JP3224012U - ボタン電池ホルダー及びそれを用いた変形式携帯電灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明が必要な事態に即座に取出し、懐中電灯に用いることができるボタン電池ホルダー及びそれを用いた変形式携帯電灯を提供する。【解決手段】ボタン電池12を収容する収容ケース1とボタン電池を保持する導電性の金属プレートのホルダー2を用いたボタン電池ホルダーであって、収容ケースは、外郭の一辺を開口部6にし、他の辺を密閉し、収容ケースの内側の下面側と上面側に正電極板3と負電極板4の電極板を設け、正電極板、又は負電極板の一方の電極板に圧縮の弾性力を利用する圧縮バネ5を有し、ボタン電池を係止し、保持するホルダー面の前部両端に前片9と後部両端に後片10を形成し、ボタン電池一体のホルダーを収容ケースに挿脱自在にする。【選択図】図3

Description

本考案は、スイッチ機能を備えたボタン電池ホルダーを用いて、緊急時に財布などから取出し、非常時に対応し、即座に変形するLED懐中電灯に関する。
従来のボタン電池ホルダーを用いて、LEDを平面状の基板に設けた照明装置は電池ホルダーの形状に厚みがあり、薄い照明装置に構造に難点がある。
また、電源スイッチを取付け電池ホルダーとの結線をしなければならないものである。
また、LEDによる携帯電灯、又は小型な懐中電灯が様々に生産され用いられている。しかし、常時持ち歩くには円筒型、あるいは多角筒型に類する構造であることから、小さく細い形状であっても通勤用の定期入れ、財布、又は背広、ワイシャツ等の衣類に収め、携帯として身に着けるには抵抗感がある。
また、平面上にLEDと従来のボタン電池装置を備えた照明の懐中電灯形式のものがあるが厚みがあり、筒状などに変形ができないものである。
フランジ部上に載置されることによってボタン電池を収容する電池ホルダーの電池収容部内に配置され、ボタン電池の電極と電池ホルダーを挿入する電源接続凹部に突出する電源端子間を絶縁する絶縁片部と、電池ホルダー外方に引き出される引き出し片部と、絶縁片部と引出片部を一体に連結する連結片部とを備え、連結片部の両側辺を、引き出し方向に向かって内側に傾斜する傾斜線とし、フランジ部の内壁面に摺接させる(例えば特許文献1参照)
さらに、携帯を容易にした懐中電灯に紐を設けて、紐の片一方に角カンを設け、もう一方の紐の面に粘着テープを設けた腕時計型懐中電灯がある(例えば特許文献2参照)
特開2013−164925号 特開2018−45983号
しかし、特許文献1の発明の電池ホルダー、及びこれに類する電池ホルダーにおいて、ボタン電池を収めた電池ルダーと絶縁シートを収納ケースに収め、絶縁シートを抜くことで通電するが、これらの構造では、再度、常に絶縁シートを挿抜するとき、挿入に難点があり、電池電極面と電極板に接するにおいて、電極板に板バネ等を形成するにおいては、その構造から厚みが生じるものである。
また、特許文献2の発明の腕時計型懐中電灯において、携帯としては有効であるが災難時に用いるとき、全方向の焦点を照らすことに難点がる。
また、腕時計に内臓型でなく、単独の時計型懐中電灯であるとき、実際に腕時計と同時に用いることに問題がある。
また、これらの照明装置を携帯とすることにボタン電池ホルダーの形状がやや厚く、電源スイッチを設けることから、薄い形状の照明を構成するには難があるものである。
そこで本考案は、上記の課題になされたもので、ボタン電池を収容ケースに挿脱自在にするにあたり、ボタン電池を係止、保持し収容ケースの開口部より挿脱することで電池の交換、並びに電源供給のオン、オフも容易にできるスイッチ機能を備えてた薄型のボタン電池ホルダー。
該ボタン電池ホルダーを用いて、名刺サイズ前後の面積で、柔軟に変形をする平面シート材を用いて、該平面シートとして、柔軟に変形をする樹脂材の平面シート面、あるいは柔軟に変形をする薄い金属板の面絶縁材を貼り、その面に1個又は複数個のLED備え、LEDの点灯を容易な動作によってオン、オフをし、その構造は厚さを数mm程度であることから、名刺入れ、財布やバックの片隅に入れることができる。
緊急時に非常灯として用いる時、即座に取出し、平面型の状態の照明として用いるか、円筒型、又は多角形等の筒状にして懐中電灯、あるいはペットボトル等の栓に差込、ランタンとすることを容易に変形ができる照明器具を提供するものである。
上記の目的を達成するために、本考案はボタン電池を収容する収容ケースと前記ボタン電池を保持する金属材の導電性プレートのホルダーを用いて、前記収容ケースは、外郭の一辺を開口部にし、他の辺を密閉し、前記収容ケースの内側の下面側と上面側に正電極板と負電極板の電極板を設け、前記正電極板と前記負電極板の少なくとも一方の電極板に圧縮の弾性力を利用する機械要素を有する。
前記ボタン電池ホルダーの面に前記ボタン電池を係止し、保持する前片と後片を設け、前記収容ケースに挿脱自在に設け、前記ホルダーを挿入により、前記ホルダーの底面と下面側の前記電極板に電気的接触し、一方の前記ボタン電池の電極面は上面側の前記電極板と電気的接触をし、圧縮の弾性力により各電極が密接に接触状態することを特徴とする。
また、前記(0012)記載のボタン電池ホルダーと電気的絶縁性の合成樹脂材の絶縁遮蔽板を用いて、前記ボタン電池ホルダーの収容ケースの開口部より前記絶縁遮蔽板を挿脱自在とする構造にし、前記収容ケースにボタン電池を収納し、前記絶縁遮蔽板を挿入することで挿入側の電極板と前記ボタン電池の電極面は非接触状態となることを特徴とする。
また、前記(0012)記載のボタン電池ホルダーを用いて、電源制御のスイッチとLEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する樹脂材、合皮、又は人口皮革をベースとした平面シートの基板面に前記LEDと前記ボタン電池ホルダー、及び前記スイッチを取付て接続配線し、変形して利用可能にしたことを特徴とする変形式携帯電灯。
また、前記(0012)、(0013)記載のボタン電池ホルダーとLEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する樹脂材、又は絶縁材を貼着した金属材を用いた平面シートの基板を用いて、前記基板の面に前記LEDを設け、前記LEDの両電極線を電源とするスイッチ制御機能を備えた前記ボタン電池ホルダーの電極と接続配線し、変形可能にしたことを特徴とする変形式携帯電灯。
前記基板を電気的絶縁性の合成樹脂材を貼着した金属材をベースとしたことを特徴とする変形式携帯電灯。
前記基板を多角形筒状に折罫、又は円筒形の変形癖にし、多角形筒状、又は円筒形に変形し懐中電灯とした変形式携帯電灯を特徴とする。
以上の説明から明らかのように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
請求項1により、ボタン電池ホルダーは、ボタン型電池のサイズに合わせ薄い構造でシンプルな構造となる。
また、ボタン電池を収めたホルダーを前記ボタン電池ホルダーに着脱することで電池交換が容易である。
また、請求項1記載において、ボタン電池を収めたホルダーを容易に着脱操作することで電源のオン、オフができる。
あるいは、請求項2記載の絶縁遮蔽板を用いて、ボタン電池ホルダー内より挿脱することで電源供給のオン、オフが容易にでき、回路構成を簡素化が可能である。
また、前記ボタン電池ホルダーを用いたLED携帯電灯を取出し、即座に多角形筒状、あるいは円筒状に変形し、全方向に焦点を合わせる電灯として用いることができる。
また、薄い基板面に設けた前記ボタン電池ホルダーとLEDの構造により、ボタン型電池、及び簡素な電源供給機能とボタン電池ホルダーにより名刺入れ、財布、小型バック、及びワイシャツのポケット等に容易に収めることができ、一般照明用、又は非常時には即座に変形する携帯電灯等の照明器具として用いることができる。
また、必要時の照明、行楽、又は非常時等において、変形する照明器具以外にペットボトルに差込、又はビニール袋を覆うことで、容易にランタンとして利用ができる。
本考案の第一実施形態におけるボタン電池ホルダーの構成を示す図で、図a)は収容ケースの上面図、図b)は図a)の収容ケースの開口部側より見た側面図、図c)は開口部の反対側の側面図、図d)は図a)と図b)の他の側面図、図e)は図a)のX−Xの断面図である。 本考案の第一実施例における収容ケースにホルダーを挿脱の示す図で、図a)は、ボタン電池を保持するホルダーの上面図、図b)は横から見た側面図、図c)は前方から見た側面図、図d)は後方から見た側面図である。 本考案の第一実施例における収容ケースにボタン電池を保持したホルダーを挿入の図で、図a)は収容ケースとホルダーの上面図、図b)は横から見た側面図、図c)は図b)の開口部よりボタン電池とホルダーを挿入する状態を示す拡大部分側面図、図e)は開口部よりボタン電池とホルダーを挿入した状態を示す拡大部分側面図である。 本考案の第二実施例のボタン電池ホルダーにおいて、ホルダーに絶縁遮蔽板を組合せの構成を示す図で、図a)、図b)はホルダー上に絶縁遮蔽板の支持部を設けた構造の図、図a)はホルダーと絶縁遮蔽板の上面図、図b)は絶縁遮蔽板をホルダー上の支持部に収めた上面図である。 図c)、図d)は絶縁遮蔽板の支持部を設けない構造の図、図c)は支持部を設けないホルダーと絶縁遮蔽板の上面図、図d)は絶縁遮蔽板がホルダー上の後片に係止した状態の上面図である。 本考案の第二実施例のボタン電池ホルダーの構成図で、図a)は電極板を設けた収容ケースに図4の図a)、図b)のホルダー面にボタン電池を保持し、収容ケースへ挿入する上面図、図b)はボタン電池を保持したホルダーを挿入し、絶縁遮蔽板を挿入した状態を示す拡大部分側面図である。 本考案の第三実施例における変形式携帯電灯の構成を示す図で、図a)はLEDを設けた基板に第一実施例のボタン電池ホルダーと滑動スイッチを用いた変形式携帯電灯の上面図、図b)は図a)の状態を円筒形に変形した変形式携帯電灯の斜視図である。 本考案の第四実施例における変形式携帯電灯の構成を示す図で、図a)はLEDを設けた基板に、第一実施例、第二実施例で示したボタン電池ホルダーと絶縁遮蔽板を装着した変形式携帯電灯の上面図、図b)はボタン電池を保持したホルダーを収容ケースに収めた状態の変形式携帯電灯の上面図である。 図a)は平面の基板19の面に多角形筒状の折罫22を設けた平面図で、図b)は折罫22に沿って折り曲げて多角形筒状にした平面図である。 図a)は平面の基板19の面に円筒形に変形する癖を設け、円筒形の電灯状に変形をした斜視図で、図c)は図b)の前面図である。
本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
最初に、本考案の第一実施例の形態について、図1、図2及び図3を参照して説明する。
図1は本考案の第一実施形態におけるボタン電池ホルダーの構成を示す図で、図a)は収容ケースの上面図、図b)は図a)の収容ケースの開口部側より見た側面図、図c)は開口部の反対側の側面図、図d)は図a)と図b)の他の側面図、図e)は図a)のX−Xの断面図である。
図2は本考案の第一実施例における収容ケースにボタン電池を収めるホルダーを挿脱の示す図で、図a)は、ボタン電池を保持するホルダーの上面図、図b)は横から見た側面図、図c)は前方から見た側面図、図d)は後方から見た側面図である。
図3は本考案の第一実施例における収容ケースにボタン電池を保持したホルダーを挿入の図で、図a)は収容ケースとホルダーの上面図、図b)は横から見た側面図、図c)は図b)の開口部よりボタン電池とホルダーを挿入する状態を示す拡大部分側面図、図e)は開口部よりボタン電池とホルダーを挿入し上部の負極板に接触し、圧縮バネが圧縮された状態を示す拡大部分側面図である。
図1、図2及び図3に示すが如く、第一実施例の図1より合成樹脂による絶縁材で構成の収容ケース1を各図の展開図において、上面部1A、底面部1Bと4側面部を有し、その一方の側面に開口部6を設け、収容ケース1の内部の構造は、内部の下面に金属材の導体の正極板3、内部の上面に負極板4を設け、該負極板4は正極板3の面積より小さい面積とし、負極板4と先端部を折曲げて湾曲に形成した負極片44にし、負極板4と負極片44の間に圧縮の弾性力を利用する機械的要素として、圧縮バネ5を取付けることで、負極片44の弾性力を有する。また、正極板3の電極端子31と負極板4の電極端子41は開口部6の反対側に設ける。
図2より収納ケース1にボタン電池12を収納にあたり、ボタン電池12を保持する導体である金属プレートのホルダー2の展開図において、ボタン電池12 をホルダー2の面に置き係止して保持し、ボタン電池の形状寸法に合わせてホルダー前端2Aの両端に前片9を設け、ボタン電池12の係止するように後方に後片10を両側に設けることで、係止をし、保持することができる。
よって、ボタン電池12をホルダー2の面に置き保持した状態により、ボタン電池12の正電極面とホルダー2の金属面と接触状態となる。
また、図3よりホルダー2の面にボタン電池12を置き係止し、保持した状態で図3の図a)よりd)の示すように収納ケース1とボタン電池12の一体を開口部6より収納ケース1に挿入をする。挿入し収容ケース1内に収めることで導電性の金属材のホルダー2と収容ケース1の正極板3と接触することでボタン電池12の正電極面13と導通状態となる。一方、ボタン電池12の負電極面14は負極板4と接触し、負極板4の反対面に設けた圧縮バネ5により負極板4に圧力が加わり、負極板4の圧力によりボタン電池12の両電極面とホルダー2及び正極板3が密接に接触状態のボタン電池ホルダーAの構成となる。
また、本考案の第二実施例の形態について、図1、図4、及び図5を参照して説明する。
前記記載の図1は本考案の第一実施形態における電極板を備えた収容ケース1の構成を示す図で、図1の図a)は収容ケース1の上面図、図1の図b)は図a)の収容ケースの開口部6側より見た側面図、図1の図c)は開口部5の反対側の側面図、図1の図d)は図a)と図b)の他の側面図、図1の図e)は図a)のX−Xの断面図である。
図4、及び図5は本考案の第二実施形態におけるボタン電池ホルダーAの構成を示す図で、図4は収容ケース1に挿脱するホルダー2と絶縁遮蔽板15を組合せの構成を示す図である。
図4の図a)、図b)はホルダー後板8面に絶縁遮蔽板15の支持部17を設けた構造の図、図4の図a)はホルダー2と絶縁遮蔽板15の上面図、図4の図b)は絶縁遮蔽板15をホルダー2上の支持部17に組み合わせた上面図である。
また、図4の図c)、図d)は絶縁遮蔽板15の支持部17を設けない構造の図、図4の図c)は支持部を設けないホルダー2と絶縁遮蔽板15の上面図、図4の図d)は絶縁遮蔽板15がホルダー2の後片10に係止する状態の上面図である。
ここで、図5は本考案の第二実施例のボタン電池ホルダーAの構成図で、図5の図a)は図4の図a)、図b)のホルダー2を用いて、収容ケース1に挿脱するボタン電池ホルダーAの構造を説明する。
図5の図a)は電極板を設けた収容ケース1にホルダー2面にボタン電池12を係止、保持し、挿入する上面図、図5の図b)はボタン電池12とホルダー2を挿入し、絶縁遮蔽板15を挿入した状態を示す拡大部分側面図である。
なお、絶縁遮蔽板15は合成樹脂材からなるプラスチック、塩化ビニル、及びポリエチレン等の柔軟性の平面状にして、電気的特性の絶縁抵抗が十分高い材料を用いて、両電極板の間に挿入し、電気的接触を遮断する絶縁板である。
図1、図4及び図5に示すが如く、第二実施例の図より内部に正極板と負極板を備えた収容ケース1について、第一実施例に記載と同様であることから省略する。
よって、第二実施例の図5の図a)に示す如く、ボタン電池12を保持し、収容ケース1に挿脱するホルダー2について、ホルダー2の面にボタン電池12を保持する
ホルダー2の図4の図a)、b)より、ボタン電池をホルダー2の面に置き係止し、保持するにあたり、ボタン電池12の形状寸法に合わせてホルダー前端2Aの両端に係止するように前片9と後方に後片10を両側に設けた間にボタン電池12を係止し、保持することができる。
ホルダー2に保持したボタン電池12の面に絶縁遮蔽板15を前後に滑動できるようにし、該絶縁遮蔽板の滑動を一定の位置で停止するストッパー片16を設ける。
また、ホルダー後部2B表面に支持部17を設けて、該支持部17により絶縁遮蔽板15をホルダー2の上面を保持しながら前後に滑動できるようにし、支持部17により滑動を停止するように設ける。
絶縁遮蔽板15の中程にストッパー片17を形成し、ストッパー片17はホルダー2の面にボタン電池12を保持した状態で該ボタン電池12の前面の前後に滑動するとき、後方の一定の位置で停止をするようにストッパー片17の片が支持部16に引掛り、後方への滑動を止めることができるように設ける。
よって、図5に示すように、図4の図a)とb)の支持部16を設けたホルダー2と絶縁遮蔽板15と前記記載の収容ケース1を用いたボタン電池ホルダーAは、ホルダー2の面にボタン電池12を係止、保持し、ボタン電池12の上面である、負電極面14に絶縁遮蔽板15を容易に前後に滑動できるようにして、収容ケース1に挿入する。
挿入した状態の部分拡大を図5の図b)に示す如く、絶縁遮蔽板15を前後に滑動において前端方向に滑動すると、ボタン電池12の負電極面14と負極板4の圧縮バネ5を挟んだ負極片44の間に絶縁遮蔽板15が挟まれることで、ボタン電池12の負電極面14と負電極板が非接触となり、オフ状態となり電源供給が遮断される。また絶縁遮蔽板15を後方に滑動をし、滑動の停止位置にすることで負電極面14と負極片44が接触となり、オン状態となり電源供給ができる状態となるボタン電池ホルダーAである。
また、図4の図c)と図d)を説明する。
図4の図c)、図d)に示すように、ホルダー2面上に支持部16を設けない構造にし、合成樹脂材の絶縁遮蔽板15Aは一定の位置で停止する操作について、絶縁遮蔽板15A先端部にストッパー片16を設けることで、ホルダー2面を前後滑動操作において、後方に滑動するとホルダー2に設けた後片10によりストッパー片16の片が後片10に引掛り、後方への滑動を止めることができる。
よって、ホルダー2と絶縁遮蔽板15Aと前記記載の収容ケース1を用いたボタン電池ホルダーAは、プレート2の面にボタン電池12を係止、保持し、ボタン電池12の上面である、負電極面14に絶縁遮蔽板15Aを容易に前後に滑動できるようにして、収容ケース1に挿入する。
挿入した状態で絶縁遮蔽板15Aを前後に滑動において前端方向に滑動すると、ボタン電池12の負電極面14と負極板4の圧縮バネ5を挟んだ負極片44の間に絶縁遮蔽板15が挟まれることで、ボタン電池12の負電極面14と負電極板が非接触となり、オフ状態となり電源供給が遮断される。また絶縁遮蔽板15Aを後方に滑動をすると、ホルダー2の後片10により停止位置となり、負電極面14と負極片44が接触となり、オン状態となり電源供給ができる状態となるボタン電池ホルダーAである。
また、収容ケース1の形状を変えることで、ボタン電池12を1個以上用いることも可能である。
また、電極板に設けた圧縮の弾性力を利用する機械的要素を有する機能に圧縮バネ5の構造であるが、圧縮バネ5に制限されない、例えば弾性片、樹脂製の弾性素材を用いることも可能である。
なお、本実施形態におけるボタン電池ホルダー12は円形なるボタン電池12を示したが、円形でない形状寸法であっても製作は容易にできる。例えば、全固体電池を用いた形状、さらに一次電池であっても、二次電池であっても利用は可能である。
次に、本考案のボタン電池ホルダーAを用いて名刺サイズの絶縁材の基板19にLEDを1個又は複数個設けた照明器具の説明をする。
よって、本考案の第三実施例の形態について、図6の図a)、図b)を参照して説明する。
図6は本考案の第三実施例における変形式携帯電灯の構成を示す図で、図6の図a)はLEDを設けた基板19に第一実施例のボタン電池ホルダーAと電源スイッチとして、スライドスイッチ22を用いた変形式携帯電灯Bの上面図、図6の図b)は図a)の状態を円筒形に変形した変形式携帯電灯Bの斜視図である。
図6に示すが如く、名刺サイズで柔軟に変形する絶縁材の薄い数mmの平面シートを基板5にLED20の3個を配列し、接続を並列接続し、第一実施例のボタン電池ホルダーAを用いて取付けて、LED20の並列接続の配線と結線し、電源供給のオン、又はオフの操作はスライドスイッチ22を用いる。
なお、前記基板19に用いる柔軟に変形する絶縁材の薄い数mmの平面シートは、合成樹脂材でポリプロピレン、塩化ビニル、及びポリエチレン等で、その基板19面にLED20、ボタン電池ホルダーA及びスライドスイッチ22を設けた全体の面に前記合成樹脂材、又は合皮、本革等を用いて貼着け覆うように設ける。
さらに、もう一方の前面にも同様に合成樹脂材、合皮等、又はアルミ箔等を全体に貼付け全体を覆うように設けた構造の変形式携帯電灯Bである。
また、該基板19において、前記記載の合成樹脂材等以外にアルミ板等の金属材の面に合成樹脂材等の絶縁材を張り付けて形成して基板19として用いることもできる。
したがって、上記の構造により平面の基板に設けたLED20の点灯制御において、ボタン電池12を備えた請求項1記載のボタン電池ホルダーAの電源と電源スイッチとして、スライドスイッチ22がオフ状態より、オン側にスライドすることで、電源供給がおこなわれることでLED20が点灯をする。スライドスイッチ22をスライド操作によりオン、オフの制御にすることができる照明装置の変形式携帯電灯Bである。
よって、薄い構造により通常は名刺入れ、財布等に収め携帯として収め非常時や必要に応じて取出し、LED20の点灯により、そのままの平面状の照明器具として用いるか、あるいは折罫に沿って多角形筒状に折り、又は円筒形に変形し、前方向に照らすことが可能なLED20の変形式携帯電灯Bとして用いることができる。
また、LED20の点灯により、そのままの平面状の照明器具として用いるか、あるいは図6の図a)に示すように円筒形に変形し、平面の基板19面の両端にファスナーループとフック部の係着、又は受部の孔と差込端部などを設けて掛止し、等の様々な方法により両端を固定し、円筒形、多角形筒状に変形し前方向を照らすことが可能な変形式携帯電灯Bとして用いることができる。
また、本考案の第四実施例の変形式携帯電灯Bの図7の図a)、b)を参照して説明する。
図7は本考案の第四実施例における変形式携帯電灯Bの構成を示す図で、図7の図a)はLED20を設けた基板19に、第一実施例で示したボタン電池ホルダーA、及びダニ実施例で示した絶縁遮蔽板15を用いて装着すた変形式携帯電灯Bの上面図、図b)はボタン電池12を保持したホルダー2と絶縁遮蔽板15を収容ケース1に収め設けた状態の変形式携帯電灯Aの上面図である。
図7に示すが如く、名刺サイズで柔軟に変形する絶縁材の薄い数mmの平面シートの基板5にLED20の3個を配列し、接続を並列接続する。
また、第二実施例の絶縁遮蔽板15を備えた図4の図a)、図b)を用いたボタン電池ホルダーAを取付けて、LED20の並列接続の配線と結線の構成とする。
したがって、上記の構造によりLED20の点灯において、ボタン電池12を備えたボタン電池ホルダーAの電源とし、ボタン電池ホルダーAに収めた絶縁遮蔽板15の遮蔽板把手18を利用して、絶縁遮蔽板15を前後に滑動をすることで、電源供給のオフ、又はオンとすることで電源制御ができる。
よって、薄い構造により通常は名刺入れ、財布等に収め携帯として収め非常時や必要に応じて取出し、LED20の点灯により、そのままの平面状の照明器具として用いるか、あるいは折罫に沿って多角形筒状に折り、又は円筒形に変形し、前方向に照らすことが可能なLED20の変形式携帯電灯Bとして用いることができる。
なお、前記記載の第三実施例と同様に、前記基板19に用いる柔軟に変形する絶縁材の薄い数mmの平面シートは、合成樹脂材でポリプロピレン、塩化ビニル、及びポリエチレン等で、その基板19面にLED20、ボタン電池ホルダーAを設けた全体の面に前記合成樹脂材、又は合皮、本革等を用いて貼着け覆うように設ける。
さらに、もう一方の前面にも同様に合成樹脂材、合皮等、又はアルミ箔等を全体に貼付け全体を覆うように設けた構造の変形式携帯電灯Bである。
また、基板19において、前記記載の合成樹脂材等以外にアルミ板等の金属材の面に合成樹脂材等の絶縁材を張り付けて形成して基板19として用いることもできる。
また、実施例3、実施例4における図6、及び図7のLEDと電源の接続配線において並列配線であるが、電池の規格、又は電池を数個用いた状況により、LEDの結線は直列接続、あるいは直列と並列の混合接続も可能である。
また、電源側とLEDの接続間に抵抗値変化機能と接続することで、次のような有効な利用ができる。
抵抗値変化機能として可変抵抗器、半固定抵抗器、又はスイッチと接続をした固定抵抗により、スイッチ動作で異なる抵抗値の変化をする。抵抗値を変えることでLEDに加わる電圧変化に伴い、電流値を変化することでLEDの明るさの変化をすることで、照度の用途に応じて明るさ調整をすることができる。
よって、利用目的の一例として、病院内の夜の巡回時に患者への配慮で明るさ調整をすることができるものである。
なお、変形式携帯電灯Bに用いた発光源にLEDを用いたが、発光源はLEDに制限されないものであって、有機ELを用いることで省エネの効果を高めることができる。
また、平面の基板19にLED29の変形式携帯電灯1の背面にフックを設けることで、LED20点灯の状態でフックを胸ポケットや様々な部分に掛けて、照らしながら持ち歩きができるものである。
前記基板19において、電気的絶縁性の合成樹脂材を貼着又は塗着した薄い金属材を用いることで、円筒形に変形が可能な変形式携帯電灯とする。
また、電気絶縁性のある塗料において、表面塗布用、含浸用、ワニスクロス用等、またポリウレタン,ポリエステル,シリコーンなどの合成樹脂を有機溶剤に溶かしたものがある。
ここで実施例3及び実施例4において一部述べたように、財布等に入れ、常備、違和感なく携帯とすることができる照明装置において、図8の図a)、図b)及び図c)は多角形筒状の変化の展開図、及び図9の図a)、図d)は円筒形に示した図である。
図8の図a)は名刺サイズの柔軟に変形する絶縁性の平面の基板19の面に多角形筒状に変形するように折罫22を設ける。図8の図b)は折罫22に沿って折り曲げて多角形筒状にした平面図である。
図8の図c)は図b)の前面図である。
図9の図a)は柔軟に変形する平面の基板19の面に円筒形に変形する癖を設けることで、円筒形の電灯状に変形をした斜視図である。図9の図b)は円筒形にし、バンドで固定をした状態の側面図である。
よって、平面状の照明として利用、あるいは多角形筒状に折罫、又は円筒形の変形癖にし、多角形筒状、又は円筒形に変形することで、懐中電灯等の携帯の照明器具として利用することができる変形式携帯電灯である。
Aはボタン電池ホルダー
Bは変形式携帯電灯
1は収容ケース
1Aは上面部
1Bは下面部
2はホルダー
2Aはホルダー前端
2Bはホルダー後部
3は正極板
4は負極板
31は正極端子
44は負電極片
41は負極端子
5は圧縮バネ
6は開口部
7は電池受部
8はホルダー後板
9は前片
10は後片
11はホルダー把手
12はボタン電池
13は正電極面
14は負電極面
15、15Aは絶縁遮蔽板
16はストッパー片
17は支持部
18は遮蔽板把手
19は基板
20はLED
21は配線
22は滑動スイッチ
23は折罫
また、前記(0012)記載のボタン電池ホルダーにおいて、前記ボタン電池ホルダーの収容ケースの開口部より電気的絶縁性の絶縁遮蔽板を挿脱自在とする構造にし、前記収容ケースにボタン電池を収納し、前記絶縁遮蔽板を挿入することで挿入側の電極板と前記ボタン電池の電極面は非接触状態となることを特徴とする。
また、前記(0012)記載のボタン電池ホルダーにおいて、電源制御のスイッチとLEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する樹脂材、合皮、又は人口皮革をベースとした平面シートの基板面に前記LEDと前記ボタン電池ホルダー、及び前記スイッチを取付て接続配線し、変形して利用可能にしたことを特徴とする変形式携帯電灯。
また、前記(0012)、(0013)記載のボタン電池ホルダーにおいて、LEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する樹脂材、又は絶縁材を貼着した金属材を用いた平面シートの基板を用いて、前記基板の面に前記LEDを設け、前記LEDの両電極線を電源とするスイッチ制御機能を備えた前記ボタン電池ホルダーの電極と接続配線し、変形可能にしたことを特徴とする変形式携帯電灯。

Claims (4)

  1. ボタン電池を収容する収容ケースと前記ボタン電池を保持する導電性の金属プレートのホルダーを用いたボタン電池ホルダーであって、前記収容ケースは、外郭の一辺を開口部にし、他の辺を密閉し、前記収容ケースの内側の下面側と上面側に正電極板と負電極板の電極板を設け、前記正電極板、又は前記負電極板の一方の電極板に圧縮の弾性力を利用する機械要素を有し、前記ボタン電池を係止し、保持する前記ホルダー面の前部両端に前片と後部両端に後片を形成し、前記ボタン電池一体の前記ホルダーを前記収容ケースに挿脱自在にすることを特徴とするボタン電池ホルダー。
  2. 請求項1記載のボタン電池ホルダーと電気的絶縁性の合成樹脂材の絶縁遮蔽板を用いて、ボタン電池を保持のホルダーを前記ボタン電池ホルダー内に収め、前記ボタン電池ホルダーの収容ケースの前記開口部より前記収容ケース内の電極板と前記ボタン電池の電極面の間に前記絶縁遮蔽板を挿脱自在にし、前記電極板と前記電極面を接触、又は非接触状態とすることを特徴とするボタン電池ホルダー。
  3. 請求項1記載のボタン電池ホルダーを用いて、電源スイッチとLEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する合成樹脂材、合皮、又は本革をベースとした平面シートの基板面に前記LEDと前記ボタン電池ホルダー、及び前記電源スイッチを取付け、接続配線したことを特徴とする変形式携帯電灯。
  4. 請求項1及び請求項2記載のボタン電池ホルダー及び絶縁遮蔽板とLEDを1個、又は複数を用いて、名刺サイズの柔軟に変形する合成樹脂材、合皮又は本革を用いた平面シートの基板を用いて、前記基板の面に前記LEDとスイッチ機能を備えた前記ボタン電池ホルダーを取付け、前記LEDの両電極線を電源とする前記ボタン電池ホルダーの電極と接続配線したことを特徴とする変形式携帯電灯。
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