JP3223203U - 携帯型係留ネット気球 - Google Patents

Abstract

【課題】通信・広告及び夜間でも簡単に活用できる係留ネット気球を提供する。【解決手段】係留ネット気球は、ヘリウムガス缶１のチューブ２よりヘリウムガスをグラファイト（カーボン）シート製風船３に充填して、取込口４から挿入し、グラファイト（カーボン）シート製紐５で炭素繊維（カーボンファイバー）製ネット８に固定するとともに、有機薄膜フレキシブル太陽電池６及び防水電源コード７を炭素繊維（カーボンファイバー）製ネットの外側に接合シール９で装着して構成される。電源ＳＷ１０を操作して、有機薄膜フレキシブル太陽電池及び電源１１から供給した電力で本体１２に内蔵した有機ＥＬ照明１３を駆動して制御する。またロープ１４を操作して、任意の高さを空中に浮遊させ杭１５で固定する。【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

広告用具分野

従来、防炎加工をした塩化ビニル等の生地を用いた、気密性のガス袋に空気よりも軽い不活性気体のヘリウムガスを充填して、ロープで任意の高さを空中に浮遊させていたが、係留気球としての機能が低く、活用するのに制限があった。

本案は、その欠点を除いて、しかも機能を活かした気球を開発しようとするものである。

いま、その解決手段を図面を追いながら説明すれば
（イ）ヘリウムガス缶（１）のチューブ（２）よりヘリウムガスをグラファイト（カーボン）シート製風船（３）に充填して、取込口（４）から挿入し、グラファイト（カーボン）シート製紐（５）で炭素繊維（カーボンファイバー）製ネット（８）に固定する。
（ロ）有機薄膜フレキシブル太陽電池（６）及び防水電源コード（７）を炭素繊維（カーボンファイバー）製ネット（８）の外側に接合シール（９）で装着する。
（ハ）電源ＳＷ（１０）を操作して、有機薄膜フレキシブル太陽電池（６）及び電源（１１）から供給した電力で本体（１２）に内蔵した有機ＥＬ（Ｅｌｅｃｔｒｏ Ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｅ）照明（１３）を駆動して制御する。ロープ（１４）を操作して、任意の高さを空中に浮遊させ杭（１５）で固定する。

本案は、以上のような構造であるから、これを使用する事により、通信・広告及び夜間でも簡単に活用できる係留ネット気球である。

なお、本案の実施にあたって次の如きことができる。
（イ）複数のグラファイト（カーボン）シート製風船（３）の交換により、長期間の空中を浮遊する事ができる。

本考案の気球の正面図

（１）ヘリウムガス缶（２）チューブ（３）グラファイト（カーボン）シート製風船（４）取込口（５）グラファイト（カーボン）シート製紐（６）有機薄膜フレキシブル太陽電池（７）防水電源コード（８）炭素繊維（カーボンファイバー）製ネット（９）接合シール（１０）電源ＳＷ（１１）電源（１２）本体（１３）有機ＥＬ照明（１４）ロープ（１５）杭

Claims (1)

1. グラファイト（カーボン）シート製風船及び炭素繊維（カーボンファイバー）製ネットを含んで構成される携帯型係留ネット気球であって、有機薄膜フレキシブル太陽電池が前記炭素繊維（カーボンファイバー）製ネットの外側に接合シールで装着されることを特徴とする携帯型係留ネット気球

Images