JP3222848U - 車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置 - Google Patents

車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車輌の土砂除去装置により除去した土砂が堆積する箇所において土砂を手動操作にて、かつ、堆積量の最大化と受け箱体の移動容易性を確保しつつ速やかに除去可能な車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を提供する。【解決手段】受け箱式排土装置1は、車輌の土砂除去装置の土砂の堆積箇所に配置され、開口領域を上側に向け底板2上に落下する土砂、泥、異物を堆積させるとともに、移動用車輪5付きの受け箱体4と、受け箱体の引き出し操作端に設けた把持用の枠部6と、移動用車輪の引き出し操作側の前方に設けた走行障害物を除去する障害物除去板7と、を有し、受け箱体を車輌の前輪、後輪を乗せる前輪架台、後輪架台の下部とその下方の地面との間において把持用の枠部の操作により押し込み、引き出し可能に構成した。【選択図】図4

Description

本考案は、車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置に関し、詳しくは、車輌の土砂除去装置により除去した土砂が堆積する箇所において当該土砂を手動操作にて、かつ、堆積量の最大化と受け箱体の移動容易性を確保しつつ速やかに除去可能な車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置に関するものである。
一般に、車輌の土砂除去装置は、土木現場、建築現場等において工事用車輌が現場から退出する際、車輌の車輪やその付近に付着した土砂、泥や、その他現場で付着した異物を場外に持ち出す事を防止するため、退出前に車輌の車輪や車体を清掃する装置である。
土砂や、泥を落とす方法としては、車輌の通路に設けた水だまりの中を通過して土砂を落とす方法もあるが、本考案は通路に設けたロール上で車輪を空回転させ、土砂を振るい落とす方式のものに適用するものである。
上述したように、車輌の土砂除去装置は、工事現場の出入り口に設置され、車輌が現場から退出する際必ず当該装置を通過し、土砂を振るい落としてから退出する。
すなわち、車輌の土砂除去装置に設けた架台上に車輌が乗り、タイヤを回転させると土砂が落ち、その土砂が架台の下方に堆積することとなる。
この場合、堆積した土砂を車輌の通過後速やかに掻き出し綺麗にすることが望ましいが、現実は多くの車輌の出入があり速やかに掻き出しすることは困難である。
多くの土砂が堆積してから取り出そうとしても装置の下のスペースが狭く、取り出しは困難で、また、全てを除去するには相当な労力と時間を要している。
堆積した土砂を簡単に、早く、労無く、取り出す方法としては、装置の下に板を敷きそこに堆積した土砂を引っ張り出す方法や、箱を設けておき引き出す方法等、種々の方法が現場単位で考えられ実施されているが、水分を多く含んだ土砂は重く、人手で引き出す事は容易ではない。
また、簡単に引き出せる様に箱の下に車輪を取り付けた事例もあるが、上述した架台の下部と地面との間隔は狭い事から、前記箱により多くの土砂を堆積し収容するには小径の車輪に頼らざるを得ない。
他方、径の小さな車輪を採用した場合、小石等の小物体であっても車輪の軸支部等に挟まり動かなくなり、最終的には重機などで引き出しが行われるため箱の破損につながっている。
このように堆積土が多量になると車輌の土砂除去装置の本来の機能が損なわれ、機能を有効に発揮できなくなるという問題が生じている。
本願の出願人は先に、特許文献1において、車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、洗浄媒体を貯留するタンクとポンプを備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力に連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体に対して車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する車体用洗浄媒体噴射部と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する洗浄媒体の噴射により、当該車輌のタイヤ及び車体の泥落を行うように構成した車輌泥落洗浄装置を提案している。
特開2017−154615号公報
本考案は、従来の上記事情に鑑み開発されたものであり、特許文献1の技術を踏まえて、車輌の土砂除去装置により除去した土砂が堆積する箇所において当該土砂を車輌の通過後手動操作にて、かつ、堆積量の最大化と受け箱体の移動容易性を確保しつつ速やかに除去可能な車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を提供することを目的とするものである。
本考案は、車輌の土砂除去装置における車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部で、車輌の車輪やその付近に付着した土砂、泥、異物の落下領域において地面上に移動可能に配置した車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置であって、開口領域を上側に向け底板上に落下する土砂、泥、異物を堆積させるとともに、移動用車輪付きの受け箱体と、この受け箱体の引き出し操作端に設けた把持用の枠部と、を有し、前記受け箱体は車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部とその下方の地面との間において、把持用の枠部の操作により押し込み、引き出し可能に構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、車輌の土砂除去装置により除去した土砂が堆積する箇所において、当該土砂を、車輌の通過後手動操作にて、速やかに除去可能な車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の構成に加え、移動用車輪の引き出し操作側の前方に設けた走行障害物を除去する障害物除去板を備えることから、当該土砂を移動用車輪の走行容易性を確保しつつ速やかに除去可能な効果も奏する車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項1又は2記載の考案において、前記移動用車輪は、前記受け箱体において、地面側への突出寸法を可能な限り小さくするとともに、受け箱体内において受け箱体の上端面より上方に突出しない態様で軸支されている構成としているので、請求項1又は2記載の考案の効果を奏し、かつ、前記受け箱体における土砂の堆積量の最大化を図ることができる車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、請求項2又は3記載の考案において、前記障害物除去板は、前記受け箱体の引き出し側端部において地面近傍位置まで垂れ下げ支持している構成としているので、請求項2又は3記載の考案の効果を奏し、かつ、受け箱体の引き出し時にその走行路には土砂等の障害物が無い状態となるように除去することができ、受け箱体の移動容易性を確実に確保することができる車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置を含む車輌の土砂除去装置の概略構成図である。 図2は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置の概略斜視図である。 図3は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置の概略平面図である。 図4は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置の概略正面図である。 図5は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置における受け箱体の概略端面図である。 図6は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置における受け箱体による移動用車輪の軸支状態、及び、障害物除去板の支持状態を示す概略断面図である。 図7は図3に示すA−A線拡大概略断面図である。 図8は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置における垂直方向から30度傾斜した角度に設定した受け箱体の押し込み側の側板を示す図である。 図9は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置における障害物除去板を示す平面図である。 図10は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置における障害物除去板用の抑え板を示す平面図である。
本考案は、車輌の土砂除去装置により除去した土砂が堆積する箇所において当該土砂を車輌の通過後、手動操作にて、かつ、堆積量の最大化と受け箱体の移動容易性を確保しつつ速やかに除去可能な車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置を提供するという目的を、車輌の土砂除去装置における車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部で、車輌の車輪やその付近に付着した土砂、泥、異物の落下領域において地面上に移動可能に配置した車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置であって、開口領域を上側に向け底板上に落下する土砂、泥、異物を堆積させるとともに、移動用車輪付きの受け箱体と、この受け箱体の引き出し操作端に設けた把持用の枠部と、前記移動用車輪の引き出し操作側の前方に設けた走行障害物を除去する障害物除去板と、を有し、前記受け箱体は車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部とその下方の地面との間において把持用の枠部の操作により押し込み、引き出し可能に構成したことにより実現した。
以下、図面を参照して、本考案の実施例に係る車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置ついて詳細に説明する。
図1は本考案の実施例に係る受け箱式排土装置1を含む車輌の土砂除去装置51の概略構成を示すものである。
図1に例示する土砂除去装置51は、乾式機構の土砂除去装置であるが、本考案の受け箱式排土装置1はこれに限らず、ウォーター式等の各種形式の車輌の土砂除去装置に好適に利用可能である。
前記車輌の土砂除去装置51は、例えば、図1に示すように、ダンプカー等の車輌Cの前輪W1、後輪W2を乗せる前輪架台52、後輪架台53と、前輪架台52、後輪架台53を連ねる中央スロープ54と、車輌Cの乗り入れ用の前記後輪架台53に連なる入口側スロープ55及び前記前輪架台52に連なる乗り出用の出口側スロープ56と、を備え、工事現場等の地面G上に配置した架台本体57と、前記前輪架台52、後輪架台53に各々設けた前輪駆動ローラー61、後輪駆動ローラー62と等を具備した構成からなるものである。
なお、本実施例に係る受け箱式排土装置1は、図1に示す構成の土砂除去装置51の他、これ以外の構成に係る土砂除去装置にも適用可能である。
そして、前記前輪架台52、後輪架台53上の車輌Cの前輪W1、後輪W2の各タイヤを回転させることにより、車体の土砂除去を行い地面G側に落下させるように構成している。
なお、図1中、71は、架台本体57に沿って配置したガイドレール部である。
本実施例に係る受け箱式排土装置1は、例えば前記前輪架台52の下側でその下方の地面G上において押し込み、引き出し可能に配置している。
これに加え、前記後輪架台53の下側でその下方の地面G上において押し込み、引き出し可能に配置することももちろん可能である。
次に、本実施例に係る受け箱式排土装置1について図2乃至図10を参照して詳細に説明する。
本実施例に係る受け箱式排土装置1は、図2乃至図5に示すように、四角形状の底板2と、この底板2の四辺に各々同一高さとなるように一体的に立設した引き出し側の側板3a、押し込み側の側板3b、一対の横側板3c、3dと、を有し、開口領域を上側に向け底板2上に落下する土砂、泥、異物を堆積させる金属材からなる受け箱体4と、前記底板2における引き出し側の端辺近傍、押し込み側の端辺近傍に所定の間隔を隔て軸支した合計4個の例えばウレタン材からなる移動用車輪5と、前記受け箱体4の引き出し側の側板3aに一対的に取り付けた金属材からなり平面視逆コ状を呈する操作者把持用の枠部6と、前記引き出し側の端辺近傍に位置する配置で、かつ、引き出し側の端辺近傍の2個の移動用車輪5の前方位置において前記受け箱体4の引き出し側の側板3aの外面全体にわたって設けた土砂等の走行障害物を前方に除去する例えばネオプレンゴム材からなる図9にも示す障害物除去板7と、この障害物除去板7を前記引き出し側の側板3aの外面全体に固定するための障害物除去板7用の金属材からなる図10にも示す抑え板8と、前記底板2の上面中央においてこの底板2上に添設する状態で前記引き出し側の側板3a、押し込み側の側板3b間に固定配置した補強板9と、前記引き出し側の側板3aの外面に所定の間隔をもって突設配置した一対のアイボルト10と、を有している。
前記各移動用車輪5は、底板2と、引き出し側の側板3aとにわたって、また、底板2と、押し込み側の側板3bとにわたって各々配置した移動用車輪5の底板2上に表出する領域を覆うように形成されるとともに底板2に接合させる接合片11aを具備する略箱型状で下方が開口した各車輪覆い枠11により覆うように構成している。
そして、図3、図4、図6、図7に示すように、前記車輪覆い枠11を貫通するように配置した回転支持軸12により移動用車輪5を回転可能に支持している。
前記障害物除去板7は、図2、図6に示すように、前記受け箱体4の引き出し側の側板3aの外面において抑え板8を用いて溶接14等で地面近傍位置まで垂れ下げ支持するように構成している。
図2、図6中の符号10は、アイボルトを示すものであり、例えば、受け箱体4への土砂が多すぎて人力で受け箱体4を引き出せないような場合、重機等に引っ掛けて引き出すためのフックである。
なお、前記受け箱体4の押し込み側の側板3bの外面にも上記と同様な手段でもって前記障害物除去板7を設けることにより、後記するように、土砂を効率的に除去しつつ受け箱体4の走行路に土砂等の障害物が無い状態となるように除去可能となり前記受け箱体4の移動容易性を一層確保することができる。
前記操作者把持用の枠部6は、図2、図6に示すように、受け箱体4の引き出し側の側板3aに取り付けている。
図8は、前記受け箱体4の押し込み側の側板3bを示すものであり、垂直方向から30度傾斜した角度に設定して受け箱体4に堆積した土砂を出し易くしている。
次に、本実施例に係る前記受け箱式排土装置1の主要部の一例の寸法関係について説明する。
本実施例においては、前記移動用車輪5を含む受け箱体4の全高H0は、図4に示すように、前記前輪架台52、後輪架台53の最下部と地面Gとの間の寸法を考慮して例えば100mm、前記受け箱体4の底板2の下面と地面Gとの間の寸法H1は、図4に示すように、前記受け箱体4の土砂堆積量、移動用車輪5の直径を可能な限り大きくすることを考慮して例えば20mmに設定している。
前記障害物除去板7の最下部と地面Gとの間の寸法H2は、図6に示すように、土砂の効率的な除去を考慮して、例えば3mmに設定している。
また、前記各車輪覆い枠11の上端位置は、受け箱式排土装置1の移動障害が生じないように、また、移動用車輪5の直径を可能な限り大きくすることを考慮して受け箱体4の開口端面より上方に突出しない範囲で開口端面に近い位置までとしている。
以上説明した本実施例に係る車輌の土砂除去装置51用の受け箱式排土装置1によれば、以下の作用、効果を発揮する。
すなわち、本実施例の受け箱式排土装置1によれば、前記前輪架台52の下側で、かつ、その下方の地面G上の高さ寸法の小さい領域において、操作者が前記枠部6を把持して前記受け箱体4を前記前輪架台52の内方に押し込み、引き出し可能に配置し、押し込んだ前記受け箱体4上に車輌Cのタイヤ等から落下してくる土砂等を堆積させ、その後、操作者が前記枠部6を把持して前記受け箱体4を前記前輪架台52の内方から外方に引き出すものである。
このとき、本実施例においては、上述した高さ寸法の小さい領域の範囲内で前記受け箱体4自体の寸法、配置の適切化と、移動用車輪5の直径の最大化を図っているので、前記受け箱体4による土砂等の堆積量の最大化と、受け箱体4の移動容易性とを実現することができる。
更に付言すれば、前記受け箱体4については、土砂等をより多く堆積させるためには受け箱体4の容積を許容できる範囲で大きくする必要があること、前記前輪架台52の下側で、かつ、その下方の地面Gとの間の領域は前記車輌Cの乗り降りの関係から狭く設定されており、背の低い受け箱体4でないと押し込みできないこと、移動用車輪5の直径を小径にすると弊害として小さな障害物があっても乗り越える事が困難で、受け箱体4を移動させることができなくなること、移動用車輪5として大径の車輪を採用することは小さな障害物は乗り越える事ができるが受け箱体4の容積が減じられること、等の諸条件を充足させることが要請される。
本実施例に係る受け箱式排土装置1の受け箱体4における既述したような全高H0、寸法H1の設定と、前記各車輪覆い枠11の上端位置の制約とにより前記諸条件を充足させることが可能となり、受け箱体4における土砂等の堆積量の最大化と、受け箱式排土装置1の移動容易性とを実現することができるものである。
また、前記障害物除去板7に関しては、この障害物除去板7の最下部と地面Gとの間の寸法H2を土砂の効率的な除去を考慮して、例えば3mmと最小限に設定しているので、受け箱体4の引き出し時にその走行路には土砂等の障害物が無い状態となるように除去することができ、これにより、前記受け箱体4の移動容易性を確保することができる。
なお、上述した実施例においては、受け箱式排土装置1の配置として、車輌Cの右側の前輪の下方に配置する構成について説明したが、車輌Cの左側の前輪の下方、車輌Cの左右の後輪の下方に各々受け箱式排土装置1を配置した合計四箇所配置の構成で好適に実施することができる。
本考案の受け箱式排土装置は、図1に例示する乾式用の土砂除去装置51に限らず、ウォーター式等の各種形式の車輌の土砂除去装置に好適に利用可能である。
1 受け箱式排土装置
2 底板
3a 引き出し側の側板
3b 押し込み側の側板
3c 横側板
3d 横側板
4 受け箱体
5 移動用車輪
6 枠部
6a 操作枠部
7 障害物除去板
8 抑え板
9 補強板
10 アイボルト
11 車輪覆い枠
11a 接合片
12 回転支持軸
14 溶接
51 車輌の土砂除去装置
52 前輪架台
53 後輪架台
54 中央スロープ
55 入口側スロープ
56 出口側スロープ
57 架台本体
61 前輪駆動ローラー
62 後輪駆動ローラー
71 ガイドレール部
C 車輌
G 地面
W1 前輪
W2 後輪

Claims (4)

  1. 車輌の土砂除去装置における車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部で、車輌の車輪やその付近に付着した土砂、泥、異物の落下領域において地面上に移動可能に配置した車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置であって、
    開口領域を上側に向け底板上に落下する土砂、泥、異物を堆積させるとともに、移動用車輪付きの受け箱体と、
    この受け箱体の引き出し操作端に設けた把持用の枠部と、
    を有し、
    前記受け箱体は車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部とその下方の地面との間において、把持用の枠部の操作により押し込み、引き出し可能に構成したことを特徴とする車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置。
  2. 車輌の土砂除去装置における車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部で、車輌の車輪やその付近に付着した土砂、泥、異物の落下領域において地面上に移動可能に配置した車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置であって、
    開口領域を上側に向け底板上に落下する土砂、泥、異物を堆積させるとともに、移動用車輪付きの受け箱体と、
    この受け箱体の引き出し操作端に設けた把持用の枠部と、
    前記移動用車輪の引き出し操作側の前方に設けた走行障害物を除去する障害物除去板と、
    を有し、
    前記受け箱体は車輌の前輪、後輪を乗せる架台の下部とその下方の地面との間において、把持用の枠部の操作により押し込み、引き出し可能に構成したことを特徴とする車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置。
  3. 前記移動用車輪は、前記受け箱体により、前記地面側への突出寸法を可能な限り小さくするとともに、受け箱体内において受け箱体の上端面より上方に突出しない態様で軸支されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置。
  4. 前記障害物除去板は、前記受け箱体の引き出し側端部において地面近傍位置まで垂れ下げ支持されていることを特徴とする請求項2又は3記載の車輌の土砂除去装置用の受け箱式排土装置。
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