JP3221276U - 無線充電マウスパッドの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】無線充電マウスパッドの構造を提供する。【解決手段】無線充電マウスパッドの構造は、少なくとも１つの溝１１を有する収容台１０を含み、他に第１布層２０を収容台１０上に設け、さらにコイル層３０を第１布層２０上に設けて、第１布層２０と溝１１中に嵌め込む。続いてコロイド層４０を第１布層２０上に設けて溝１１を覆い、最後に第２布層５０をコロイド層４０上に設ける。これによりコイル層３０を収容台１０中に嵌設し、無線充電可能なマウスパッドが完成する。【選択図】図３Ｄ

Description

本考案はマウスパッド構造に関し、特に無線充電マウスパッドの構造を指す。

パソコンの周辺機器において、マウスパッドは不可欠な用品である。マウスをマウスパッド上で正確に移動させることができ、さらにはカーソルを正確に移動させるため、使用者がマウスで各コマンドの入力を行うのに便利である。

さらに、無線マウスは使用者が操作する上で極めて大きな利便性を提供するため、現在、市場には無線充電可能なマウスパッドおよびマウスの組合せがすでに出現している。しかしながら、既存の無線充電マウスパッド構造は、無線充電モジュールをマウスパッド上に重ねて設けており、その充電面は使用表面から突出し、マウスパッドの表面が平らでなく、マウスを移動させるときの障害となる。したがって、改良が待たれる。

このことを考慮し、本考案者は上記目的を達成するため、鋭意研究を行い、さらに学理的な利用を組み合わせて、最終的に設計が合理的で上記欠点を効果的に改善した本考案を出願する。

本考案の目的は、無線充電マウスパッドの構造を提供することにある。コイル層は収容台中に嵌設され、使用面から突出せず、これにより実用性に優れたマウスパッド構造を提供する。

上記目的を達成するため、本考案の無線充電マウスパッドの構造は、収容台、第１布層、コイル層、コロイド層、第２布層を含む。収容台は少なくとも１つの溝を有し；第１布層は該収容台上に設けられる。コイル層は該第１布層上に設けられ、第１布層と該溝中に嵌め込まれる。コロイド層は第１布層上に設けられて該溝を覆い；第２布層はコロイド層上に設けられる。

既知のものと比較して、本考案の無線充電可能なマウスパッドは、下から上に順番に第２布層、コロイド層、コイル層、第１布層および収容台が設けられる。加工方式により収容台に少なくとも１つの溝が成型され、コイル層上でコロイド層が焼成される。圧接すると、コイル層は収容台中に埋設され、第２布層から突出せず、マウスパッドの表面を平らにする。マウスの移動に都合がよく、本考案の実用性を高める。

図１は、本考案の無線充電マウスパッドの構造の上面概要図である。 図２は、本考案の無線充電マウスパッドの構造の断面分解概要図である。 図３Ａは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。 図３Ｂは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。 図３Ｃは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。 図３Ｄは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。 図４は、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの実施形態である。 図５は、本考案の無線充電マウスパッドの構造における別の実施形態の断面分解概要図である。 図６Ａは、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの製造工程の概要図である。 図６Ｂは、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの製造工程の概要図である。 図６Ｃは、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの製造工程の概要図である。 図６Ｄは、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの製造工程の概要図である。 図７は、本考案の無線充電マウスパッドの構造における別の実施形態の断面概要図である。

本考案に関する詳細な説明および技術内容について、図を組み合わせて以下のように説明する。しかしながら、添付の図は参考および説明用に提供したに過ぎず、本考案を制限するものではない。

図１および図２を参照されたい。図１および図２は、それぞれ本考案の無線充電マウスパッドの構造の上面概要図および断面分解概要図である。本考案の無線充電マウスパッドの構造１は、下から上に順番に設けられる第２布層５０、コロイド層４０、コイル層３０、第１布層２０および収容台１０を含み、これにより無線充電マウスパッドの構造１を構成する。該無線充電マウスパッドの構造１をより詳細に以下のように記載する。

該収容台１０は、好ましくはゴム台またはシリコーンゴム台である。該収容台１０は無線充電マウスパッドの構造１のベースであり、少なくとも１つの溝１１を有する。

該第１布層２０は該収容台１０上に設けられ、該第１布層２０は結合用の布層である。本実施例において、該収容台１０は該第１布層２０と合わせて一緒に加工され、例えばレーザー彫刻、切削または熱溶融などの方式である。本実施例において、該収容台１０にレーザー彫刻２の方式で該溝１１が成型される。

さらに、該コイル層３０は該第１布層２０上に設けられ、該コイル層３０は複数の無線誘導充電のコイル３１を含む。該コイル３１および該第１布層２０は、該収容台１０の溝１１中に嵌め込まれる。

該コロイド層４０は、該第１布層２０上に設けられて該溝１１を覆う。該コロイド層４０は、該第１布層２０を介して該収容台１０上に結合される。

このほか、該第２布層５０は該コロイド層４０上に設けられる。これにより、該第１布層２０および該第２布層５０の間は該コロイド層４０を介して結合され、圧接すると、該コイル層３０は該収容台１０の溝１１中に嵌設される。説明する必要があることとして、該第２布層５０は使用布層であり、マウスをこの上で移動させる。

図１に示すように、本考案の一実施例において、無線充電マウスパッドの構造１は接続モジュール７０をさらに含む。該接続モジュール７０は、該コイル層３０と電気的に接続する回路基板７１と、該回路基板７１を結合するコネクタ７２とを含む。該コネクタ７２は、外部電源との接続下で、該回路基板７１および該コイル層３０に電力を供給する。

本考案の無線充電マウスパッドの構造１は、上記構造設置により、該コイル層３０を収容台１０中に埋設することができ、該第２布層５０から突出しない。

続けて図３Ａおよび図３Ｂを参照されたい。図３Ａおよび図３Ｂは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。図に示すように、本考案の無線充電マウスパッドの構造の製造工程は下記の通りである。まず、収容台１０を提供し、該収容台１０上に第１布層２０を設ける。続いて、該第１布層２０を設けた収容台１０を加工して、少なくとも１つの溝１１を形成し、例えばレーザー彫刻２、切削または熱溶融などの方式である。続いて、コイル層３０を提供する。該コイル層３０は少なくとも１つのコイル３１を含み、該コイル３１は該溝１１中に嵌め込まれ、下側の半製品が形成される。

他に図３Ｃおよび図３Ｄを参照されたい。図３Ｃおよび図３Ｄは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。一方で、図３Ｃに示すように、第２布層５０を提供する。該第２布層５０上にコロイド層４０を設け、上側の半製品が形成される。

続けて、図３Ｄを参照されたい。該コロイド層４０の一面を用いて、上側の半製品を該下側の半製品のコイル層３０上に重ねる。最後に、重ねた後の該上側の半製品および該下側の半製品を圧接し、該第１布層２０および該第２布層５０の間を、該コロイド層４０を介して結合する。これにより、該コイル３１は収容台１０中に埋設され、該第２布層５０から突出しない。

さらに図４を参照されたい。図４は、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの実施形態の上面概要図である。他に説明する必要があることとして、本考案の無線充電マウスパッドの構造１において、該第２布層５０の厚さが比較的薄いとき、使用における質感は比較的緻密であるが、摩擦力は低い。このほか、該コロイド層４０は該第２布層５０に容易に逆浸透し、使用表面を損傷させる。

前記状況下で、無線充電マウスパッドの構造１中に、他に隔離層６０を設けることができ、該隔離層６０はポリウレタン（Ｐｏｌｙｕｒｅｔｈａｎｅ、ＰＵ）またはアクリル樹脂からなる。図４には、本考案の無線充電マウスパッドの構造におけるもう１つの実施形態を示す。該隔離層６０は、該第２布層５０および該コロイド層４０の間に設けられる。また、その製造工程は、該隔離層６０を該第２布層５０上に設けてから、該コロイド層４０を設ける。

他に図５を参照されたい。図５は、本考案の無線充電マウスパッドの構造における別の実施形態の断面分解概要図である。本実施例において、無線充電マウスパッドの構造１ａは、下から上に順番に設けられる第３布層９０ａ、収容台１０ａ、第２布層５０ａ、コロイド層４０ａ、コイル層３０ａ、第１布層２０ａおよび土台８０ａを含む。このうち、該収容台１０ａは少なくとも１つの溝１１ａを有し、該コイル層３０ａは少なくとも１つのコイル３１ａを含む。

続いて、上記無線充電マウスパッドの構造１ａは圧接により、該第１布層２０ａおよび該第２布層５０ａの間が該コロイド層４０ａを介して結合される。これにより、該コイル層３０ａは収容台１０ａ中に埋設され、該第２布層５０ａから突出しない。

続けて図６Ａおよび図６Ｂを参照されたい。図６Ａおよび図６Ｂは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。前記図５の無線充電マウスパッドの構造の製造工程は、下記の通りである。まず、収容台１０ａを提供し、該収容台１０ａ上に第１布層２０ａを設ける。続いて、該第１布層２０ａを設けた収容台１０ａを加工して、少なくとも１つの溝１１ａを形成し、例えばレーザー彫刻２、切削または熱溶融などの方式である。他に、該収容台１０ａの外側（該溝１１ａに相対するもう１側）に設けられる第３布層９０ａを提供する。続いて、コイル層３０ａを提供する。該コイル層３０ａは少なくとも１つのコイル３１ａを含み、該コイル３１ａは該溝１１ａ中に嵌め込まれ、下側の半製品が形成される。

他に、図６Ｃおよび図６Ｄを参照されたい。図６Ｃおよび図６Ｄは、本考案の無線充電マウスパッドの構造における製造工程の概要図である。一方で、図６Ｃに示すように、第２布層５０ａを提供し、該第２布層５０ａ上にコロイド層４０ａを設ける。このほか、他に土台８０ａを提供し、該土台８０ａはゴム台またはシリコーンゴム台である。これは該第２布層５０ａの外側に設けられ、上側の半製品が形成される。

続いて、図６Ｄを参照されたい。該コロイド層４０ａの一面を用いて、上側の半製品を該下側の半製品のコイル層３０ａ上に重ねる。最後に、重ねた後の該上側の半製品および該下側の半製品を圧接し、該第１布層２０ａおよび該第２布層５０ａの間を、該コロイド層４０ａを介して結合する。また、本実施例は、該上側の半製品および該下側の半製品を熱圧接し、該コロイド層４０ａは熱溶融により該溝１１ａに流入するが、実際に実施するとき、この方式に制限されない。

さらに図７を参照されたい。図７は、本考案の無線充電マウスパッドの構造の断面概要図である。図に示すように、該無線充電マウスパッドの構造１ａの第３布層９０ａは使用面で、好ましくは、マルチスパンデックス（ｍｕｌｔｉｓｐａｎｄｅｘ）であり、マウスをこの上で移動させる。また、該土台８０ａは無線充電マウスパッドの構造１ａのベースである。このうち、該コロイド層４０ａは該コイル３１ａを覆い、該コイル３１ａを収容台１０ａ中に埋設し、該第２布層５０ａから突出しない。

以上の記載は本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定しない。本考案の主旨を利用したその他の同等の変更は、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するべきである。

１ 無線充電マウスパッドの構造
１０、１０ａ 収容台
１１、１１ａ 溝
２０、２０ａ 第１布層
３０、３０ａ コイル層
３１、３１ａ コイル
４０、４０ａ コロイド層
５０、５０ａ 第２布層
６０ 隔離層
７０ 接続モジュール
７１ 回路基板
７２ コネクタ
８０ａ 土台
９０ａ 第３布層

Claims (6)

1. 無線充電マウスパッドの構造であって、
   少なくとも１つの溝を有する収容台と；
   該収容台上に設けられる第１布層と；
   該第１布層上に設けられ、該第１布層と該少なくとも１つの溝中に嵌め込まれるコイル層と；
   該第１布層上に設けられて該溝を覆うコロイド層と；
   該コロイド層上に設けられる第２布層と；を含む構造。
2. 該収容台はゴム台またはシリコーンゴム台であり、該収容台にレーザー彫刻、切削または熱溶融の方式で該溝が成型される、請求項１に記載の無線充電マウスパッドの構造。
3. 接続モジュールをさらに含み、該接続モジュールは、該コイル層と電気的に接続する回路基板と、該回路基板を結合するコネクタとを含む、請求項１に記載の無線充電マウスパッドの構造。
4. 隔離層をさらに含み、該隔離層はポリウレタンまたはアクリル樹脂からなり、該隔離層は該第２布層および該コロイド層の間に設けられる、請求項１に記載の無線充電マウスパッドの構造。
5. 該収容台の外側に設けられる第３布層をさらに含む、請求項１に記載の無線充電マウスパッドの構造。
6. 該第２布層の外側に設けられる土台をさらに含み、該土台はゴム台またはシリコーンゴム台である、請求項５に記載の無線充電マウスパッドの構造。