JP3222796U - 杖の伸縮構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上される杖の伸縮構造を提供する。【解決手段】杖の伸縮構造は、固定管体10、第一伸縮管20、第二伸縮管30と第三伸縮管40が順番にスライドして組み立てられる。第一伸縮管の弾性部材で付勢された第一位置決め玉25を押すだけで、第一伸縮管は固定管体に収納でき、第二、三伸縮管は第二、三位置決め玉35、44によって固定スリーブ13と第一スリーブ27の位置決め突起部と合わせて設置される。力を加えて収納する時に自動的に第二、三位置決め玉が押されて位置決め状態から脱離して、順番に第二、三伸縮管が内縮し収納される。反対に、引っ張り出して使用する時、第一、二、三位置決め玉の連結によって、第一、二、三伸縮管は順番に連動されて引っ張り出される。【選択図】図2
Description
本考案は杖に関し、特に使用者が伸縮調整できる杖の伸縮構造に関する。
従来の杖は基本的にグリップと杖体を含み、グリップと杖体は互いに連結固定され、杖体の長さが固定されているため、使用者の需要によって随時に伸び縮みできない。このような長さが固定されている従来の杖は身長が異なる使用者の需要に応じられない。一方、長さが固定されている従来の杖は任意に長さを変えられないまたは縮められないため、収納または携帯において不便である。
従って、本考案者は長年にわたって関係商品の製造開発と設計をした経験により、上述の目標について、詳しく設計をして慎重に評価した結果、実用性に満ちた本考案を得た。
従って、本考案者は長年にわたって関係商品の製造開発と設計をした経験により、上述の目標について、詳しく設計をして慎重に評価した結果、実用性に満ちた本考案を得た。
従来技術に存在する上述の欠点について解決し、杖の伸縮構造を提供する。
本考案の杖の伸縮構造は、固定管体、第一伸縮管、第二伸縮管と第三伸縮管を含む。該固定管体は中空管体であり、また管壁に少なくとも一つの位置決め孔が設けられる。該固定管体の頂端に杖グリップが組み立てられ、末端に固定スリーブが嵌められ、該固定スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、該位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成される。該第一伸縮管は下より上へ該固定管体内に組み入れられ、該第一伸縮管の管壁に第一位置限定孔と該固定管体の位置決め孔に対応する第一穿設孔が設けられ、また該第一伸縮管の頂端は第一管栓に組み入れられる。該第一管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第一位置決め玉と組み立てられ、該第一位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第一位置決め玉の位置決め部は第一穿設孔より貫き出される。該第一伸縮管の末端は第一スリーブが嵌められ、該第一スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、また該位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成される。第二伸縮管は下から上へ該第一伸縮管内に組み入れられ、該第二伸縮管の管壁に第二位置限定孔と該第一位置限定孔に対応する第二穿設孔が設けられる。また該第二伸縮管の頂端は第二管栓が組み立てられ、該第二管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第二位置決め玉と組み立てられ、該第二位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第二位置決め玉の位置決め部は第二穿設孔より貫き出され、また該第二伸縮管の末端は第二スリーブが嵌められる。該第三伸縮管は下から上へ該第二伸縮管内に組み入れられ、該第三伸縮管の管壁は該第二位置限定孔に対応する第三穿設孔が設けられる。また該第三伸縮管の頂端は第三管栓が組み立てられ、該第三管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第三位置決め玉と組み立てられ、該第三位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第三位置決め玉の位置決め部は第三穿設孔より貫き出され、また該第三伸縮管の末端は当てベースが嵌められる。
該第一位置決め玉、第二位置決め玉と第三位置決め玉はそれぞれ位置限定部分があり、該位置限定部分の外径は該位置決め部分より大きい。
該第一管栓、第二管栓と第三管栓の組み合わせ溝はそれぞれ正方形溝体が形成され、該第一位置決め玉、第二位置決め玉と第三位置決め玉の位置限定部分は該組み合わせ溝に対応して四角柱状が形成されることで、該第一、二、三位置決め柱が回転せずこれらの組み合わせ溝内に制限される。
該第二位置決め玉と第三位置決め玉の位置決め部はそれぞれ上端面に円弧面が形成され、下端面に平面が形成される。
該第一伸縮管、第二伸縮管と第三伸縮管はそれぞれピン挿し込み孔が設けられ、該第一管栓、第二管栓と第三管栓はそれぞれ上述ピン挿し込み孔に対応して位置決め溝が設けられ、さらに順番に第一挿し込みピン、第二差し込みピンと第三挿し込みピンを上述ピン挿し込み孔によって該第一管栓、第二管栓と第三管栓の位置決め溝内に挿し込まれることで、該第一管栓、第二管栓と第三管栓が合致固定される。
該杖のグリップには管栓部があり、また該管栓部によって該固定管体の頂端に固設される。
該管栓部の側辺に掛フックリブ板が設けられる。
従来技術の効果と比べると、該杖伸縮構造は伸縮操作する時、第一伸縮管の第一位置決め玉を押すだけで、該第一伸縮管は該固定管体に収納できた後、該第二、三伸縮管は該第二、三位置決め玉によって該固定スリーブと第一スリーブの位置決め突起部と合わせて設置される。力を加えて収納する時に自動的に第二、三位置決め玉が押されて位置決め状態から脱離できることで、順番に該第二、三伸縮管が内縮されて収納され、構造が内縮収納する利便性が大幅に向上される。また第一伸縮管の第一位置限定孔と第二伸縮管の第二位置限定孔は位置決め突起部によってロックかつ位置決めされるため、収納かつ位置決めの状態を確実に果たされると同時に緩んで滑り出してしまう状況が避けられる。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉の連結によって、該第一、二、三伸縮管は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
まず、図1、図2、図3を参照されたい。本考案の杖の伸縮構造は、固定管体10、第一伸縮管20、第二伸縮管30と第三伸縮管40を含む。
該固定管体10は中空管体であり、また管壁に少なくとも一つの位置決め孔11が設けられる。該固定管体10の頂端に杖グリップ12が組み立てられ、該杖のグリップ12には管栓部121があり、また該管栓部121によって該固定管体10の頂端に固設され、該管栓部121の側辺に掛フックリブ板122が設けられる。該固定管体10の末端に固定スリーブ13が嵌められ、該固定スリーブ13の内壁面に位置決め突起部131が設けられ、該位置決め突起部131の底側に斜めガイド面132が形成される。
該第一伸縮管20は下より上へ該固定管体10内に組み入れられ、該管壁に第一位置限定孔21と該固定管体10の位置決め孔11に対応する第一穿設孔22とピン挿し込み孔23が設けられ、また該第一伸縮管20の頂端は第一管栓24に組み入れられる。該第一管栓24の側辺に組み合わせ溝241と位置決め溝242が形成され、該組み合わせ溝241は正方形溝体であり、それに弾性部材243に合わせて第一位置決め玉25と組み立てられる。該第一位置決め玉25は位置限定部251と該位置限定部251の前端に位置する位置決め部252があり、該位置限定部251と該位置決め部252はそれぞれ四角柱状に呈し、また該位置限定部251の外径は該位置決め部252より大きく、また該位置限定部251は回転せずこれらの組み合わせ溝241内に制限される。該第一位置決め玉25の位置決め部252は第一穿設孔22より貫き出され、最後は第一挿し込みピン26を該ピン挿し込み孔23によって該位置決め溝242内に挿し込まれることで、該第一管栓24が合致固定される。該第一伸縮管20の末端は第一スリーブ27が嵌められ、該第一スリーブ27の内壁面に位置決め突起部271が設けられ、また該位置決め突起部271の底側に斜めガイド面272が形成される。
該第二伸縮管30は下から上へ該第一伸縮管20内に組み入れられ、該管壁に第二位置限定孔31、該第一位置限定孔21に対応する第二穿設孔32とピン挿し込み孔33が設けられる。また該第二伸縮管30の頂端は第二管栓34が組み立てられ、該第二管栓34の側辺に組み合わせ溝341と位置決め溝342が形成され、該組み合わせ溝341は正方形溝体であり、それに弾性部材343に合わせて第二位置決め玉35と組み立てられる。該第二位置決め玉35は位置限定部351と該位置限定部351の前端に位置する位置決め部352があり、該位置限定部351の外径は該位置決め部352より大きく、また該位置限定部351は該組み合わせ溝341に対応して四角柱状に呈すことで、該位置限定部351は回転されずこれらの組み合わせ溝341内に制限され、また該位置決め部352の上端面に円弧面353が形成され、下端面に平面354が形成される。さらに該第二位置決め玉35の位置決め部352は第二穿設孔32より貫き出され、最後は第二挿し込みピン36を該ピン挿し込み孔33によって該位置決め溝342内に挿し込まれることで、該第二管栓34が合致固定され、また第二伸縮管30の末端に第二スリーブ37が嵌められる。
該第三伸縮管40は下から上へ該第二伸縮管30内に組み入れられ、該管壁は該第二位置限定孔31に対応する第三穿設孔41とピン挿し込み孔42が設けられる。該第三伸縮管40の頂端は第三管栓43が組み立てられ、該第三管栓43の側辺に組み合わせ溝431と位置決め溝432が形成され、該組み合わせ溝431正方形溝体であり、それに弾性部材433に合わせて第三位置決め玉44と組み立てられる。該第三位置決め玉44は位置限定部441と該位置限定部441の前端に位置する位置決め部442があり、該位置限定部441の外径は該位置決め部442より大きく、また該位置限定部441は該組み合わせ溝431に対応して四角柱状に呈すことで、該位置限定部441は回転されずこれらの組み合わせ溝431内に制限され、また該位置決め部442の上端面に円弧面443が形成され、下端面に平面444が形成される。さらに該第三位置決め玉44の位置決め部442は第三穿設孔41より貫き出され、最後は第三挿し込みピン45を該ピン挿し込み孔42によって該位置決め溝432内に挿し込まれることで、該第三管栓43が合致固定され、また第三伸縮管40の末端に当てベース46が嵌められる。
その構造の組み立ては引き続き図2、図3合わせて図4、図5、図6及び図7、図8を参照されたい。該固定管体10、第一伸縮管20、第二伸縮管30及び第三伸縮管40は順番にスライドして組み立てられ、ここで、該第三伸縮管40は先に頂端に該第三管栓43が組み立てられ、また該第三位置決め玉44が該第三穿設孔41の外に設けられ、さらにピン挿し込み孔42より該第三挿し込みピン45を挿し込んで、該第三管栓43を該第三伸縮管40の頂端に合致固定させることで、該第三伸縮管40を下より上へ該第二伸縮管30内に組み入れられ、さらに該第三位置決め玉44が第二伸縮管30の内壁による押し込みによって該第三穿設孔41に内縮される。また該第三伸縮管40の末端は該第二伸縮管30の末端の外に突設される。該第二伸縮管30の頂端は再び該第二管栓34を組み立て、該第二位置決め玉35を第二穿設孔32の外に突設させ、再び該ピン挿し込み孔33より該第二挿し込みピン36を挿し込んで、該第二管栓34を第二伸縮管30の頂端に合致固定させ、該第二、三伸縮管30、40の組み立てを完成させた後、該第二伸縮管30を再び下より上へ該第一伸縮管20内に組み入れられる。また該第二位置決め玉35が該第一伸縮管20の内壁による押し込みによって該第二穿設孔32に内縮されると同時に、該第二伸縮管30の末端は該第一伸縮管20の末端の外に突設され、この時、再び該第一管栓24を該第一伸縮管20の頂端に組み立てさせ、該第一、二伸縮管20、30の組み立てを完成させた後、該第一伸縮管20を下より上へ該固定管体10内に組み入れられ、また該第一位置決め玉25は該固定管体10の内壁による押し込みによって該第一穿設孔22に内縮される。該第一伸縮管20の末端は該固定管体10の末端に突設されることで、順番に該第三、二、一伸縮管40、30、20及び固定管体10をスライドして嵌め合わせて連結される。該固定管体10の末端には固定スリーブ13が嵌められ、該第一伸縮管20の末端には第一スリーブ27が嵌められ、該第二伸縮管30の末端には第二スリーブ37が嵌められ、第三伸縮管40の末端には当てベース46が設けられる。さらにこれらの固定スリーブ13によって該第一、二、三スリーブ27、37、46が互いに当てて位置限定されることで、第一、二、三伸縮管20、30、40の末端が対応する固定管体10、第一伸縮管20と第二伸縮管30内に内縮されることが防げられる。最後に杖グリップ12は管栓部121によって固定管体10の頂端に設けさせると、杖構造が完成される。
構造における実際に使用する状態は図9より図13を参照されたい。使用者が第三伸縮管40に力を加えて引っ張り出す時、該第三伸縮管40は制限されないために簡単に引っ張り出せて、引っ張り出す過程において第三位置決め玉44の位置決め部442を第三穿設孔41より貫き出して第二伸縮管30の第二位置限定孔31に合致されて位置決めされる。該第三位置決め玉44の下端面に平面444が形成され、該第二伸縮管30の第二位置限定孔31の端縁に確実に当て、該第三伸縮管40がさらに引っ張り出されて長さの制限を達すことが避けられると同時に、該第三伸縮管40と該第二伸縮管30と連結されるため、該第二伸縮管30が連動されて連れ出され、この時さらに継続的に力を加えて引っ張り出す時、該第二伸縮管30は第一伸縮管20に沿って外へ引っ張り出され、引っ張り出す過程において第二位置決め玉35の位置決め部352を第二穿設孔32より貫き出して第一伸縮管20の第一位置限定孔21に合致されて位置決めされる。該第二位置決め玉35の下端面に平面354が形成され、該第一伸縮管20の第一位置限定孔21の端縁に確実に当て、該第二伸縮管30がさらに引っ張り出されて長さの制限に達することが避けられると同時に、該第二伸縮管30と該第一伸縮管20と連結されるため、該第一伸縮管20が連動されて連れ出され、この時さらに継続的に力を加えて引っ張り出す時、該第一伸縮管20は該固定管体10より引っ張り出され、引っ張り出す過程において第一位置決め玉25の位置決め部252を第一穿設孔22より貫き出して固定管体10の位置決め孔11に合致固定されることで、順番に該第一、二、三伸縮管20、30、40を引っ張り出して位置決めさせ、使用者が持ち支えることが提供される。該第一位置決め玉25の位置決め部252は四角柱状に呈すため、該固定管体10の位置決め孔11と四周辺の当て位置限定が形成され、該第一伸縮管20がさらに引っ張り出されて長さの制限に達することが避けられ、一方、該固定管体10は力を加えられて当て支えることで該第一位置決め玉25を押し込むことが避けられることで、使用時に該第一伸縮管20は該固定管体10内に内縮する心配が解消され、構造使用の安全性が大幅に向上される。
反対に、該杖構造は使用後に縮ませて収納したい時、引き続き図14より図16を参照されたい。使用者は第三伸縮管40に力を加えて上へ収納でき、または第三伸縮管40を地面に着かせて該固定管体10に力を加えて下へ収納できる。まず、先に第一位置決め玉25を押して、順番に該位置決め孔11と該第一穿設孔22に内縮させ、該第一伸縮管20と該固定管体10の間を該第一位置決め玉25の位置決めより脱離してスライドして収納できる。該第一伸縮管20が該固定管体10に内縮する時、同時該第二伸縮管30を連動して該固定管体10方向へと位置移動し、この時該第一位置限定孔21の外に突設される第二位置決め孔35は徐々に該固定スリーブ13に接近し、該位置決め部352の円弧面353によって該固定スリーブ13の斜めガイド面132と位置決め突起部131と当てて押さえることを受けて、該第二位置決め玉35を押し込んで順番に第一位置限定孔21と第二穿設孔32に内縮され、該第二伸縮管30と第一伸縮管20を第二位置決め玉35の位置決めより脱離してスライドして収納できると同時に、該位置決め突起部131によって該第一位置限定孔21に嵌められて位置決めされる(図6に示す)。該第二伸縮管30は該第一伸縮管20に内縮する時、該第三伸縮管40は連動されて第一伸縮管20の方向へと位置移動し、この時、第二位置限定孔31に突設される第三位置決め玉44は徐々に該第一スリーブ27に接近し、また該第一スリーブ27の斜めガイド面272と位置決め突起部271によって当てて押さえられることで、該第三位置決め玉44を押し込んで順番に第二位置限定孔31と第三穿設孔41に内縮され、該第三伸縮管40と該第二伸縮管30が第三位置決め玉44の位置決めより脱離して内へ収納される。該位置決め突起部271は弾け返した後、第二位置限定孔31に嵌められて位置決めされることで(図9に示す)、該第一、二、三伸縮管20、30、40が内縮されて収納でき、構造の体積を大幅に減少でき、使用者が収納携帯しやすい。
上述の具体的な実施例の構造によって、以下の効果が得られる。
該杖伸縮構造は伸縮操作する時、第一伸縮管20の第一位置決め玉25を押すだけで、該第一伸縮管20は該固定管体10に収納できた後、該第二、三伸縮管30、40は該第二、三位置決め玉35、44によって該固定スリーブ13と第一スリーブ27の位置決め突起部131、271と合わせて設置される。力を加えて収納する時に自動的に第二、三位置決め玉35、44が押されて位置決め状態から脱離できることで、順番に該第二、三伸縮管30、40が内縮されて収納され、構造が内縮収納する利便性が大幅に向上される。また第一伸縮管20の第一位置限定孔21と第二伸縮管30の第二位置限定孔31は位置決め突起部131、271によってロックかつ位置決めされるため、収納かつ位置決めの状態を確実に果たされると同時に緩んで滑り出してしまう状況が避けられる。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉25、35、44の連結によって、該第一、二、三伸縮管20、30、40は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉25、35、44の連結によって、該第一、二、三伸縮管20、30、40は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
以上は、本考案に係る実施例の一部に過ぎないため、本考案の実施範囲を制限するものではない。即ち、本考案の特許請求の範囲内で行われる変化、修飾なども本考案の範囲に属すべきである。
10 固定管体
11 位置決め孔
12 杖グリップ
121 管栓部
122 掛フックリブ板
13 固定スリーブ
131 位置決め突起部
132 斜めガイド面
20 第一伸縮管
21 第一位置限定孔
22 第一穿設孔
23 ピン挿し込み孔
24 第一管栓
241 組み合わせ溝
242 位置決め溝
243 弾性部材
25 第一位置決め玉
251 位置限定部
252 位置決め部
26 第一挿し込みピン
27 第一スリーブ
271 位置決め突起部
272 斜めガイド面
30 第二伸縮管
31 第二位置限定孔
32 第二穿設孔
33 ピン挿し込み孔
34 第二管栓
341 組み合わせ溝
342 位置決め溝
343 弾性部材
35 第二位置決め玉
351 位置限定部
352 位置決め部
353 円弧面
354 平面
36 第二挿し込みピン
37 第二スリーブ
40 第三伸縮管
41 第三穿設孔
42 ピン挿し込み孔
43 第三管栓
431 組み合わせ溝
432 位置決め溝
433 弾性部材
44 第三位置決め玉
441 位置限定部
442 位置決め部
443 円弧面
444 平面
45 第三挿し込みピン
46 当てベース
11 位置決め孔
12 杖グリップ
121 管栓部
122 掛フックリブ板
13 固定スリーブ
131 位置決め突起部
132 斜めガイド面
20 第一伸縮管
21 第一位置限定孔
22 第一穿設孔
23 ピン挿し込み孔
24 第一管栓
241 組み合わせ溝
242 位置決め溝
243 弾性部材
25 第一位置決め玉
251 位置限定部
252 位置決め部
26 第一挿し込みピン
27 第一スリーブ
271 位置決め突起部
272 斜めガイド面
30 第二伸縮管
31 第二位置限定孔
32 第二穿設孔
33 ピン挿し込み孔
34 第二管栓
341 組み合わせ溝
342 位置決め溝
343 弾性部材
35 第二位置決め玉
351 位置限定部
352 位置決め部
353 円弧面
354 平面
36 第二挿し込みピン
37 第二スリーブ
40 第三伸縮管
41 第三穿設孔
42 ピン挿し込み孔
43 第三管栓
431 組み合わせ溝
432 位置決め溝
433 弾性部材
44 第三位置決め玉
441 位置限定部
442 位置決め部
443 円弧面
444 平面
45 第三挿し込みピン
46 当てベース
本考案は杖に関し、特に使用者が伸縮調整できる杖の伸縮構造に関する。
従来の杖は基本的にグリップと杖体を含み、グリップと杖体は互いに連結固定され、杖体の長さが固定されているため、使用者の需要によって随時に伸び縮みできない。このような長さが固定されている従来の杖は身長が異なる使用者の需要に応じられない。一方、長さが固定されている従来の杖は任意に長さを変えられないまたは縮められないため、収納または携帯において不便である。
従って、本考案者は長年にわたって関係商品の製造開発と設計をした経験により、上述の目標について、詳しく設計をして慎重に評価した結果、実用性に満ちた本考案を得た。
従って、本考案者は長年にわたって関係商品の製造開発と設計をした経験により、上述の目標について、詳しく設計をして慎重に評価した結果、実用性に満ちた本考案を得た。
従来技術に存在する上述の欠点について解決し、杖の伸縮構造を提供する。
本考案の杖の伸縮構造は、固定管体、第一伸縮管、第二伸縮管と第三伸縮管を含む。該固定管体は中空管体であり、また管壁に少なくとも一つの位置決め孔が設けられる。該固定管体の頂端に杖グリップが組み立てられ、末端に固定スリーブが嵌められ、該固定スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、該位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成される。該第一伸縮管は下より上へ該固定管体内に組み入れられ、該第一伸縮管の管壁に第一位置限定孔と該固定管体の位置決め孔に対応する第一穿設孔が設けられ、また該第一伸縮管の頂端は第一管栓に組み入れられる。該第一管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第一位置決め玉と組み立てられ、該第一位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第一位置決め玉の位置決め部は第一穿設孔より貫き出される。該第一伸縮管の末端は第一スリーブが嵌められ、該第一スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、また該位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成される。第二伸縮管は下から上へ該第一伸縮管内に組み入れられ、該第二伸縮管の管壁に第二位置限定孔と該第一位置限定孔に対応する第二穿設孔が設けられる。また該第二伸縮管の頂端は第二管栓が組み立てられ、該第二管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第二位置決め玉と組み立てられ、該第二位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第二位置決め玉の位置決め部は第二穿設孔より貫き出され、また該第二伸縮管の末端は第二スリーブが嵌められる。該第三伸縮管は下から上へ該第二伸縮管内に組み入れられ、該第三伸縮管の管壁は該第二位置限定孔に対応する第三穿設孔が設けられる。また該第三伸縮管の頂端は第三管栓が組み立てられ、該第三管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、該組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第三位置決め玉と組み立てられ、該第三位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに該第三位置決め玉の位置決め部は第三穿設孔より貫き出され、また該第三伸縮管の末端は当てベースが嵌められる。
該第一位置決め玉、第二位置決め玉と第三位置決め玉はそれぞれ位置限定部分があり、該位置限定部分の外径は該位置決め部分より大きい。
該第一管栓、第二管栓と第三管栓の組み合わせ溝はそれぞれ正方形溝体が形成され、該第一位置決め玉、第二位置決め玉と第三位置決め玉の位置限定部分は該組み合わせ溝に対応して四角柱状が形成されることで、該第一位置決め玉、第二位置決め玉、第三位置決め玉が回転せずこれらの組み合わせ溝内に制限される。
該第二位置決め玉と第三位置決め玉の位置決め部はそれぞれ上端面に円弧面が形成され、下端面に平面が形成される。
該第一伸縮管、第二伸縮管と第三伸縮管はそれぞれピン挿し込み孔が設けられ、該第一管栓、第二管栓と第三管栓はそれぞれ上述ピン挿し込み孔に対応して位置決め溝が設けられ、さらに順番に第一挿し込みピン、第二差し込みピンと第三挿し込みピンを上述ピン挿し込み孔によって該第一管栓、第二管栓と第三管栓の位置決め溝内に挿し込まれることで、該第一管栓、第二管栓と第三管栓が合致固定される。
該杖のグリップには管栓部があり、また該管栓部によって該固定管体の頂端に固設される。
該管栓部の側辺に掛フックリブ板が設けられる。
従来技術の効果と比べると、該杖伸縮構造は伸縮操作する時、第一伸縮管の第一位置決め玉を押すだけで、該第一伸縮管は該固定管体に収納できた後、該第二、三伸縮管は該第二、三位置決め玉によって該固定スリーブと第一スリーブの位置決め突起部と合わせて設置される。力を加えて収納する時に自動的に第二、三位置決め玉が押されて位置決め状態から脱離できることで、順番に該第二、三伸縮管が内縮されて収納され、構造が内縮収納する利便性が大幅に向上される。また第一伸縮管の第一位置限定孔と第二伸縮管の第二位置限定孔は位置決め突起部によってロックかつ位置決めされるため、収納かつ位置決めの状態を確実に果たされると同時に緩んで滑り出してしまう状況が避けられる。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉の連結によって、該第一、二、三伸縮管は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
まず、図1、図2、図3を参照されたい。本考案の杖の伸縮構造は、固定管体10、第一伸縮管20、第二伸縮管30と第三伸縮管40を含む。
該固定管体10は中空管体であり、また管壁に少なくとも一つの位置決め孔11が設けられる。該固定管体10の頂端に杖グリップ12が組み立てられ、該杖のグリップ12には管栓部121があり、また該管栓部121によって該固定管体10の頂端に固設され、該管栓部121の側辺に掛フックリブ板122が設けられる。該固定管体10の末端に固定スリーブ13が嵌められ、該固定スリーブ13の内壁面に位置決め突起部131が設けられ、該位置決め突起部131の底側に斜めガイド面132が形成される。
該第一伸縮管20は下より上へ該固定管体10内に組み入れられ、該管壁に第一位置限定孔21と該固定管体10の位置決め孔11に対応する第一穿設孔22とピン挿し込み孔23が設けられ、また該第一伸縮管20の頂端は第一管栓24に組み入れられる。該第一管栓24の側辺に組み合わせ溝241と位置決め溝242が形成され、該組み合わせ溝241は正方形溝体であり、それに弾性部材243に合わせて第一位置決め玉25と組み立てられる。該第一位置決め玉25は位置限定部251と該位置限定部251の前端に位置する位置決め部252があり、該位置限定部251と該位置決め部252はそれぞれ四角柱状に呈し、また該位置限定部251の外径は該位置決め部252より大きく、また該位置限定部251は回転せずこれらの組み合わせ溝241内に制限される。該第一位置決め玉25の位置決め部252は第一穿設孔22より貫き出され、最後は第一挿し込みピン26を該ピン挿し込み孔23によって該位置決め溝242内に挿し込まれることで、該第一管栓24が合致固定される。該第一伸縮管20の末端は第一スリーブ27が嵌められ、該第一スリーブ27の内壁面に位置決め突起部271が設けられ、また該位置決め突起部271の底側に斜めガイド面272が形成される。
該第二伸縮管30は下から上へ該第一伸縮管20内に組み入れられ、該管壁に第二位置限定孔31、該第一位置限定孔21に対応する第二穿設孔32とピン挿し込み孔33が設けられる。また該第二伸縮管30の頂端は第二管栓34が組み立てられ、該第二管栓34の側辺に組み合わせ溝341と位置決め溝342が形成され、該組み合わせ溝341は正方形溝体であり、それに弾性部材343に合わせて第二位置決め玉35と組み立てられる。該第二位置決め玉35は位置限定部351と該位置限定部351の前端に位置する位置決め部352があり、該位置限定部351の外径は該位置決め部352より大きく、また該位置限定部351は該組み合わせ溝341に対応して四角柱状に呈すことで、該位置限定部351は回転されずこれらの組み合わせ溝341内に制限され、また該位置決め部352の上端面に円弧面353が形成され、下端面に平面354が形成される。さらに該第二位置決め玉35の位置決め部352は第二穿設孔32より貫き出され、最後は第二挿し込みピン36を該ピン挿し込み孔33によって該位置決め溝342内に挿し込まれることで、該第二管栓34が合致固定され、また第二伸縮管30の末端に第二スリーブ37が嵌められる。
該第三伸縮管40は下から上へ該第二伸縮管30内に組み入れられ、該管壁は該第二位置限定孔31に対応する第三穿設孔41とピン挿し込み孔42が設けられる。該第三伸縮管40の頂端は第三管栓43が組み立てられ、該第三管栓43の側辺に組み合わせ溝431と位置決め溝432が形成され、該組み合わせ溝431正方形溝体であり、それに弾性部材433に合わせて第三位置決め玉44と組み立てられる。該第三位置決め玉44は位置限定部441と該位置限定部441の前端に位置する位置決め部442があり、該位置限定部441の外径は該位置決め部442より大きく、また該位置限定部441は該組み合わせ溝431に対応して四角柱状に呈すことで、該位置限定部441は回転されずこれらの組み合わせ溝431内に制限され、また該位置決め部442の上端面に円弧面443が形成され、下端面に平面444が形成される。さらに該第三位置決め玉44の位置決め部442は第三穿設孔41より貫き出され、最後は第三挿し込みピン45を該ピン挿し込み孔42によって該位置決め溝432内に挿し込まれることで、該第三管栓43が合致固定され、また第三伸縮管40の末端に当てベース46が嵌められる。
その構造の組み立ては引き続き図2、図3合わせて図4、図5、図6及び図7、図8を参照されたい。該固定管体10、第一伸縮管20、第二伸縮管30及び第三伸縮管40は順番にスライドして組み立てられ、ここで、該第三伸縮管40は先に頂端に該第三管栓43が組み立てられ、また該第三位置決め玉44が該第三穿設孔41の外に設けられ、さらにピン挿し込み孔42より該第三挿し込みピン45を挿し込んで、該第三管栓43を該第三伸縮管40の頂端に合致固定させることで、該第三伸縮管40を下より上へ該第二伸縮管30内に組み入れられ、さらに該第三位置決め玉44が第二伸縮管30の内壁による押し込みによって該第三穿設孔41に内縮される。また該第三伸縮管40の末端は該第二伸縮管30の末端の外に突設される。該第二伸縮管30の頂端は再び該第二管栓34を組み立て、該第二位置決め玉35を第二穿設孔32の外に突設させ、再び該ピン挿し込み孔33より該第二挿し込みピン36を挿し込んで、該第二管栓34を第二伸縮管30の頂端に合致固定させ、該第二、三伸縮管30、40の組み立てを完成させた後、該第二伸縮管30を再び下より上へ該第一伸縮管20内に組み入れられる。また該第二位置決め玉35が該第一伸縮管20の内壁による押し込みによって該第二穿設孔32に内縮されると同時に、該第二伸縮管30の末端は該第一伸縮管20の末端の外に突設され、この時、再び該第一管栓24を該第一伸縮管20の頂端に組み立てさせ、該第一、二伸縮管20、30の組み立てを完成させた後、該第一伸縮管20を下より上へ該固定管体10内に組み入れられ、また該第一位置決め玉25は該固定管体10の内壁による押し込みによって該第一穿設孔22に内縮される。該第一伸縮管20の末端は該固定管体10の末端に突設されることで、順番に該第三、二、一伸縮管40、30、20及び固定管体10をスライドして嵌め合わせて連結される。該固定管体10の末端には固定スリーブ13が嵌められ、該第一伸縮管20の末端には第一スリーブ27が嵌められ、該第二伸縮管30の末端には第二スリーブ37が嵌められ、第三伸縮管40の末端には当てベース46が設けられる。さらにこれらの固定スリーブ13によって該第一、二、三スリーブ27、37、46が互いに当てて位置限定されることで、第一、二、三伸縮管20、30、40の末端が対応する固定管体10、第一伸縮管20と第二伸縮管30内に内縮されることが防げられる。最後に杖グリップ12は管栓部121によって固定管体10の頂端に設けさせると、杖構造が完成される。
構造における実際に使用する状態は図9より図13を参照されたい。使用者が第三伸縮管40に力を加えて引っ張り出す時、該第三伸縮管40は制限されないために簡単に引っ張り出せて、引っ張り出す過程において第三位置決め玉44の位置決め部442を第三穿設孔41より貫き出して第二伸縮管30の第二位置限定孔31に合致されて位置決めされる。該第三位置決め玉44の下端面に平面444が形成され、該第二伸縮管30の第二位置限定孔31の端縁に確実に当て、該第三伸縮管40がさらに引っ張り出されて長さの制限を達すことが避けられると同時に、該第三伸縮管40と該第二伸縮管30と連結されるため、該第二伸縮管30が連動されて連れ出され、この時さらに継続的に力を加えて引っ張り出す時、該第二伸縮管30は第一伸縮管20に沿って外へ引っ張り出され、引っ張り出す過程において第二位置決め玉35の位置決め部352を第二穿設孔32より貫き出して第一伸縮管20の第一位置限定孔21に合致されて位置決めされる。該第二位置決め玉35の下端面に平面354が形成され、該第一伸縮管20の第一位置限定孔21の端縁に確実に当て、該第二伸縮管30がさらに引っ張り出されて長さの制限に達することが避けられると同時に、該第二伸縮管30と該第一伸縮管20と連結されるため、該第一伸縮管20が連動されて連れ出され、この時さらに継続的に力を加えて引っ張り出す時、該第一伸縮管20は該固定管体10より引っ張り出され、引っ張り出す過程において第一位置決め玉25の位置決め部252を第一穿設孔22より貫き出して固定管体10の位置決め孔11に合致固定されることで、順番に該第一、二、三伸縮管20、30、40を引っ張り出して位置決めさせ、使用者が持ち支えることが提供される。該第一位置決め玉25の位置決め部252は四角柱状に呈すため、該固定管体10の位置決め孔11と四周辺の当て位置限定が形成され、該第一伸縮管20がさらに引っ張り出されて長さの制限に達することが避けられ、一方、該固定管体10は力を加えられて当て支えることで該第一位置決め玉25を押し込むことが避けられることで、使用時に該第一伸縮管20は該固定管体10内に内縮する心配が解消され、構造使用の安全性が大幅に向上される。
反対に、該杖構造は使用後に縮ませて収納したい時、引き続き図14より図16を参照されたい。使用者は第三伸縮管40に力を加えて上へ収納でき、または第三伸縮管40を地面に着かせて該固定管体10に力を加えて下へ収納できる。まず、先に第一位置決め玉25を押して、順番に該位置決め孔11と該第一穿設孔22に内縮させ、該第一伸縮管20と該固定管体10の間を該第一位置決め玉25の位置決めより脱離してスライドして収納できる。該第一伸縮管20が該固定管体10に内縮する時、同時該第二伸縮管30を連動して該固定管体10方向へと位置移動し、この時該第一位置限定孔21の外に突設される第二位置決め孔35は徐々に該固定スリーブ13に接近し、該位置決め部352の円弧面353によって該固定スリーブ13の斜めガイド面132と位置決め突起部131と当てて押さえることを受けて、該第二位置決め玉35を押し込んで順番に第一位置限定孔21と第二穿設孔32に内縮され、該第二伸縮管30と第一伸縮管20を第二位置決め玉35の位置決めより脱離してスライドして収納できると同時に、該位置決め突起部131によって該第一位置限定孔21に嵌められて位置決めされる(図6に示す)。該第二伸縮管30は該第一伸縮管20に内縮する時、該第三伸縮管40は連動されて第一伸縮管20の方向へと位置移動し、この時、第二位置限定孔31に突設される第三位置決め玉44は徐々に該第一スリーブ27に接近し、また該第一スリーブ27の斜めガイド面272と位置決め突起部271によって当てて押さえられることで、該第三位置決め玉44を押し込んで順番に第二位置限定孔31と第三穿設孔41に内縮され、該第三伸縮管40と該第二伸縮管30が第三位置決め玉44の位置決めより脱離して内へ収納される。該位置決め突起部271は弾け返した後、第二位置限定孔31に嵌められて位置決めされることで(図9に示す)、該第一、二、三伸縮管20、30、40が内縮されて収納でき、構造の体積を大幅に減少でき、使用者が収納携帯しやすい。
上述の具体的な実施例の構造によって、以下の効果が得られる。
該杖伸縮構造は伸縮操作する時、第一伸縮管20の第一位置決め玉25を押すだけで、該第一伸縮管20は該固定管体10に収納できた後、該第二、三伸縮管30、40は該第二、三位置決め玉35、44によって該固定スリーブ13と第一スリーブ27の位置決め突起部131、271と合わせて設置される。力を加えて収納する時に自動的に第二、三位置決め玉35、44が押されて位置決め状態から脱離できることで、順番に該第二、三伸縮管30、40が内縮されて収納され、構造が内縮収納する利便性が大幅に向上される。また第一伸縮管20の第一位置限定孔21と第二伸縮管30の第二位置限定孔31は位置決め突起部131、271によってロックかつ位置決めされるため、収納かつ位置決めの状態を確実に果たされると同時に緩んで滑り出してしまう状況が避けられる。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉25、35、44の連結によって、該第一、二、三伸縮管20、30、40は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
反対に、引っ張り出して使用する時、該第一、二、三位置決め玉25、35、44の連結によって、該第一、二、三伸縮管20、30、40は順番に連動されて引っ張り出されるため、便利かつスピーディーに引っ張り出して使用でき、構造使用の利便性が向上され、使用しやすいために実用性も増進される。
以上は、本考案に係る実施例の一部に過ぎないため、本考案の実施範囲を制限するものではない。即ち、本考案の特許請求の範囲内で行われる変化、修飾なども本考案の範囲に属すべきである。
10 固定管体
11 位置決め孔
12 杖グリップ
121 管栓部
122 掛フックリブ板
13 固定スリーブ
131 位置決め突起部
132 斜めガイド面
20 第一伸縮管
21 第一位置限定孔
22 第一穿設孔
23 ピン挿し込み孔
24 第一管栓
241 組み合わせ溝
242 位置決め溝
243 弾性部材
25 第一位置決め玉
251 位置限定部
252 位置決め部
26 第一挿し込みピン
27 第一スリーブ
271 位置決め突起部
272 斜めガイド面
30 第二伸縮管
31 第二位置限定孔
32 第二穿設孔
33 ピン挿し込み孔
34 第二管栓
341 組み合わせ溝
342 位置決め溝
343 弾性部材
35 第二位置決め玉
351 位置限定部
352 位置決め部
353 円弧面
354 平面
36 第二挿し込みピン
37 第二スリーブ
40 第三伸縮管
41 第三穿設孔
42 ピン挿し込み孔
43 第三管栓
431 組み合わせ溝
432 位置決め溝
433 弾性部材
44 第三位置決め玉
441 位置限定部
442 位置決め部
443 円弧面
444 平面
45 第三挿し込みピン
46 当てベース
11 位置決め孔
12 杖グリップ
121 管栓部
122 掛フックリブ板
13 固定スリーブ
131 位置決め突起部
132 斜めガイド面
20 第一伸縮管
21 第一位置限定孔
22 第一穿設孔
23 ピン挿し込み孔
24 第一管栓
241 組み合わせ溝
242 位置決め溝
243 弾性部材
25 第一位置決め玉
251 位置限定部
252 位置決め部
26 第一挿し込みピン
27 第一スリーブ
271 位置決め突起部
272 斜めガイド面
30 第二伸縮管
31 第二位置限定孔
32 第二穿設孔
33 ピン挿し込み孔
34 第二管栓
341 組み合わせ溝
342 位置決め溝
343 弾性部材
35 第二位置決め玉
351 位置限定部
352 位置決め部
353 円弧面
354 平面
36 第二挿し込みピン
37 第二スリーブ
40 第三伸縮管
41 第三穿設孔
42 ピン挿し込み孔
43 第三管栓
431 組み合わせ溝
432 位置決め溝
433 弾性部材
44 第三位置決め玉
441 位置限定部
442 位置決め部
443 円弧面
444 平面
45 第三挿し込みピン
46 当てベース
Claims (7)
- 固定管体と、第一伸縮管と、第二伸縮管と、第三伸縮管とを含む杖の伸縮構造であって、
上記固定管体は、中空管体であり、また管壁に少なくとも一つの位置決め孔が設けられ、上記固定管体の頂端に杖グリップが組み立てられ、末端に固定スリーブが嵌められ、上記固定スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、上記位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成され、
上記第一伸縮管は、下より上へ上記固定管体内に組み入れられ、上記第一伸縮管の管壁に第一位置限定孔と上記固定管体の位置決め孔に対応する第一穿設孔が設けられ、また上記第一伸縮管の頂端は第一管栓に組み入れられ、上記第一管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、上記組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第一位置決め玉と組み立てられ、上記第一位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに上記第一位置決め玉の位置決め部は第一穿設孔より貫き出され、上記第一伸縮管の末端は第一スリーブが嵌められ、上記第一スリーブの内壁面に位置決め突起部が設けられ、また上記位置決め突起部の底側に斜めガイド面が形成され、
上記第二伸縮管は、下から上へ上記第一伸縮管内に組み入れられ、上記第二伸縮管の管壁に第二位置限定孔と上記第一位置限定孔に対応する第二穿設孔が設けられ、また上記第二伸縮管の頂端は第二管栓が組み立てられ、上記第二管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、上記組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第二位置決め玉と組み立てられ、上記第二位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに上記第二位置決め玉の位置決め部は第二穿設孔より貫き出され、また上記第二伸縮管の末端は第二スリーブが嵌められ、
上記第三伸縮管は、下から上へ上記第二伸縮管内に組み入れられ、上記第三伸縮管の管壁は上記第二位置限定孔に対応する第三穿設孔が設けられ、また上記第三伸縮管の頂端は第三管栓が組み立てられ、上記第三管栓の側辺に組み合わせ溝が形成され、上記組み合わせ溝は弾性部材に合わせて第三位置決め玉と組み立てられ、上記第三位置決め玉の前端に位置決め部があり、さらに上記第三位置決め玉の位置決め部は第三穿設孔より貫き出され、また上記第三伸縮管の末端は当てベースが嵌められることを特徴とする杖の伸縮構造。 - 上記第一位置決め玉と、上記第二位置決め玉と、上記第三位置決め玉とはそれぞれ位置限定部分があり、上記位置限定部分の外径は該位置決め部分より大きいことを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
- 上記第一管栓と、上記第二管栓と、上記第三管栓との組み合わせ溝はそれぞれ正方形溝体が形成され、上記第一位置決め玉と、上記第二位置決め玉と、上記第三位置決め玉との位置限定部分は上記組み合わせ溝に対応して四角柱状が形成されることで、上記第一、二、三位置決め柱が回転せずこれらの組み合わせ溝内に制限されることを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
- 上記第二位置決め玉と第三位置決め玉との位置決め部はそれぞれ上端面に円弧面が形成され、下端面に平面が形成されることを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
- 上記第一伸縮管と、上記第二伸縮管と、上記第三伸縮管とはそれぞれピン挿し込み孔が設けられ、上記第一管栓と、上記第二管栓と、上記第三管栓とはそれぞれ上述ピン挿し込み孔に対応して位置決め溝が設けられ、さらに順番に第一挿し込みピンと、第二差し込みピンと、第三挿し込みピンとを上記ピン挿し込み孔によって上記第一管栓と、上記第二管栓と、上記第三管栓との位置決め溝内に挿し込まれることで、上記第一管栓と、上記第二管栓と、上記第三管栓とが合致固定されることを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
- 上記杖のグリップには管栓部があり、また上記管栓部によって上記固定管体の頂端に固設されることを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
- 上記管栓部の側辺に掛フックリブ板が設けられることを特徴とする請求項1の杖の伸縮構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019001174U JP3222796U (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | 杖の伸縮構造 |
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JP2019001174U Active JP3222796U (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | 杖の伸縮構造 |
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