JP3223114U - かばん - Google Patents

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一彦 山本
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Abstract

【課題】利便性を低下させることなく、収容空間に収容された物品の移動を規制するかばんを提供する。【解決手段】かばん1は、上面が開口し、開口を介して物品Bを出し入れ可能な収容空間14を備えた本体11と、収容空間14に収容される内部ケース2を備えている。収容空間14の内面には固定具15が備えられている。内部ケース2は固定具15に対して固定される被固定具22を備えている。被固定具22は、内部ケース2の下端部が収容空間14の内底面に略当接した状態で、固定具15に固定される位置に設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、かばん、特に、物品を収容する内部ケースを備えたかばんに関する。
通常、かばんは大きな収容空間が形成されており、そこに様々な物品を収容することができる。しかしながら、収容空間の大きさに対して小さな物品を収容した場合には、収容空間内で物品が移動し、物品同士が当たって破損したり、物品を見つけにくかったりという不具合が生じる場合がある。
このような問題点を解決するために、例えば、特許文献1から4のかばん等が提案されている。特許文献2,4では、収容する物品に面ファスナー等を貼付し、かばん等の内面を面ファスナー等を貼り付けることができる素材としている。物品をかばんに収容する際には、面ファスナー等をかばん等の内面に貼り付ける。これにより、物品はかばん等の内面に貼り付くため、かばんの中で移動することを規制することができ、物品を容易に見つけることができる。
また、特許文献1,3では、ノートパソコン等の電子機器を収容するケースと、かばんと、に面ファスナーを貼付している。これにより、電子機器を収容したケースをかばんに収容する際に、互いの面ファスナーを貼り合わせ、ケースがかばんの中で移動することを規制することができる。
実用新案登録第3032681号公報 実用新案登録第3062979号公報 特開2001−120324号公報 実用新案登録第3080124号公報
上述したように、特許文献1から4の技術を用いることにより、かばんに収容した物品がかばんの中で移動することを規制することはできる。しかしながら、これらの技術では、物品が宙吊り状態で保持されているため、電子機器のような重量物を保持するためには、かばんに対して貼り付く力が大きな面ファスナー等の固定具が必要となる。その場合には、取り外す際に大きな力が必要になり、利便性を低下させるおそれがある。また、重量物を宙吊りで保持するためには、かばん本体をその重量に耐えられる強度にする必要がある。強度を高くするためには、例えば、本体を構成する部材を厚くしたり、部材に芯を入れたりする必要がある。この場合には、重量が増加し、やはり利便性の低下につながる。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性を低下させることなく、収容空間に収容された物品の移動を規制するかばんを提供することにある。
上記課題を解決するための本考案に係るかばんの好適な実施形態の一つでは、上面が開口し、当該開口を介して物品を出し入れ可能な収容空間を備えた本体と、前記収容空間に収容される内部ケースを備え、前記収容空間の内面に固定具を備え、前記内部ケースは前記固定具に対して固定される被固定具を備え、前記被固定具は、前記内部ケースの下端部が前記収容空間の内底面に略当接した状態で、前記固定具に固定される位置に設けられている。
この構成では、内部ケースに設けられた被固定具が、収容空間の内面に設けられた固定具に対して固定されるため、収容空間内での内部ケースおよび内部ケースに収容された物品の移動を規制することができる。また、内部ケースが固定された状態では、内部ケースの下端部が収容空間の内底面に略当接しているため、物品の重量を底面で支持することができる。そのため、本体の側面の強度を必要以上に高める必要がなくなる。また、内部ケースを収容空間に収容するだけで、被固定具の位置が固定具に固定される位置となるため、内部ケースを容易に位置決めすることができる。
本考案に係るかばんの好適な実施形態の一つでは、前記固定具は前記収容空間の上端部近傍にのみ備えられている。
この構成では、固定具が収容空間の上端部近傍にしか設けられていないため、上端部の固定具と被固定具との固定状態を解除するだけで、内部ケースを取り出すことができる。
かばんの中に物品を収容する場合、特に、物品が重量物である場合には、物品を体の近くに位置させると、物品の重心が体に近くなり、安定してかばんを持つことができる。かぶせが付いたかばんを持つ際には、かぶせの開閉がしやすいように、かぶせが固定されている側を体側とするのが一般的である。また、リュックサックやランドセルのような一対の肩紐が付いた背負いかばんを背負う際には、当然ながら、肩紐が付いた側が体側となる。したがって、このようなかばんの収容空間の内壁面に物品を固定する場合には、かぶせが固定されて側や肩紐が固定されている側に物品を固定するのが好ましい。そのため、本考案に係るかばんの好適な実施形態の一つでは、前記開口を覆うかぶせを備え、前記かぶせの一の端部は前記本体の第1の側に固定され、前記固定具は前記収容空間の前記第1の側に備えられている。また、本考案に係るかばんの好適な実施形態の一つでは、前記かばんは第2の側に一対の肩紐を備え、前記固定具は前記収容空間の前記第2の側に備えられている。なお、第1の側および第2の側は開口が上になる姿勢における平面視で規定されている。
ランドセルの斜視図である。 かぶせを開いた状態のランドセルの斜視図、および、内部ケース、物品の平面図である。 収容空間に内部ケースを収容した状態のランドセルの部分断面図である。
以下に図面を用いて、本考案に係るかばんの実施形態を説明する。本実施形態では、かばんはランドセルとしている。図1は本実施形態におけるランドセルの斜視図である。また、図2はかぶせ(後述)を開いた状態のランドセルの斜視図および、内部ケース、物品の平面図である。なお、以下の説明における上下は、図1の姿勢を基準として規定されている。
図1に示すように、ランドセル1は、本体11と、一対の肩紐12と、かぶせ13と、を備えている。本体11は、略直方体であり、一の側面に一対の肩紐12を備えている。この肩紐12を両肩にかけることによって、ランドセル1を背負うことができる。なお、この肩紐12が取り付けられている側が本考案における第2の側である。また、図2に示すように、本体11は、上面が開口しており、この開口を介して収容空間14に物品を出し入れすることができる。
かぶせ13は略長方形状であり、一方の短辺が本体11の上端部近傍に取り付けられている。なお、このかぶせ13が取り付けられている側が本考案における第1の側である。具体的には、かぶせ13の一の短辺は、本体11の、肩紐12が取り付けられている側の上端部近傍に取り付けられている。したがって、本実施形態では、第1の側と第2の側とは同じとなっている。かぶせ13は可撓性を有しており、図1に示すように、開口を覆う姿勢とすることができる。
本実施形態における内部ケース2は、長方形状の2枚の革等の生地の3辺が縫い合わされたものであり、縫い合わされていない1辺が開口している。内部ケース2の内部には収容空間21が形成されており、開口を介して収容空間21に物品Bを出し入れすることができる。図2では、物品としてタブレット型端末Bを示している。
図2に示すように、収容空間14の一の内面の上端部近傍には同じ高さに2つの磁石15(本考案における固定具の例)が備えられている。この磁石15は、例えば、N極が収容空間14側となるように配置されている。
図から明らかなように、本実施形態では、磁石15はかぶせ13が固定されている側の収容空間14の内面、すなわち、第1の側の内面に設けられている。また、磁石15は肩紐12が固定されている側の収容空間14の内面、すなわち、第2の側の内面に設けられている。
一方、図2に示すように、内部ケース2の上端部近傍にも2つの磁石22(本考案における被固定具の例)が備えられている。この磁石22は、磁石15との間に引力が生じる向きに配置されている。したがって、上述のように磁石15が配置されている場合には、磁石22はS極が外方(紙面裏側)を向くように配置されている。
図3は、タブレット型端末Bが収容された内部ケース2をかばん1の収容空間14に収容した状態の、磁石15を通る平面での側断面図である。図3に示すように、磁石22は、内部ケース2を収容空間14に収容し、内部ケース2の下端部が収容空間14の内底面に当接した状態で、磁石15と対向する位置に配置されている。
この内部ケース2を使用する際には、まず、内部ケース2の収容空間21にタブレット型端末Bを収容する。そして、内部ケース2をかばん1の収容空間14に収容する。このとき、上述したように、また図3に示すように、内部ケース2の下端が収容空間14の内底面に略接しており、この状態で磁石15の高さ位置と磁石22の高さ位置とが略同じとなり、磁石15と磁石22とが対向する。したがって、収容空間14に内部ケース2を収容するだけで、磁石22の高さ位置を磁石15の高さ位置に合わせることができる。これにより、磁石15と磁石22との間に引力が生じ、内部ケース2を収容空間14の内面に固定することができる。さらに、内部ケース2の幅を収容空間の幅と略同じにしておけば、内部ケース2の幅方向での位置決めも容易となる。
上述したように、本実施形態では、磁石15は収容空間14の内面のうち、肩紐12が固定されている側の面、かつ、かぶせ13が固定されている側の面に設けられている。このような位置に磁石15を設けることにより、かばん1を背負った際に、内部ケース2、すなわち、物品Bを体の近くに位置させることができる。そのため、物品Bの重心が体に近くなり、安定してかばん1を背負うことができる。
また、本実施形態では、磁石15は収容空間14の上端部近傍にしか設けられていない。そのため、内部ケース2を収容空間14から取り出す際の磁石15と磁石22との固定の解除が容易である。
このように、本考案に係るかばんであれば、利便性を低下させることなく、内部ケース2を収容空間14内に固定することができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、かばんを肩紐12およびかぶせ13を備えたランドセルを用いて説明したが、かぶせを備えていない肩掛けかばん、かぶせを備えた手持ちかばん、肩掛けもかぶせもそなえていないかばんにも適用することができる。かぶせを備えていない肩掛けかばんの場合には、固定具15を肩掛けが固定された側の内面に設けることが好ましい。また、かぶせが付いた手持ちかばんに適用する場合には、固定具15をかぶせが固定された側の内面に設けることが好ましい。このような位置に固定具15を設けることにより、物品を体の近くに位置させることができ、物品が重量物であっても安定してかばんを持つことができる。
(2)上述の実施形態では、固定具15を収容空間14の上端部付近にのみ設けたが、他の位置にも設けても構わない。
(3)上述の実施形態では、固定具15および被固定具22として磁石を用いたが、内部ケース2を収容空間14の内面に固定できるものであれば、他のものを用いても構わない。
本考案は、ランドセル、リュックサック等の一対の肩紐によって両肩に背負うかばんをはじめとして、トートバッグ等の手持ちかばん、その他かばんにも利用することができる。
B:タブレット型端末(物品)
1:ランドセル(かばん)
11:本体
12:肩紐
13:かぶせ
14:収容空間
15:磁石(固定具)
2:内部ケース
22:磁石(被固定具)

Claims (4)

  1. 上面が開口し、当該開口を介して物品を出し入れ可能な収容空間を備えた本体と、
    前記収容空間に収容される内部ケースを備え、
    前記収容空間の内面に固定具を備え、
    前記内部ケースは前記固定具に対して固定される被固定具を備え、
    前記被固定具は、前記内部ケースの下端部が前記収容空間の内底面に略当接した状態で、前記固定具に固定される位置に設けられているかばん。
  2. 前記固定具は前記収容空間の上端部近傍にのみ備えられている請求項1記載のかばん。
  3. 前記開口を覆うかぶせを備え、
    前記かぶせの一の端部は前記本体の第1の側に固定され、
    前記固定具は前記収容空間の前記第1の側に備えられている請求項1または2記載のかばん。
  4. 前記かばんは第2の側に一対の肩紐を備え、
    前記固定具は前記収容空間の前記第2の側に備えられている請求項1から3のいずれか一項に記載のかばん。

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