JP3224505U - 飲料容器および化粧品容器 - Google Patents

飲料容器および化粧品容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3224505U
JP3224505U JP2019003035U JP2019003035U JP3224505U JP 3224505 U JP3224505 U JP 3224505U JP 2019003035 U JP2019003035 U JP 2019003035U JP 2019003035 U JP2019003035 U JP 2019003035U JP 3224505 U JP3224505 U JP 3224505U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isotope
water
abundance
beverage
mole fraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019003035U
Other languages
English (en)
Inventor
カンボーリス,アンブロジオス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019003035U priority Critical patent/JP3224505U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3224505U publication Critical patent/JP3224505U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】哺乳動物、特にヒトの水分補給のための経口または局所的手段による水分補給に好適な水系組成物の収容容器を提供する。【解決手段】水分子を含む飲料および皮膚用組成物を収容した容器であって、水分子は、異なる同位体の酸素原子を有し、飲料では、少なくとも1種の酸素同位体が濃縮され、濃縮は、(i)飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水、を基準にしている。水分子は、ジュース、樹液またはツリーウォーターなどの植物源に由来してもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、哺乳動物の水分補給、特に経口または局所的手段によるヒトの水分補給に好適する水系組成物の分野に関する。
水は広く存在する生物学的溶媒であり、これがなければ、生物は生存できない。ヒトは、体温が、少なくとも一部は発汗により調節されていることを考えれば、特に脱水しやすい。発汗は体温の調節に重要であるが、発汗は、水および溶質減少の主要な原因でもあり得る。最大発汗速度は、気候順応した成人で、最大50ml/分または2,000ml/時間である。しかし、この速度は維持されず、重度のストレス下では、全体内水分の25%もの喪失が起こりうる。
先行技術は、発汗により失われた水および電解質を置き換えるように配合された多くの異なるタイプの飲料を提供している。このような飲料は通常、身体運動時に、または凡そその時に消費される。一般的には有効であるが、水の蒸発潜熱が一定であることを考慮すると、これらの飲料により身体から除去できる熱の量は変化しない。
生物学的な水の必要性とは全く離れるが、機能的および審美的問題点を考慮すると、ヒトの水分補給は皮膚にとっても重要である。脱水条件下では、皮膚の上層は、ひび割れが起こり得、それにより、感染性作用物質の進入路が形成される。脱水した皮膚はまた、刺激を受ける可能性があり、炎症反応に繋がり、これは、皮膚の潮紅および腫脹を生じ得る。さらに、乾癬などの病理学的状態は皮膚の脱水により悪化する場合がある。
審美的問題点に関しては、脱水皮膚は、ふくよかさを失い、たるんだ外観になり得る。皮膚のしわがある場合は、より目につくようになり、皮膚は光沢を失う。脱水した皮膚の人は、老けてまたは不健康に見える場合が多い。
皮膚脱水に関連する審美的問題への対処のために、先行技術は、水分子の皮膚上層への水の注入を目的とした、クリーム、ゲルローションなどの多種多様な水補給局所適用組成物を提供している。一般的に、短期的には有効であるが、皮膚からの水の迅速な蒸発は、皮膚がより低い水和の状態に戻ることを意味する。これらの局所適用組成物は、油および水減少を制限するように層を形成することを狙ったその他の物質をさらに含み得る。しかし、油およびその他の物質は、細孔を遮断し、メークアップファンデーションおよび化粧品フェイスパウダーを凝固させる作用をなし得る。
哺乳動物、特にヒトの水補給のための改善された飲料および局所適用組成物を提供することにより、先行技術の問題を克服し、緩和するのが本考案の態様である。先行技術の飲料および局所適用組成物に対する代替物を提供することはさらなる態様である。
文献、作用、材料、装置、製品などの考察は、本考案に対する背景を提供する目的のためのみで本明細書に含めている。これらの対象物のいずれかまたは全てが、それが本出願の各請求項の優先日の前に存在したという理由で、本考案に関連する分野における先行技術ベースの一部を形成したまたは共通の一般知識であったことを示唆するものでも表すものでもない。
必ずしも最も広範な態様ではない、第1の態様では、本考案は、水分子を含む飲料が収容された飲料容器を提供し、水分子は、異なる同位体の酸素原子を有し、飲料は少なくとも1種の酸素同位体が濃縮され、濃縮は、(i)飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水を基準にしている。
飲料容器の一実施形態では、少なくとも1種の同位体の存在量は:
同位体16Oの場合:0.99757のモル分率、
同位体17Oの場合:3.8x10−4のモル分率、または
同位体18Oの場合:2.05x10−3のモル分率、である。
飲料容器の一実施形態では、少なくとも1種の同位体の存在量は、範囲として:
同位体16Oの場合:0.99738〜0.99776のモル分率、
同位体17Oの場合:3.7x10−4〜4.0x10−4のモル分率、または
同位体18Oの場合:1.88x10−3〜2.22x10−3のモル分率、により定義される。
飲料容器の一実施形態では、17O同位体の存在量は、3.8x10−4未満のモル分率、および/または18O同位体の存在量は2.05x10−3未満のモル分率、および/または16O同位体の存在量は、約0.99757を超えるモル分率である。
飲料容器の一実施形態では、17O同位体の存在量は、3.7x10−4未満のモル分率、および/または18O同位体の存在量は2.22x10−3未満のモル分率、および/または16O同位体の存在量は、約0.99776を超えるモル分率である。
飲料容器の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約0パーミルを超えるかまたは約0パーミル未満である。飲料の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95または100パーミルを超える。飲料の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約−5、−10、−15、−20、−25、−30、−35、−40、−45、−50、−55、−60、−65、−70、−75、−80、−85、−90、−95または−100パーミル未満である。
飲料容器の一実施形態では、水分子は、水源由来であり、少なくとも1種の酸素同位体の存在量は、その水源中のその少なくとも1種の酸素同位体の存在量を超えるかまたはそれ未満である。
飲料容器の一実施形態では、水源は植物の組織である。飲料の一実施形態では、植物組織は、生殖組織または栄養組織である。飲料の一実施形態では、植物組織は、果実、野菜、種子、葉、茎、または根である。水源はまた、植物の樹液またはツリーウォーターであり得る。
飲料容器の一実施形態では、飲料は食品等級添加剤を含む。
飲料容器の一実施形態では、添加剤は、着色剤、着香剤、電解質、甘味料、保存剤、溶解または非溶解気体、栄養素、ビタミン、医薬品、生菌剤、またはプレバイオティクスである。
一実施形態では、容器は、容器を気密封止する蓋を備える。
さらなる態様では、本考案は、局所皮膚用組成物が収容された化粧品容器を提供し、前記組成物は水分子を含み、水分子は、異なる同位体の酸素原子を有し、飲料は少なくとも1種の酸素同位体が濃縮され、濃縮は、(i)飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水を基準にしている。
化粧品容器の一実施形態では、少なくとも1種の同位体の存在量は:
同位体16Oの場合:0.99757のモル分率、
同位体17Oの場合:3.8x10−4のモル分率、または
同位体18Oの場合:2.05x10−3のモル分率、である。
化粧品容器の一実施形態では、少なくとも1種の同位体の存在量は、範囲として:
同位体16Oの場合:0.99738〜0.99776のモル分率、
同位体17Oの場合:3.7x10−4〜4.0x10−4のモル分率、または
同位体18Oの場合:1.88x10−3〜2.22x10−3のモル分率、により定義される。
化粧品容器の一実施形態では、17O同位体の存在量は、3.8x10−4を超えるモル分率、および/または18O同位体の存在量は2.05x10−3を超えるモル分率、および/または16O同位体の存在量は、約0.99757未満のモル分率である。
化粧品容器の一実施形態では、17O同位体の存在量は、4.0x10−4を超えるモル分率、および/または18O同位体の存在量は2.22x10−3を超えるモル分率、および/または16O同位体の存在量は、約0.99738未満のモル分率である。
化粧品容器の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約0パーミルを超えるかまたは約0パーミル未満である。組成物の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95または100パーミルを超える。組成物の一実施形態では、水分子のデルタ−O−18は、約−5、−10、−15、−20、−25、−30、−35、−40、−45、−50、−55、−60、−65、−70、−75、−80、−85、−90、−95または−100パーミル未満である。
化粧品容器の一実施形態では、水分子は、水源由来であり、少なくとも1種の酸素同位体の存在量は、その水源中のその少なくとも1種の酸素同位体の存在量を超えるかまたはそれ未満である。
化粧品容器の一実施形態では、水源は植物の組織である。組成物の一実施形態では、植物組織は、生殖組織または栄養組織である。組成物の一実施形態では、植物組織は、果実、野菜、種子、葉、茎、または根である。水源はまた、植物の樹液またはツリーウォーターであり得る。
一実施形態では、組成物は、皮膚科学的に許容され得る添加剤を含み、添加剤は低アレルギー性であり、添加剤は、着色剤、芳香剤、塩、緩衝剤、保存剤、乳化剤、油、ビタミン、合成洗剤、皮膚科学的に活性な薬剤、または医薬品である。
一実施形態では、化粧品容器は、容器を気密封止する蓋を備える。
同位体濃縮凝縮物の実験室規模の調製に使用される装置を示す。
この記述を考察した後は、当業者には、本考案がどのように種々の代替実施形態および代替用途で実施されるかが明らかになるであろう。しかし、本考案の種々の実施形態が本明細書で記載されるが、これらの実施形態は、例示の目的のみで提示され、限定するものではないことは理解されよう。従って、種々の代替実施形態の記述は、本考案の範囲または広さを限定するものと解釈されるべきではない。さらに、利点またはその他の態様の記載は、特定の例示的実施形態に適用され、必ずしも実用新案登録請求の範囲でカバーされるすべての実施形態に適用されるものではない。
本明細書の記述および実用新案登録請求の範囲全体を通して、「含む(comprise)」およびこの用語の変形、例えば、「含む(comprising)」および「含む(comprises)」は、その他の添加物、成分、整数またはステップを排除することを意図していない。
本明細書を通して「一実施形態(one embodiment)」または「ある実施形態(an embodiment)」または「いくつかの実施形態(some embodiment)」への参照は、その実施形態に関して記述された特定の特徴、構造、または特性が本考案の少なくとも1つの実施形態に含まれているということを意味する。したがって、本明細書全体の種々の箇所において「一実施形態では」または「ある実施形態では」または「いくつかの実施形態では」の語句が出現するのは、必ずしもすべてが同じ実施形態を参照することではないが、参照する場合もある。
本考案は、選択的に「重」水分子(すなわち、17、18またはそれより多い中性子を有する同位体の酸素原子を有する水分子)または「軽」水分子(すなわち、16またはそれより少ない中性子を有する同位体の酸素原子を有する水分子)が濃縮されている水が、哺乳動物の経口/非経口の両方による、および同様に局所による水分補給に有用であるという出願者の発見に少なくとも一部は根拠を置いている。したがって、第1の態様では、本考案は、水分子を含む飲料が気密封止されて収容されている飲料容器を提供し、水分子は、異なる同位体の酸素原子を有し、飲料は少なくとも1種の酸素同位体が濃縮され、濃縮は、(i)飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水を基準にしている。本明細書で使用される場合、「飲料」という用語は、実質的に純水製品を含む、動物の消費に好適な任意の飲み物を含むことが意図されている。
第2の態様では、本考案は、局所皮膚用組成物が気密封止されて収容されている化粧品容器を提供し、前記組成物は水分子を含み、水分子は、異なる同位体の酸素原子を有し、飲料は少なくとも1種の酸素同位体が濃縮され、濃縮は、(i)飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水を基準にしている。本明細書で使用される場合、「局所皮膚用組成物」という用語は、実質的に純水製品を含む、動物の皮膚への塗布に好適する任意の組成物を含むことが意図されている。
飲料の水中のいずれかの所与の酸素同位体の濃縮レベルは、比較水(comparison water)を基準にして決定され得る。比較水は、飲料を製造する水であってよく、これは、市営上水道水、または河川水もしくはわき水もしくは雨水などの自然水であってよい。
あるいは、比較水は、同位体的に中性の水、例えば、地下水、またはウィーン標準平均海洋水(VSMOW)などの同位体標準水である。
濃縮は、飲料中の同位体の酸素原子の合計数に基づいて、比較水中の酸素原子の合計数と比較して計算され得る。原理を説明する基本的な例を挙げると、比較水が同位体16Oの99原子および同位体18Oの1原子(合計100原子)を有し、飲料水が16Oの98原子および18Oの2原子(統計100原子)を有する場合、18Oの濃縮は、100合計原子当たり1分子として表すことができる。
濃縮のレベルは、少なくとも1000000合計分子当たり約1分子、100000合計分子当たり1分子、10000合計分子当たり1分子、1000合計分子当たり1分子、900合計分子当たり1分子、800合計分子当たり1分子、700合計分子当たり1分子、600合計分子当たり1分子、500合計分子当たり1分子、400合計分子当たり1分子、300合計分子当たり1分子、200合計分子当たり1分子、100合計分子当たり1分子、90合計分子当たり1分子、80合計分子当たり1分子、70合計分子当たり1分子、60合計分子当たり1分子、50合計分子当たり1分子、40合計分子当たり1分子、30合計分子当たり1分子、20合計分子当たり1分子または10合計分子当たり1分子であってよい。
重水分子または軽水分子の濃縮は、所定のレベルに、または所定のレベルに向けて、または所望の結果に応じて、設定し得る。例えば、飲料が発汗を容易にして、身体運動中に体温を減らすために使用される予定である場合、飲料水は、軽水分子を濃縮され得る。出願者は、汗中に分泌された軽水分子は、より容易に皮膚表面から蒸発し、したがって、重水分子に比べて、蒸発の潜熱を皮膚から除去するより高い能力を有することを提案する。蒸発の潜熱の除去は、皮膚を冷却するように作用し、体温の維持または低下の助けとなる。対照的に、重水分子が濃縮された飲料は、例えば、機能的または美容上の理由で皮膚の水分補給を改善するために、または別の理由で身体からの水の減少を避けるために、皮膚表面からの水減少が回避されるべき場合に使用され得る。
局所皮膚用組成物の場合には、水分子は、皮膚からの水の蒸発を避けるように重水が濃縮され得る。したがって、組成物は、皮膚表面上に付着され(スプレーにより、または手による塗布により)、それにより、皮膚上に水分子の膜が形成される。この膜は、重水分子が濃縮され、そのため、蒸発する傾向が小さい。したがって、皮膚は、重水分子が濃縮されていない組成物と比べて、より高いレベルに、および/またはより長い期間にわたり、潤ったままである。
場合によっては、軽水分子を濃縮した皮膚用組成物を必要とすることがある。一例として、組成物は噴霧液であってよく、これは、暑い天気の際に身体の冷却を支援するのが目的である。その場合、軽水分子は、重水分子より蒸発する傾向が強く、したがって、皮膚から蒸発の潜熱をより多く除去できる。
飲料または皮膚用組成物が製造される水源は、重水または軽水が自然に濃縮されていてもよい。例えば、地下水、地表水、海水、湖、川、降水、雪、降水に由来する氷、および氷河氷中に存在する水分子は全て、軽水分子に対し、異なる比率の重水分子を有する。この比率はまた、水源の所在地、および特に、所在地の大気温度に応じて変化する。本考案においては、皮膚用組成物または飲料を製造するのに使用される水分子は、重水または軽水分子がすでに濃縮されている天然源から得られてもよい。他の実施形態では、皮膚用組成物または飲料を製造するのに使用される水は、少なくとも1種の酸素同位体の濃縮を生ずるのに有用であると当業者により考えられる任意の手段により改質される。
軽水分子に対する重水分子の濃縮レベルは、気象学、地球化学、古気候学および古海洋学技術で既知の手段を参照して、デルタ−18−Oに基づいて、表現され得る。この値は、安定同位体18O:16Oの比率の尺度であり、降水の温度の尺度として、地下水/鉱物相互作用の尺度として、およびメタン生成などの同位体分別を示す工程の指標として、一般的に使用される。パレオサイエンスでは、珊瑚、有孔虫および氷コアからの18O:16Oデータが温度の代用として使用される。定義は、「パーミル」単位(00、1,000分の1)であり、計算は以下の通りである。
式中、標準は、ウィーン標準平均海洋水(VSMOW)などの既知の同位体組成を有する。デルタ−18−Oに対する考慮は、医学、美容、または飲料製造技術においては、これまで知られてこなかったが、出願者は、本考案の飲料、組成物および方法の記述にはこの値が有用であることを提案する。
デルタ−18−Oを測定する方法は、気象学、地球化学、古気候学および古海洋学技術の当業者にはよく知られており、出願者は、このような方法が皮膚科学、美容、または飲料製造技術にも有用であることを見出した。L2140−I(Picarro Inc,CA)などの市販の分析ユニットにより、古気候学および海洋学などの用途のための水中のデルタ−18−Oの高精度測定が提供される。出願者は、このような測定器は、飲料、医学および美容技術にも有用であることを提案する。
本明細書の利点を考慮すると、当業者は、特定の用途向けの重水または軽水分子濃縮の最小レベルを選択可能である。いくつかの用途に対しては、濃縮のレベルは、天然水の範囲内であるが、その他の用途では、天然で見出される値より高いレベルに故意に濃縮することが必要となる場合がある。
いくつかの実施形態では、飲料または皮膚用組成物としての提案された使用を考慮した場合に、水源は、重水もしくは軽水分子が実質的に濃縮されていない、または重水もしくは軽水分子の濃縮が不十分な場合がある。このような状況では、水源は、重水または軽水分子が濃縮された(またはより濃縮された)水が得られるように、ヒトの介入により分別され得る。実際に、利便性、または経済性、または再現性の理由で、本組成物および飲料は、重水または軽水分子が人為的に濃縮された水を含むのが好ましい。
本考案のいくつかの実施形態では、水源の水は、蒸発法により処理される。このような方法では通常、水を、表面から水分子の蒸発を生じさせるように、加熱(必要に応じ、減圧下で)して、その後、蒸留した水を濃縮して液体の水に戻し、次にこれを、飲料または皮膚用組成物での使用のために収集する。軽水分子は選択的に蒸発するため、凝縮物では、軽水分子が濃縮されることになる。軽水分子が出て行くために、残っている非蒸発水には重水が濃縮されることになる。
いくつかの実施形態では、水源は、植物組織である。出願者は、植物組織の使用により大きな利点が得られることを提案する。1つの利点は、収集される重水または軽水が植物由来イオンおよび化合物を含むことである。果実、野菜およびその他の植物性物質は、植物栄養素、酸化防止剤、栄養補助食品物質、ミネラルおよびビタミン、などを含む。多くの研究は、心臓疾患、脳卒中、癌および高血圧などの慢性疾患に対する保護を示している。
植物性物質中に認められるものには、多数の種類の植物栄養素のタイプがあり、これらには、アルカロイド、ベタレイン、カロチノイド、クロロフィルおよびクロロフィリン、フラバノイド、フラボノリガン、イソチオシアネート、モノテルペン、オルガノスルフィド、フェノール化合物、サパニン(sapanin)およびステロールが挙げられる。
植物性物質はまた、水溶性ビタミン、例えば、ビタミンC、B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、B12、ビオチンおよびパントテン酸を含む。水溶性ビタミンは、保存されず、容易に尿中に排出される。したがって、ヒトは、食事で連続的に供給する必要がある。水溶性ビタミンは、多くの植物性物質において入手可能であるが、加熱、大気、アルカリ性または酸性条件および光への曝露の結果として容易に破壊される。
8種の水溶性ビタミン:チアミン(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンBi2、ビオチンおよびパントテン酸はビタミンB複合群として知られる。これらのビタミンは植物性物質中に広く分布している。それらの作用は、身体の多くの部分で発揮され、食物からエネルギーの中秋に関与する補酵素として機能する。また、それらは、食欲、視覚、皮膚、神経系および赤血球形成にとって重要である。
ビタミンCは、細胞の健全性を維持するのを支援し、創傷治癒、骨および歯の形成、血管壁の強化に役立ち、免疫系の機能に不可欠であり、また、鉄の吸収および利用を改善する。このビタミンはまた、壊血病などの栄養疾患の防止に役立つ。ビタミンCはまた、遊離基捕捉剤としてのビタミンEと一緒に作用して、酸化防止剤として機能する。研究により、ビタミンCは、特定の癌、心臓疾患および白内障の危険性を低減する可能性があることが示唆されている。ビタミンCは、身体内では製造されないが、常に消費されるはずである。身体は常にビタミンCを必要とするが、身体がそれを貯蔵する能力は限られている。したがって、極わずかの量であっても、前述の化合物が重水または軽水濃縮画分と同時に分別される場合には、重水または軽水分子が濃縮された水により製造された飲料は、消費者にさらなる利点をもたらす可能性がある。
局所皮膚用組成物の場合には、植物由来イオンおよび化合物は、皮膚に対し、機能的または審美的利点を与えることができる。ビタミンなどの化合物は、皮膚の外観に関する機能の改善に有用であることが知られている。例えば、ビタミンC(柑橘類由来)およびビタミンA(ニンジン由来)は、しわ、不規則な色素沈着、などを減らすように皮膚をよい方向に変える確立した役割を持つ。ビタミンE(ブロッコリー、ホウレンソウ、パパイヤ、またはアボカド由来)は、有害な酸化から皮膚を保護する潜在的遊離基捕捉剤である。ビタミンK(ケール、タマネギ、またはアスパラガス由来)は、くも状静脈、瘢痕、および目の周りのくまに効果がある。アロエ植物種中の生物学的に活性な分子は、乾癬に有益であることが知られている。
植物性物質の水原料としての使用の別の利点は、植物由来水は、その植物が成長に使用してきた水に比べて、重水分子がすでに濃縮されているという知見に関連する。蒸散の過程において、水は、植物の根から移動し、葉および他の構造部位の気孔を経由して出て行く。軽水分子は、(気孔を経由して)蒸散中に環境に失われる可能性が高く、そのため、植物中に残されている水は、重水分子が濃縮される。したがって、植物由来水(すでに重水が濃縮されている)は、飲料基剤として有用であり、また、皮膚用組成物基剤としても有用である。飲料基剤として、植物由来水を、発汗を減らし、身体により多くの水を保持することを望む人に水を提供するために使用し得る。皮膚用組成物基剤として、重水は、皮膚上に蒸発しにくい膜を提供するのに有用である。
出願者は、植物性物質からの水の抽出において、一部または全ての有益な重水画分が抽出工程で失われるということを発見した。したがって、抽出された水は、局所皮膚用組成物の製造に有用でないか、または有用性が低い。このように、植物由来水を蒸発法を用いて、例えば、ジュースから抽出する場合、抽出された水は、ジュース中の重水分子の数から予測されるはずの数の重水分子を含まない。予測とは違って、多くの重水分子は失われると思われる。植物由来水は、先行技術のジュース濃縮法の副産物として得られる場合が多い。しかし、副産物水には、重水分子が予測より少ないことが明らかになった。
重水分子の収率を高めるためには、蒸発工程は、別の場合に行われるよりも高い程度まで継続する必要があることが明らかになった。先行技術のジュース濃縮法では、ジュースは、部分的にのみ濃縮され、相当量の水が濃縮物中に残される。例えば、商業的オレンジジュース濃縮操作では、出発ジュース材料は、約90%の含水量であり、これは蒸発により約30%に減らされる。したがって、蒸発工程後に、かなりの量の水が濃縮物中に残される。サトウキビのジュースが糖蜜まで高度に濃縮された場合でも、生成物の含水量は、15%程度の低さであり得る。しかし、出願者は、蒸発工程後の濃縮物中に残されている水は、飲料および皮膚用組成物の製造に有用な重水分子源であることを提案する。
したがって、濃縮物の含水量が、約30、25、20、15、10、9、8、7、6、5、4、3、2または1%未満になるように、ジュース濃縮物の調製において、通常行われる場合に比べて、より高い程度まで濃縮を進めることを提案する。このように、我々の実質的に全ての重水分子は蒸発され、その後、凝集物として収集される。したがって、重水分子はほとんど失われないかまたは全く失われない。実質的に固体材料を残す点までの蒸発が必要であり、重水分子が特に豊富であろう最後の残り物の水を抽出するためには、専用装置が使用されることになろう。
固体までの蒸発が必要な場合には、これは、取り出された全ての水が回収できる限りにおいて、当業者により好適と考えられる任意の手段により達成され得る。例えば、全ての残留水を追い出すように容器中でのさらなる加熱を実施し、最終量の水を冷却凝縮装置で収集し得る。
あるいは、必要に応じ、食物処理または医薬品製造の当業者に既知のタイプの市販の乾燥工程を用い得る。このような実施形態では、スプレー乾燥工程中に取り出された水は、濃縮されて、重同位体型の水が濃縮された水が得られる。
重水分子が極めて高度に濃縮された水が必要な場合には、凝集物は、凝集物画分に分割し得る。この場合、各画分は、凝縮後の蒸発工程段階で採取される。したがって、第1の画分は、低レベルの重水分子を含み、より後の画分は、より高いレベルの重水分子を含むことになる。例えば、蒸発工程では、ジュースは20%の含水量に濃縮され得、凝集物は破棄されるかまたはその他の目的に使用される。20%から5%までのさらなる濃縮により得られた凝集物は保持され、特に高レベルの重水分子のために、飲料または皮膚用組成物に使用される。
蒸発濃縮機は、飲料濃縮機の当業者には既知であり、多重効用蒸発装置および濃縮機が含まれる。このような装置の供給業者には、Alfa Laval AB(Sweden)およびAndritz AG(Austria)が挙げられる。
別の方法として、または蒸発方法に加えて、原料水は、凍結法により分別され得る。理論に束縛されることを決して望むものではないが、軽水のより低い活性化エネルギーおよび分子量は、軽水による容易な氷の形成を可能にする。したがって、原料水が完全に凍結しない場合、非凍結画分には重水が濃縮され、凍結画分には軽水が濃縮されるであろう。凍結または非凍結画分は、要求に応じて使用されるように混合物から取り出され得る。
いくつかの実施形態では、水源または水源の前駆物質、または中間体生成物は、ナノ濾過、逆浸透、正浸透、膜蒸留、または上述の方法のいずれかと同じもしくは類似の原理で動作する方法からなる群より選択される方法により濃縮または分別される。
濃縮水の飲料への配合
重水または軽水分子が濃縮された水は、さらなる改質なしに使用し得、いくつかの実施形態では、添加物が加えられ得る。例えば、飲料がスポーツ飲料の場合には、電解質、緩衝液、食品酸、食品塩基、着色剤、香味料、および甘味料が濃縮水に添加され得る。
飲料がエネルギー飲料の場合には、カフェインまたはガラナ抽出物などの化合物を加え得る。
飲料がソフトドリンクの場合には、糖、着色剤および香味剤を加え得、混合物はその後、炭酸で飽和させる。
飲料が栄養的、機能的、治療的、栄養補助、医療補助、医療類似または医療適用である場合、飲料は、炭水化物、アミノ酸、ペプチド、タンパク質、タンパク質ヒドロシレート、ビタミン、鉱物、脂肪、油、植物抽出物、生菌剤、プレバイオティクスまたは動物抽出物などの添加剤を含み得る。
いくつかの実施形態では、飲料は、医薬物質を飲料中に溶解または懸濁させて、医薬物質の投与に使用し得る。重水分子が、発汗により、または肺または口の表面からの蒸発により失われる傾向が低いことを考慮して、いくつかの薬学的に活性な物質の投与では、重水分子が濃縮された飲料で可溶化または懸濁することにより利益が得られることを提案する。重水分子は、活性化合物のまわりに水和シェルを形成し、それにより、化合物の減少を防止し得る。
飲料が希釈用飲料の場合には、飲料は炭酸で飽和させるだけでよい。
飲料の梱包
飲料は、飲み物容器の形態で提供され得、これは、容器を密封する施栓(例えば、蓋)を有し得る。容器は、約1000ml、900ml、800ml、700ml、700ml、600ml、500ml、400ml、または300ml未満の容積を有し得る。容器は図形、登録商標、テキスト(組成分析、および使用説明を含む)で標識し得る。
濃縮水の局所皮膚用組成物への配合
濃縮水は添加剤なしに使用し得る(例えば、皮膚に水分補給する単純な噴霧剤として)、または皮膚科学的に許容され得る賦形剤などの添加剤を有する組成物中に配合し得る。
本明細書で使用される場合、「皮膚科学的に許容され得る賦形剤」という用語は、限定されないが、米国食品医薬品局でヒトの皮膚科学的または治療的使用に許容可能であるとして承認されたもの、または皮膚用組成物としての使用が既知であるか、またはその使用に好適するものを含む、任意のアジュバント、担体、流動促進剤、希釈剤、保存剤、染料/着色剤、界面活性剤、湿潤剤、分散剤、沈殿防止剤、安定化剤、等張剤、溶媒、または乳化剤を含む。
組成物は、皮膚刺激を最小化し、それでも皮膚の適切な水分補給、および/または活性化合物の皮膚への輸送を確保するように配合されるのが好ましい。
必要に応じて、および本明細書の恩恵を受けて、当業者なら、組成物に必要なpHまたはイオン強度を付与するには、いずれの緩衝液または塩が必要かどうかを決定できる。許容され得る塩には、生物学的作用および遊離酸の特性を保持し、生物学的にまたは別の理由で望ましくないことがない、塩を含む。これらの塩は、遊離酸に無機塩基または有機塩基を添加することから調製される。有機塩基由来の塩には、限定されないが、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム塩、などが挙げられる。好ましい無機塩は、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、およびマグネシウム塩である。有機塩基由来の塩としては、一級、二級、および三級アミン、天然置換アミンを含む置換アミン、環状アミンおよび塩基性イオン交換樹脂があり、例えば、アンモニア、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ジエタノールアミン、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リシン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、ベネタミン、ベンザチン、エチレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルピペリジン、ポリアミン樹脂、などが挙げられるが、これらに限定されない。
皮膚用組成物のpHは、必要に応じ、食品酸などの酸を用いて、約6.0〜8.0に調整してよい。pH値を調節するための酸は、通常使われる有機または無機の酸またはそれらの混合物とすることができ、好ましくはクエン酸である。
さらに、pHを所定のレベルに維持するように、緩衝剤を含め得る。pHを調節する、緩衝する、またはそれ以外で組成物のイオン状態を変えるための有用な薬剤には、次記が挙げられる(名称、CAS番号、ELINCS番号);1,6−ヘキサンジアミン、124−09−4、204−679−6;2−アミノブタノール、96−20−8、202−488−2;酢酸、64−19−7、200−580−7;アセチルマンデル酸、51019−43−3/7322−88−5;アジピン酸、124−04−9、204−673−3;アルストニアショラリス樹皮抽出物、91745−20−9、294−689−7;アルミニウムグリシネート、13682−92−3/41354−48−7;乳酸アルミニウム、18917−91−4、242−670−9;アルミニウムトリホルメート、7360−53−4、230−898−1;アミノエチルプロパンジオール、115−70−8、204−101−2;アミノメチルプロパンジオール、115−69−5、204−100−7;アミノメチルプロパノール、124−68−5、204−709−8;アミノプロパンジオール、616−30−8、210−475−8;アンモニア、7664−41−7、231−635−3;酢酸アンモニウム、631−61−8、211−162−9;炭酸水素アンモニウム、1066−33−7、213−911−5;アンモニウムカルバメート、1111−78−0、214−185−2;炭酸アンモニウム、10361−29−2、233−786−0;塩化アンモニウム、12125−02−9、235−186−4;アンモニウムグリコレート、35249−89−9;水酸化アンモニウム、1336−21−6、215−647−6;乳酸アンモニウム、515−98−0、208−214−8;モリブデン酸アンモニウム、12054−85−2;硝酸アンモニウム、6484−52−2、229−347−8;リン酸アンモニウム、7722−76−1、231−764−5;アンモニウムチオシアネート、1762−95−4、217−175−6;バナジン酸アンモニウム、7803−55−6、232−261−3;アスコルビン酸、50−81−7/62624−30−0、200−066−2/263−644−3;アゼライン酸、123−99−9;204−669;ババス酸;バクハン;ベンジル酸、76−93−7、200−993−2;ビスヒドロキシエチルトロメタミン、6976−37−0、230−237−7;クエン酸ビスマス、813−93−4、212−390−1;ホウ酸、10043−35−3/11113−50−1、233−139−2/234−343−4;ブチルジエタノールアミン、102−79−4、203−055−0;炭酸カルシウム、471−34−1、207−439−9;クエン酸カルシウム、813−94−5、212−391−7;リン酸二水素カルシウム、7758−23−8、231−837−1;カルシウムグリシネート、35947−07−0、252−809−5;水酸化カルシウム、1305−62−0;215−137−3;乳酸カルシウム、814−80−2、212−406−7;酸化カルシウム、1305−78−8、215−138−9;リン酸カルシウム、7758−23−8/10103−46−5、231−837−1/233−283−6;クエン酸、77−92−9/5949−29−1、201−069−1;粘土鉱物;銅グリシネート、32817−15−5、251−238−9;クエン酸二アンモニウム、3012−65−5、221−146−3;リン酸二アンモニウム、7783−28−0、231−987−8;ジブチルエタノールアミン、102−81−8、203−057−1、ジエチルエタノールアミン、100−37−8、202−845−2;ジメチルイソプロパノールアミン、108−16−7、203−556−4;ジメチルメア、108−01−0、203−542−8;ジオレオイルエデトルモニウムメトスルフェート、111030−96−7;ジオレイルホスフェート、14450−07−8、238−431−3;リン酸二カリウム、7758−11−4、231−834−5;二ナトリウムフマレート、17013−01−3、241−087−7;リン酸二ナトリウム、7558−79−4/7782−85−6、231−448−7;ピロリン酸二ナトリウム、7758−16−9、231−835−0;酒石酸二ナトリウム、868−18−8、212−773−3;エタノールアミン、141−43−5、205−483−3;エタノールアミンHCL、2002−24−6、217−900−6;エチルエタノールアミン、110−73−6、203−797−5;フマル酸、110−17−8、203−743−0;ガラクツロン酸、685−73−4、211−682−6;グルコヘプトン酸、23351−51−1、245−601−0;グルコン酸、526−95−4、208−401−4;グルクロン酸、576−37−4;209−401−7;グルタル酸、110−94−1、203−817−2;グリシン、56−40−6、200−272−2;グリコール酸、79−14−1、201−180−5;グリオキシル酸、298−12−4、206−058−5;炭酸グアニジン、593−85−1、209−813−7;グアニジンHCl、50−01−1、200−002−3;臭化水素酸、10035−10−6、233−113−0;塩酸、7647−01−0、231−595−7;ヒドロキシエクトイン、165542−15−4、442−870−8;ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、7365−45−9、230−907−9;イミダゾール、288−32−4、206−019−2;イソ酪酸、79−31−2、201−195−7;イソプロパノールアミン、78−96−6、201−162−7;イソプロピルアミン、75−31−0200−860−9;乳酸、50−21−5、200−018−0;ラクトビオン酸、96−82−2、202−538−3;ラウリルp−クレゾールケトオキシム、50652−76−1;炭酸リチウム、554−13−2、209−062−5;水酸化リチウム、1310−65−2、215−183−4;酢酸マグネシウム、142−72−3、205−554−9;炭酸水酸化マグネシウム、12125−28−9、235−192−7;マグネシウムグリシネート、14783−68−7、238−852−2;水酸化マグネシウム、1309−42−8、215−170−3;乳酸マグネシウム、18917−93−6、242−671−4;酸化マグネシウム、1309−48−4、215−171−9;マレイン酸、110−16−7、203−742−5;リンゴ酸、97−67−6、202−601−5;マロン酸、141−82−2、205−503−0;マルトビオン酸、534−42−9;meaボレート、10377−81−8、233−829−3;メタリン酸、37267−86−0、253−433−4;メトキシpeg−100/ポリイプシロンカプロラクトンエチルヘキサノエート;メトキシpeg−100/ポリイプシロンカプロラクトンパルミテート;メトキシpeg−114/ポリイプシロンカプロラクトン;メチルエタノールアミン、109−83−1、203−710−0、クエン酸塩一ナトリウム、18996−35−5、242−734−6;泥岩粉末;パエシロミセスジャポニカ/ブドウ/キュウリジュース抽出物発酵素濾液;三リン酸五カリウム、13845−36−8、237−574−9;三リン酸五ナトリウム、7758−29−4、231−838−7;フェノールスルホンフタレイン、143−74−8、205−609−7;ホウ酸フェニル水銀、102−98−7、203−068−1;ホスホノブタントリカルボン酸、37971−36−1、253−733−5;リン酸、7664−38−2、231−633−2;五酸化リン、1314−56−3、215−236−1;炭酸水素カリウム、298−14−6、206−059−0;重フタル酸カリウム、877−24−7、212−889−4;重酒石酸カリウム、868−14−4、212−769−1;ホウ酸カリウム、1332−77−0、215−575−5;炭酸カリウム、584−08−7、209−529−3;クエン酸カリウム、866−84−2、212−755−5;水酸化カリウム、1310−58−3、215−181−3;乳酸カリウム、996−31−6/85895−78−9、213−631−3/288−752−8;アスパラギン酸マグネシウムカリウム、67528−13−6;酸化カリウム、12136−45−7、235−227−6;リン酸カリウム、7778−77−0/16068−46−5、231−913−4/240−213−8;酒石酸ナトリウムカリウム、304−59−6、206−156−8;酒石酸カリウム、921−53−9、213−067−8;プロパントリカルボン酸、99−14−9/51750−56−2、202−733−3;キナ酸、77−95−2/562−73−2/36413−60−2、201−072−8/209−233−4;リボン酸、17812−24−7;セバシン酸、111−20−6、203−845−5;セスキエトキシトリエタノールアミン;合成ヒト遺伝子組換デカペプチド−7;酢酸ナトリウム、127−09−3、204−823−8;アルミン酸ナトリウム、1302−42−7、215−100−1;乳酸アルミニウムナトリウム、68953−69−5、273−223−6;アラキジン酸ナトリウム;アスパラギン酸ナトリウム、17090−93−6/3792−50−5、241−155−6/223−264−0;重炭酸ナトリウム、144−55−8、205−633−8;重硫酸トナトリウム、7681−38−1、231−665−7;ホウ酸ナトリウム、1330−43−4/1303−96−4、215−540−4;ナトリウムブトキシエトキシアセテート、67990−17−4、268−040−3;リン酸ホウ素カルシウムナトリウム;リン酸銅カルシウムナトリウム;リン酸亜鉛カルシウムナトリウム;炭酸ナトリウム、497−19−8、207−838−8;クエン酸ナトリウム、68−04−2/6132−04−3、200−675−3;エシル酸ナトリウム、5324−47−0、226−194−9;ギ酸ナトリウム、141−53−7、205−488−0;フマル酸ナトリウム、5873−57−4/7704−73−6、227−535−4/231−725−2;グリコール酸ナトリウム、2836−32−0、220−624−9;フミン酸ナトリウム、68131−04−4;水酸化ナトリウム、1310−73−2、215−185−5;乳酸ナトリウム、72−17−3/867−56−1、200−772−0/212−762−3;メタリン酸ナトリウム、10361−03−2/50813−16−6、233−782−9/256−779−4;メタケイ酸ナトリウム、6834−92−0、229−912−9;酸化ナトリウム、1313−59−3、215−208−9;リン酸ナトリウム、7558−80−7/7632−05−5、231−449−2/231−558−5;セスキ炭酸ナトリウム、533−96−0、208−580−9;ケイ酸ナトリウム、1344−09−8、215−687−4;コハク酸ナトリウム、2922−54−5、220−871−2;トリメタリン酸ナトリウム、7785−84−4、232−088−3;水酸化ストロンチウム、18480−07−4/1311−10−0、242−367−1;コハク酸、110−15−6;203−740−4;硫酸、7664−93−9、231−639−5;酒石酸、133−37−9/147−71−7/87−69−4、205−105−7/205−695−6/201−766−0;タウリン、107−35−7、203−483−8;ジリシノール酸tea/ipdiコポリマー、351425−02−0;ヨウ化水素tea、7601−53−8、231−508
−2;硫酸tea、7376−31−0、230−934−6;テトラヒドロキシエチルエチレンジアミン、140−07−8、205−396−0;ピロリン酸四カリウム、7320−34−5、230−785−7;ピロリン酸四ナトリウム、7722−88−5、231−767−1;トリエタノールアミン、102−71−6、203−049−8;トリイソプロパノールアミン、122−20−3、204−528−4;リン酸三ナトリウム;7601−54−9、231−509−8;三ナトリウムスルホスクシネート、13419−59−5、236−524−3;コムギタンパク、100684−25−1、309−696−3;コムギ種子抽出物、84012−44−2、281−689−7;トロメタミン、77−86−1、201−064−4;尿素、57−13−6、200−315−5;尿酸、69−93−2、200−720−7;炭酸水酸化亜鉛、150607−22−0;グリシン酸亜鉛、14281−83−5、238−173−1;ヘキサメタリン酸亜鉛、13566−15−9、236−967−2;およびアスパラギン酸マグネシウム亜鉛。
界面活性剤が含まれる場合、界面活性剤は、任意の従来から使用されているアニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性もしくは両性界面活性剤またはこれらの混合物とすることができる。
組成物は、単純水溶液/懸濁液として配合してよいが、ゴム、ゲル、寒天、またはヒドロゲルなどの増粘剤を用いて配合してもよい。
本組成物は、クリーム(水性または非水性基剤を用いて、または混合基剤−水中油もしくは油中水を用いて)、発泡体、発泡液、ローション、バルム、セッケン、セラム、または洗浄剤として配合し得る。
いくつかの実施形態では、皮膚用組成物は、経皮医薬物質などの皮膚科学的活性物質の投与に使用される。組成物中で重水が濃縮されている場合は、(皮膚からの蒸発の速度がより低いことを考慮すると)医薬物質は溶液中により長い時間とどまり、および/またはより長い時間皮膚に接触し得る。
いくつかの実施形態では、水源または水源の前駆物質、または中間体生成物は、ナノ濾過、逆浸透、正浸透、膜蒸留、または上述の方法のいずれかと同じもしくは類似の原理で動作する方法からなる群より選択される方法により濃縮または分別される。
局所皮膚用組成物の梱包
組成物は、皮膚上に細かいミストを投与し、組成物の薄膜が得られるように構成された噴霧容器の形態で提供し得る。組成物が粘稠な場合(クリームまたはローションの形態など)、容器は、チューブ、ボトル、サッシェ、または広口瓶の形態であってよく、容器を密封できる蓋を有し得る。容器は図形、登録商標、テキスト(組成分析、および使用説明を含む)で標識し得る。
組成物が顔のみに適用される場合には、100ml、90ml、80ml、70ml、60ml、50ml、40ml、30ml、20mlおよび10ml未満などの比較的小さい容積の梱包が有用であろう。
皮膚用組成物は、布に含浸させて使用し、その布をサッシェ中に密閉し得る。あるいは、複数の布を交互に配置し、布を使用するために取り出した後で密閉できる容器中に収容し得る。このような布は、メイク落とし用、または乳幼児用布として有用であり得、その場合には、布に含浸するのに使用される組成物は、合成洗剤、セッケン、洗浄剤、穏やかな角質除去剤、芳香剤、抗菌剤、抗炎症剤、皮膚粘滑剤、などを含んでよい。
本組成物は通常、使用者により、動物の皮膚上に、組成物を噴霧、塗布、優しく擦り付けるまたはマッサージすることにより適用される。本考案においては、用語の「動物」は、限定されないが、ヒト、霊長類、飼育動物、荷物運搬用の動物、動物園の動物、農業または経済的に重要な動物などの任意の哺乳動物を包含することが意図されている。以上から明らかなように、本明細書で開示の本組成物の審美的および機能的利点を考慮すれば、組成物は、ヒトへの適用、特に顔または上半身の皮膚に有用となるように配合されることが主要な目的である。
組成物は、皮膚科学的有効量で使用され得、これは、動物に皮膚科学的に(すなわち、局所に)投与される場合、目的の水分補給量または組成物により保持される目的の活性物質の量などの、目的の効果を働かせるのに十分である量を意味する。皮膚科学的有効量を構成する組成物の量は、皮膚の状態、改善の必要性、および治療される動物の年齢に応じて変化し得るが、自らの知識および本開示を考慮して、当業者により定常的に決定できる。
本考案の例示的実施形態の説明では、本開示の効率化および種々の本考案の態様の1つまたは複数の理解を助けることを目的として、本考案の種々の特徴が、その単一の実施形態、図、または記述で、一緒にまとめられている場合があることは理解されよう。しかしながら、本開示の方法が、各請求項で明示的に記述されるより多くの特徴を、考案が要求するという意図を示すものと解釈されるべきではない。むしろ、実用新案登録請求の範囲が示すように、本考案の態様は、前述の単一の開示実施形態の全ての特徴より少ない。したがって、以下の請求項は、ここの要約セクションに明示的に組み込まれ、各請求項は、本考案の別々の実施形態として自立している。
さらに、本明細書に記載のいくつかの実施形態は、他の実施形態に含まれる一部の特徴を含むが、他の特徴は含まず、異なる実施形態の特徴の組み合わせは、本考案の範囲内にあることが意図され、当業者により理解されるように、異なる実施形態を形成する。例えば、下記の実用新案登録請求の範囲において、請求実施形態は、任意の組み合わせで使用できる。
本明細書で提供される記述では、多数の具体的詳細が述べられている。しかしながら、本考案の実施形態は、これらの具体的詳細なしで実行可能であることが理解される。他の例では、公知の方法、構造、および技術は、この記述の理解を不明瞭にしないように、詳細には示されていない。
したがって、本考案の好ましい実施形態と考えられるものを記述してきたが、当業者なら、本考案の精神から逸脱することなく、他のおよびさらなる修正をそこへなし得、また、全てのこのような変更および修正を本考案の範囲内に入るとして主張することが意図されていることを理解するであろう。本考案の範囲内で、記載された方法に対し、ステップを追加または削除可能である。
本考案を、特定の実地形態に関連して説明しきたが、当業者なら、本考案が多くの他の形態で実施可能であることを理解するであろう。
ここで、次の非限定的な好ましい実施形態に言及することにより、本考案をさらに完全に説明する。
Alfa Lavalなどの市販の蒸発装置は、複数のより小さい効用の装置、または一連の蒸発装置から構成される。ジュースは通常、1つの効用から次の効用、さらに次の効用へと、ジュースが目的の最終ブリックスレベルに濃縮される時まで進められる。脱水工程では、水は、これらの効用のそれぞれから取り出される。言及した蒸発装置では、4つの効用が存在する。効用1は、流入してきたジュースを最初に蒸発させて濃縮後、ジュースは、効用2、効用3および最後に効用4に移動する。いずれかの所与の蒸発装置では、より少ないまたはより多い効用が存在し得る。多くの場合、ジュースは、処理されるジュースに応じて、40〜70ブリックスに達するまで濃縮される。
市販の蒸発装置を使用する場合、分別は、ジュース濃縮中、すなわち、異なる量の重水または軽水比率または組成物を有する水を製造する工程中で異なる効用由来の水の取り出しが必要である(図3)。
濃縮物は、、40(ニンジン)〜65および70(リンゴジュース、オレンジジュース)のブリックス値(1ブリックス値は、100gの溶液中の1gのショ糖であり、質量%による溶液の濃度を表す)の範囲で変化する。
Alfa Lavalシリーズ蒸発装置を用いて、ニンジンジュースを10から40ブリックスに濃縮する結果として抽出される水は、−4.21〜−4.88のデルタ−O−18比率を有する水性画分を生成した。この比は、4つ全ての連続した効用からの凝集物の併合したものを表す(試料1、表1)。この手法は、全ての効用により製造された凝集物をプールしたものからの水の製造を教示している、先行技術の方法とは大きく異なる。
凝集物の分別工程を示し、それがどのようにデルタ−O−18比率に対し影響し得るかを示す例として、新しいニンジンジュースを使用した。このジュースを、下記を行うために使用した:
1.Alfa Laval連続蒸発装置の4つの効用を用いて、ニンジンジュースを10ブリックスから42ブリックスの液体濃縮物に商業的に濃縮すること(表1、試料1)。
2.市販のニンジンの既濃縮物を40ブリックスから65ブリックスにさらに濃縮し、凝集物を収集すること(表1、試料2)。
3.ニンジン濃縮物製造中のAlfa Laval濃縮機の効用1から凝集物を取り出すこと(表1、試料4)。
4.ニンジン濃縮物製造中のAlfa Laval濃縮機の効用2から凝集物を取り出すこと(表1、試料5)。
5.ニンジン濃縮物製造中のAlfa Laval濃縮機の効用3から凝集物を取り出すこと(表1、試料6)。
6.ニンジン濃縮物製造中のAlfa Laval濃縮機の効用4から凝集物を取り出すこと(表1、試料7)。
この調査は、次のように実証された:
1.表1、試料1と2のデルタ−O−18の比較により、10から40ブリックスへの濃縮工程中のニンジンジュースから取り出された凝集物は、軽水に対してより低い重水比率を有する水を生成することが示された。40ブリックスの濃縮物がBuchi Rotavapor R−200ユニットを用いて、さらに65ブリックスに脱水されると、凝集物は重水が濃縮され、先の脱水は、選択的に軽水を除去したことが示唆される。
2.Alfa Laval濃縮機を用いたニンジンジュース濃縮は、効用1から効用4まで連続して進行し、10から40ブリックスまで濃縮される。凝集物の重水含量は、1から4の順で各蒸発装置効用で増加が始まることが示された(表3、試料4、5、6、および7)。
別の調査では、糖蜜を得るためのサトウキビジュースからの大部分の水の除去により、−2.1のデルタO18パーミルVSMOW値を有する凝集物を生成したことが明らかになった。このような値は、この画分では重水含量が極めて高いことを示唆する(表1、試料3)。これは、単に一部分の水ではなく、水性画分の大部分の水が蒸発または濃縮中に取り出される場合、凝集物が元のサトウキビジュースで認められるような高比率の重水を保持することを示すために実施した。
実験室で実験を行うために、Buchi Rotavapor R−200真空加熱蒸留器(図1)を使用した。簡単に説明すると、容器内の低圧の結果として、ジュースがチューブAを通ってフラスコF中に吸引される。加熱浴Gを約80℃に設定し、フラスコFを温水浴に浸して、ジュースのレベルを加熱浴G中の水のレベルより低くした。蒸留時間中を通して、フラスコFを、電動モータCを用いて連続的に回転させた。留出物を冷却コイルBに入れて、循環冷却剤を用いて凝縮させ、留出物をフラスコE中に収集した。

Claims (18)

  1. 水分子を含む飲料が気密封止されて収容されている飲料容器であって、
    前記水分子が、異なる同位体の酸素原子を有し、少なくとも1種の前記酸素同位体が濃縮され、前記濃縮が、(i)前記飲料を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水、を基準にしている、飲料容器。
  2. 少なくとも1種の同位体の存在量が:
    同位体16Oの場合:0.99757のモル分率、
    同位体17Oの場合:3.8x10−4のモル分率、または
    同位体18Oの場合:2.05x10−3のモル分率であるか、
    または、前記少なくとも1種の同位体の存在量が、範囲として:
    同位体16Oの場合:0.99738〜0.99776のモル分率、
    同位体17Oの場合:3.7x10−4〜4.0x10−4のモル分率、または
    同位体18Oの場合:1.88x10−3〜2.22x10−3のモル分率、により定義される、請求項1に記載の飲料容器。
  3. 前記17O同位体の存在量が、3.8x10−4未満のモル分率、および/または前記18O同位体の存在量が、2.05x10−3未満のモル分率、および/または前記16O同位体の存在量が、約0.99757を超えるモル分率である、請求項1または請求項2に記載の飲料容器。
  4. 前記17O同位体の存在量が、3.7x10−4未満のモル分率、および/または前記18O同位体の存在量が、2.22x10−3未満のモル分率、および/または前記16O同位体の存在量が、約0.99776を超えるモル分率である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料容器。
  5. 前記水分子のデルタ−O−18が、約0パーミルを超えるかまたは約0パーミル未満である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料容器。
  6. 前記水分子が、水源由来であり、少なくとも1種の前記酸素同位体の存在量が、前記水源中の前記少なくとも1種の酸素同位体の存在量を超えるかまたはそれ未満である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料容器。
  7. 前記水源が、植物の組織である、請求項6に記載の飲料容器。
  8. 食品等級添加剤を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の飲料容器。
  9. 飲料容器を気密封止する蓋を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の飲料容器。
  10. 水分子を含む局所皮膚用組成物が気密封止されて収容されている化粧品容器であって、
    前記水分子が、異なる同位体の酸素原子を有し、前記局所皮膚用組成物では、少なくとも1種の前記酸素同位体が濃縮され、前記濃縮が、(i)前記局所皮膚用組成物を製造するのに使用する水中のその酸素同位体の量または(ii)地下水中のその酸素同位体の量、または(iii)ウィーン標準平均海洋水、を基準にしている、化粧品容器。
  11. 前記少なくとも1種の同位体の存在量が、
    同位体16Oの場合:0.99757のモル分率、
    同位体17Oの場合:3.8x10−4のモル分率、または
    同位体18Oの場合:2.05x10−3のモル分率であるか、
    または、前記少なくとも1種の同位体の存在量が、範囲として:
    同位体16Oの場合:0.99738〜0.99776のモル分率、
    同位体17Oの場合:3.7x10−4〜4.0x10−4のモル分率、または
    同位体18Oの場合:1.88x10−3〜2.22x10−3のモル分率、により定義される、請求項10に記載の化粧品容器。
  12. 前記17O同位体の存在量が、3.8x10−4を超えるモル分率、および/または前記18O同位体の存在量が、2.05x10−3を超えるモル分率、および/または前記16O同位体の存在量が、約0.99757未満のモル分率である、請求項10または請求項11に記載の化粧品容器。
  13. 前記17O同位体の存在量が、4.0x10−4を超えるモル分率、および/または前記18O同位体の存在量が、2.22x10−3を超えるモル分率、および/または前記16O同位体の存在量が、約0.99738未満のモル分率である、請求項10〜12のいずれか1項に記載の化粧品容器。
  14. 前記水分子のデルタ−O−18が、約0パーミルを超えるかまたは約0パーミル未満である、請求項10〜13のいずれか1項に記載の化粧品容器。
  15. 前記水分子が、水源由来であり、少なくとも1種の前記酸素同位体の存在量が、前記水源中の前記の少なくとも1種の酸素同位体の存在量を超えるかまたはそれ未満である、請求項10〜14のいずれか1項に記載の化粧品容器。
  16. 前記水源が、植物の組織である、請求項15に記載の化粧品容器。
  17. 皮膚科学的に許容され得る添加剤を含む、請求項10〜16のいずれか1項に記載の化粧品容器。
  18. 化粧品容器を気密封止する蓋を備える、請求項10〜17のいずれか1項に記載の化粧品容器。
JP2019003035U 2019-08-13 2019-08-13 飲料容器および化粧品容器 Active JP3224505U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003035U JP3224505U (ja) 2019-08-13 2019-08-13 飲料容器および化粧品容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003035U JP3224505U (ja) 2019-08-13 2019-08-13 飲料容器および化粧品容器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019066527 Continuation 2019-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3224505U true JP3224505U (ja) 2019-12-26

Family

ID=69061471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019003035U Active JP3224505U (ja) 2019-08-13 2019-08-13 飲料容器および化粧品容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3224505U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2022215310B2 (en) Isotopic Compositions
EP1382263B1 (en) Use of calcium in acidic oral compositions for the reduction of tooth erosion caused by acid
KR101460969B1 (ko) 피부 화장료 조성물
CN104490678B (zh) 一种迷迭香纯露化妆水及其制备方法
KR100894628B1 (ko) 인삼추출물 및 해양심층수를 포함하는 화장료 조성물
JP2023052833A (ja) 抗炎症組成物
JP3224505U (ja) 飲料容器および化粧品容器
US9700507B1 (en) Lotion to help with dry scalp symptoms and methods of use
KR20120029116A (ko) 편백나무 잎 발효물을 이용한 아토피 피부염 개선제 조성물
JP2021509887A (ja) 同位体組成物
CN106389259A (zh) 一种活能补水水光精华液
KR102049769B1 (ko) 알룰로스를 함유하는 아미노산 음료
KR101531850B1 (ko) 고려 홍삼과 천연식물 유용성분 및 천연 미네랄 염을 포함하는 조성물 및 그 제조방법
RU2801453C2 (ru) Изотопные композиции ii
US10058503B2 (en) Daily face cream
KR101042810B1 (ko) 심층수가 함유된 건조오징어 제조방법
CN106659744A (zh) 基质金属蛋白酶(mmp)抑制性提取物及其使用方法
KR20160078859A (ko) 그라비올라를 주성분으로 한 치약
KR102449315B1 (ko) 초진공 마이크로웨이브 공법에 의한 소입자수
CN112754962A (zh) 一种纯天然草本爽肤水的制作方法
JP6629271B2 (ja) Endo180産生促進剤
KR101759076B1 (ko) 천연소금 및 한방식물 추출물을 함유하는 피부 케어용 항균 화장료 조성물 제조방법
JP2011184346A (ja) ヒアルロン酸産生促進剤及び化粧料
KR20160011740A (ko) 넓미역 추출물을 유효 성분으로 포함하는 기능성 식품 및 항산화 활성 조성물
CN105012210A (zh) 沙棘营养化妆水

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3224505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250