JP3223253B2 - フロンの再生方法及び再生装置 - Google Patents

フロンの再生方法及び再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒や洗浄剤等として
使用されて回収された、水分その他の不純物を含むフロ
ンを純粋なフロンに再生する方法及びその装置に関し、
特に自動車を解体してスクラップ化する際に、カーエア
コンに充填されたフロンを現場で回収し、再生するに適
したフロンの再生方法及び再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫やエアーコンディショナー
等を廃棄する際、冷媒として使用されたフロンはそのま
ま大気中に放出されてきた。又精密機械や半導体素子を
液体フロンにより洗浄した排気はそのまま大気中に放出
されていたが、成層圏に拡散したフロンガスが電離層を
破壊し、又地球温暖化の原因にもなる。そこでフロンガ
スの排出をできる限り少なくするために、フロンを回収
し、再生するする方法が求められている。
【0003】上記回収フロン中には、水分、油分、その
他固体微粒子等よりなるダスト分が含まれる。従来の回
収フロンの再生法は、回収フロンを気化し吸着剤層に通
して水分、油分等を吸着除去する方法、或いは精留塔で
精留して精製する方法等が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吸着法によ
る回収フロンの再生方法は回分式でおこなわれ、吸着剤
を連続して再生することはできず、再生されたフロンの
純度が充分でなかった。又精留法によれば、大型の精留
塔を必要とし、装置が大型で複雑となり、多量の回収フ
ロンを集めて処理する必要がある。
【0005】従って本発明は、廃車処理場等のフロンの
回収現場で簡便に使用することができる、小型の比較的
簡単な装置を用い、高純度の再生フロンが得られ、吸着
剤を簡単に連続して再生し、繰り返し使用することがで
きるフロンの再生方法及び再生装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、回収フロンをタンク
から一定の圧力下で低温で蒸発させて蒸留し、気化した
フロンガスを活性炭フィルターに通し油分を除去した
後、水分吸着剤を充填した吸着塔に通して水分を完全に
吸着除去し、ついで冷却液化することにより、高純度の
再生フロンを得ることができること、上記吸着塔を2本
設け一方を吸着工程に使用中に、他方を加熱して空気を
通し、吸着した水分を脱着、再生し、2本の吸着塔を吸
着工程と脱着工程に交互に交換使用することにより、吸
着剤を連続して使用することができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は回収液化フロンを加圧下で
一定圧力及び一定温度の下で気化し、気化したフロンガ
スを活性炭フィルターに通し油分を除去した後、水分吸
着剤の充填層に通して水分を除去し、更に固体微粉末を
濾過後、該フロンガスを冷却液化して、フロンを再生す
る精製工程と、水分を吸着した該吸着剤充填層を加熱し
つつ充填層に空気を流通して、吸着した水分を脱着し、
吸着剤を再生する吸着剤再生工程を含み、2系列の吸着
剤の充填層を交互に該精製工程と吸着剤再生工程に置
き、一方の該吸着剤充填層でフロンの精製中、他方の吸
着剤充填層を再生することにより、連続してフロンの精
製を行うフロンの再生方法を要旨とする。
【0008】又他の本発明は、冷却パイプとヒーターを
備え、収容した回収液化フロンを加圧下で加熱して気化
させる回収タンクと、該回収タンクから気化したフロン
ガスを、活性炭フィルター、内部にヒーターを備え水分
吸着剤を充填した吸着塔、ダストフィルター及び圧力調
整弁を順次経て凝縮器に導く精製ラインと、該凝縮器で
液化されたフロンを貯留する冷却パイプを備えた貯蔵タ
ンクと、該回収タンクの冷却パイプ、凝縮器及び貯蔵タ
ンクの冷却パイプに冷媒を循環して冷却する冷凍機と冷
媒ラインよりなる冷却系統と、開閉により該精製ライン
に空気を導入する空気導入用バルブと、精製ラインに導
入された空気をヒーターで加熱された吸着塔内の吸着剤
中に通して吸引して該水分吸着剤に吸着した水分を脱着
する真空ポンプとを備え有し、該精製ライン中に2本の
吸着塔を並列に配置し、2本の該吸着塔をバルブにより
フロンの水分の吸着工程と水分脱着工程に互いに切り換
える切替え機構を備えたフロン再生装置を要旨とする。
【0009】
【実施例】次に本発明のフロンの再生方法及び再生装置
を図面により詳細に説明する。図1は本発明のフロンの
再生装置の一例の系統図である。1はフロンの回収タン
クであり、外壁を断熱され、外部に冷媒を循環する冷却
パイプ2が密着し、内部に電熱式ヒーター3を備え、更
にヒーター3を制御する温度調節装置4及び液面計5を
備える。
【0010】回収タンク1には、回収フロンを入口バル
ブ6及び逆止弁7を経て導入する導入パイプ8を接続
し、又気化した回収タンク1内の回収フロンを吐出する
吐出パイプ9を接続する。回収タンク1の底にはドレン
バルブ10を経てドレンを抜き出すドレンパイプ11を
備える。
【0011】回収タンク1からの吐出パイプ9は活性炭
フィルター12に接続され、活性炭フィルター12を出
た精製ライン13は2方に分岐され、それぞれ電動弁1
4a、14bを経て吸着塔15a、15bに繋がる。吸
着塔15a、15bはそれぞれモレキュラーシーブ、ゼ
オライト、シリカゲル等の水分吸着剤を充填し、周囲を
断熱材で囲み、内部にヒーター16を備え、温度調節装
置17を設ける。吸着塔15a、15bを出た精製ライ
ン13a、13bはそれぞれペーパーフィルターよりな
るダストフィルター18a、18b及び電動弁19a、
19bを経て合流し、圧力調整弁20を通り、凝縮器2
1に導かれる。凝縮器21から出た精製ライン13は貯
蔵タンク22に繋がる。貯蔵タンク22は回収タンク1
と同様に断熱外壁を有し、外壁に冷媒を循環する冷却パ
イプ23及び液面計24を備える。貯蔵タンク22の底
から再生フロン吐出パイプ25、吐出弁26を経て再生
された液化フロンが吐出される。
【0012】27は冷凍機であって、冷凍機27で低温
に冷却した冷媒を止弁28a、28b、温度調節弁44
a、44bを備えた冷媒ライン29a、29bを経て、
回収タンク1、凝縮器21及び貯蔵タンク22に循環す
る。
【0013】吸着塔15a、15bからダストフィルタ
ー18a、18bに到る精製ライン13a、13bのそ
れそれ途中にオリフィス30a、30b及び電動弁31
a、31bを経て空気導入管32a、32bを繋ぐ。更
に電動弁14a、14bから吸着塔15a、15bに到
る精製ライン13a、13bのそれそれ途中から空気吸
引ライン33a、33bを分岐し、クーラー34a、3
4b、電動弁35a、35bを経て互いに合流し、真空
ポンプ36に繋がる。真空ポンプ36の吐出口はドレン
バルブ37に繋がると同時に、2股に分岐する空気循環
パイプ38及び電動弁39a、39bを経て、吸着塔1
5a、15bからダストフィルター18a、18bに到
る途中の精製ライン13a、13bに通ずる。
【0014】更に回収タンク1から活性炭フィルター1
2に到る吐出パイプ9の途中から分岐した真空ライン4
0が電動弁47を経て真空ポンプ41に繋がり、同様に
凝縮器21から貯蔵タンク22に通ずる精製ライン13
から分岐した真空ライン42が電動弁43を経て同じ真
空ポンプ41に繋がる。又クーラー34a、34bから
それぞれ電動弁35a、35bに到る空気吸引ライン3
3a、33bの途中から分岐した真空ライン46a、4
6bが電動弁45a、45bを経てそれぞれ真空ポンプ
41に繋がる。
【0015】上記の如く本発明のフロン再生装置におい
て、活性炭フィルター12を出た精製ライン13が2股
に分岐して、それぞれダストフィルター18a、18b
及び電動弁19aを通った後、再び合流するまでの間の
各機器の配置は、全く同じ配列の機器が、A、B2系統
並列して設けられ、電動弁14a、14b及び電動弁1
9a、19bの開閉により、2つの系統を互いに切り換
えて使用することができるようになっている。
【0016】
【作用】図1の系統図に示す本発明のフロン再生装置に
より、フロンの再生を行うには次の手順により行うこと
ができる。
【0017】〔排気工程〕 (1) 先ず全ての弁を閉止した状態において、電動弁47
を開き、真空ポンプ41を運転して、回収タンク1内を
真空に排気する。(図2に太線で示す流路等参照。)
【0018】(2) 次に電動弁47を閉じ、電動弁43を
開き、貯蔵タンク22内を真空に排気する。(図3に太
線で示す流路等参照。)
【0019】〔フロン導入工程〕 (3) 止弁28aを開き、冷凍機27より冷媒ライン29
a、温度調節弁44aを経て回収タンク1の冷却パイプ
2に冷媒を循環し、回収タンク1全体を所定の低温まで
冷却する。
【0020】(4) 入口バルブ6を開き逆止弁7、導入パ
イプ8を経て回収液化フロンを回収タンク1内に導入す
る。
【0021】(5) 同時に電動弁45aを開き真空ポンプ
41を運転して、吸着塔15a内を真空に排気する。
(図4に太線で示す流路等参照。)
【0022】(6) 次に止弁28bを開き冷凍機27より
冷媒ライン29b、温度調節弁44bを経て凝縮器21
及び貯蔵タンク22の冷却パイプ23に冷媒を循環し、
凝縮器21及び貯蔵タンク22全体を所定の低温に冷却
する。(図5に太線で示す流路等参照。)
【0023】〔精製工程〕 (7) 回収タンク1内のヒーター3に電流を流し、温度調
節装置4により温度調節しつつ、回収タンク1内の回収
フロンを加熱する。
【0024】(8) 電動弁14a、電動弁19aを開き、
圧力調整弁20により回収タンク1からダストフィルタ
ー18aに到る精製系内の圧力を、一定圧に保ちつつ、
回収タンク1内の回収フロンを気化し、そのフロンガス
を活性炭フィルター12、吸着塔15a、ダストフィル
ター18aに順次通す。活性炭フィルター12で先ず油
分を吸着分離され、次に吸着塔15a内のモレキュラー
シーブ等の吸着剤により、水分が完全に吸着分離され
る。更にダストフィルター18aを通り、吸着塔15a
内から同伴した固体微粉末等を濾過し除去される。精製
されたフロンガスは凝縮器21で冷却液化され、貯蔵タ
ンク22に貯えられる。(図6に太線で示す流路等参
照。) (9) 精製系内の不凝縮ガス分圧が高まると排気弁48を
開いて放出する。
【0025】(10) 回収タンク1内の再生液化フロンの
液面が下限まで低下すると、回収タンク1の加熱を停止
し、冷却パイプ2に冷媒を通して回収タンク1を再冷却
し、回収タンク1に残留する高沸点物を含むドレンをド
レンバルブ10より排出する。冷却後精製ライン13の
各バルブを閉止する。
【0026】上記フロン導入工程及び精製工程を2回繰
り返した後、A、B2系列ある精製系統を他方の精製系
統に切り換えて、同様な操作を繰り返す。その間に、後
述の吸着塔再生工程により、水分を吸着した吸着塔の吸
着剤を順次再生して、繰り返し使用する。
【0027】〔吸着塔再生工程〕 (11) 電動弁31aを開き吸着塔15a内の加圧フロン
ガスを排出する。(図7に太線で示す流路等参照。)
【0028】(12) 吸着塔15a内を、温度調節装置1
7により温度制御しつつ、ヒーター16により加熱す
る。
【0029】(13) 電動弁31a及び電動弁35aを開
き、真空ポンプ36を運転して、オリフィス30a、電
動弁31aを経て吸引した空気を、加熱した吸着塔15
aに通し、吸着剤に吸着した水分を脱着させる。水分を
含んだ高温の空気は、空気吸引ライン33aを経てクー
ラー34aで冷却され、真空ポンプ36を経てドレンバ
ルブ37から排出される。(図8に太線で示す流路等参
照。)
【0030】(14) ヒーター16を止め、電動弁31a
及びドレンバルブ37を閉じ、電動弁39aを開き、真
空ポンプ36の運転を続けると、吸着塔15a内の空気
はクーラー34a、電動弁35a、真空ポンプ36、電
動弁39aを通って吸着塔15aに戻り循環する。これ
により吸着塔15a内の熱はクーラー34aにより冷却
除去される。(図9に太線で示す流路等参照。)
【0031】(15) 吸着塔15aの冷却後、真空ポンプ
36の運転を止め、電動弁35a、電動弁39aを閉じ
る。電動弁45aを開き、真空ポンプ41を運転して吸
着塔15a内を真空に排気する。
【0032】上記運転方法の説明は、A、B2系列ある
精製系統のA系列について、精製工程及び吸着塔再生工
程の運転を説明したが、前述のごとくA、B2系列の精
製系統は互に切り換えて運転するものであり、B系列の
精製系統の運転も全く同様に行うことができる。A系列
の精製系統を精製工程運転中に、他方のB系列の精製系
統を吸着塔再生工程の運転を行い、交互に精製工程と再
生工程の運転を行うことができる。
【0033】各工程の運転操作は電動弁類の開閉、冷凍
機の運転、停止、真空ポンプの運転、停止、ヒーターの
通電制御等全て、シーケンス制御及びフィードバック制
御により自動制御して、全自動運転をすることができ
る。
【0034】本発明のフロンの再生方法はR−12、R
134a等あらゆるフロンの再生に適用することができ
る。精製工程における精製系統の運転圧力は、特に制限
はないが、装置の処理能力を高めるため加圧下で運転す
るのが好ましい。
【0035】回収タンク1、貯蔵タンク22、吸着塔1
5a、15b等の運転温度、圧力及び各工程の運転時間
は適用するフロンの種類により異なり、処理すべきフロ
ンの温度と蒸気圧の関係により最適な運転条件の範囲が
定まる。例えばR−12を精製する際には、5〜7kgf/
cm2 、20〜30℃の範囲の条件で運転するのが好まし
い。
【0036】図1に示す再生装置により、水分1000
ppm 、油分2%、不凝縮ガス1000ppm を含むフロン
12の50kgを8時間で再生処理し、水分10ppm 以
下、油分5ppm 以下、不凝縮ガス330ppm を含む再生
フロンを得た。この際、精製工程における回収タンク1
の圧力及び温度は、5.7kgf/cm2 、25℃で運転し
た。
【0037】
【発明の効果】本発明のフロンの再生方法及び再生装置
によれば、小型の再生装置により高純度の再生フロンを
得ることができる。吸着塔の吸着剤は繰り返し再生使用
することができ、吸着物を完全に脱着して、常に活性の
高い状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロン再生装置の一例の系統図であ
る。
【図2】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図3】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図4】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図5】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図6】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図7】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図8】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【図9】本発明のフロン再生装置の一例の運転状況の説
明図である。
【符号の説明】
1 回収タンク 2 冷却パイプ 3 ヒーター 4 温度調節装置 5 液面計 6 入口バルブ 7 逆止弁 8 導入パイプ 9 吐出パイプ 10 ドレンバルブ 11 ドレンパイプ 12 活性炭フィルター 13 精製ライン 14a、14b 電動弁 15a、15b 吸着塔15 16 ヒーター 17 温度調節装置 18a、18b ダストフィルター 19a、19b 電動弁 20 圧力調整弁 21 凝縮器 22 貯蔵タンク 23 冷却パイプ 24 液面計 25 再生フロン吐出パイプ 26 吐出弁 27 冷凍機 28a、28b 止弁 29 冷媒ライン 30a、30b オリフィス 31a、31b 電動弁 32a、32b 空気流入管 33a、33b 空気吸引ライン 34a、34b クーラー 35a、35b 電動弁3 36 真空ポンプ 37 ドレンバルブ 38 空気循環パイプ 39 電動弁 40 真空ライン 41 真空ポンプ 42 真空ライン 43 電動弁 44a、44b 温度調節弁 45a、45b 電動弁 46a、46b 真空ライン 47 電動弁 48 排気弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−72372(JP,A) 特開 昭61−187019(JP,A) 特開 昭62−65716(JP,A) 特開 平4−305217(JP,A) 特公 昭50−12405(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 17/38 C07C 19/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回収液化フロンを加圧下で一定圧力及び一
    定温度の下で気化し、気化したフロンガスを活性炭フィ
    ルターに通し油分を除去した後、水分吸着剤の充填層に
    通して水分を除去し、更に固体微粉末を濾過後、該フロ
    ンガスを冷却液化して、フロンを再生する精製工程と、
    水分を吸着した該吸着剤充填層を加熱しつつ充填層に空
    気を流通して、吸着した水分を脱着し、吸着剤を再生す
    る吸着剤再生工程を含み、2系列の吸着剤の充填層を交
    互に該精製工程と吸着剤再生工程に置き、一方の該吸着
    剤充填層でフロンの精製中、他方の吸着剤充填層を再生
    することにより、連続してフロンの精製を行うフロンの
    再生方法。
  2. 【請求項2】冷却パイプとヒーターを備え、収容した回
    収液化フロンを加圧下で加熱して気化させる回収タンク
    と、該回収タンクから気化したフロンガスを、活性炭フ
    ィルター、内部にヒーターを備え水分吸着剤を充填した
    吸着塔、ダストフィルター及び圧力調整弁を順次経て凝
    縮器に導く精製ラインと、該凝縮器で液化されたフロン
    を貯留する冷却パイプを備えた貯蔵タンクと、該回収タ
    ンクの冷却パイプ、凝縮器及び貯蔵タンクの冷却パイプ
    に冷媒を循環して冷却する冷凍機と冷媒ラインよりなる
    冷却系統と、開閉により該精製ラインに空気を導入する
    空気導入用バルブと、精製ラインに導入された空気をヒ
    ーターで加熱された吸着塔内の吸着剤中に通して吸引し
    て該水分吸着剤に吸着した水分を脱着する真空ポンプと
    を備え有し、該精製ライン中に2本の吸着塔を並列に配
    置し、2本の該吸着塔をバルブによりフロンの水分の吸
    着工程と水分脱着工程に互いに切り換える切替え機構を
    備えたフロン再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220095815A (ko) * 2020-12-30 2022-07-07 퓨어만 주식회사 혼합냉매를 연속적으로 제조하는 장치 및 제조방법

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KR20220095815A (ko) * 2020-12-30 2022-07-07 퓨어만 주식회사 혼합냉매를 연속적으로 제조하는 장치 및 제조방법
KR102527620B1 (ko) * 2020-12-30 2023-05-02 퓨어만 주식회사 혼합냉매를 연속적으로 제조하는 장치 및 제조방법

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