JP3223488U - スライドファスナー用取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の一般的なスライドファスナーが用いられている既製品に対しても、そのスライドファスナーに簡単に取り付けることができ、異物が巻き込まれることを防止することができるスライドファスナー用取付具を提供する。【解決手段】スライドファスナーのスライダーに取り付けるスライドファスナー用取付具であって、スライダーの下板側と当接可能な当接面11aを有するベース11と、ベースから水平方向に延在して張り出した張出部13と、張出部から突出する凸部15と、を備え、凸部は、少なくともスライダーの下板から上板までの高さ以上に突出する。スライダーの下板側に取付具を取り付けると、スライダーの前端よりも張出部が水平に張り出し、スライダーを閉方向にスライドさせるときには、張出部が先行し、異物が押し退けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、スライドファスナー用取付具に関し、特に、スライドファスナーに取り付けて用いることでスライドファスナー開閉時における異物の巻き込みを防止することができるスライドファスナー用取付具に関する。
一般的にスライドファスナー(「線ファスナー」とも言う。)は、ファスナーテープに列をなして連続的に設けられた複数のファスナーエレメントを備える一対のファスナーストリンガーと、前記ファスナーストリンガーの前記ファスナーエレメントを互いに噛み合わせて結合させ又は分離させるためのスライダーと、からなる。このようなスライドファスナーは、開閉方法が非常に簡便であることから、衣服の他、バッグなどの袋物、ブーツなどの靴類、寝具等の開口部を開閉する手段として極めて広く用いられている。
このような一般的なスライドファスナーによると、スライダーを移動させてファスナーエレメント同士を噛み合わせて結合させる際に、例えば衣服の布地やバッグ内の収容物などのような異物を巻き込むことがあった。スライドファスナーにおける巻き込み防止については、例えば特許文献1に記載のようなものが提案されている。
特許文献1に記載の発明は、スライダーの下部に分離板を設け(特許文献1の図7参照)、その分離板は反り上がる側面部を有する構成とすることで、エレメントとスライダー開口部との間に生ずる間隙をなくし、裏地の侵入による不用意な噛み合いを防止するというものである。
特開2004−24740号公報
しかしながら、特許文献1に記載の分離板には、以下のような種々の問題があった。
分離板の反り上がる側面部の高さは、スライダーの開口部の高さよりも低く構成されている(特許文献1の図3参照)。そのため、分離板の反り上がる側面部では、スライダーの開口部への異物の侵入を防ぎきれないという問題がある。
また、分離板とスライダーとの固着について、分離板をスライダーと一体に形成することや、分離板をスライダーに溶接又は溶着することが提案されている。しかしながら、従来の一般的なスライドファスナーが用いられている既製品の最終消費者が、そのスライドファスナーのスライダーを、特許文献1に係る当該分離板が一体形成されたスライダーに交換することや、従来のスライダーに当該分離板を溶接・溶着することは極めて困難である。そのため、従来の一般的なスライドファスナーが用いられている衣服・袋物などの既製品との関係では、裏地などの巻き込み防止が図られないという問題がある。
さらに、特許文献1に係る分離板は、平面視、スライダーに固着された状態においてスライダーの前後方向及び左右方向に大きくはみ出るように、大きく設計される(特許文献1の図6参照)。そうであるとすると、分離板をスライダーに対して接着剤により接着させることが提案されているものの、スライドファスナーの開閉動作において分離板が様々な部分や物と干渉しやすく必要以上に応力を受け、その結果、スライダーから剥がれ易くなるという問題が考えられる。また、特に衣服などファッション性の高い製品に採用されるスライドファスナーの場合は、分離板が目立ちやすくなり見栄えの点で問題が生じる。さらに、平面視、スライダーの前後方向及び左右方向に大きくはみ出る、サイズの大きい分離板を取り付ける必要があるため、特許文献1に係るスライドファスナーは、その大きな分離板を十分収容できる製品にしか適用できない。そのため、適用可能な製品を選ばなければならず適用の自由度が狭いという問題がある。
また、当該分離板とスライダーとの固着手段として、爪、突条部、凹部などを設けて嵌合させることが提案されているが、既製品に用いられている従来の一般的なスライドファスナーにはそのような固着手段は存在しないため、当該分離板を取り付けることができない。そのため、従来の一般的なスライドファスナーが適用されている衣服や袋物などの既製品との関係では、裏地などの巻き込み防止が図られないという問題がある。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、本考案の目的とするところは、従来の一般的なスライドファスナーが用いられている既製品に対しても、そのスライドファスナーに取り付けることによって、異物が巻き込まれることを防止することができるスライドファスナー用取付具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、スライドファスナー用取付具は、スライドファスナーのスライダーに取り付けるスライドファスナー用取付具であって、前記スライダーの下板側と当接可能な当接面を有するベースと、前記ベースから水平方向に延在して張り出した張出部と、前記張出部から突出する凸部と、を備え、前記凸部は、少なくとも前記スライダーの前記下板から上板までの高さ以上に突出することを特徴とする。
また、本考案のスライドファスナー用取付具において、前記張出部の長さは、少なくとも前記スライダーの前記下板から上板までの高さ以上に設定されていることを特徴とすることを特徴とする。
また、本考案のスライドファスナー用取付具において、前記ベースの幅は、前記スライダーの下板の幅以下であることを特徴とする。
また、本考案のスライドファスナー用取付具において、前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる湾曲構造体でなることを特徴とする。
また、本考案のスライドファスナー用取付具において、前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる略円柱状でなることを特徴とする。
また、本考案のスライドファスナー用取付具において、前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる折曲構造体でなることを特徴とする。
本考案に係るスライドファスナー用取付具によれば、従来の一般的なスライドファスナーが用いられている既製品に対しても、見栄えを損なうことなく、そのスライドファスナーに簡単に取り付けることができ、異物が巻き込まれることを防止することができる。
本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を模式的に示す斜視図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を、スライドファスナーのスライダーに取り付けた状態を模式的に示す平面図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を、スライドファスナーのスライダーに取り付けた状態を模式的に示す側面図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具が取り付けられたスライドファスナーを模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第1変形例を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第2変形例を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第3変形例を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
図1乃至図5を参照して、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具について説明する。図1は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を模式的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は底面図、図2は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を模式的に示す斜視図、図3は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を、スライドファスナーのスライダーに取り付けた状態を模式的に示す平面図、図4は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具を、スライドファスナーのスライダーに取り付けた状態を模式的に示す側面図、図5は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具が取り付けられたスライドファスナーを模式的に示す図である。なお、図3及び図4においては、第1及び第2ファスナーストリンガーの図示を省略し、また、図5においては、引手の図示を省略している。
本考案に係るスライドファスナー用取付具は、従来の一般的なスライドファスナーが用いられている衣服、袋物、その他の既製品であっても、そのスライドファスナーの交換を行うことなく、両面テープや接着剤などで簡便に取り付けることにより、ファスナー開閉時における異物の巻き込みを防止することができるものである。
図1及び図2に示すように、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具1は、スライドファスナー20(図5参照)のスライダー21に取り付けるものであり、ベース11と、張出部13と、凸部15と、を有する。
図1に示すように、ベース11は、略平板状に形成されており、そのベース上面11aは、スライダー21の下板21b(図4参照)側と当接可能な当接面を有する。
従来の一般的なスライドファスナーのスライダーの下板側は平滑面で構成されていることが多いため、当接面積を広く確保して両面テープや接着剤などによる接着を確実ならしめるため、スライドファスナー用取付具1のベース11の上面11aも平滑面で構成することが好適である。
ベース11は、図3に示すように、その幅を、スライダー21の下板21bの幅以下であることが好適である。このように構成することにより、スライダー21の下板21bとの当接(接着)面積を十分に確保しつつ、スライドファスナー20の開閉動作においてスライドファスナー用取付具1が様々な部分や物と干渉して受ける応力を最小限に抑えることができ、その結果、スライドファスナー用取付具1がスライダー21から剥がれてしまうことを防止できる。また、同様の理由により、ベース11は、図3及び図4に示すように、スライドファスナー用取付具1がスライダー21に取り付けられた状態において、下板21bの後口23側の端部よりも外側にはみ出さないように形成されることが望ましい。ベース11の幅が、スライダー21の下板21bの幅以下であれば、ベース11の外形は限定されない。
図1乃至図4に示すように、張出部13は、ベース11から連続的に水平方向に延在されて張り出した部位であり、特に、ベース部11のうち、スライダー21との当接部以外の部位である。張出部13は、本実施形態においては、ベース11と一体的かつ連続的に形成されている例を説明する。
図3に示すように、張出部13の長さLは、スライドファスナー用取付具1がスライダー21に取り付けられた状態において、少なくともスライダー21の下板21bから上板21aまでの高さHs(図4参照)以上に設定されることが好適である。
図1乃至図4に示すように、凸部15は、張出部13から突出するものである。特に、凸部15は、少なくともスライダー21の下板21bから上板21aまでの高さHs(図4参照)以上に、垂直方向に突出することが望ましい。
凸部15の形状は様々なものを採用し得るが、本実施形態においては、張出部13の一部から立ち上がる湾曲構造体でなるものを説明する。即ち、図1及び図2に示すように、凸部15は、張出部13の先端部分を大きく湾曲させるように加工して、湾曲された自由端部が一周して張出部13に当接、近接又は結合することにより、略円筒形をなす湾曲構造体となっている。
なお、本実施形態における凸部15は、湾曲された自由端部が張出部13に当接又は近接するまで湾曲加工されている例を示したが、湾曲加工されてなる構造体であればその自由端部の位置は限定されない。
上記のようなスライドファスナー用取付具1は、アクリル等の樹脂材料により作製されてもよいし、ステンレス等の弾性率の高い金属材料により作製されてもよく、また、プレス成型後に上記の如く凸部15を形成する加工をして作製されてもよいし、一体成型により作製されてもよい。
次に、上記のようなスライドファスナー用取付具1を取り付けるスライドファスナー20について、図3乃至図5に基づいて概説する。なお、スライドファスナー20は、従来から広く用いられている一般的な周知のスライドファスナーであればよいため、詳細な説明は省略する。
本考案におけるスライドファスナー20のスライダー21において、スライダー21がエレメント25b、27bを噛み合わせて結合させるようにスライドする向き(図5における矢印A方向)を前方とし、エレメントエレメント25b、27bを分離させるようにスライドする向き(図5における矢印B方向)を後方とするものとする。また、スライダー21の上板21a、下板21bに直交する方向を垂直方向(上下方向)とし、スライダー21の上板21a、下板21bに平行で、スライダー21のスライド方向に直交する方向を左右方向とするものとする。
スライドファスナー20は、ファスナーテープ25a、27aに列をなして連続的に設けられた複数のファスナーエレメント25b、27bを備える一対のファスナーストリンガー(第1ファスナーストリンガー25、第2ファスナーストリンガー27)と、ファスナーストリンガー25、27のファスナーエレメント25b、27bを互いに噛み合わせて結合させ又は分離させるためのスライダー21と、からなる。
スライダー21は、上板21aと、下板21bと、上板21a及び下板21bの前端部同士を連結する連結柱21cと、上板21aの上面に設けられた引手保持部21dと、引手保持部21dに回動可能に保持される引手21eと、を有している。上板21aの左右側部には、上板21aの下方向に向かって上フランジ部21a1が設けられ、下板21bの左右側部には、下板21bの上方向に向かって下フランジ部21b1が設けられている。
このような構造を有することにより、スライダー21は、連結柱21cの左右両側に肩口22、22が形成され、また、後端に後口23が形成されており、上板21a及び下板21bの間には、左右の肩口22、22と後口23とを連結するY字形のエレメント案内路(不図示)が形成されている。
このようなスライダー21の一方の肩口22から第1ファスナーストリンガー25を、他方の肩口22から第2ファスナーストリンガー27を通し、スライダー21を閉方向A(図5参照)にスライドさせると、ファスナーエレメント25b、27bが次々に噛み合ってスライドファスナー20は閉状態となり、反対に、スライダー21を開方向B(図5参照)にスライドさせると、噛み合っているファスナーエレメント25b、27bが次々に分離されてスライドファスナー20は開状態となる。
このようなスライドファスナー20のスライダー21の下板21bの下側に、スライドファスナー用取付具1のベース11の上面11aを当接させて取り付けると、図3及び図4に示すように、スライダー21の前端よりも前方に向かって、張出部13が水平に張り出すことになる。これにより、図5に示すように、スライダー21を閉方向Aにスライドさせるときには、スライダー21よりも張出部13が先行することになるため、スライダー21の進路上に異物が存在していたとしても張出部13によって押し退けられ、肩口22、22への異物の侵入、巻き込みが防止される。
また、スライドファスナー用取付具1は、凸部15が、スライダー21の下板21bから上板21aまでの高さHs以上に張出部13から突出しているため、張出部13により押し退けられなかった異物があったとしても、凸部15の存在によって、肩口22、22への異物の侵入、巻き込みが防止される。
また、スライドファスナー20に対するスライドファスナー用取付具1の取付けは、スライダー21の下板21bの下面と、スライドファスナー用取付具1のベース11の上面11aとを両面テープや接着剤によって貼り付けることにより行う。平滑面同士を貼り付けるため取り付けのための特別な構造が不要であり、スライドファスナー用取付具1は、どのような既製品に用いられているスライドファスナーに対しても取り付けることができる。また、両面テープや接着剤による貼り付けは、スライダーの交換や溶接などとは異なって作業として極めて容易であり、スライドファスナー20が用いられている既製品の最終消費者であっても簡単に行うことができる。
次に、本考案の本実施形態に係るスライドファスナー用取付具1の変形例について説明する。以下に説明する本実施形態の変形例は、凸部の形状の変形例であり、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<第1変形例>
本考案の本実施形態に係る第1変形例であるスライドファスナー用取付具50について、図6を参照して説明する。図6は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第1変形例を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
図6に示すように、第1変形例であるスライドファスナー用取付具50の凸部55は、張出部13の一部から立ち上がる略円柱状でなる。即ち、凸部55は、張出部13の先端部分から垂直方向に立設された円柱形状をなしている。なお、図6においては、凸部55の先端部分は半球面形状に形成された例を示したが、先端部分の形状は限定されない。
上記のようなスライドファスナー用取付具50は、樹脂材料や金属材料により一体成型して作製することが大量生産に適しており好ましい。
<第2変形例>
本考案の本実施形態に係る第2変形例であるスライドファスナー用取付具60について、図7を参照して説明する。図7は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第2変形例を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
図7に示すように、第2変形例であるスライドファスナー用取付具60の凸部65は、張出部13の一部から立ち上がる折曲構造体でなるものを説明する。即ち、図7に示すように、凸部65は、張出部13の先端部分を2回折り曲げ加工して、折り曲げられた自由端部が張出部13に当接、近接又は結合することにより、側面視、略三角形をなす折曲構造体となっている。
上記のようなスライドファスナー用取付具60は、アクリル等の樹脂材料により作製されてもよいし、ステンレス等の弾性率の高い金属材料により作製されてもよく、また、プレス成型後に上記の如く凸部65を形成する加工をして作製されてもよいし、一体成型により作製されてもよい。
<第3変形例>
本考案の本実施形態に係る第3変形例であるスライドファスナー用取付具70について、図8を参照して説明する。図8は、本考案の実施形態に係るスライドファスナー用取付具の第3変形例を模式的に示す図であり、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
図8に示すように、第3変形例であるスライドファスナー用取付具70の凸部75は、張出部13の一部から立ち上がる折曲構造体でなるものを説明する。即ち、図8に示すように、凸部75は、張出部13の先端部分を3回折り曲げ加工して、折り曲げられた自由端部が張出部13に当接、近接又は結合することにより、側面視、略四角形をなす折曲構造体となっている。
上記のようなスライドファスナー用取付具70は、アクリル等の樹脂材料により作製されてもよいし、ステンレス等の弾性率の高い金属材料により作製されてもよく、また、プレス成型後に上記の如く凸部75を形成する加工をして作製されてもよいし、一体成型により作製されてもよい。
第2変形例に係る凸部65や第3変形例に係る凸部75のように、凸部を折曲構造体で構成する場合の折曲回数は1回以上であれば特に限定されるものではない。
本考案について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本考案の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
1 スライドファスナー用取付具
11 ベース
11a ベース上面
13 張出部
15 凸部
20 スライドファスナー
21 スライダー
21a 上板
21a1 上フランジ部
21b 下板
21b1 下フランジ部
21c 連結柱
21d 引手保持部
21e 引手
22 肩口
23 後口
25 第1ファスナーストリンガー
25a ファスナーテープ
25b ファスナーエレメント
27 第2ファスナーストリンガー
27a ファスナーテープ
27b ファスナーエレメント
50 スライドファスナー用取付具(第1変形例)
55 凸部
60 スライドファスナー用取付具(第2変形例)
65 凸部
70 スライドファスナー用取付具(第3変形例)
75 凸部
A 閉方向
B 開方向
L 張出部の長さ
Hs スライダーの下板から上板までの高さ

Claims (6)

  1. スライドファスナーのスライダーに取り付けるスライドファスナー用取付具であって、
    前記スライダーの下板側と当接可能な当接面を有するベースと、
    前記ベースから水平方向に延在して張り出した張出部と、
    前記張出部から突出する凸部と、を備え、
    前記凸部は、少なくとも前記スライダーの前記下板から上板までの高さ以上に突出すること
    を特徴とするスライドファスナー用取付具。
  2. 前記張出部の長さは、少なくとも前記スライダーの前記下板から上板までの高さ以上に設定されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用取付具。
  3. 前記ベースの幅は、前記スライダーの下板の幅以内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスライドファスナー用取付具。
  4. 前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる湾曲構造体でなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載のスライドファスナー用取付具。
  5. 前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる略円柱状でなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載のスライドファスナー用取付具。
  6. 前記凸部は、前記張出部の一部から立ち上がる折曲構造体でなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1に記載のスライドファスナー用取付具。
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