JP3224469U - メカニカルシール - Google Patents

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良一 川村
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Abstract

【課題】コンパクトな構成でありながら、回転軸に対して摺動面の直角度が維持されながら軸線方向への移動に対応が可能であり、回転軸の軸線方向への移動が生じてもスプリング荷重が変動し難いダブルシール形のメカニカルシールを提供する。【解決手段】2組の摺動面を有するメカニカルシール1であって、軸線方向に移動可能な回転軸に固定され軸線方向両端のそれぞれに回転側摺動面2a、2bを備えた回転環2と、回転軸が貫通する機体側部材に連結された2つの静止環4であって、それぞれが、回転側摺動面の一方と摺動接触する静止側摺動面4a、を有する2つの静止環と、機体側部材に連結され2つの静止環を回転環に向けて押圧する押圧機構12、26、28、Pと、を備え、押圧機構が、押圧機構の押圧による静止環の回転環に対する荷重が、常時、一定となるように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案はメカニカルシールに関し、詳細には、回転軸の軸線方向への移動に対応可能なダブルシール形のメカニカルシールに関する。
回転軸の周りを封止し流体洩れを防止するため装置であるメカニカルシールが知られている。メカニカルシールでは、回転軸に固定された回転環と、静止側部材に固定された静止環とが接触する摺動面で、回転軸の回転を許容しながら、回転軸の周りにおける流体の洩れを防止している。
多くのメカニカルシールは、一組の摺動面を用いて流体のシールを行うシングル形のメカニカルシールであるが、使用条件によっては、二組の摺動面を用いて流体のシールを行なうダブルシール形のメカニカルシールが採用されている。
また、使用条件によっては、回転軸が、熱膨張等によって軸線方向に移動することがある。このような使用条件では、メカニカルシールにも回転軸の軸線方向への移動に対応する機能が求められる。
この結果、回転軸の軸線方向への移動に対応することができるダブルシール形のメカニカルシールが求められる場合がある。
このような回転軸の軸線方向への移動に対応することができるダブルシール形のメカニカルシールとして、回転軸に取付けられた中間リング内にスプリングを配置し、このスプリングの両端に回転環を連結するとともに、各回転環と対向するように静止環を取付けたダブルシール形のメカニカルシールが知られている(特許文献1)。
また、機体側に取り付けられた2つの静止環を、ベアリングを内蔵した機構を介して連結することにより、回転軸の軸線方向への移動に対応することができるように構成したダブルシール形のメカニカルシールも知られている(特許文献2)。
特開2018−44593号公報 実願昭56−157700号明細書
しかしながら、引用文献1のメカニカルシールは、回転環を付勢するスプリングが回転軸に取付けられている回転形のメカニカルシールであるため、静止環の摺動面の軸芯に対する直角度が確保できなくなった場合には、静止環の摺動面に摺接する回転環が、回転軸が1回転する毎に軸線方向に往復動する。この結果、ドライブピンや2次シールが擦れ合って摩耗が生じ、作動性が低下して漏洩が発生することがある。
したがって、引用文献1のメカニカルシールには、摺動面の軸心に対する直角度を確保しにくい機器には適さないという問題があった。
また、引用文献2のメカニカルシールは、回転軸の軸線方向への移動を吸収することは可能であるが、回転軸が軸線方向に移動すると、回転軸上のベアリング外輪も軸と共に移動し、外輪と同時に移動するスプリングホルダーが汚れやかじりの接触不良により動かなくなった場合、2つのスプリングによるスプリング荷重の間に差が発生し、2つの回転環の静止環に対する面圧に差が生じてしまうという問題があった。
さらに、ベアリングと可動形スプリングホルダーが内蔵される構成であるため、機構が複雑化し、メカニカルシールが大型になるという問題もあった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成でありながら、回転軸に対して摺動面の直角度が維持されながら軸線方向への移動に対応が可能であり、回転軸の軸線方向への移動が生じてもスプリング荷重が変動し難いダブルシール形のメカニカルシールを提供することを目的としている。
本考案によれば、
2組の摺動面を有するメカニカルシールであって、
軸線方向に移動可能な回転軸に固定され軸線方向両端のそれぞれに回転側摺動面を備えた回転環と、
前記回転軸が貫通する機体側部材に連結された2つの静止環であって、それぞれが前記回転側摺動面の一方と摺動接触する静止側摺動面を有する2つの静止環と、
前記機体側部材に連結され前記2つの静止環を前記回転環に向けて押圧する押圧機構と、を備え、
前記押圧機構が、該押圧機構の押圧による前記静止環の前記回転環に対する荷重が、常時、一定となるように構成されている、
ことを特徴とするメカニカルシール。
このような構成を有しているメカニカルシールは、スプリングが静止側に設けられた静止形メカニカルシールであるので、軸芯に対して摺動面の直角度が良好でない回転軸周りの封止を行なった際にも漏洩の問題が生じ難い。
さらに、スプリング荷重等の静止環の回転環に対する荷重が、常時、一定となるように押圧機構が構成されているので、付加的な要素を追加することなくコンパクトな構成で、回転軸の軸線方向への移動にも対応できる。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記押圧機構が、前記2つの静止環のそれぞれを前記機体側部材に連結する2つの連結部材を、更に、備え、
前記2つの連結部材は、一体に、軸線方向に移動可能に構成されている。
このような構成によれば、2つの静止環が一体的に軸線方向に移動可能となるので、簡便な構成で、2つの静止環の回転環に対する荷重を等しくすることができる。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記押圧機構が、前記連結部材を前記回転環に向けて付勢する付勢手段を備えている。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記付勢手段が、前記各連結部材を貫通して延びるシャフトと、該シャフトに外装されたコイルスプリングと、を備えている。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記シャフトは、前記各連結部材のフランジ部に形成された孔部を貫通して延びるように配置され、
前記スプリングは、前記フランジ部と、前記シャフトの端部に取付けられた留め部材との間に圧縮状態に挟持され、前記フランジ部を介して前記静止環を前記回転環に向けて付勢するように構成されている。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記留め部材が、前記シャフトの端部に螺合されたナットである。
本考案の他の好ましい態様によれば、
前記各連結部材が、円筒形状を有している。
本考案によれば、コンパクトな構成でありながら、回転軸に対する摺動面の直角度の狂い及び軸線方向への移動に対応が可能であり、回転軸の軸線方向への移動が生じてもスプリング荷重が変動し難いダブルシール形のメカニカルシールが提供される。
本考案の第1の実施形態のメカニカルシールの要部を示す概略的な断面図である。 本考案の第2の実施形態のメカニカルシールの要部を示す概略的な断面図である。
以下、図面に沿って、本考案の第1の実施形態のメカニカルシールの構成を説明する。図1は、本考案の第1の実施形態のメカニカルシール1の要部を示す概略的な断面図である。
本実施形態のメカニカルシール1は、回転軸Sに固定された回転環2の軸線方向両側に、それぞれ、静止環4、4が配置され、静止環4、4を回転環2に向けて付勢する圧縮バネPが静止(機体)側に設けられている静止形のダブルシール形メカニカルシールである。
本実施形態のメカニカルシール1では、回転環2は環形状を有し、一端側にスペーサ6が配置された状態で、回転軸である回転軸Sに固定されている。
また、回転環2の内周面が当接する回転軸Sの外周面の部位には、環状溝8が形成され、環状溝8内にシール用のOリング10が収容されている。
回転環2の軸線方向外方側には、それぞれ、静止環4、4が設けられている。本実施形態のメカニカルシール1は、静止環4、4の軸線方向の端面(静止側摺動面)4aが、回転環2の軸線方向の一端面(回転側摺動面)2aおよび他端面(回転側摺動面)2bで回転環2と摺動接触し、2組の摺動面を形成するように構成されている。即ち、1つの回転環2の軸線方向両端面に、それぞれ、摺動面(シール面)が形成される。
本明細書では、回転軸Sの延びる方向に沿って静止環4からみて回転環2側を軸線方向内方と称し、回転環2からみて静止環4側を軸線方向外方と称する。
また、回転環2、および静止環4は、従来技術のメカニカルシール同様に、カーボン等の耐摩耗性が高い材料で形成されている。
本実施形態のメカニカルシール1では、各静止環4、4は、略環形状を有し、バックメタル12、12を介して機体側(静止側)に取付けられている。バックメタル12は、一端(軸線方向外方)側の小径部12aと、他端(軸線方向内方)側の大径部12bと、小径部12aと大径部12bとを連結するように径方向に延びる立ち上がり部12cとを備え、略クランク状の断面形状を有している。
図1に示されているように、各バックメタル12は、軸線方向外方側の小径部12aが、機体側(静止側)の部材であるケース14に連結されることにより、機体側に取付けられている。詳細には、小径部12aが、ケース14に形成され回転軸Sが挿通される貫通穴14aに、軸線方向に摺動可能に巌合されている。また、各バックメタル12は、廻り止めピンによって、回転しないように設けられている。
ケース14の小径部12aが当接する部分には、環状溝16が形成され、この環状溝16の中に、ケース14と小径部12aとの間をシールするOリング18が配置されている。
一方、各バックメタル12の軸線方向内方側では、各バックメタル12の大径部12bの内周面と立ち上がり部12cの内方面とによって画定される角部が、静止環4の外周面4bと外方面4cに当接し、静止環4を径方向外方並びに軸線方向外方から支持している。この結果、バックメタル12は、静止環4を機体側に連結する連結部材となる。
2つのケース14、14は、径方向外方に配置された筒状部材19によって連結されている。ケース14の筒状部材19との連結部には環状溝20が形成され、この環状溝20にOリング22が収容されている。
また、本実施形態のメカニカルシール1では、各バックメタル12、12、各ケース14、14、筒状部材19、回転環2、および2つの静止環4、4によって内部空間Iが画定され、この内部空間I内にバリア液が収容されている。
さらに、本実施形態のメカニカルシール1では、各バックメタル12の大径部12bの径方向内端に径方向外方に向かつて延びるフランジ部12dが形成されている。対向するバックメタル12のフランジ部12dには、軸線方向に整列した位置に、貫通孔24が形成され、この貫通孔24に圧縮バネPが外装されたシャフト26が挿通されている。
本実施形態のメカニカルシール1では、フランジ部12dに90度の角度間隔で、4つの貫通孔24(1つのみを図示)が形成され、各貫通孔24に圧縮バネPが外装されたシャフト26が挿通されている。しかしながら、貫通孔24を設ける角度間隔は、90度に限定されるものではなく、メカニカルシール1の使用状態に応じて、適宜、決定されるものである。例えば、180度間隔で2つの貫通孔を設けてもよく、120度間隔で3つの貫通孔を設けてもよく、60度間隔で6つの貫通孔を設けてもよい。
図1に示されているように、シャフト26の両端には、ナット28が取付けられ、圧縮バネPは、留め部材であるナット28とフランジ部12dとの間に圧縮状態で配置されている。また、ナット28は内周面に雌ねじが切られ、外周に雄ネジが切られたシャフト26に螺合され、シャフト26に対して回転することにより、シャフト26上を軸線方向に移動可能とされている。尚、本実施形態では、圧縮バネPの内端とフランジ部12dとの間にワッシャ30が配置されている。
このように構成された本実施形態のメカニカルシール1では、圧縮状態にある圧縮バネPが、フランジ部12dを介してバックメタル12を軸線方向内方に付勢する。上述のように静止環4は、バックメタル12の大径部12bの内周面と立ち上がり部12cの内方面とによって径方向外方並びに軸線方向外方から支持されているので、バックメタル12が圧縮バネPによる付勢(スプリング荷重)によって軸線方向内方に付勢されると、静止環4はバックメタル12を介して回転環2に向けて軸線方向内方に付勢され、回転環2に当接することになる。この結果、静止環4と回転環2との間の摺動接触が維持される。このスプリング荷重は、シャフト26に対してナット28を回転させ、ナット28をシャフト26に沿って軸線方向に移動させることによって調整可能である。
さらに、上述したように、各バックメタル12は、軸線方向に移動可能にケース14に連結されている。このため、回転軸Sの軸線方向(図1の矢印X方向)への移動によって回転環2が軸線方向内方または外方に移動したときでも、静止環4を支持するバックメタル12がこの移動に追従して軸線方向に移動可能であるので、各静止環4も、回転環2に摺動接触しながら回転環2の軸線方向への移動に追従する。
そして、本実施形態のメカニカルシール1では、回転軸Sの軸線方向への移動によって回転環2が軸線方向に移動すると、静止環4と、バックメタル12、シャフト26、ナット28、圧縮バネP等によって構成される押圧機構とが、図1に示されている相対位置関係を維持しつつ一体となって、回転環2の軸線方向への移動に追従する。
このため、回転軸Sが軸線方向に移動した場合でも、圧縮バネPが生じさせる静止環4の回転環2に対するスプリング荷重も、一定に維持される。即ち、本実施形態のメカニカルシール1では、回転軸Sが軸線方向に移動した場合でも、スプリング荷重が変動することなく、回転軸Sの軸線方向への移動に対応することが可能となる。
また、本実施形態のメカニカルシール1は、スプリング等が静止側に設けられているので、回転軸Sの撓み等による軸芯に対する摺動面の直角度の狂いに起因する漏洩が抑制される。
さらに、ナット28の締め加減を調節することにより、回転環2に対するスプリング荷重を容易に調整することができる。
さらにまた、本実施形態のメカニカルシール1では、1つの回転環2の軸線方向両端面に、それぞれ、摺動面(シール面)が形成される構成であるの省スペース化ならびに部品点数の削減が実現される。
次に、本考案の第2の実施形態のメカニカルシールの構成について説明する。図2は、本考案の第2の実施形態のメカニカルシール50の要部を示す概略的な断面図である。
第2の本実施形態のメカニカルシール50は、第1の実施形態のメカニカルシール1と基本的には同一の構成を備えている。したがって、第1の実施形態のメカニカルシール1と共通する主要な構成要素については、第1の実施形態のメカニカルシール1と同一の参照符号を付す。
第2の実施形態のメカニカルシール50の第1の実施形態のメカニカルシール1との相違点は、静止環4を回転環2に向けて押圧する押圧機構の構成である。以下、この相違点について説明する。
第1の実施形態のメカニカルシール1では、静止環4を回転環2に向けて押圧する押圧機構が、バックメタル12、シャフト26、ナット28、圧縮バネP等によって構成され、押圧が、圧縮バネPの伸張方向への反力を利用しているが、第2の実施形態のメカニカルシール50では、押圧機構が、バックメタル52と、対向するバックメタル52のフランジ部52d間に配置された引っ張りバネP’を備え、押圧には、引っ張りバネP’の縮み方向への反力を利用する。
具体的には、図2に示されているように、第2の実施形態のメカニカルシール50では、バックメタル52のフランジ部52d間に引っ張りバネP’が配置されている。この引っ張りバネP’は、2つのフランジ部52dを、互いに接近する方向、即ち軸線方向内方に、回転環2に向けて付勢(押圧)するようにメカニカルシール50内で配置されている。
このような構成により、第2の実施形態のメカニカルシール50においても、回転軸Sの軸線方向への移動によって回転環2が軸線方向に移動すると、静止環4と、バックメタル52のフランジ部52d、引っ張りバネP’等によって構成される押圧機構とが、図2に示されている相対位置関係を維持しつつ、回転環2の軸線方向への移動に追従して軸線方向に移動する。
このため、回転軸Sが軸線方向に移動した場合でも、圧縮バネP’が生じさせる2つの静止環4から回転環2へのスプリング荷重も、一定に維持される。即ち、本実施形態のメカニカルシール50でも、回転軸Sが軸線方向に移動した場合でも、スプリング荷重が変動することなく、回転軸Sの軸線方向への移動に対応することが可能となる。
本考案は上記実施形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
1、50:メカニカルシール
2:回転環
4:静止環
8:環状溝
10:Oリング
12:バックメタル
12a:バックメタルの小径部
12b:バックメタルの大径部
12c:バックメタルの立ち上がり部
12d:バックメタルのフランジ部
14:ケース
16:環状溝
18:Oリング
24:貫通孔
26:シャフト
28:ナット
30:ワッシャ
S:回転軸
P:スプリング
I:内部空間

Claims (7)

  1. 2組の摺動面を有するメカニカルシールであって、
    軸線方向に移動可能な回転軸に固定され軸線方向両端のそれぞれに回転側摺動面を備えた回転環と、
    前記回転軸が貫通する機体側部材に連結された2つの静止環であって、それぞれが、前記回転側摺動面の一方と摺動接触する静止側摺動面を有する2つの静止環と、
    前記機体側部材に連結され前記2つの静止環を前記回転環に向けて押圧する押圧機構と、を備え、
    前記押圧機構が、該押圧機構の押圧による前記静止環の前記回転環に対する荷重が、常時、一定となるように構成されている、
    ことを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記押圧機構が、前記2つの静止環のそれぞれを前記機体側部材に連結する2つの連結部材を、更に、備え、
    前記2つの連結部材は、一体に、軸線方向に移動可能に構成されている、
    請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記押圧機構が、前記連結部材を前記回転環に向けて付勢する付勢手段を備えている、
    請求項2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記付勢手段が、前記各連結部材を貫通して延びるシャフトと、該シャフトに外装されたコイルスプリングと、を備えている、
    請求項3に記載のメカニカルシール。
  5. 前記シャフトは、前記各連結部材のフランジ部に形成された孔部を貫通して延びるように配置され、
    前記スプリングは、前記フランジ部と、前記シャフトの端部に取付けられた留め部材との間に圧縮状態に挟持され、前記フランジ部を介して前記静止環を前記回転環に向けて付勢するように構成されている、
    請求項4に記載のメカニカルシール。
  6. 前記留め部材が、前記シャフトの端部に螺合されたナットである、
    請求項5に記載のメカニカルシール。
  7. 前記各連結部材が、円筒形状を有している、
    請求項2ないし6のいずれか1項に記載のメカニカルシール。
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