、複数の表示領域A、B、Cを有する情報表示ウィンドウの例である。図2では、図面の都合上、各表示領域は、いずれも背景色が白色で文字が黒色で示されているが、実際には、表示領域Aは背景色が黄色で文字「Pure」が黒色で表示され、表示領域Bは背景色が青色で文字「Soft」が白色で表示され、表示領域Cは背景色が紫色で文字「Combine」が白色で表示される。
例えば、ビデオプロセッサ103は、ウィンドウ生成部103aが生成した情報表示ウィンドウのみ、又は、スコープ101から入力された撮像信号に基づいて生成した内視鏡観察画像のみ、を映像信号として内視鏡用モニタ102に出力可能に構成してもよい。
<第2の実施形態>
そこで、第2の実施形態では、各国の法規制に準拠するため、仕向け地に応じて表示するアイコンを切り替え可能にしたビデオプロセッサを提案する。
図3は、仕向け地アイコン情報の一例を示す図である。
図4に示したように、第2の実施形態に係るビデオプロセッサ201は、ユーザ202の入力操作により、ビデオプロセッサ201の仕向け地として仕向け地Aが指定されると、仕向け地アイコン情報に基づいて、表示するアイコンを仕向け地Aに応じたアイコンに切り替える。これにより、ビデオプロセッサ201のタッチパネル画面や、ビデオプロセッサ201に接続されたモニタ203の内視鏡観察画面に、仕向け地Aに応じたアイコンが表示されるようになる。
なお、ビデオプロセッサ201は、次のような変形が可能である。
図5に示したように、ビデオプロセッサ201は、タッチパネル画面として表示させた表示言語選択画面において、ユーザのタッチパネル操作により表示言語として言語Aが選択されると、以後、タッチパネル画面内の文字が、選択された言語Aで表示されると共に、仕向け地アイコン情報に基づいて、表示するアイコンを言語Aに応じたアイコンに切り替える。これにより、ビデオプロセッサ201のタッチパネル画面や、ビデオプロセッサ201に接続されたモニタ203の内視鏡観察画面に、選択された言語Aに応じたアイコンが表示されるようになる。
このような変形例によれば、ユーザは、表示言語を選択するたけで、タッチパネル画面の表示言語の切り替えができると共に、表示するアイコンを法規制に準拠したアイコンに切り替えることもできる。また、仕向け地の指定だけでなく、表示言語の選択によっても、表示するアイコンを法規制に準拠したアイコンに切り替えることができる。
<第3の実施形態>
なお、ビデオプロセッサ301は、次のような変形が可能である。
図9は、文字情報を最初から内視鏡画像の左上部分と左下部分に分けて表示させるよう
にした例を示す図である。
この変形例について、更に別の例を挙げて説明する。
図12に示した例は、枠302eで示した複数のアイコンが、内視鏡画像の右上部分に横一列に並べて表示された例である。このようにアイコンを表示させることで、アイコンが観察の妨げになる虞は無い。
<第4の実施形態>
ドに応じた観察画像を表示させることができる。
図13に示した動作例は、第4の実施形態に係るビデオプロセッサ401が、ビデオプロセッサ401に接続されているメイン観察モニタ402に、モード1に応じた観察画像を表示させると共に、破線枠402aに示したように、モード1に応じた観察画像が表示されていることを示すアイコン及び文字(「モード1」)を表示させ、ビデオプロセッサ401に接続されているサブ観察モニタ403に、モード3に応じた観察画像を表示させると共に、破線枠403aに示したように、モード3に応じた観察画像が表示されていることを示すアイコン及び文字(「モード3」)を表示させた例である。なお、アイコン及び文字は、その一方だけが表示されてもよい。また、モード1が例えば単独モードであり、モード3が例えば疑似モードであるとすると、「モード1」の代わりに直接的に「単独モード」という文字を表示させ、「モード3」の代わりに直接的に「疑似モード」という文字を表示させてもよい。
なお、メイン観察モニタ402に表示させる観察画像の解像度は例えば4Kであり、サブ観察モニタ403に表示させる観察画像の解像度は例えばHDである。
<第5の実施形態>
しかしながら、腹腔鏡手術を行う際など観察モニタに内視鏡観察画像が全画面表示されるケースでは、情報表示ウィンドウが観察画像の一部と重なり、手術の妨げになる虞があった。
図15は、第5の実施形態に係る内視鏡システムの構成例を示す図である。
スコープ501は、図示しないCCD等の撮像素子を備え、例えば体腔内の被写体を撮像して撮像信号を出力する。
図16に示した例は、破線枠502aで示した、背景が透過する3つの情報表示ウィンドウが重畳された内視鏡観察画像の例である。このように、情報表示ウィンドウの背景が透過することで、情報表示ウィンドウと内視鏡観察画像との重なり部分の確認が可能になる。
なお、内視鏡システム500では、情報表示ウィンドウの背景の透過率をユーザが自由に設定できるものであるが、その透過率を予め決められた固定値としてもよい。
<第6の実施形態>
図17は、第6の実施形態に係るビデオプロセッサの動作例を示す図である。
用モニタ602に表示されている内視鏡画像の色調が変更されると共に、色調調整ウィンドウ602aにおける対応する値が変更される。
<第7の実施形態>
称す)に対して補正処理を行った後の画像(以下「通常画像」と称す)を静止画像として内部メモリに記録するために、ユーザは「レリーズ」という機能を実行していた。また、被写体を撮像して得たRAW画像を静止画像として内部メモリに記録するために、ユーザは「RAW記録」という機能を実行していた。内部メモリに記録された通常画像は、外部メモリに自動転送されるが、内部メモリに記録されたRAW画像は、ユーザのタッチパネル操作により外部メモリに転送させることができる。また、通常画像生成時の設定情報やRAW画像生成時の設定情報を記録するために、ユーザはタッチパネル画面に表示されている情報を例えばメモしていた。
図18は、第7の実施形態に係るビデオプロセッサに表示されるタッチパネル画面の一例を示す図である。
オプション設定画面701aは、タッチパネル操作によりビデオプロセッサ701に対する各種の設定を可能にする画面であり、例えば、破線枠701bに示した「RAW記録」の設定項目では、レリーズ機能の実行時に通常画像と共にRAW画像を一緒に記録するか否か(ON/OFF)を設定可能である。
図19に示したように、ビデオプロセッサ701は、ユーザによるレリーズ機能の実行指示に応じて、図示しない内視鏡により被写体を撮像して得たRAW画像に対して補正処理を実行し、補正処理後の画像である通常画像を、ビデオプロセッサ701に接続されている内視鏡用モニタ702に表示させる。また、このときのRAW画像、通常画像、及び設定情報を内部メモリ701cに記録する。なお、設定情報は、通常画像生成時の補正処理(RAW画像に対して実行した補正処理)に関する情報を含む。
図21は、RAW画像、通常画像、及び設定情報のファイル名の一例を説明する図であ
る。
一のものにされた例である。なお、この例では、通常画像の拡張子が、記録時の設定に従ったもの(「jpg」、「tiff」等)となり、RAW画像の拡張子が「raw」固定となり、設定情報の拡張子が「bin」固定となる。
101 スコープ
102 内視鏡用モニタ
103 ビデオプロセッサ
103a ウィンドウ生成部
104 周辺機器
201 ビデオプロセッサ
202 ユーザ
203 モニタ
301 ビデオプロセッサ
301a タッチパネル画面
302 内視鏡用モニタ
302a 枠
302b 破線枠
302c、302d、302e 枠
401 ビデオプロセッサ
402 メイン観察モニタ
402a 破線枠
403 サブ観察モニタ
403a 破線枠
500 内視鏡システム
501 スコープ
502 内視鏡用モニタ
502a 破線枠
503 ビデオプロセッサ
601 ビデオプロセッサ
601a 色調調整画面
602 内視鏡用モニタ
602a 色調調整ウィンドウ
701 ビデオプロセッサ
701a オプション設定画面
701b 破線枠
701c 内部メモリ
702 内視鏡用モニタ
703 外部メモリ
Claims (2)
- 内視鏡装置と、前記内視鏡装置と通信可能な周辺機器と、を有する内視鏡システムであって、
前記内視鏡装置は、
前記周辺機器に関する情報を表示するための表示ウィンドウを生成するウィンドウ生成部、
を備え、
前記ウィンドウ生成部は、
前記周辺機器から、前記表示ウィンドウを生成するための表示背景色情報及び表示文字情報を取得し、
前記表示背景色情報に基づいて、前記表示ウィンドウ内の第1表示領域の背景色を決定し、
前記表示文字情報に基づいて、前記第1表示領域に表示する文字データを生成し、
前記背景色に基づいて、前記文字データの文字色を決定し、
前記背景色、前記文字データ、及び前記文字色に基づいて、前記表示ウィンドウを生成する、
ことを特徴とする内視鏡システム。 - 前記表示ウィンドウは、前記第1表示領域を含む複数の表示領域を有し、
前記周辺機器は、前記表示ウィンドウ内の各表示領域の前記表示背景色情報及び前記表示文字情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡システム。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=69062029
Family Applications (1)
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JP2019003244U Active JP3224594U (ja) | 2019-08-29 | 2019-08-29 | 内視鏡システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3224594U (ja) |
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2019
- 2019-08-29 JP JP2019003244U patent/JP3224594U/ja active Active
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