JP3220322U - 水ろ過装置、及び該水ろ過装置に用いられる保持機構 - Google Patents

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【課題】ろ過片を取り替える際に、水ろ過装置を水面下から吊り上げる作業が不要である水ろ過装置、及び該水ろ過装置に使用される保持機構を提供する。
【解決手段】水ろ過装置10は、ろ過片11が間隔を置いて互いに略平行に配列されるろ過モジュール1と、ろ過片11と平行し、貫孔212及び案内部218が形成される案内ユニット214を有する側板体217を具えるフレームユニット21と、収容空間211に収容されるろ過モジュール1に当接できる当接突起222と、案内部218と連動することにより、該当接ユニット22とフレームユニット21とが相対移動可能な方向へ案内するように構成される被案内部223と、を有する当接ユニット22と、当接突起222が収容空間211にろ過モジュール1に当接する位置で、当接ユニット22を可動しないロック状態で固定するロックユニット23と、を具える保持機構2と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本考案は水ろ過装置、及び該水ろ過装置に使用される保持機構に関する。
特許文献1に記載された従来の水ろ過装置9は、一般家庭から排出される生活排水または工業廃水などの汚水を処理するものである。
図1に示されているように、該従来の水ろ過装置9は、間をあけていて互いに略平行となるように配置されている一対の側フレーム911からなるフレームユニット91、それぞれ一対の側フレーム911の間のスペースに、互いに間隔を置いて略平行に配列される複数のろ過片92と、フレームユニット91の下側に配置され、複数のろ過片92の下側から複数のろ過片92に対して空気を供給することにより、該複数のろ過片92に付着する汚泥などを気泡で取り除く曝気手段93と、を備えている。
ちなみに、前記複数のろ過片92は、一対の側フレーム911及び全ての前記ろ過片92を一斉に挿通する保持ロッド94によって、フレームユニット91に保持されている。
汚水の処理を実行する際に、従来の水ろ過装置9は、汚水の水面下に放置されていて作動され、そして汚水を浄化することができる。
台湾実用新案登録第M493406号明細書
しかしながら、上記のように、従来の水ろ過装置は、汚水の水面下に置かれてその汚水の処理を実行する。そのため、例えば、ろ過片の破損やろ過片の更新といった原因でろ過片を取り替える場合、従来の水ろ過装置全体を水面下から吊り上げ、そして保持ロッドを取り外してから、フレームユニットの一対の側フレームに保持されているろ過片を取り出さなければならないので、該水ろ過装置のメンテナンスを実行しにくく、吊り上げ作業により水ろ過装置を損壊する恐れもあり、そしてコストをもかかる欠点がある。そのため、該従来の水ろ過装置の構造の設計には改善の余地がある。
よって、本考案は上記問題点に鑑みて、上記欠点を解決できる水ろ過装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本考案は、所定の高さ方向及び高さ方向と略直交する横方向に沿って板状に延伸する複数のろ過片が、高さ方向及び横方向の両方と略直交する幅方向に沿って、間隔を置いて互いに略平行に配列されているろ過モジュールを有する水ろ過装置において、ろ過モジュールを保持するように使用された保持機構であって、ろ過モジュールを受け入れる収容空間を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口が形成されたフレームユニットと、フレームユニットの隣に可動的に配置されている当接ユニットと、フレームユニット及び当接ユニットを、当接ユニットがフレームユニットに対して可動しないロック状態に固定することができ、且つ、当接ユニットがフレームユニットに対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニットと、を具え、フレームユニットは、収容空間内に収容されるろ過モジュールの複数のろ過片と平行となるように配置される側板体を有し、側板体には、収容空間と連通している少なくとも1つの貫孔と、収容空間の反対側である外側へ突起する案内ユニットと、を有し、案内ユニットには、少なくとも1つの案内部が形成されており、当接ユニットは、フレームユニットの側板体の外側に可動的に配置されていると共に、すべての貫孔とそれぞれ対応する当接突起と、すべての案内部とそれぞれ対応する被案内部と、を有し、各当接突起は、それぞれ対応する貫孔を経由して収容空間内に進入して収容空間内に収容されるろ過モジュールに当接することができるように構成され、各被案内部は、それぞれ対応する案内部と対応し且つ連動することにより、該当接ユニットとフレームユニットとが相対移動可能な方向へ案内するように構成されており、ロックユニットは、フレームユニット及び当接ユニットを、当接ユニットの各当接突起がそれぞれ対応する貫孔を経由して収容空間内に進入して収容空間内に収容されるろ過モジュールに当接する位置で、当接ユニットをフレームユニットに対して可動しないロック状態で固定する保持機構を提供する。
また、本考案は、所定の高さ方向及び高さ方向と略直交する横方向に沿って板状に延伸する複数のろ過片が、高さ方向及び横方向の両方と略直交する幅方向に沿って、間隔を置いて互いに略平行に配列されているろ過モジュールと、上記の保持機構と、を備えている水ろ過装置をも提供する。
上記構成によれば、本考案の水ろ過装置は、ろ過モジュールを受け入れる収容空間を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口が形成されたフレームユニットと、フレームユニットの隣に可動的に配置されている当接ユニットと、当接ユニットがフレームユニットに対して可動しないロック状態及び当接ユニットがフレームユニットに対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニットと、を備えた保持機構を用いて、ろ過片を取り替える際に、水ろ過装置を水面下から吊り上げることなく、水面の近くにあるロックユニットを操作して当接ユニットをリリース状態に切り替えると、フレームユニットの上部開口を径由してろ過片を取り出すことができる。
よって、本考案の水ろ過装置を水面下から吊り上げる作業が不要となるため、水ろ過装置が損壊されてしまう可能性を抑えることができる。また、水ろ過装置のメーンテナンスを容易に実行することができ、コストをも低減することができる。
従来の水ろ過装置が示される斜視図である。 本考案に係る水ろ過装置の実施形態が示される斜視図である。 図2に示される水ろ過装置の反対側が示される斜視図である。 該実施形態の構成が示される分解斜視図である。 該実施形態のろ過モジュールが示される斜視図である。 図5の分解斜視図である。 図2におけるVII−VII線に沿った断面の断面図である。
図2〜図7を参照して本考案に係る水ろ過装置10の実施形態を説明する。ここで、図2は本考案に係る水ろ過装置10の実施形態が示される斜視図であり、図3は図2に示される水ろ過装置10の反対側が示される斜視図であり、図4は該実施形態の構成が示される分解斜視図である。
また、図5は該実施形態のろ過モジュール1が示される斜視図であり、図6は図5の分解斜視図であり、図7は図2におけるVII−VII線に沿った断面の断面図である。
本考案に係る水ろ過装置10は、汚水浄化槽(図示せず)に放置されていて作動されるものである。
図2〜図4に示されるように、本考案に係る水ろ過装置10は、複数のろ過片11を有するろ過モジュール1と、ろ過モジュール1を保持するように使用された保持機構2と、ポンプと接続され、ポンプ(図示せず)からろ過済みの水を出力する導水管3と、ろ過モジュール1の下側に配置される曝気モジュール4と、を備えている。
ろ過モジュール1は、処理水と汚泥とを分離することができ、且つ、図5に示されるように、高さ方向D2及び高さ方向D2と略直交する横方向D3に沿って板状に延伸する複数のろ過片11が、高さ方向D2及び横方向D3の両方と略直交する幅方向D1に沿って、間隔を置いて互いに略平行に配列されている。
各ろ過片11は、図5及び図6に示されるように、比較的薄い中央部と、高さ方向D2に沿って延伸する周縁に、中央部より厚いエッジ部111と、を有している。且つ、該ろ過片11の中央部と隣のろ過片11の中央部との間には、汚水を流させるための内空間(図示せず)が画成されている。また、ろ過片11としては、例えば精密ろ過膜(MF膜)や限外ろ過膜(UF膜)などの分離膜を有する構成を採用することができる。
各ろ過片11のエッジ部111には、図5及び図6に示されるように、各ろ過片11の間にある内空間の水を吸い出す連接管112がそれぞれ取り付けられる。そして、連接管112は、内空間から水を吸い出してフレームユニット21に取り付けられる導水管3に注入する。
ここで、各ろ過片11には、エッジ部111が高さ方向D2に沿って延伸する周縁に形成されるのみならず、横方向D3に沿って延伸する周縁にも形成されている。すなわち、中央部が凹陥する形状になっている。
保持機構2は、図2〜図4に示されるように、ろ過モジュール1を受け入れる収容空間211を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口211aが形成されたフレームユニット21と、フレームユニット21の隣に可動的に配置されている当接ユニット22と、フレームユニット21及び当接ユニット22を、当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動しないロック状態に固定することができ、且つ、当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニット23と、を具えている。
フレームユニット21は、図2〜図4に示されるように、収容空間211内に収容されるろ過モジュール1の複数のろ過片11と平行となるように配置される一対の側板体217を有している。
そして、該一対の側板体217は、図4に示されるように、ろ過モジュール1を受け入れる収容空間211を間に画成する上、上方に向かって開口する上部開口211aが形成されるのみならず、横方向D3に沿って両サイドに向かってろ過モジュール1が通過できる側部開口211bが更に形成されている。
また、側板体217には、図4に示されるように、収容空間211と連通している少なくとも1つの貫孔212と、収容空間211の反対側である外側へ突起する案内ユニット214と、を有し、案内ユニット214には、少なくとも1つの案内部218が形成されている。
フレームユニット21の案内ユニット214は、図2及び図4に示されるように、それぞれ高さ方向D2に沿って延伸するように側板体217から外側へ突起する一対の案内壁213を有し、また、1つの案内部218として、一対の案内壁213にそれぞれ側板体217から突起する先端縁から、収容空間211側及び上部開口211a側に向かって傾斜して延伸する一対の案内溝219を有している。
1つの案内部218が有する一対の案内壁213にそれぞれ形成された1対の案内溝219は、互いに対応し、横方向D3において略平行となるように配置形成されている。
当接ユニット22は、図2及び図4に示されるように、支持部221と、支持部221からフレームユニット21の側板体217に延伸する当接突起222と、すべての案内部218とそれぞれ対応する被案内部223と、を有している。
各当接突起222は、フレームユニット21の側板体217の外側に可動的に配置されていると共に、すべての貫孔212とそれぞれ対応し、且つ、当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動しないロック状態にする際に、それぞれ対応する貫孔212を経由して収容空間211内に進入して収容空間211内に収容されるろ過モジュール1に当接することができるように構成される。
各被案内部223は、それぞれ対応する案内部218と対応且つ連動することにより、該当接ユニット22とフレームユニット21とが相対移動可能な方向を案内するように構成されている。
また、当接ユニット22が有する1つの被案内部223として、横方向D3に沿って延伸する1つのガイドロッド225を有している。該ガイドロッド225は、対応する案内部218が有する一対の案内溝219に同時に嵌入すると共に、該案内溝219の延伸方向に沿って、当接ユニット22と共にフレームユニット21に対して相対移動可能に取り付けられている。
ロックユニット23は、図2〜図4に示されるように、外ネジ(図示せず)を有する複数のロック手段231を有し、且つ、フレームユニット21及び当接ユニット22を、当接ユニット22の各当接突起222がそれぞれ対応する貫孔212を経由して収容空間211内に進入して収容空間211内に収容されるろ過モジュール1に当接する位置で、当接ユニット22をフレームユニット21に対して可動しないロック状態で固定する。
フレームユニット21には、上部開口211aに近い箇所に、複数のロック手段231が挿入する複数の貫通孔215が形成されている。そして、当接ユニット22は、それぞれ各貫通孔215に対応していて、外ネジに対応する内ネジを備えた柱孔226が内設されている複数の固定柱225を更に具えている。
フレームユニット21に形成された複数の貫通孔215と、当接ユニット22に形成された複数の固定柱225の柱孔226とは、当接ユニット22の各当接突起222がそれぞれ対応する貫孔212を経由して収容空間211内に進入して収容空間211内に収容されるろ過モジュール1に当接する位置で、互いに対応してロック手段231により一斉に挿通されてロック状態となる。
すなわち、各ロック手段231は、それぞれ対応する貫通孔215を径由して対応する固定柱225の柱孔226に螺合締結すると、固定柱225をフレームユニット21の貫通孔215に近くさせると共に、当接ユニット22を案内溝219に沿ってフレームユニット21に対して収容空間211に向かって相対移動させる。そして、各当接突起222は、対応する貫孔212に挿通されていて、貫孔212に最も近いろ過片11のエッジ部111に当接され、当接ユニット22がフレームユニット21と共に、ろ過モジュール1を保持させる。
また、ロック手段231は、当接ユニット22に形成された複数の固定柱225の柱孔226から取り外されると、当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動するリリース状態に切り替えられるようになっている。そして、ろ過片11を取り替える作業を実行することができる。
本実施形態では、保持機構2は、図2及び図4に示されるように、ろ過モジュール1を保持する際に、ろ過片11が収容空間211から上部開口211aを径由して逸脱することを防止するために、それぞれ横方向D3に沿って間隔をあけるように配置され、且つ、上部開口211aを横断するように掛け渡されている2つの着脱自在な止め手段24aを更に具えている。
また、この実施形態において、収容空間211の上部開口211aに配置される止め手段24aの他に、収容空間211の側部開口211bを横断するように掛け渡されている止め手段24bをも配置している。
また、各止め手段24aには、図7に示されるように、収容空間211に延伸し、且つ、各ろ過片11のエッジ部111を押し止めるように配置構成されている押止部241を更に有している。
ろ過片11を取り替える作業を実行する場合、止め手段24aが収容空間211の上部開口211aに配置されているため、水ろ過装置10を水面下から吊り上げることなく、水面下において当接ユニット22がフレームユニット21に対してロック状態からリリース状態に切り替えて、そして止め手段24aを外し、ろ過片11を容易に取り出すことができる。
また、本実施形態では、フレームユニット21は、図2及び図4に示されるように、上部開口211a及び側部開口211b両方の開口縁に導水管3を保持する固定フレーム216を更に具えている。そして、導水管3は、固定手段5により固定フレーム216に保持することができる。
導水管3は、可撓性を有する送水管(図示せず)を用いて、ろ過片11のエッジ部111aに取り付けられている連接管112と連通する複数の導水支管32を更に具えている。
また、導水管3の一端がポンプ(図示せず)と接続され、そしてポンプを利用してろ過モジュール1の内空間にあるろ過された水を連接管112と送水管と導水支管32と導水管3とを順番に経由して出力させることができる。
曝気モジュール4は、収容空間211にある汚水を攪拌していて各ろ過片11の中央部と隣のろ過片11の中央部との間にある内空間に進入させるように配置されるものであり、且つ、図4に示されるように、フレームユニット21の高さ方向D2の下側に支持スタンド41と、空気を供給する少なくとも1つの曝気孔423を有するL字形状の曝気管42と、を具えている。
また、フレームユニット21には、下方に向かうと共に、曝気管42の少なくとも1つの曝気孔423に面するように開口する底部開口211cを具えている。
支持スタンド41は、高さ方向D2に沿って延伸している空気通路411を有している。且つ、該空気通路411は、フレームユニット21の底部開口211cを連通する上端開口411aが開口され、一方、上端開口411aの反対側に下端開口411bが開口されている。
また、曝気孔423は、ろ過モジュール1の高さ方向D2の下側から、底部開口211cを経由して各ろ過片11に対して空気を供給している。
該L字形状の曝気管42は、図3及び図4に示されるように、垂直セクション421と、平行セクション422と、を区分されている。
垂直セクション421は、いずれか1つのフレームユニット21の高さ方向D2に延伸する周縁と略平行とすると共に、一端が空気供給装置(図示せず)を接続し、他端が平行セクション422を接続している。
平行セクション422は、垂直セクション421を接続し、支持スタンド41内にろ過モジュール1と間隔をあけていて、空気通路411の下側にフレームユニット21の横方向D3と略平行となるように配置されると共に、支持スタンド41にある空気通路411の下端開口411bに面する少なくとも1つの曝気孔423を有している。
そして、曝気管42により空気通路411を経由してろ過モジュール1に供給された空気は、下から上へ上昇する空気の気泡を利用して各ろ過片11に付着する汚泥などを気泡で取り除くことで、各ろ過片11が水をろ過する効果を維持することができる。
総括すると、本考案の水ろ過装置10は、ろ過モジュール1を受け入れる収容空間211を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口211aが形成されたフレームユニット21と、フレームユニット21の隣に可動的に配置されている当接ユニット22と、当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動しないロック状態及び当接ユニット22がフレームユニット21に対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニット23と、を備えた保持機構2を用いて、ろ過片11の破損あるいはろ過片11の更新などの原因でろ過片11を取り替えることを行う場合に、水ろ過装置10を水面下から吊り上げることなく、水面下においてロックユニット23を制御して、当接ユニット22がフレームユニット21からリリースすることによって、ろ過片11をフレームユニット21の上部開口211aを通して取り出すことができる。
そのため、水ろ過装置10が損壊されてしまう可能性を低くすることができる。さらに、水ろ過装置10のろ過片11の取り替える工程を簡単化する目的を達成することができ、メーンテナンスのコストを大いに低減することができる。
上記実施形態のように、本考案は、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記のように記載された構成によって、本考案の水ろ過装置は、ろ過モジュールを受け入れる収容空間を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口が形成されたフレームユニットと、フレームユニットの隣に可動的に配置されている当接ユニットと、フレームユニット及び当接ユニットを、当接ユニットがフレームユニットに対して可動しないロック状態に固定することができ、且つ、当接ユニットがフレームユニットに対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニットと、を備えた保持機構を用いて、ろ過片の破損あるいはろ過片の更新によりろ過片を取り替える場合に、水ろ過装置を水面下から吊り上げる必要がなく、水面下においてロックユニットを調節して、当接ユニットがフレームユニットに対してリリースすることによって、ろ過片をフレームユニットの上部開口を径由して取り出すことができる。
なお、ろ過片を取り替える際に、水ろ過装置を水面下から吊り上げる作業が不要であるため、水ろ過装置が損壊されてしまう恐れを避けることができる。さらに、水ろ過装置のろ過片の取り替える工程を簡単化することができ、コストをも低減することができる。そのため、産業上の利用可能性がある。
1 ろ過モジュール
11 ろ過片
111 エッジ部
112 連接管
2 保持機構
21 フレームユニット
211 収容空間
211a 上部開口
211b 側部開口
211c 底部開口
212 貫孔
213 案内壁
214 案内ユニット
215 貫通孔
216 固定フレーム
217 側板体
218 案内部
219 案内溝
22 当接ユニット
221 支持部
222 当接突起
223 被案内部
224 ガイドロッド
225 固定柱
226 柱孔
23 ロックユニット
231 ロック手段
24a 止め手段
24b 止め手段
241 押止部
3 導水管
32 導水支管
4 曝気モジュール
41 支持スタンド
411 空気通路
411a 上端開口
411b 下端開口
42 曝気管
421 垂直セクション
422 平行セクション
423 曝気孔
5 固定手段
10 水ろ過装置
D1 幅方向
D2 高さ方向
D3 横方向
9 従来の水ろ過装置
91 フレームユニット
911 側フレーム
92 ろ過片
93 曝気手段
94 保持ロッド

Claims (7)

  1. 所定の高さ方向及び前記高さ方向と略直交する横方向に沿って板状に延伸する複数のろ過片が、前記高さ方向及び前記横方向の両方と略直交する幅方向に沿って、間隔を置いて互いに略平行に配列されているろ過モジュールを有する水ろ過装置において、前記ろ過モジュールを保持するように使用された保持機構であって、
    前記ろ過モジュールを受け入れる収容空間を画成すると共に、上方に向かって開口する上部開口が形成されたフレームユニットと、前記フレームユニットの隣に可動的に配置されている当接ユニットと、前記フレームユニット及び前記当接ユニットを、前記当接ユニットが前記フレームユニットに対して可動しないロック状態に固定することができ、且つ、前記当接ユニットが前記フレームユニットに対して可動するリリース状態に切り替えることができるロックユニットと、を具え、
    前記フレームユニットは、前記収容空間内に収容される前記ろ過モジュールの前記複数のろ過片と平行となるように配置される側板体を有し、前記側板体には、前記収容空間と連通している少なくとも1つの貫孔と、前記収容空間の反対側である外側へ突起する案内ユニットと、を有し、前記案内ユニットには、少なくとも1つの案内部が形成されており、
    前記当接ユニットは、前記フレームユニットの前記側板体の前記外側に可動的に配置されていると共に、すべての前記貫孔とそれぞれ対応する当接突起と、すべての前記案内部とそれぞれ対応する被案内部と、を有し、各前記当接突起は、それぞれ対応する前記貫孔を経由して前記収容空間内に進入して前記収容空間内に収容される前記ろ過モジュールに当接することができるように構成され、各前記被案内部は、それぞれ対応する前記案内部と対応し且つ連動することにより、該当接ユニットと前記フレームユニットとが相対移動可能な方向へ案内するように構成されており、
    前記ロックユニットは、前記フレームユニット及び前記当接ユニットを、前記当接ユニットの各前記当接突起がそれぞれ対応する前記貫孔を経由して前記収容空間内に進入して前記収容空間内に収容される前記ろ過モジュールに当接する位置で、前記当接ユニットを前記フレームユニットに対して可動しない前記ロック状態で固定する
    ことを特徴とする保持機構。
  2. 前記フレームユニットの前記案内ユニットは、それぞれ前記高さ方向に沿って延伸するように前記側板体から前記外側へ突起する一対の案内壁を有し、1つの前記案内部として、前記一対の案内壁にそれぞれ前記側板体から突起する先端縁から、前記収容空間側及び前記上部開口側に向かって傾斜して延伸する一対の案内溝を有しており、
    さらに、1つの前記案内部が有する前記一対の案内壁にそれぞれ形成された前記1対の案内溝は、互いに対応し、前記横方向において略平行となるように配置形成されており、
    前記当接ユニットが有する1つの前記被案内部として、前記横方向に沿って延伸する1つのガイドロッドを有しており、該ガイドロッドは対応する前記案内部が有する前記一対の案内溝に同時に嵌入すると共に、該案内溝の延伸方向に沿って、前記当接ユニットと共に前記フレームユニットに対して相対的に移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持機構。
  3. 前記ロックユニットは、外ネジを有する複数のロック手段を有しており、
    前記フレームユニットには、前記上部開口に近い箇所に、前記複数のロック手段が挿入する複数の貫通孔が形成され、
    前記当接ユニットは、それぞれ各前記貫通孔に対応していて、前記外ネジに対応する内ネジを備えた柱孔が内設されている複数の固定柱を更に具えており、
    更に、前記フレームユニットに形成された前記複数の貫通孔と、前記当接ユニットに形成された前記複数の固定柱の前記柱孔とは、
    前記当接ユニットの各前記当接突起がそれぞれ対応する前記貫孔を経由して前記収容空間内に進入して前記収容空間内に収容される前記ろ過モジュールに当接する位置で、互いに対応して前記ロック手段により一斉に挿通されて前記ロック状態となり、
    前記ロック手段が前記当接ユニットに形成された前記複数の固定柱の前記柱孔から取り外されると、前記当接ユニットが前記フレームユニットに対して可動するリリース状態に切り替えられるように配置構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持機構。
  4. それぞれ前記横方向に沿って間隔をあけるように配置され、且つ、前記上部開口を横断するように掛け渡されている2つの着脱自在な止め手段を更に具えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持機構。
  5. 所定の高さ方向及び前記高さ方向と略直交する横方向に沿って板状に延伸する複数のろ過片が、前記高さ方向及び前記横方向の両方と略直交する幅方向に沿って、間隔を置いて互いに略平行に配列されているろ過モジュールと、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の保持機構と、を備えている
    ことを特徴とする水ろ過装置。
  6. 各前記ろ過片は、比較的薄い中央部と、前記高さ方向に沿って延伸する周縁に、前記中央部より厚いエッジ部と、を有しており、
    各前記ろ過片の前記エッジ部には、該ろ過片の中央部と隣のろ過片の中央部との間にある内空間の水を吸い出す連接管がそれぞれ取り付けられ、
    前記連接管は、前記内空間から水を吸い出して前記フレームユニットに取り付けられる導水管に注入し、
    前記導水管は、更にポンプと接続され、前記ポンプからろ過済みの水を出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の水ろ過装置。
  7. 前記ろ過モジュールの前記高さ方向の下側から、各前記ろ過片に対して空気を供給する少なくとも1つの曝気孔を有している曝気モジュールを更に備え、
    前記フレームユニットには、下方に向かうと共に、前記曝気モジュールの前記少なくとも1つの曝気孔に面するように開口する底部開口を更に具えている
    ことを特徴とする請求項5に記載の水ろ過装置。
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