JP3223512U - バドミントン用トレーニング器具 - Google Patents

Abstract

【課題】練習時の騒音の大幅な低減や住宅内での練習を可能としたバドミントン用練習器具を提供する。【解決手段】幅４ミリメートル、高さ３ミリメートルの金属の平角線を２本使用し、終端部に接続金具を利用して円状に形成した骨格部に、円周状に４箇所切り欠きを設けた伸縮生地１を装着する。シャトル打ち込み時の騒音を大幅に低減できる。カーテンレール等に吊り下げる事により住宅内での練習も可能となる。また取付部４に取り付けるスタビライザー（重り）の重量調節により、練習の難易度が調整可能である。折りたたみも可能で移動も容易になる。【選択図】図１

Description

バドミントンのトレーニングの一つにシャトルを壁に向かって打ち、跳ね返ってきたシャトルを打ち返す動作を繰り返す「壁打ち」というトレーニングがある。本考案はこの壁打ちトレーニングを場所を選ばず、容易にできることを目的として開発されたものである。

従来の「壁打ち」トレーニングは建物の壁を利用して行うものが主であったが、一定の広さの壁が必要なことやシャトルが壁に当たった際に起こる反発音により、限定された場所でしか行う事が出来なかった。

本考案は壁の代わりに伸縮生地を利用することにより、場所を選ぶ事なく「壁打ち」トレーニングが出来る事を目的に開発された。本考案は重さ600グラムでありカーテンレール等、吊り下げる場所さえあれば場所を選ぶことなく設置が可能である。また伸縮生地を利用するために反発音もなく、住宅内でのトレーニングも可能である。

打球面となる円状の伸縮生地の円周部を袋状に縫製、そこに金属製の平角材を通し接続金具を利用して円状にしたものをカーテンレールなどから吊り下げる事により課題を解決する。

本考案は下部にスタビライザー（重り）を付ける事によって、反発面の安定化を図っているが、スタビライザーの重量を調整することによってトレーニングの難易度を変える事が可能である。
重りを重めの状態で利用すると、反発面の揺れが小さくなり、シャトルの反発が一定となる。そのためシャトルが打ち易くなり、初心者向けのトレーニングが可能である。
またスタビライザーが軽い状態で利用すると、反発面の揺れが大きくなり、シャトルの返りがよりランダムになる。そのため、より迅速な反応が求められ、より強い強度でのトレーニングが可能である。
また本考案の骨格部分は幅5ミリ、高さ2ミリの金属製平角線2本で構成されており、使用状態（直径約100センチ）から折りたたむことが可能で持ち運びも容易である。折りたたみ後の直径は約半分の47センチとなる。

本考案の全体図及び構造を示す。 本考案を収納する際に折りたたむ様子を図案化したものである。

本考案の打球面には円周上に4箇所の切り欠きが設けてある。上部切り欠き2箇所に吊り下げ用のフックを装着しカーテンレール等に吊り下げる。下2箇所の切り欠きには重り（例として水の入ったペットボトル）を装着、吊り下げられた本考案に対しシャトルを打ち込みトレーニングを行う。

１ 打球面（伸縮生地）
２ 金属線
３ 吊り下げ具取付部
４ スタビライザー（重り）取付部

Claims (2)

1. 金属線には幅５ミリ、高さ２ミリの平角線を2本使用、終端部に接続金具を利用して円状にした骨格部に円周状に4箇所切り欠きを設けた伸縮生地を装着したバドミントン用トレーニング機器
2. 骨格部分を含め、折りたたみが可能とした請求項１に記載のバドミントン用トレーニング機器

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