JP3221132U - 自在ほうきの取付具 - Google Patents
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Abstract
【課題】屋上やベランダの防水施工において、防水剤を塗布するための自在ほうきの取付具を提供する。【解決手段】自在ほうき5の連結金具7と支持脚2の一端に断面が略楕円形である握り柄1を固定して他端に形成したネジ貫通孔3を有する平らな舌片4とを角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合したものである。自在ほうき5の取付具の握り柄1は断面が楕円形になっているので、人差し指と中指で支持脚2をはさみながら握り柄1を手のひらにフィットさせるので安定感があり、しっかり握れて手首での押し出しや返しの動作では安定した作業が出来、そして蝶ナット等で螺合しているので自在ほうき5の交換作業が速やかに実施できる。【選択図】図1
Description
本考案は、屋上やベランダの防水施工に於いて、水密性を確保するための重要箇所は防水剤の施工であり、その防水剤を塗布する自在ほうきの取付具に関するものである。
従来の防水剤の施工の技術としては、先端部が櫛目状になったゴムベラ、刷毛、金テコ等の器具で防水剤を塗布していた。
従来、先端部が櫛目状になったゴムベラ、刷毛、金テコの器具で防水剤を塗布していたが、施工現場の屋上やベランダの施工面に凹凸部や溝、狭い箇所があった場合には、従来のゴムベラの器具では、凹凸部や溝、狭い箇所では粘度が高い防水剤なので均等に塗布され難く、再度刷毛で塗布をし直したり、塗布が出来てない箇所を刷毛で塗布しなければならず、ゴムベラと刷毛を施工箇所によって使い分けしなければならず作業時間も大幅に長くなってしまい作業効率が低下する。
上記問題を達成するためには、施工現場の凹凸部や溝、狭い箇所でも粘度が高い防水剤を均等に塗布出来る、柔軟性に富んだ複数の毛束体を横長に植毛した毛束取付板よりなる自在ほうきが最適であり、自在ほうきの毛束取付板の上部中央部には連結金具を設けあり、前記連結金具と支持脚の一端に断面が略楕円形である握り柄を固定して他端に形成したネジ貫通孔を有する平らな舌片とを角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合して問題を解決したものである。
自在ほうきの毛束取付板は、従来の先端部が櫛目状になったゴムベラや金テコに比べて長手方向の幅が長いので、施工面積が広い現場では一度の手返し作業で広い面積が塗布出来るので作業時間も大幅に短縮出来る。また、本考案の握り柄は断面が略楕円形になっているので、金テコの円形の握り柄に比べて手のひらのフィット感が高くて、しっかり握れてそして手首での押し出しや返しの動作では安定した作業が送れるので、精度を要する箇所での微妙な送り出しの強弱の感覚がつけ易く、粘度が高い防水剤も容易に均等に塗布出来るので作業効率も向上する。
また、施工面に凹凸部や溝、狭い箇所があった場合には、従来の器具では、凹凸部や溝、狭い箇所では防水剤の粘度が高いので均等に塗布され難く、再度刷毛で塗布をし直したり、塗布が出来てない箇所や幅狭い箇所は刷毛で塗布しなければならず、ゴムベラや金テコと刷毛を施工箇所によって使い分けしていたが、自在ほうきの毛束取付板は長手方向の幅が長く横幅が狭く形成されているので、一度の手返し作業で広い面積が均等に塗布出来、又毛束取付板は横幅が狭く形成されているので幅狭い箇所でも容易に作業できるので、作業効率も上がる。
そして、自在ほうきの毛束取付板に固定した複数の毛束体は、柔軟性に富んだ毛束体を植毛しているので、粘度が高い防水剤でもスムーズに毛束体がしなり、手首での押し出しや返しの動作が軽減出来るので、作業者の手首の負担も少ない。
また、自在ほうきの連結金具は角度回動自在、且つ着脱可能に自在ほうきの毛束取付板のネジ貫通孔を有する平らな舌片とを螺合しているので、自在ほうきの取付具の角度回動は施工箇所に適した角度に容易に調整出来るので手首に負担をかけずに作業が出来る。そして、自在ほうきの取付具と毛束取付板の連結金具は着脱可能に螺合しているので、毛束体の摩耗や破損程度に応じてボルトと蝶ナット等を緩めるなどして簡単に自在ほうきを付け替えるここが出来る
なお、毛束取付板に連結金具を設けてある自在ほうきは、安価で工具店等で販売されているので、容易に入手でき作業コストの削減にもなる。
本考案は、複数の柔軟性に富んだ毛束体を横長に毛束取付板に植毛して上部中央部に連結金具を設けた自在ほうきと、前記連結金具と支持脚の一端に断面が略楕円形である握り柄を固定して他端に形成したネジ貫通孔を有する平らな舌片とを角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合したものである。以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1及び図2は本考案の取付状態を示す一部欠損正面図と拡大断面図である。
1は握り柄であり、断面が略楕円形で金属で形成されている。2は金属で形成された支持脚で一端に握り柄1を適宜な位置に溶接等で固定し、他端にネジ貫通孔3を有する平らな舌片4形成している。5は自在ほうきである。6は自在ほうき5の毛束取付板であって、上部中央に連結金具7を設けており下部に複数の柔軟性に富んだ毛束体8を植毛し、毛束取付板6の上部中央に設けた連結金具7に舌片4を角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合している
1は握り柄であり、断面が略楕円形で金属で形成されている。2は金属で形成された支持脚で一端に握り柄1を適宜な位置に溶接等で固定し、他端にネジ貫通孔3を有する平らな舌片4形成している。5は自在ほうきである。6は自在ほうき5の毛束取付板であって、上部中央に連結金具7を設けており下部に複数の柔軟性に富んだ毛束体8を植毛し、毛束取付板6の上部中央に設けた連結金具7に舌片4を角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合している
本考案は以上の構成であるから、施工現場の凹凸部や溝、狭い箇所でも粘度が高い防水剤を均等に塗布出来る柔軟性に富んだ毛束体8を複数を植毛した毛束取付板6よりなる自在ほうき5が最適であり、自在ほうき5の毛束取付板6の上部中央部には連結金具7を設けあり、前記連結金具7と支持脚2の一端に断面が略楕円形である握り柄1を固定して他端に形成したネジ貫通孔3を有する平らな舌片4とを角度回動自在、且つ着脱可能に蝶ネジ等で螺合したものである。なお、握り柄1は縦長の略楕円形を支持脚2と固定しているが、横長の略楕円形の握り柄1と固定しても良い。本考案の自在ほうき5の取付具の握り柄1は断面が楕円形になっているので、人差し指と中指で支持脚2をはさみながら握り柄1を手のひらにフィットさせるので、金テコの円形の握り柄に比べて安定感があり、そして手のひらのフィット感が高く、しっかり握れて手首での押し出しや返しの動作では安定した作業が送れるので、精度を要する箇所での微妙な送り出しの強弱の感覚がつけ易く、粘度が高い防水剤も容易に均等に塗布出来るので作業効率も向上する。自在ほうき5の取付具の舌片4は角度回動自在、且つ着脱可能に自在ほうき5の毛束取付板6の連結金具7とを蝶ナット等で螺合しているので、自在ほうき5の取付具の角度は施工箇所に適した角度に容易に調整出来るので手首に負担をかけずに作業が出来る。そして、自在ほうき5の取付具の舌片4と毛束取付板6の連結金具7は着脱可能に蝶ナット等で螺合しているので、毛束体8の摩耗や破損程度に応じてボルトと蝶ナット等を緩めるなどして、簡単に量産販売されている自在ほうき5との交換作業が速やかに実施でき、この交換作業が施工作業に及ぼす時間損失を最小限に抑えることにもなる。
産業上の利用可能性
産業上の利用可能性
本考案は、防水剤を塗布する産業で利用される。
1 握り柄
2 支持脚
3 ネジ挿通孔
4 舌片
5 自在ほうき
6 毛束取付板
7 連結金具
8 毛束体
2 支持脚
3 ネジ挿通孔
4 舌片
5 自在ほうき
6 毛束取付板
7 連結金具
8 毛束体
Claims (2)
- 複数の毛束体を横長に植毛した毛束取付板の上部中央部に連結金具を備えた自在ほうきにおいて、支持脚の一端に握り柄を固定して他端にネジ貫通孔を有する平らな舌片を形成して前記毛束取付板の連結金具とを角度回動自在、且つ着脱可能に螺合したことを特徴とする自在ほうきの取付具。
- 前記握り柄の断面は、略楕円形であることを特徴とする請求項1に記載の自在ほうきの取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000631U JP3221132U (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 自在ほうきの取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000631U JP3221132U (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 自在ほうきの取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221132U true JP3221132U (ja) | 2019-05-09 |
Family
ID=66429756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000631U Active JP3221132U (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 自在ほうきの取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221132U (ja) |
-
2019
- 2019-02-05 JP JP2019000631U patent/JP3221132U/ja active Active
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