JP3220418U - スプレー缶カバー - Google Patents

Abstract

【課題】内容物や目的を過剰に訴求するあまりに不快感を感じることのある汎用的なスプレー缶の外観意匠を自分好みのものに変更できるスプレー缶カバーを提供する。【解決手段】接着剤やのりを使用せずに対象面への吸着を可能とするポリプロピレンを主原料とするフィルム合成紙を使用し、オフセット印刷やインクジェットプリンターで好みの意匠を施してスプレー缶に巻き付け使用する。【選択図】図３

Description

本考案は主として、フイルムシート材料に対して多目的に使用できる利便性の高いノベルティー商品に関するものである。

従来市販のスプレー缶は、あらかじめその外装に製造者側が選定した絵柄が印刷されていた。

考案が解決しようとする課題

従来のスプレー缶は内容物の用途とその外観意匠が深く結びついていた。しかしながらそれらのスプレーの保管場所次第では、それらの外観意匠は環境空間とそぐわないものとなり、その結果購買を躊躇うという機会の損失を招いていた。本考案はインクジェットなどで簡単に自分好みのデザインにスプレー外観を変化させることで、置き場所を気にせずに購入に結び付ける事を課題とする。

のりなどの接着剤を使用せずに対象に吸着する本考案のスプレーカバーは、カバー自体の意匠に飽きてきたらいつでも簡易に、もともとスプレー缶に施されていた意匠へ戻すことが可能である。

課題を解決するための手段

予め接着剤、マグネットなどを使用せずに対象面に自己吸着する性質を持つポリプロピレンを主原料とするフィルム合成紙を用いることで、スプレー缶の外観を自由に変えることが出来るシートが作成できる。また、印刷は大型のオフセット印刷機をはじめ、小型のインクジェットプリンターを用いても可能であり簡易に便利にスプレー缶をデコレーションすることが出来る物である。

考案実施の形態

図１は本考案のスプレー缶カバー（１）の視図である。図１でスプレー缶カバーにはオフセット印刷またはインクジェットプリンターにより任意の絵柄が印刷されている状態である。

図２は汎用的な殺虫用途のスプレー缶（２）である。この時、スプレー缶にはその内容物の目的に沿った意匠が施されているが、注意喚起や取扱注意を促すあまり過激で不快な意匠になりがちである。

図３は本考案であるスプレー缶カバー（１）をスプレー缶（２）に装着した場合の視図である。この時スプレー缶は使用者の好みの意匠に変化し、かつ印刷により最低限内容物と用途が分かる状態になっている。

本考案のスプレー缶カバー（１）の視図 汎用的な殺虫用途のスプレー缶（２） 本考案のスプレー缶カバー（１）をスプレー缶（２）に装着した場合の視図

１ スプレー缶カバー
２ 汎用的なスプレー缶

Claims (2)

1. 接着剤を使用せずに吸着することが出来るポリプロピレンを主原料とするフィルム合成紙を使用し、市販の各種スプレー缶に巻き付け吸着させることで、スプレー缶の種類や銘柄を隠蔽し自分の好みの外観に変更できることを特徴とする、スプレー缶カバー。
2. 前記の材料であるポリプロピレンを主原料とするフィルム合成紙に対する印刷は、オフセット印刷、またはインクジェット印刷を用いて絵や文字、写真などを印刷した請求項１に記載のスプレー缶カバー。