JP3223375U - 玩具銃に変化する乗り物玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗り物玩具の形態を必要以上に変化させることなく、ほぼ乗り物の形態を保持したまま玩具銃として使用することができる乗り物玩具を提供する。【解決手段】玩具本体11とトリガー31とグリップ部41を有する乗り物玩具10について、玩具本体11は乗り物を模した形態を有するものとし、トリガー31とグリップ部41は、ともに玩具本体に展開可能に収納され、トリガー31とグリップ部41を乗り物玩具本体11から展開した場合に、玩具本体11は銃身となり、玩具銃に変化するように構成する。【選択図】図4
Description
本考案は、玩具銃に変化する乗り物玩具に関するものである。
形態が変化する玩具として、従来、様々な玩具が提供されている。たとえば、アニメー
ションや特撮のキャラクターとして、自動車の形態をしたものからロボットに変形するも
のが知られている。しかしながらその変形の過程はそのアニメーション等での過程をその
まま模したものであり、使用者の興味が長続きするものではない。
ションや特撮のキャラクターとして、自動車の形態をしたものからロボットに変形するも
のが知られている。しかしながらその変形の過程はそのアニメーション等での過程をその
まま模したものであり、使用者の興味が長続きするものではない。
また、特開平9?10442号公報において、ジェット戦闘機の形態からロボット玩具
へと変形するものが開示されている。これは、 一つの形態と他の形態とに相互に形態を
変化するとともに、(イ)一つの形態における一部の前部と後部とを構成する前部材と後
部材とを折り曲げ自在に連結するとともに、上記前部材と後部材との下面を折り畳み可能
な連結リンクによって回動自在に連結したこと、(ロ)上記後部材の下面に連結された上
記連結リンクの端部には、連結の回動軸を中心としてギヤが円弧状に形成されていること
、(ハ)上記後部材には前後方向にスライド自在で、かつ後部材の上部に突出した一部に
は操作体を取着したスライド部材が設けられ、このスライド部材には上記ギヤに噛合する
ラックが形成されていること、(ニ)上記操作体を操作して上記スライド部材を前方にス
ライドさせた時、ラックとギヤの噛み合いにより上記リンク部材が折り畳まれ、前部材が
折り曲げられて後部材に重合し他の形態の一部に変化するように設けられていることとい
う要件を備えたことを特徴とする形態が変化する玩具である。
へと変形するものが開示されている。これは、 一つの形態と他の形態とに相互に形態を
変化するとともに、(イ)一つの形態における一部の前部と後部とを構成する前部材と後
部材とを折り曲げ自在に連結するとともに、上記前部材と後部材との下面を折り畳み可能
な連結リンクによって回動自在に連結したこと、(ロ)上記後部材の下面に連結された上
記連結リンクの端部には、連結の回動軸を中心としてギヤが円弧状に形成されていること
、(ハ)上記後部材には前後方向にスライド自在で、かつ後部材の上部に突出した一部に
は操作体を取着したスライド部材が設けられ、このスライド部材には上記ギヤに噛合する
ラックが形成されていること、(ニ)上記操作体を操作して上記スライド部材を前方にス
ライドさせた時、ラックとギヤの噛み合いにより上記リンク部材が折り畳まれ、前部材が
折り曲げられて後部材に重合し他の形態の一部に変化するように設けられていることとい
う要件を備えたことを特徴とする形態が変化する玩具である。
上記玩具は、スライド部材をスライドする簡単な操作で一つの形態と他の形態とに相互
に自動的に形態を変化させることができるとともに、スライド部材の単純な動作が形態を
変化させる複雑な動作に変換される形態変化玩具である。しかしながら、変化の過程が自
動化されるだけであり、終局的にはジェット戦闘機の形態からロボット玩具へと変形する
ものに過ぎず、ジェット戦闘機とロボット玩具の2種の別個の玩具をそれぞれ所持してい
るものと代わりなく、使用者に飽きられるという問題がある。
に自動的に形態を変化させることができるとともに、スライド部材の単純な動作が形態を
変化させる複雑な動作に変換される形態変化玩具である。しかしながら、変化の過程が自
動化されるだけであり、終局的にはジェット戦闘機の形態からロボット玩具へと変形する
ものに過ぎず、ジェット戦闘機とロボット玩具の2種の別個の玩具をそれぞれ所持してい
るものと代わりなく、使用者に飽きられるという問題がある。
このように、乗り物玩具からロボットに変形するものは多数開示されているが、乗り物
玩具が、玩具銃に変化するものは見当たらない。また、乗り物玩具の形態と玩具銃では通
常その形態が著しく異なっている。よって、形態を乗り物玩具から実銃を模した玩具銃に
変化するものでは結局、乗り物玩具と玩具銃の2種の玩具をそれぞれ所持しているものと
変わりがなく、飽きられてしまうという問題がある。
玩具が、玩具銃に変化するものは見当たらない。また、乗り物玩具の形態と玩具銃では通
常その形態が著しく異なっている。よって、形態を乗り物玩具から実銃を模した玩具銃に
変化するものでは結局、乗り物玩具と玩具銃の2種の玩具をそれぞれ所持しているものと
変わりがなく、飽きられてしまうという問題がある。
本考案は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、乗り物玩具の形態を必要以上に
変化させることなく、ほぼ乗り物の形態を保持したまま玩具銃として使用することができ
る乗り物玩具を提供することで、従来の玩具銃にはない形態を有し、かつ使用者が飽きの
こない乗り物玩具を提供することにある。
変化させることなく、ほぼ乗り物の形態を保持したまま玩具銃として使用することができ
る乗り物玩具を提供することで、従来の玩具銃にはない形態を有し、かつ使用者が飽きの
こない乗り物玩具を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本考案は、玩具本体とトリガーとグリップ部を有する乗り
物玩具であって、上記玩具本体は乗り物を模した形態を有し、上記トリガーとグリップ部
は、ともに玩具本体に展開可能に収納され、前記トリガーとグリップ部を乗り物玩具本体
から展開した場合に、前記玩具本体は銃身となり、前記玩具本体に対してグリップ部とト
リガーが展開することで玩具銃に変化するという手段を講じたものである。
物玩具であって、上記玩具本体は乗り物を模した形態を有し、上記トリガーとグリップ部
は、ともに玩具本体に展開可能に収納され、前記トリガーとグリップ部を乗り物玩具本体
から展開した場合に、前記玩具本体は銃身となり、前記玩具本体に対してグリップ部とト
リガーが展開することで玩具銃に変化するという手段を講じたものである。
玩具銃の構成としては、銃身とトリガーとグリップ部を有することが好ましい。本考案
に係る乗り物玩具にはトリガーとグリップ部が収納されており、これらを展開することで
玩具本体を銃身とし、さらにトリガーとグリップ部が展開されているので玩具銃として使
用することができる。その場合、玩具本体は乗り物を模した形態を有しているために本来
の玩具銃としての形状よりも、乗り物の形状として認識することができるために、玩具銃
として使用する場合に従来にはない形態を呈するものである。ここで、玩具本体は乗り物
の形態を模すというのは、乗り物の形状を正確に模すまでは必要ではなく、一見して乗り
物と認識することができればよく、特に乗り物の形状をデフォルメしても好ましい。また
、乗り物の形状を呈しているので、玩具本体にトリガーとグリップ部が収納した状態にあ
っては乗り物玩具として使用することができる。
に係る乗り物玩具にはトリガーとグリップ部が収納されており、これらを展開することで
玩具本体を銃身とし、さらにトリガーとグリップ部が展開されているので玩具銃として使
用することができる。その場合、玩具本体は乗り物を模した形態を有しているために本来
の玩具銃としての形状よりも、乗り物の形状として認識することができるために、玩具銃
として使用する場合に従来にはない形態を呈するものである。ここで、玩具本体は乗り物
の形態を模すというのは、乗り物の形状を正確に模すまでは必要ではなく、一見して乗り
物と認識することができればよく、特に乗り物の形状をデフォルメしても好ましい。また
、乗り物の形状を呈しているので、玩具本体にトリガーとグリップ部が収納した状態にあ
っては乗り物玩具として使用することができる。
また、本考案に係る乗り物玩具は、鉄道車両の形状を模すという手段を講じたものであ
る。鉄道車両そのものの玩具は存在するが、特に鉄道玩具の形状をほぼ保ったまま玩具銃
として使用するものはなく、しかも、玩具本体が銃身となるために従来にはない形態を有
する玩具銃として、使用者の興味を引くことができ、飽きのこない乗り物玩具を提供する
ことができる。
る。鉄道車両そのものの玩具は存在するが、特に鉄道玩具の形状をほぼ保ったまま玩具銃
として使用するものはなく、しかも、玩具本体が銃身となるために従来にはない形態を有
する玩具銃として、使用者の興味を引くことができ、飽きのこない乗り物玩具を提供する
ことができる。
また、前記玩具本体は弾丸を発射するための機関部を有し、前記トリガーを引くと弾丸
が発射可能であるという手段を備えている。機関部は従来周知のものであり、いわゆる銀
玉鉄砲と呼ばれるものと同様の構成である。このように、乗り物玩具でありながら、トリ
ガーとグリップ部を展開させることにより弾丸を発射させることができるので、例えば、
従来の自動車からロボットに変化してしまい原形をとどめない玩具より、乗り物玩具の形
態を維持しつつ弾丸を発射することができる玩具銃として使用することができるので飽き
られる可能性が少ない。
が発射可能であるという手段を備えている。機関部は従来周知のものであり、いわゆる銀
玉鉄砲と呼ばれるものと同様の構成である。このように、乗り物玩具でありながら、トリ
ガーとグリップ部を展開させることにより弾丸を発射させることができるので、例えば、
従来の自動車からロボットに変化してしまい原形をとどめない玩具より、乗り物玩具の形
態を維持しつつ弾丸を発射することができる玩具銃として使用することができるので飽き
られる可能性が少ない。
また、玩具本体は、開閉可能に配置された先端部を有するという構成をとることができ
る。乗り物玩具の先端が先端部で覆われていることで、玩具銃における発射口が覆われ、
玩具銃として使用しない場合において、乗り物玩具としての形状を保つことができる。ま
た、玩具銃としてトリガーを引いた場合であっても弾丸の発射を阻止することができるの
で不意の発射を阻止することができ、安全装置としても機能するものである。
る。乗り物玩具の先端が先端部で覆われていることで、玩具銃における発射口が覆われ、
玩具銃として使用しない場合において、乗り物玩具としての形状を保つことができる。ま
た、玩具銃としてトリガーを引いた場合であっても弾丸の発射を阻止することができるの
で不意の発射を阻止することができ、安全装置としても機能するものである。
本考案は以上のように構成され、かつ、作用するものであり、乗り物玩具から、簡易な
方法で玩具銃に変化する乗り物玩具を提供することができる。また、特に乗り物玩具の形
態を必要以上に変形せず玩具銃として機能することで、従来の実銃を模した形態ではない
玩具銃に変化可能な乗り物玩具を提供することができる。また、その際に、玩具銃として
弾丸を発射することでき、さらに飽きることのない乗り物玩具を提供することができる。
方法で玩具銃に変化する乗り物玩具を提供することができる。また、特に乗り物玩具の形
態を必要以上に変形せず玩具銃として機能することで、従来の実銃を模した形態ではない
玩具銃に変化可能な乗り物玩具を提供することができる。また、その際に、玩具銃として
弾丸を発射することでき、さらに飽きることのない乗り物玩具を提供することができる。
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。
本実施形態における乗り物玩具10は、玩具本体11のトリガー収納部30に収納した
トリガー31とグリップ収納部40に収納したグリップ部41を有するものである。本考
案に係る乗り物玩具10は乗り物の形態を有するものであり、特に本実施形態は、先端部
20から徐々に運転席部13を経て客席部14おいて側面視ほぼ流線型を呈するように構
成され、いわゆる高速鉄道の先頭車両を模している。
トリガー31とグリップ収納部40に収納したグリップ部41を有するものである。本考
案に係る乗り物玩具10は乗り物の形態を有するものであり、特に本実施形態は、先端部
20から徐々に運転席部13を経て客席部14おいて側面視ほぼ流線型を呈するように構
成され、いわゆる高速鉄道の先頭車両を模している。
運転席部13に窓部13aを配置し、客席部14に窓部14aを後方(図1、図4の右
方向)に連なるように複数配置する。また、その後方に出入り口14bを設ける。さらに
、玩具本体11の下部に、回転可能に前輪16を複数配置し、その後方に同様に回転可能
に後輪17を配置する。尚、乗り物玩具10の外観の構成は左右対称である。
方向)に連なるように複数配置する。また、その後方に出入り口14bを設ける。さらに
、玩具本体11の下部に、回転可能に前輪16を複数配置し、その後方に同様に回転可能
に後輪17を配置する。尚、乗り物玩具10の外観の構成は左右対称である。
先端部20は、軸21を中心に、下方に開閉可能に軸支されている(図7、8、9参照
)。このように先端部20は下方に回転し、開いた状態において、玩具本体11の前方に
開口部22を有し、その内部に弾丸Bを発射するための発射口23を配置している。また
、その状態から先端部20を上方に回転すると、開口部22が閉じた状態になる
)。このように先端部20は下方に回転し、開いた状態において、玩具本体11の前方に
開口部22を有し、その内部に弾丸Bを発射するための発射口23を配置している。また
、その状態から先端部20を上方に回転すると、開口部22が閉じた状態になる
トリガー31は、上記のとおり、トリガー収納部30に配置されている。トリガー収納
部30は、玩具本体11における下面のほぼ中央に配置され、文字どおり、トリガー31
を収納するために、ほぼ、底面視矩形を呈するものであり、一定の深さを有する箱形の形
状を呈している。本実施形態においては、トリガー収納部30に、トリガー31が隠れる
ように配置する。
部30は、玩具本体11における下面のほぼ中央に配置され、文字どおり、トリガー31
を収納するために、ほぼ、底面視矩形を呈するものであり、一定の深さを有する箱形の形
状を呈している。本実施形態においては、トリガー収納部30に、トリガー31が隠れる
ように配置する。
トリガー31は、上記のとおり底面視矩形を呈するトリガー収納部30に収納され、か
つトリガー収納部30に配置された軸部32に、回転可能に軸支されている。また、当該
トリガー31は、指を掛けるために弓状を呈し、その背部31bのほぼ中央に突起部31
aを有する。前記突起部31aは、収納状態にあるトリガー31を引き下げるためのもの
で、これに指を掛けて、トリガー収納部30からトリガー31を引き出すことができる。
すなわち、トリガー31を玩具本体11から展開することができる。
つトリガー収納部30に配置された軸部32に、回転可能に軸支されている。また、当該
トリガー31は、指を掛けるために弓状を呈し、その背部31bのほぼ中央に突起部31
aを有する。前記突起部31aは、収納状態にあるトリガー31を引き下げるためのもの
で、これに指を掛けて、トリガー収納部30からトリガー31を引き出すことができる。
すなわち、トリガー31を玩具本体11から展開することができる。
上記のとおり、本実施形態においてトリガー31はトリガー収納部30において、回転
可能に軸部32において軸支されているが、軸部32を配置する位置は、玩具本体11に
取り付けることも可能であり、当該玩具本体11に対して当該トリガー31を出没可能に
取り付けるという構成であっても好ましい。
可能に軸部32において軸支されているが、軸部32を配置する位置は、玩具本体11に
取り付けることも可能であり、当該玩具本体11に対して当該トリガー31を出没可能に
取り付けるという構成であっても好ましい。
乗り物玩具10の後端部19において、グリップ収納部40にグリップ部41が収納さ
れている。すなわちグリップ部41は、玩具本体11に軸支され、下方に回転可能に配置
されている。本実施形態の場合、後輪17を玩具本体11に対し回転可能に軸支する軸部
18は、グリップ部41を軸支する軸部18と共通の構成である。また、グリップ部42
は上端部42aに突起部42bを有する。前記突起部42bは、収納状態にあるグリップ
部41を引き下げるためのもので、これに指を掛けて、グリップ収納部40からグリップ
部41を引き出すことができる。
れている。すなわちグリップ部41は、玩具本体11に軸支され、下方に回転可能に配置
されている。本実施形態の場合、後輪17を玩具本体11に対し回転可能に軸支する軸部
18は、グリップ部41を軸支する軸部18と共通の構成である。また、グリップ部42
は上端部42aに突起部42bを有する。前記突起部42bは、収納状態にあるグリップ
部41を引き下げるためのもので、これに指を掛けて、グリップ収納部40からグリップ
部41を引き出すことができる。
グリップ収納部40に収納されているグリップ部41を、軸部18を中心に下方へ回動
させ、引き下げる。すなわち、グリップ部41は、玩具本体11から展開する。このとき
、グリップ部41の下端部42cは、玩具本体11の底部11aに当接することで、当該
グリップ部41の位置が玩具本体11に対して位置決めされる。ここで、グリップ部41
の位置が玩具本体11に対して位置決めされるとは、当該グリップ部41の下端部42c
が、玩具本体11の底部11aに当接した状態で、グリップ部41が、図面反時計回りに
、回動可能であるが、時計回りには回動しないことをいう(図7、8、9参照)。
させ、引き下げる。すなわち、グリップ部41は、玩具本体11から展開する。このとき
、グリップ部41の下端部42cは、玩具本体11の底部11aに当接することで、当該
グリップ部41の位置が玩具本体11に対して位置決めされる。ここで、グリップ部41
の位置が玩具本体11に対して位置決めされるとは、当該グリップ部41の下端部42c
が、玩具本体11の底部11aに当接した状態で、グリップ部41が、図面反時計回りに
、回動可能であるが、時計回りには回動しないことをいう(図7、8、9参照)。
上記構成の乗り物玩具10において、トリガー31を、下方に回動させ引き下げる。す
なわち、トリガー31は、玩具本体11から展開する。トリガー31は、その背部31b
がトリガー収納部30の後部壁面に当接することで、玩具本体11に対してトリガー31
が位置決めされる。ここで、玩具本体11に対してトリガー31が位置決めされるとは、
当該トリガー31の背部31bがトリガー収納部30に、当接した状態で、トリガー31
が、図中時計回りに、回動可能であるが、反時計回りには回動しないことをいう(図7、
8、9参照)。
なわち、トリガー31は、玩具本体11から展開する。トリガー31は、その背部31b
がトリガー収納部30の後部壁面に当接することで、玩具本体11に対してトリガー31
が位置決めされる。ここで、玩具本体11に対してトリガー31が位置決めされるとは、
当該トリガー31の背部31bがトリガー収納部30に、当接した状態で、トリガー31
が、図中時計回りに、回動可能であるが、反時計回りには回動しないことをいう(図7、
8、9参照)。
本実施形態において、トリガー31とグリップ部41の間隔は、想定される使用者の手
の大きさを考慮して決定することが望まれる。すなわち、本実施形態においては、玩具本
体11の大きさを年少者用玩具銃の大きさに設定し、グリップ部41とトリガー31の位
置関係として年少者の手の大きさに合わせた寸法に設定した。その結果、トリガー31は
玩具本体11の長手方向ほぼ中央に配置し、グリップ部41は玩具本体11の後端部19
に配置される構成となったが、この配置構成は重量バランスの面からも好ましいものであ
る。
の大きさを考慮して決定することが望まれる。すなわち、本実施形態においては、玩具本
体11の大きさを年少者用玩具銃の大きさに設定し、グリップ部41とトリガー31の位
置関係として年少者の手の大きさに合わせた寸法に設定した。その結果、トリガー31は
玩具本体11の長手方向ほぼ中央に配置し、グリップ部41は玩具本体11の後端部19
に配置される構成となったが、この配置構成は重量バランスの面からも好ましいものであ
る。
上記構成の乗り物玩具10において、玩具銃として使用する場合に、トリガー収納部3
0に収納したトリガー31とグリップ収納部40に収納したグリップ部41をそれぞれ回
動して引き出す。すなわち、それぞれ展開する。
0に収納したトリガー31とグリップ収納部40に収納したグリップ部41をそれぞれ回
動して引き出す。すなわち、それぞれ展開する。
なお、機関部50は、ストライカー51とメインスプリング60とスロープ70とBB
弾ホルダー80を有するものであり、メインスプリング60の蓄圧を利用して弾丸Bを発
射する従来周知の構成である。念のため簡単に説明すると、上記のとおり、トリガー31
とグリップ部41をそれぞれ展開した状態にしたうえで、トリガー31を図示右方向に引
くと、トリガー31の背部31bに当接したトリガー収納部30が後部方向に移動する。
弾ホルダー80を有するものであり、メインスプリング60の蓄圧を利用して弾丸Bを発
射する従来周知の構成である。念のため簡単に説明すると、上記のとおり、トリガー31
とグリップ部41をそれぞれ展開した状態にしたうえで、トリガー31を図示右方向に引
くと、トリガー31の背部31bに当接したトリガー収納部30が後部方向に移動する。
トリガー収納部30も後部方向に移動するが、トリガー31と、軸部32により接続さ
れているトリガー係合部33が、機関部50におけるストライカー51の係合受部51a
と接し、前記ストライカー51が、メインスプリング60を蓄圧しつつ図面の右方向に移
動する。同時にストライカー51と一体の先端部51bも図面右方向に移動する(図示せ
ず)。
れているトリガー係合部33が、機関部50におけるストライカー51の係合受部51a
と接し、前記ストライカー51が、メインスプリング60を蓄圧しつつ図面の右方向に移
動する。同時にストライカー51と一体の先端部51bも図面右方向に移動する(図示せ
ず)。
ストライカー51の先端部51bも図面右方向に移動することで、弾丸挿入口55から
挿入され弾丸経路56を通じてスロープ70を下降する複数の弾丸B、B、B…のうち、
図面最左方に配置された先端の弾丸B1のみが、BB弾ホルダー80内に落下する(図示
せず)。
挿入され弾丸経路56を通じてスロープ70を下降する複数の弾丸B、B、B…のうち、
図面最左方に配置された先端の弾丸B1のみが、BB弾ホルダー80内に落下する(図示
せず)。
さらに、トリガー31を引き続けると、トリガー係合部33が若干下方に下がり、スト
ライカー51における係合受部51aとの係合が解かれる。このとき前記蓄圧され圧縮さ
れたメインスプリング60が、自然長に回復する力によって、前記ストライカー51を押
圧し、同時にストライカー51の先端部51bも瞬間的に図示左方に移動し、前記、BB
弾ホルダー80内に落下した1発の弾丸B1を瞬間的に押圧し、当該弾丸B1を発射する
(図示せず)。
ライカー51における係合受部51aとの係合が解かれる。このとき前記蓄圧され圧縮さ
れたメインスプリング60が、自然長に回復する力によって、前記ストライカー51を押
圧し、同時にストライカー51の先端部51bも瞬間的に図示左方に移動し、前記、BB
弾ホルダー80内に落下した1発の弾丸B1を瞬間的に押圧し、当該弾丸B1を発射する
(図示せず)。
この際あらかじめ先端部20を下方に開く(引き下げる)ことによって、発射口23が
露出するので、弾丸B1を発射することができる。もっとも、先端部20を閉じた(先端
部20を上方に引き上げた状態)にすると(図1、図7参照)、いわゆる安全装置として
、トリガー31を引いたとしても弾丸B1の発射を阻止することができる。
露出するので、弾丸B1を発射することができる。もっとも、先端部20を閉じた(先端
部20を上方に引き上げた状態)にすると(図1、図7参照)、いわゆる安全装置として
、トリガー31を引いたとしても弾丸B1の発射を阻止することができる。
本実施形態における乗り物玩具10は、いわゆる高速鉄道の先頭車両を模した外観を呈
している。しかし、鉄道模型に限るものでは勿論なく、例えば、タンクローリーなどの輸
送機器、あるいは、ロケットなどの玩具も好ましい対象である。
している。しかし、鉄道模型に限るものでは勿論なく、例えば、タンクローリーなどの輸
送機器、あるいは、ロケットなどの玩具も好ましい対象である。
10 乗り物玩具
11 玩具本体
13 運転席部
14 客席部
16 前輪
17 後輪
18 軸部
19 後端部
20 先端部
21 軸部
22 開口部
23 発射口
30 トリガー収納部
31 トリガー
31a 突起部
40 グリップ収納部
41 グリップ部
50 機関部
11 玩具本体
13 運転席部
14 客席部
16 前輪
17 後輪
18 軸部
19 後端部
20 先端部
21 軸部
22 開口部
23 発射口
30 トリガー収納部
31 トリガー
31a 突起部
40 グリップ収納部
41 グリップ部
50 機関部
Claims (1)
- 玩具本体とトリガーとグリップ部を有する乗り物玩具であって、
上記玩具本体は乗り物を模した形態を有し、
上記トリガーとグリップ部は、ともに玩具本体に展開可能に収納され、
前記トリガーとグリップ部を乗り物玩具本体から展開した場合に、前記玩具本体は銃身と
なり、前記玩具本体に対してグリップ部とトリガーが展開することで玩具銃に変化するこ
とを特徴とする乗り物玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002714U JP3223375U (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 玩具銃に変化する乗り物玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002714U JP3223375U (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 玩具銃に変化する乗り物玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223375U true JP3223375U (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68095853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002714U Expired - Fee Related JP3223375U (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | 玩具銃に変化する乗り物玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223375U (ja) |
-
2019
- 2019-07-23 JP JP2019002714U patent/JP3223375U/ja not_active Expired - Fee Related
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