JP3219876U - ぬか漬け容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で長期に亘り漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵することができるぬか漬け容器を提供する。
【解決手段】ぬか漬け容器10は、ぬか床容器20の内部を覆うように形成された水分を吸収する機能を有するコアマット30を有している。コアマット30は、ぬか床Nに排出された野菜Yの水分を吸収し、ぬか床Nの水分を分離する機能を有している。ぬか漬け容器10は、ぬか床Nがぬか床容器20の内部に貯蔵され、且つ、野菜Yがぬか床Nに漬けられている状態において、ぬか床Nがコアマット30で覆われることにより、野菜Yの水分がぬか床Nに広く排出された野菜Yの水分が、コアマット30に吸収される。
【選択図】図1

Description

本考案は、ぬか漬け容器に関する。
ぬか漬けは、ぬか床に野菜を漬けて野菜に含まれている乳酸菌や酵母をぬか床で繁殖させ、そこで生まれる酸味や旨味を野菜に染み込ませるものである。ぬか漬けで大切な働きをする乳酸菌は、条件的嫌気性細菌であり、酸素があってもなくてもよい細菌である。ぬか床は、例えば25℃以上になると発酵が進行するという問題があり、例えば、漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵する方法として専用の貯蔵庫を使用するものが開示されている。
特開2005−237205号公報
上記の専用の貯蔵庫は、複雑で構成でありコスト的にも問題があり、簡易な構造で長期に亘り漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵できるものが求められていた。
本考案は、こうした点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で長期に亘り漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵することができるぬか漬け容器を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係るぬか漬け容器は、ぬか床と、前記ぬか床を貯蔵するぬか床容器を有し、前記ぬか床が前記ぬか床容器の内部に貯蔵された状態で、前記ぬか床に野菜を漬けてぬか漬けを作るぬか漬け容器であって、前記ぬか床容器の内部を覆うように形成された中蓋を有し、前記中蓋は、水分を吸収する機能を有し、前記ぬか床が前記ぬか床容器の内部に貯蔵され、且つ、前記野菜が前記ぬか床に漬けられている状態で、前記中蓋が、前記ぬか床を覆うことで、前記ぬか床に排出された前記野菜の水分が前記中蓋に吸収されることを特徴とする。
本考案に係るぬか漬け容器の態様について、前記ぬか床容器の内部を覆うように形成された前記中蓋は、コアマットで形成されていることが好ましい。
本考案に係るぬか漬け容器の態様について、前記コアマットの上面に冷却された部材が、載置されていることが好ましい。また、前記冷却された部材は、内部の水が冷凍されているペットボトルであることが好ましい。
本考案に係るぬか漬け容器の態様について、本体ケースを有し、前記本体ケースは、蓋を有し、前記ぬか床容器を収納するように形成されていることが好ましい。
本考案によれば、簡易な構造で長期に亘り漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵することができるぬか漬け容器を提供することができる。
実施形態のぬか漬け容器の一例を示す模式図である。
以下、本考案のぬか漬け容器について図1を用いて説明する。図1(a)は、実施形態のぬか漬け容器10の概略を示す模式図であり、図1(b)は、ぬか床Nと野菜Yが含まれているぬか床容器20とコアマット30とペットボトルPを示す参考図である。
ぬか漬け容器10は、ぬか床Nと、ぬか床Nを貯蔵するぬか床容器20を有し、ぬか床Nがぬか床容器20の内部に貯蔵された状態で、ぬか床Nに野菜Yを漬けてぬか漬けを作るものである。
ぬか漬け容器10は、ぬか床容器20の内部を覆うように形成された水分を吸収する機能を有する中蓋の一例であるコアマット30を有している。コアマット30は一例でありこれに限定されず中蓋として水分を吸収する機能を有するものであれよく適宜最適なものを選択すればよい。
中蓋の一例としてのコアマット30は、例えば、ポリプロピレン樹脂を主素材とし上面が粗、底面が密の立体ヘチマ状構造体であり、コアマット30の空洞の穴の中に水分が吸収される構造である。このようなコアマット30は、ぬか床Nに排出された野菜Yの水分を吸収し、ぬか床Nの水分を分離する機能を有している。
すなわち、ぬか漬け容器10は、ぬか床Nがぬか床容器20の内部に貯蔵され、且つ、野菜Yがぬか床Nに漬けられている状態において、ぬか床Nがコアマット30で覆われることにより、野菜Yの水分がぬか床Nに広く排出された野菜Yの水分が、コアマット30に吸収されることになる。
野菜Yから水分がぬか床Nに排出され、この水分が多くなり、ぬか床Nが柔らかくなり、ぬか床Nを痛めるということが起き得るが、上記のコアマット30を用いたぬか漬け容器10は、コアマット30の空洞の穴の中に水分を吸収し、この水分がぬか床Nと分離され、ぬか床は適度な硬さで保たれ、腐り難いぬか床Nにすることができる。
ぬか漬け容器10は、コアマット30の上面に、冷却された部材、この例においては、内部の水が冷凍されているペットボトルPが載置されるようにして使用するとよい。内部の水が冷凍されているこのペットボトルPは、コアマット30の上面を押さえる重しとしての機能も兼ねることができる。
また、ぬか漬け容器10は、この例において、蓋40aを有する本体ケース40を有しており、この本体ケース40は、ぬか床容器20を収納するように形成されている。
上記のぬか漬け容器10は、ぬか床Nが腐り難い構成であり、例えば数日の小旅行などでも放置していてもよい。例えば、約2年間の開発において実験を繰り返した結果、外気温36度で2日間約50時間そのまま放置しても、ぬか床Nは腐らないという結果がでている。また、外気温35℃から37℃度で冷却された部材を入れ替え5日間の後においてもで腐らないという結果がでている。このような特徴を有するぬか漬け容器10は、多忙な人にとって使い勝手のよいものといえる。
上記の構成を有するぬか漬け容器10は、重さも兼ねたコアマット30の上に、水を入れ冷凍したペットボトルを置くことでコアマット30の空洞の中に野菜Yからでてくる水分を吸収し、ぬか床Nの緩みを防ぎ、善玉菌が確保される。
すなわち、ぬか床Nの中で乳酸菌、酵母などが発酵することでビタミン、ミネラルなどが豊富であり、その栄養を野菜Yが吸収して、野菜Yの栄養素を例えば、7倍から10倍にして美味しい漬物ができるということが可能となる。なお、ぬか床Nが、緩くなるのを抑制するために、例えば市販のぬか床の素を塩加減をしながら足すことでより効果的に美味しく馴染みやすいものにすることができる。
上記のぬか漬け容器10は、冷蔵庫に入れて管理する必要がなく、夏場に2日間、混ぜなくて外に放置してもぬか床Nが腐らないという画期的な効果を有しており、例えば、冷蔵庫の中の温度は10℃程度であり、ぬか床Nは仮死状態で保管されていうことになるが、ぬか漬け容器10は、ぬか床の温度をひんやりと心地よい冷たさである18℃から20℃に保つことができる。
すなわち、ぬか漬け容器10は、外気温が35℃から37℃であっても、15℃から16℃に保ちぬか床Nを生かすことができるものである。通常であればぬか床Nは、野菜Yからでる多くの水分が、ぬか床N全体にに広がり、ぬか床Nの全てが緩くなり野菜Yのうまみが失われるということが起こり得るが、本考案のぬか漬け容器10は、多くの水分がコアマット30に吸収され、全体のぬか床N全体の緩みを防ぎ美味しくすることができる。
さらに説明すると、ぬか床Nは、暑い夏時期には、1日最低2回はかき回す必要があり、1回でも混ぜる事を忘れると美味しくできているぬか床Nの全てが駄目になるということが起こり得る。しかし、ぬか漬け容器10を用いることで、例えば1日、2日などの期間忘れていても何の心配も要らないという優れたものである。また、空いているペットボトルPに、水を入れ冷凍して重たくなったこのペットボトルPを重しに利用することでぬか床Nが効果的に冷やされ、この結果ぬか床Nの変色を防ぐことができ、コアマット30を中板とすることでペットボトルPの重さを平均にすることができる。
本考案のぬか漬け容器10は、上記のとおり簡易な構造で長期に亘り漬物用ぬか床を変質させることなく貯蔵することができるものである。すなわち、ぬか漬け容器10は、コアマット30の空洞の中に野菜Nからでた水分を一時的に保管することができ、ぬか床Nとこの水分を分離するという優れた役目を果たすことができ、このような効果により、ぬか床Nが腐り難くまたぬか床Nの美味しさを保つことができるという顕著な効果を有している。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本願の実用新案請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味に拡張して実施することができる。
また、本考案のぬか漬け容器は、大きさ、形状、素材の種類、厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
10 ぬか漬け容器
20 ぬか床容器
30 コアマット
40 本体ケース
40a 蓋
N ぬか床
Y 野菜
P ペットボトル

Claims (5)

  1. ぬか床と、前記ぬか床を貯蔵するぬか床容器を有し、前記ぬか床が前記ぬか床容器の内部に貯蔵された状態で、前記ぬか床に野菜を漬けてぬか漬けを作るぬか漬け容器であって、
    前記ぬか床容器の内部を覆うように形成された中蓋を有し、
    前記中蓋は、水分を吸収する機能を有し、
    前記ぬか床が前記ぬか床容器の内部に貯蔵され、且つ、前記野菜が前記ぬか床に漬けられている状態で、前記中蓋が、前記ぬか床を覆うことで、前記ぬか床に排出された前記野菜の水分が前記中蓋に吸収されることを特徴とするぬか漬け容器。
  2. 前記ぬか床容器の内部を覆うように形成された前記中蓋は、コアマットで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のぬか漬け容器。
  3. 前記コアマットの上面に冷却された部材が、載置されていることを特徴とする請求項2に記載のぬか漬け容器。
  4. 前記冷却された部材は、内部の水が冷凍されているペットボトルであることを特徴とする請求項3に記載のぬか漬け容器。
  5. 本体ケースを有し、
    前記本体ケースは、蓋を有し、前記ぬか床容器を収納するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のぬか漬け容器。
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