JP3222895U - 格闘競技の有効打判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が複雑で故障し易い電極や電気部品を一切不要な構造とした有効打判定装置を提供する。【解決手段】拳サポータ3の拳部分に設けられた取付側部材6と、胴部又は頭部の保護防具における有効打となる部位に設けられた受け側部材11と、取付側部材6及び受け側部材11に対して着脱自在に係止可能となっており、取付側部材6から受け側部材11へ移り渡り可能となっている有効打表示体4とを備える。格闘競技中に有効打表示体4が取付側部材6から受け側部材11へ移り渡ることにより有効打とする。【選択図】図1

Description

本考案は、空手、テコンドー、ボクシング、キックボクシング等の格闘競技に用いる有効打判定装置に関する。
格闘競技としての空手やテコンドー等の組手競技においては、寸止めルール以外にハーフコンタクトルール、フルコンタクトルールが採用されている。これらのハーフコンタクトルール、フルコンタクトルールでは、相手の身体部位を打撃することが有効打の判定基準となっている。このような身体部位への打撃では、競技者の怪我を防止するため、打撃力を軽減する必要がある。
身体部位への打撃を軽減するためには、有効打判定を素早く判定する必要がある。このため有効打を電気的に検出することが従来よりなされている。例えば、特許文献1や特許文献2には、頭部や胴部の保護防具における有効打の身体部位に複数の+、−の電極を配置し、有効打によって電極が接触して電流が流れることを検知することにより有効打と判定する構造が開示されている。
特開2000−42162号公報 特開平10−325763号公報
しかしながら、従来における有効打の判定では、保護防具に電極を取り付けると共に、この電極と打撃を告知するブザー、ランプや発光体等の電気部品とを電気的に接続する構造とする必要がある。このため構造が複雑となって高価となると共に製造が面倒となる。又、打撃によって電極や電気部品が故障し易いため、使用に際して細心の注意を要し取り扱いが面倒であるばかりでなく、繰り返し使用回数が制限される問題がある。さらに、故障した場合には、電極、電気部品や電気回路を修復するための専門的な技術が必要となる問題を有している。
本考案は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、構造が複雑で故障し易い電極や電気部品を一切不要な構造としても有効打を確実に判定することが可能な格闘競技の有効打判定装置を提供することを目的とする。
本考案の格闘競技の有効打判定装置は、取付側の面ファスナーが取り付けられて、拳サポータの拳部分に設けられた取付側部材と、受け側の面ファスナーが取り付けられて、胴部又は頭部の保護防具における有効打となる部位に設けられた受け側部材と、前記取付側部材から前記受け側部材に移り渡り可能となっている有効打表示体と、を備え、前記有効打表示体は、前記受け側部材に臨むように設けられて前記受け側の面ファスナーに着脱自在に係止可能となっている第1の面ファスナーと、前記第1の面ファスナーよりも面積が小さくなっており、前記取付側部材に臨むように設けられて前記取付側の面ファスナーに着脱自在に係止可能となっている第2の面ファスナーとを有していることを特徴とする。
この場合、前記有効打表示体は、前記第1の面ファスナー及び第2の面ファスナーが取り付けられる平面形状の表示本体を備え、前記表示本体は全体に明確に視認できるカラーが施されていることを特徴とする。
本考案では、有効打表示体が拳サポータから胴部保護防具に移り渡る動作を視認して有効打の判定を行うため、電極や電気回路を接続するという複雑な構造が不要となり、簡単に製造でき、安価とすることができると共に、電気的な故障がなく、そのための修復作業も不要となる。又、有効打表示体の移り渡りを目視で確認できるため、間違いのない判定をすることができる。
本考案の有効打判定装置の全体を示す側面図である。 有効打判定装置に用いる拳サポータを示す斜視図である 有効打判定装置に用いる胴部保護防具を示す斜視図である。 有効打判定の動作を示す側面図である。 有効打判定装置に用いる頭部保護防具を示す正面図である。
図1〜図4は、本考案の一実施形態を示す。この実施形態の有効打判定装置1は胴部保護防具2を用いるものである。図1に示すように、有効打判定装置1は拳サポータ3と、胴部保護防具2と、有効打表示体4とを備えている。
図1及び図2に示すように、拳サポータ3は競技者の手に装着されるサポータ本体5と、サポータ本体5に取り付けられた取付側部材6とを備えている。
サポータ本体5は布、発泡樹脂、ゴムや皮等の可撓性素材によって形成されており、内部にはクッション材が適宜、入れ込まれている。サポータ本体5は手に装着したとき、拳部分を覆う大きさ及び形状となっている。サポータ本体5の掌側の面には、競技者の親指を除く4本の指及び掌が差し込まれる差し込みリング7が設けられており、これらの差し込みリング7に指、掌を差し込むことによりサポータ本体5(拳サポータ3)が競技者の手に装着される。この装着状態で拳を握ると、サポータ本体5は拳部分を覆うようになる。
取付側部材6はサポータ本体5と同様な可撓性素材によって形成されており、サポータ本体5における甲側の面に縫い付けや接着によって取り付けられる。取付側部材6は拳を握ったとき甲側の面における拳部分に位置するように設けられている。この取付側部分6の前面には、係止部材としての取付側の面ファスナー8が縫い付けや接着によって取り付けられている。取付側の面ファスナー8は後述する有効打表示体4を着脱自在に係止するものである。
胴部保護防具2は競技者の胴部に装着される。図3に示すように、胴部保護防具2は競技者の身体のほぼ前面部分を覆う防具本体10と、防具本体10に取り付けられた受け側部材11とを備えている。
防具本体10はサポータ本体5と同様に布、発泡樹脂、ゴムや皮等の可撓性素材によって形成されており、内部にはクッション材が適宜、入れ込まれている。防具本体10は競技者の胸部分、腹部分、脇腹部分を覆う形状に形成されている。防具本体10の両側のショルダー部には紐体2が取り付けられると共に、左右の脇腹部には紐体12が挿通するリング13が取り付けられており、紐体12をリング13に挿通させて端部を結ぶことにより防具本体10が競技者に装着される。
受け側部材11は防具本体10と同様な可撓性素材によって形成されており、防具本体10の所定箇所に縫い付けや接着によって取り付けられる。受け側部材11は有効打に対応した部位に位置するように設けられるものであり、図示例では、胸部、鳩尾、左右の横腹の4箇所に対応して設けられている。それぞれの受け側部材11の前面には、係止部材としての受け側の面ファスナー14が縫い付けや接着によって取り付けられている。受け側の面ファスナー14は打撃によって有効打表示体4が同ファスナー14に当接したとき、有効打表示体4を着脱自在に係止するものである。
有効打表示体4は図1及び図4に示すように、布、発泡樹脂、ゴムや皮等の可撓性素材によって形成された表示本体15と、表示本体15の前後の両面に取り付けられた係止部材としての第1の面ファスナー16及び第2の面ファスナー17とを備えている。
表示本体15は矩形の平面形状に形成されている。表示本体15は目視によって有効打と判定できる程度の大きさに形成される。例えば、縦3〜5cm、横5〜8cm程度の大きさとすることができる。表示本体15としては、有効打の判定を明確に視認するため、赤、青等のカラーを全体に施しても良い。
第1の面ファスナー16及び第2の面ファスナー17は表示本体15の両面に縫い付けや接着によって取り付けられている。第1の面ファスナー16は表示本体15における受け側部材11に臨む面に取り付けられ、第2の面ファスナー17は表示本体15における取付側部材6に臨む面に取り付けられている。
有効打表示体4は競技開始時には係止力によって拳サポータ3の取付側部材6に取り付けられているが、競技中における胴部保護防具2への打撃があると、その打撃箇所との係止力によって受け側部材11に移り渡るように動作する。この打撃による移り渡りを行うため、取付側部材6との係止力に対し、受け側部材11との係止力が大きくなるように設定されている。
この実施形態において、取付側部材に臨む第2の面ファスナー17の面積に対し、受け側部材11に臨む第1の面ファスナー16の面積を大きくすることにより上述した係止力の大小が設定されている。
図4は、格闘競技における有効打の判定動作を示す。
格闘競技の開始当初では、図4(A)で示すように、有効打表示体4を拳サポータ3に取り付けておく。この取り付けは、有効打表示体4における第2の面ファスナー17を拳サポータ3における取付側部材6の取付側の面ファスナー8に係止させることによりなされる。
格闘競技中における有効打は胴部保護防具2の受け側部材11への打撃の有無によって決定される。図4(B)で示すように、胴部保護防具2のいずれかの受け側部材11に対して拳サポータ3が打撃すると、当初は拳サポータ3の取付側部材6に係止されていた有効打表示体4が図4(C)で示すように、打撃された胴部保護防具2の受け側部材11に移り渡る。すなわち、拳サポータ3の打撃によって第1の面ファスナー16が受け側部材11に当接することにより、第1の面ファスナー16と受け側部材11の受け側の面ファスナー14とが係止状態となり、有効打表示体4が拳サポータ3から離れて胴部保護防具2の受け側部材11に移り渡るように動作する。これは、有効打表示体4の第1の面ファスナー16が第2の面ファスナー17よりも面積が大きく係止力が大きいためである。そして、この有効打表示体4の移り渡りを有効打の判定指標とすることができる。
このような実施形態では、有効打表示体4が拳サポータ3から胴部保護防具2に移り渡る動作を視認して有効打の判定を行うため、電極や電気回路を接続する複雑な構造が不要となり、簡単に製造でき、安価とすることができると共に、電気的な故障がなく、そのための修復作業も不要となる。又、有効打表示体4の移り渡りを目視で直に確認できるため、間違いのない有効打の判定をすることができる。又、有効打の判定を素早く行うことができるため、競技者への打撃を軽減でき、怪我の発生を防止できる。
図5は頭部保護防具21への適用を示す。頭部保護防具21は面フォーとして格闘競技に使用される防具である。頭部保護防具21は透明プラスチックによって競技者の頭、顔の前面を覆う形状に形成される。目との対応部分には、覗き窓22が開口されている。又、防具の内部には、適宜、クッション体22が設けられている。
頭部保護防具21においては、鼻下部分及び左右のこめかみ部分が有効打となる部位であり、この部位に受け側部材11が接着等によって取り付けられている。受け側部材11は図1、図2、図4に示すと同様に、面ファスナー24が縫い付け等によって取り付けられている。
頭部保護防具21に対し、拳サポータ3及び有効打表示体4は図1、図2、図4と同様のものが用いられる。このような構造では、有効打表示体4における第1面ファスナー16は頭部保護防具21側の面ファスナー24に臨み、第2面ファスナー17は拳サポータ3側の取付側部材6に臨むものである。これにより有効打があると、有効打表示体4は拳サポータ3から頭部保護防具21の面ファスナー24に移り渡るため、有効打の判定指標とすることができる。
この頭部保護防具21を用いる場合においても、電極や電気回路を接続する複雑な構造が不要となり、簡単に製造でき、安価とすることができると共に、電気的な故障がなく、そのための修復作業も不要となる。又、有効打表示体4の移り渡りを目視で直に確認できるため、間違いのない判定を素早く行うことができる。このように有効打の判定を素早く行うことができるため、競技者への打撃を軽減でき、怪我の発生を防止できる。
以上の実施形態では、面ファスナーの面積の大小によって有効打表示体の移り渡りを行なう構造としているが、面ファスナーのフック及びループの長さや密度を変更して係止力の大小を設定することにより有効打表示体の移り渡りを行なうようにしても良い。又、面ファスナー以外の手段、例えば、磁力の異なる磁石片を埋め込んで係止力の大小を設定して有効打表示体4の移り渡りを行う構造としても良い。
1 有効打判定装置
2 胴部保護防具
3 拳サポータ
4 有効打表示体
6 取付側部材
8 取り付け側の面ファスナー
11 受け側部材
14 受け側の面ファスナー
16 第1の面ファスナー
17 第2の面ファスナー
21 頭部保護防具

Claims (2)

  1. 取付側の面ファスナーが取り付けられて、拳サポータの拳部分に設けられた取付側部材と、
    受け側の面ファスナーが取り付けられて、胴部又は頭部の保護防具における有効打となる部位に設けられた受け側部材と、
    前記取付側部材から前記受け側部材に移り渡り可能となっている有効打表示体と、を備え、
    前記有効打表示体は、前記受け側部材に臨むように設けられて前記受け側の面ファスナーに着脱自在に係止可能となっている第1の面ファスナーと、前記第1の面ファスナーよりも面積が小さくなっており、前記取付側部材に臨むように設けられて前記取付側の面ファスナーに着脱自在に係止可能となっている第2の面ファスナーとを有していることを特徴とする格闘競技の有効打判定装置。
  2. 前記有効打表示体は、前記第1の面ファスナー及び第2の面ファスナーが取り付けられる平面形状の表示本体を備え、前記表示本体は全体に明確に視認できるカラーが施されていることを特徴とする請求項1記載の格闘競技の有効打判定装置。
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