JP3224205U - おしり洗浄器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋部とノズル部を分割することにより、そのノズル部を素手で触ることなく、使用又は収納できるおしり洗浄器具を提供する。【解決手段】容器部7、前記容器部と係合する蓋部4a及びノズル部1で構成されるおしり洗浄器具において、前記蓋部には、前記ノズル部と係合される開口部が形成され、前記ノズル部には円錐形状体または多角錐形状体からなる洗浄液吐出構造2aを備えている。【選択図】図4

Description

本考案は、おしり洗浄器具に関するものである。
技術背景
従来、先端に穴が開いているノズル部がボトル容器に取り付けられた簡易型のおしり洗浄器具が使用されている。また、上記ノズル部は、外径が7mmから10mm程度、内径が2mmから5mm程度の円筒形で構成されている。
上記、従来のおしり洗浄器具を最初に使用する場合、ノズル部の表面は汚れていないので問題はないが、実際にトイレで当該おしり洗浄器具を使用すると、ノズル部に排泄物が付着したままになってしまうことがある。そうすると、不衛生なために素手でノズル部を触ることができなくなる欠点がある。
また、ボトル容器内にノズル部を収納するタイプのおしり洗浄器具の場合にも汚れた円筒形のノズル部に指などが接触することがあり不衛生である。さらに、そのノズル部は着脱式になっておらず、取り外すことは実際に不可能であり容易に新しい清潔なノズル部に交換することができない。
容器部、前記容器部と係合する蓋部及びノズル部で構成されるおしり洗浄器具において、前記蓋部には、前記ノズル部と係合される開口部が形成され、前記ノズル部には円錐形状体または多角錐形状体からなる洗浄液吐出構造を備えること特徴とする、おしり洗浄器具である。
また、前記ノズル部は、前記容器部の内側から前記蓋部の前記開口部を通して前記容器部の外側へ差し込まれた構造からなることを特徴とする、請求項1記載のおしり洗浄器具である。
また、前記ノズル部は、前記容器部の外側から前記蓋部の前記開口部を通して前記容器部の内側へ差し込まれた構造からなることを特徴とする、請求項1記載のおしり洗浄器具である。
また、前記蓋部は、前記容器部と係合する第一係合部及び第二係合部を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のおしり洗浄器具である。
さらに、前記ノズル部は、先端部に洗浄液吐出穴部と空気穴部を有することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のおしり洗浄器具である。
本考案のおしり洗浄器具は、容器部と蓋部とノズル部とで構成されており、そのノズル部は、円錐形状体または多角錐形状体を備えることにより先端部に洗浄液の圧力が加わり洗浄液が吐出しやすくなっている。円錐形状体または多角錐形状体を備えているノズル部の拡径部は、蓋部の開口部より大きいので蓋部の開口部に差し込んで止めることができる。
また、ノズル部の拡径部は10mmから30mm程度になっており、その内側に指を入れて蓋部の開口部から取り外すことができ、かつ、ノズル部の外表面に触れることなく、蓋部の開口部から取り外し収納できて衛生的である。
さらに、ノズル部は、蓋部と分割されているため、新しいノズル部と交換ができて衛生的である。かつ、ノズル部は使い捨てもできる。
図1は、先端部に洗浄液吐出穴部2a及び空気穴部2bを有する円錐形状体からなる洗浄液吐出構造を備えるノズル部1である。なお、洗浄液吐出穴部2aは、空気も出入りする。また、空気穴部2bは、洗浄液も出入りする。
図8は、開口部5と雌ネジ部6を備えた蓋部4aである。雌ネジ部6は、容器部7の口部3の雄ネジ部分に係合する。
第1の実施例を図4に示す。本考案のおしり洗浄器具(使用時)は、図2に示すようにノズル部1の内側に指10を入れて、図8に示す蓋部4aの開口部5を通してノズル部1を容器部7の外側へ差し込む。なお、ノズル部1の拡径部は、蓋部4aの開口部5より大きいので蓋部4aの開口部5に差し込んで止めることができる。なお、円錐形状体のノズル部1と蓋部4aが係合されたものが、さらに容器部7の口部3の雄ネジ部分に係合されたものを示す。
第1の実施例を図5に示す。本考案のおしり洗浄器具(収納時)は、図2に示すようにノズル部1の内側に指10を入れて、図8に示す蓋部4aの開口部5を通してノズル部1を容器部7の内側へ差し込む。なお、ノズル部1の拡径部は、蓋部4aの開口部5より大きいので蓋部4aの開口部5に差し込んで止めることができる。
図9は、開口部5の両側に第一係合部8(雌ネジ部)と第二係合部9(雌ネジ部)を備えた蓋部4bである。第一係合部8(雌ネジ部)と第二係合部9(雌ネジ)は、容器部7の口部3の雄ネジ部分にいずれか係合するものである。
第2の実施例を図6に示す。本考案のおしり洗浄器具(使用時)は、図2に示すようにノズル部1の内側に指10を入れて、図9に示す蓋部4bの第一係合部8及び開口部5を通してノズル部1を差し込み、第一係合部8(雌ネジ部)が容器部7の口部3の雄ネジ部分に係合されたものを示す。
第2の実施例を図7に示す。本考案のおしり洗浄器具(収納時)は、前記使用時の蓋部4bとノズル部1をセットにしたものをひっくり返して第二係合部9(雌ネジ部)が容器部7の口部3の雄ネジ部分に係合されたものを示す。このように、蓋部4bは、容器部7と係合する第一係合部8及び第二係合部9を備えることによって、ノズル部1に接触することなく蓋部4bとノズル部1がセットになったものをひっくり返して容器部7と係合できる。
本考案のノズル部1は、図10に示すように、先端部側ノズル部1aと蓋部側ノズル部1bに分割されているものも含まれる。
図10に示すノズル部1は、図11に示すように、先端部側ノズル部1aと蓋部側ノズル部1bを係合して一体化できる。
本考案におけるノズル部は、プラスチック製(フィルム成形品、射出成形品)、紙製、金属製、木製などが例示される。
本考案における蓋部4a、蓋部4bは、プラスチック製、紙製、金属製、木製などが例示される。なお、図12のように開口部5が突き出た形の蓋部4cのようなものも含まれる。
本考案における容器部7は、おしりを洗浄するために用いられる洗浄液を充填する容器である。ここで洗浄液とは、通常の水、水道水、蒸留水、又は、これらにアルコールや洗浄剤を含む洗浄液である。容器部7としては、PETボトル、PPボトルなどのプラスチック製容器、紙製容器、金属製容器、木製容器などが例示される。また、容器部7の形状は、通常のボトル状や蛇腹状、提灯状、風船状などいずれのものでも構わない。
本考案のおしり洗浄器具のノズル部である。 本考案のおしり洗浄器具のノズル部の内側に指を入れた状態の参考図である。 本考案に使用される容器部の口部からノズル部と蓋部を取り外した構成図である。 本考案のおしり洗浄器具の第1の実施例における使用時の状態を示す図である。 本考案のおしり洗浄器具の第1の実施例におけるノズル部収納時の状態を示す図である。 本考案のおしり洗浄器具の第2の実施例における使用時の状態を示す図である。 本考案のおしり洗浄器具の第2の実施例におけるノズル部収納時の状態を示す図である。 本考案のおしり洗浄器具の第1の実施例の蓋部である。 本考案のおしり洗浄器具の第2の実施例の蓋部である。 本考案のおしり洗浄器具のノズル部が先端部側と蓋部側に分割される形態の図である。 図10におけるノズル部の先端部側と蓋部側とが係合された図である。 本考案のおしり洗浄器具の蓋部の一例であり、容器部の反対側に開口部が突き出しているものである。
1 ノズル部
1a 先端部側ノズル部
1b 蓋部側ノズル部
2a 洗浄液吐出穴部
2b 空気穴部
3 口部
4a 蓋部
4b 蓋部
4c 蓋部
5 開口部
6 雌ネジ部
7 容器部
8 第一係合部
9 第二係合部
10 指

Claims (5)

  1. 容器部、前記容器部と係合する蓋部及びノズル部で構成されるおしり洗浄器具において、前記蓋部には、前記ノズル部と係合される開口部が形成され、前記ノズル部には円錐形状体または多角錐形状体からなる洗浄液吐出構造を備えること特徴とする、おしり洗浄器具。
  2. 前記ノズル部は、前記容器部の内側から前記蓋部の前記開口部を通して前記容器部の外側へ差し込まれた構造からなることを特徴とする、請求項1記載のおしり洗浄器具。
  3. 前記ノズル部は、前記容器部の外側から前記蓋部の前記開口部を通して前記容器部の内側へ差し込まれた構造からなることを特徴とする、請求項1記載のおしり洗浄器具。
  4. 前記蓋部は、前記容器部と係合する第一係合部及び第二係合部を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のおしり洗浄器具。
  5. 前記ノズル部は、先端部に洗浄液吐出穴部と空気穴部を有することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のおしり洗浄器具。
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