JP3224213U - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却効率をさらに高めることができる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は、LED基板10と、ヒートパイプ20と、放熱フィン21と、を備える。LED基板10は、照明光を出射する。ヒートパイプ20は、LED基板10が取り付けられた中央部20aと、中央部20aに対してLED基板10から離れる方向に折り曲げられた両端部20b,20cとを有する板状体である。板状の放熱フィン21は、ヒートパイプ20の両端部20b,20cと熱的に結合され、両端部20b,20cから外方に張り出している。【選択図】図2
Description
本考案は、照明装置に関する。
従来より、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)を用いた照明装置が用いられている。LEDの熱管理は、LEDの寿命だけでなく、LEDの安全性にとっても重要である。そこで、空冷方式によりLEDを冷却する冷却システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、空冷方式によるLEDの冷却には、その冷却効率に限界がある。
本考案は、冷却効率をさらに高めることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案の第1の観点に係る照明装置は、
発光ダイオードが実装されたLED基板と、
前記LED基板が取り付けられた中央部と、前記中央部に対して前記LED基板から離れる方向に折り曲げられた両端部とを有する板状体であるヒートパイプと、
前記ヒートパイプの両端部と熱的に結合され、前記両端部から外方に張り出す放熱フィンと、
を備える。
発光ダイオードが実装されたLED基板と、
前記LED基板が取り付けられた中央部と、前記中央部に対して前記LED基板から離れる方向に折り曲げられた両端部とを有する板状体であるヒートパイプと、
前記ヒートパイプの両端部と熱的に結合され、前記両端部から外方に張り出す放熱フィンと、
を備える。
この場合、前記放熱フィンは、
複数の板状体を有し、
前記複数の板状体は、互いに平行に延びるように配置されている、
こととしてもよい。
複数の板状体を有し、
前記複数の板状体は、互いに平行に延びるように配置されている、
こととしてもよい。
本考案の構成によれば、発光ダイオードが実装されたLED基板にヒートパイプが接続され、そのヒートパイプに放熱フィンが接続されている。これにより、発光ダイオードで発生した熱は、ヒートパイプに伝達され、放熱フィンから外部に放出される。このようにすれば、空冷方式で冷却するよりも冷却効率をさらに高めることができる。
以下、本考案の実施の形態に係る照明装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。
図1に示すように、照明装置1は、照明部2と、冷却部3と、取付部4と、を備える。照明部2は、照明光ILを出射する。冷却部3は、冷媒を用いた冷却方式により、照明部2を冷却する。取付部4は、照明装置1を、外部部材に取り付けるためのアダプタである。
図2に示すように、照明部2は、LED基板10と、レンズ11と、反射部12と、を備える。LED基板10は、表面実装型デバイスとしての発光ダイオード10aが実装された基板である。LED基板10に実装された発光ダイオード10aは、照明光ILを出射する。レンズ11は、発光ダイオード10aから出射した照明光ILを屈折させる。
反射部12は、かさ状に形成されており、その内部には反射コーティングがなされている。反射部12は、発光ダイオード10aから出射された照明光ILを反射して、その集光性を高めている。本実施の形態では、照明光ILとして白色光とすることができるが、照明光ILとしては任意の色とすることができる。
図2及び図3に示すように、冷却部3は、ヒートパイプ20と、放熱フィン21と、を備える。
ヒートパイプ20は、全体としてU字状(またはコ字状)に折り曲げられた平板状の部材である。ヒートパイプ20は、中央部20aと、両端部20b,20cを備える。中央部20aは、折り曲げられたヒートパイプ20の中央部分に設けられている。中央部20aは、照明部2のLED基板10に接続されている。中央部20aの大きさは、LED基板10の大きさと同じである。両端部20b,20cは、中央部20aに対してLED基板10から離れる方向に折り曲げられている。両端部20b,20cの長さは、中央部20aの長さよりも長くなっており、それぞれ同じである。
ヒートパイプ20は、熱伝導性の高い金属、例えばアルミニウム等で構成されている。ヒートパイプ20の内部には、複数の内部空間が設けられており、その内部空間に冷媒が封入されている。ヒートパイプ20に熱が加えられると、その熱を伝えられた冷媒は、図4に示すように、中央部20aにおいて、液体から気体の状態に変化して内部空間を比較的低温な両端部20b,20cへ移動する。
両端部20b,20cに移動した冷媒は、周囲に熱を奪われて気体から液体の状態に変化し、再び中央部20aに戻る。ヒートパイプ20は、このようにして、内部空間の冷媒の移動により、伝達された熱を低温部分に伝導する。
放熱フィン21は、伝熱面積を広げるために設けられる突起状の部材である。放熱フィン21は、熱伝導性の高い金属(例えば、アルミニウム又は銅)で構成されている。放熱フィン21は、ヒートパイプ20の両端部20b,20cと熱的に結合され、両端部20b,20cから外方に張り出している。放熱フィン21は、複数の板状体21aを有している。複数の板状体21aは、ヒートパイプ20から離れる方向に、互いに平行に延びるように配置されている。なお、図3では、ヒートパイプ20を図示するため、放熱フィン21の図示は、一部省略されている。
取付部4は、外部部材に取り付け可能となっている。取付部4には、外部から電源電力を入力する電源基板が設けられている。電源基板は、発光ダイオード10aが実装されたLED基板10の電気回路に電力を供給する。
次に、本実施の形態に係る照明装置1の動作(主として冷却部3の冷却動作)について説明する。
電源電力がLED基板10の電気回路に供給され、発光ダイオード10aに電流が流れて発光すると、発光ダイオード10aから照明光ILが出射し、照明対象が照明される。
発光ダイオード10aには発光に伴って熱が発生する。この熱は、LED基板10を介して、ヒートパイプ20に伝達される。ヒートパイプ20では、前述のように、内部空間の冷媒が液体から気体に変化して、中央部20aから両端部20b,20cに移動する。この移動により、図4の矢印に示すように、中央部20aから両端部20b,20cへ熱が伝達される。
両端部20b,20cに伝達された熱は、さらに放熱フィン21(板状体21a)に伝わり、放熱フィン21から外部に放出される。放熱フィン21は、複数の板状体21aを備えており、複数の板状体21aが、互いに両端部20b,20cから離れる方向に平行に延びている。これにより、放熱フィン21では、外部との接触面積が大きくなっており、この板状体21aから外部に熱が放出される。このようにして、照明部2の熱が外部に放出されることにより、照明部2が冷却される。
両端部20b,20cの内部空間内の冷媒は、放熱フィン21に熱を伝えると、気体から液体へ戻り、さらに、中央部20aに戻る。中央部20aに戻った冷媒は、発光ダイオード10aからの熱を吸収し、液体から気体に変化して、両端部20b,20cへ移動する。
したがって、冷却部3では、冷媒が中央部20aから両端部20b,20cを循環することにより、照明部2を冷却する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、ヒートパイプ20が、発光ダイオード10aが実装されたLED基板10に接続され、そのヒートパイプ20に放熱フィン21が接続されている。これにより、発光ダイオード10aで発生した熱は、ヒートパイプ20に伝達され、放熱フィン21から外部に放出される。このようにすれば、空冷方式で冷却するよりも冷却効率をさらに高めることができる。
本実施の形態では、照明部2は、冷却部3を介して、取付部4と接続されている。このため、照明部2からの熱が、取付部4に伝えられるのを防止することができる。これにより、取付部4が取り付けられる外部部材へ熱が伝達されるのを防止することができる。
また、取付部4には、発光ダイオード10aが実装されたLED基板10に電力を供給する電源基板が実装されている。この構成によれば、照明部2からの熱により電源基板が誤動作又は故障するのを防止することができる。
また、放熱フィン21は、互いに平行に延びるように複数配置されている。これにより、放熱フィン21の外部と接触する面積を格段に大きくして、冷却を高めることができる。
本実施の形態に係る照明装置1は、U字状のヒートパイプ20を備えており、ヒートパイプ20の形状を、U字状とした。このようにすれば、熱を発光ダイオード10aから遠ざけ易くすることができるうえ、照明部2の照明光ILの出射方向から見て照明装置1を小型化することができる。これにより、例えば複数の照明装置1を、密集して配置することができる。
本実施の形態に係る照明装置1では、冷却部3が、U字状のヒートパイプ20を1つ設けるものとしたが、本考案はこれには限られない。中央部20a、両端部20b,20cをそれぞれ1枚のヒートパイプとし、3枚のヒートパイプを連結させた構造としてもよい。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、発光ダイオード10aが実装されたLED基板10を冷却するものとしたが、本考案はこれには限られない。ハロゲンランプなど他の光源を用いて照明により熱を発する照明部を冷却するのに本考案を適用するようにしてもよい。
この考案は、この考案の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この考案を説明するためのものであり、この考案の範囲を限定するものではない。すなわち、この考案の範囲は、実施の形態ではなく、実用新案登録請求の範囲によって示される。そして、実用新案登録請求の範囲内及びそれと同等の考案の意義の範囲内で施される様々な変形が、この考案の範囲内とみなされる。
本考案は、冷却が必要な照明装置に適用することができる。
1 照明装置、2 照明部、3 冷却部、4 取付部、10 LED基板、10a 発光ダイオード、11 レンズ、12 反射部、20 ヒートパイプ、20a 中央部、20b,20c 両端部、21 放熱フィン、21a 板状体、IL 照明光
Claims (2)
- 発光ダイオードが実装されたLED基板と、
前記LED基板が取り付けられた中央部と、前記中央部に対して前記LED基板から離れる方向に折り曲げられた両端部とを有する板状体であるヒートパイプと、
前記ヒートパイプの両端部と熱的に結合され、前記両端部から外方に張り出す放熱フィンと、
を備える照明装置。 - 前記放熱フィンは、
複数の板状体を有し、
前記複数の板状体は、互いに平行に延びるように配置されている、
請求項1に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003562U JP3224213U (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003562U JP3224213U (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224213U true JP3224213U (ja) | 2019-12-05 |
Family
ID=68763317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003562U Active JP3224213U (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224213U (ja) |
-
2019
- 2019-09-20 JP JP2019003562U patent/JP3224213U/ja active Active
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Ref document number: 3224213 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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