JP3219774U - 安全防護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】建造物の中に設置し、地震が発生すると人体を保護することができる安全防護装置を提供する。【解決手段】所定の収容空間117を内側に画成するメインフレーム11と、両端部134がそれぞれメインフレーム11に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133がメインフレーム11から離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニット(13a、13b)を複数有している保護フレーム(10a、10b、10c)と、を備えている。【選択図】図2
Description
本考案は安全防護装置に関し、特に地震に伴う建造物倒壊などの危険から人を保護することができる安全防護装置に関する。
近年、世界各地で巨大地震が頻発している。地震が起こると、場合によって建造物が倒壊し、室内で人が圧死する危険がある。そのため、地震に伴う建物の倒壊から人を保護するために、建造物の中に各種の安全防護装置を設置することが注目されつつある。
図1に示されるように、特許文献1に記載さた従来の安全防護装置9は、底面部91と、底面部91との間に避難空間94が画成される板状の天面部92と、底面部91と天面部92との間に天面部92を支えるように配置され、水平方向における断面がH字形状の鋼からなる複数の支持部93と、を備えている立体状の構造物である。また、従来の安全防護装置9は、断面H字形状の鋼からなる複数の支持部93を用いて、該従来の安全防護装置9の構造を強化することができ、地震発生時に上から落下する屋根等の重量物に対する耐圧性を増加させることができる。
よって、地震が発生しても従来の安全防護装置9の避難空間94内に逃げ込むことによって、避難する人を保護することができる。
図1に示されるように、特許文献1に記載さた従来の安全防護装置9は、底面部91と、底面部91との間に避難空間94が画成される板状の天面部92と、底面部91と天面部92との間に天面部92を支えるように配置され、水平方向における断面がH字形状の鋼からなる複数の支持部93と、を備えている立体状の構造物である。また、従来の安全防護装置9は、断面H字形状の鋼からなる複数の支持部93を用いて、該従来の安全防護装置9の構造を強化することができ、地震発生時に上から落下する屋根等の重量物に対する耐圧性を増加させることができる。
よって、地震が発生しても従来の安全防護装置9の避難空間94内に逃げ込むことによって、避難する人を保護することができる。
しかしながら、上記のように、従来の安全防護装置は、断面がH字形状の鋼からなる複数の支持部を用いて装置全体の耐圧性を増加させることができるが、地震による落下物からの衝撃を受けると、板状の天面部が瞬間的な衝撃を受けて耐衝撃性が不足する可能性があり、避難する人を収容するための避難空間が変形してしまう危険性がある。そのため、従来の安全防護装置の構造の設計にはなおも改善の余地がある。
よって、本考案は上記問題点に鑑みて、上記欠点を解決できる安全防護装置を提供することを目的とする。
よって、本考案は上記問題点に鑑みて、上記欠点を解決できる安全防護装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は以下の安全防護装置を提供する。
即ち、所定の収容空間を内側に画成するメインフレームと、両端部がそれぞれ前記メインフレームに接続されていると共に、該両端部の間にある中間部がメインフレームから離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備える。
また本考案は、以下の安全保護装置を提供する。
即ち、略垂直に延伸する少なくとも1つの支持部と、前記支持部の上端に連結されている上枠部と、を有し、該支持部と上枠部との間に収容空間が画成されるメインフレームと、 両端部がそれぞれ前記上枠部に接続されていると共に、該両端部の間にある中間部が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備える。
即ち、所定の収容空間を内側に画成するメインフレームと、両端部がそれぞれ前記メインフレームに接続されていると共に、該両端部の間にある中間部がメインフレームから離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備える。
また本考案は、以下の安全保護装置を提供する。
即ち、略垂直に延伸する少なくとも1つの支持部と、前記支持部の上端に連結されている上枠部と、を有し、該支持部と上枠部との間に収容空間が画成されるメインフレームと、 両端部がそれぞれ前記上枠部に接続されていると共に、該両端部の間にある中間部が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備える。
上記構成によれば、本考案の安全防護装置は、収容空間を内側に画成するメインフレームの上側にアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレームを設けることによって、地震による落下物からの衝撃を緩和することができると共に、メインフレームが損壊する可能性が低くなっている。
また、メインフレームの水平方向の外側に設けられた保護フレームは、メインフレームの上側に設けられた保護フレームが受けた衝撃を分散に吸収し、避難する人を収容保護するためのメインフレームの収容空間が変形することを防止することができる。そのため、避難する人の命の安全を確保することができる。
また、メインフレームの水平方向の外側に設けられた保護フレームは、メインフレームの上側に設けられた保護フレームが受けた衝撃を分散に吸収し、避難する人を収容保護するためのメインフレームの収容空間が変形することを防止することができる。そのため、避難する人の命の安全を確保することができる。
図2〜図4を参照して本考案の第1の実施形態を説明する。ここで、図2は本考案に係る安全防護装置1の第1の実施形態が示される斜視図であり、図3は該第1の実施形態の安全防護装置1を説明する分解斜視図であり、また、図4は該第1の実施形態の安全防護装置1は、カバーシートユニット20とファスナーユニット30とを有することを説明する模式的斜視図である。
図2と図3に示されるように、本考案に係る安全防護装置1は、地震発生時に人が避難する収容空間117を内側に画成するメインフレーム11と、少なくとも1つ(この実施形態では5つ)の保護フレーム10と、を備えている。
保護フレーム10は、両端部134がそれぞれメインフレーム11に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133がメインフレーム11から離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している。また、保護フレーム10は、メインフレーム11に取り付けられても一体成形されても良い。
本実施形態では、メインフレーム11と、保護フレーム10とは、ステンレス鋼からなっている。勿論、ここでこれらの材質はステンレス鋼に限定されず、他の鋼材も適用可能である。更に、アーチ状に隆起するアーチフレームユニットは、図2〜図4に示されるような半円形アーチに限らず、例えば、馬蹄形アーチ、尖頭形アーチ、オジーアーチなどであることができる。すなわち、各アーチフレームユニットの形状に関しては、完全なアーチ状に形成される必要はなく、力学的に構造強化効果が得られる各種のアーチ形状または擬似アーチ形状から選択して適用することも可能である。
メインフレーム11は、略垂直に延伸する少なくとも1つの支持部113と、前記支持部113の上端に連結されている上枠部112と、を有し、該支持部113と上枠部112との間に収容空間117が画成されている。
本実施形態では、メインフレーム11は、長方体である。勿論、ここで長方体に限定されず、例えば、三角柱体、菱形柱体、五角柱体、六角柱体、八角柱体といった多辺形柱体あるいは円柱体、楕円柱体、半円柱体、半楕円柱体といった曲線形柱体でも良い。
また、本実施形態では、各保護フレーム10としては、メインフレーム11の上端に取り付けられる上保護フレーム10aと、メインフレーム11の側端に取り付けられる側保護フレーム10bと、メインフレーム11の下端に取り付けられる下保護フレーム10cの3種類が用いられている。
上保護フレーム10aは、両端部134がそれぞれ上枠部112に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニット13aを複数有している。
更に、上保護フレーム10aが有する各上アーチフレームユニット13は、それぞれの中間部133が重なるように放射状に配列されて該保護フレーム10全体が略ドーム状になっている。
このような略ドーム状の上アーチフレームユニット13を複数有する上保護フレーム10aによって、地震による落下物からの衝撃を緩和させることができると共に、人が避難する収容空間117を有するメインフレーム11が破壊される可能性を低減することができる。
また、側保護フレーム10bは、両端部134がそれぞれ支持部113に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が水平方向の外側へアーチ状に隆起する側アーチフレームユニット13bを複数有している。
このような略ドーム状の側アーチフレームユニット13bを複数有する保護フレーム10によって、メインフレーム11の上枠部112に設けられた上アーチフレームユニット13を複数有する保護フレームが受けた衝撃を分散して吸収することができ、安全防護装置1の構造を強化させることができる。
また、メインフレーム11には、上枠部112及び下枠部111に接続するように配置され、メインフレーム11の構造を強化する強化部114と、隣り合う2つの支持部113に接続するように配置される連結部115と、を有している。
そして、本実施形態に係る安全防護装置1は、装置全体の衝撃吸収性能を一層向上させるために、下保護フレーム10cを更に備えている。下保護フレーム10cは、収容空間117の内に配置され、両端部134がそれぞれ強化部114及び連結部115に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が下方へアーチ状に隆起する下アーチフレームユニット13cを複数有している。
また、メインフレーム11は、支持部113の下端に連結されている下枠部111と、放射状に配列されている複数の上アーチフレームユニット13が互いに重なる中間部133と、下枠部111とに、両端がそれぞれ当接するように略垂直に延伸するセンターポール116と、を更に有している。そして、収容空間117は、支持部113と上枠部112と前記下枠部111との間に画成されている。
図4に示されるように、本実施形態に係る安全防護装置1は、収容空間117を覆うように、メインフレーム11及び保護フレーム(上保護フレーム)10に取り付けられているカバーシートユニット20と、カバーシートユニット20をメインフレーム11及び保護フレーム10に固定させるファスナーユニット30と、を更に備えている。
本実施形態では、該カバーシートユニット20は、地震の発生に伴って、火災が引き起こされる可能性があるため、防火シートを採用することができる。そして、該ファスナーユニット30は、例えば、結束バンド、ベルクロ(登録商標)テープなどである。
図5を参照して本考案の第2の実施形態を説明する。ここで、図5は本考案に係る安全防護装置1の第2の実施形態が示される斜視図である。
本考案に係る安全防護装置1の第2の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するが、第1の実施形態に係る安全防護装置1を簡単化及び小型化するように存在している。
本実施形態に係る安全防護装置1は、地震発生時に人が避難する収容空間117を内側に画成するメインフレーム11と、両端部134がそれぞれ上枠部112に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニット13aを複数有している1つの上保護フレーム10aと、を備えている。
また、収容空間117は、支持部113と上枠部112と下枠部111との間に画成されている。該下枠部111には、安全防護装置1の構造強度を向上させるために、互いに交差する2つのポールからなる交差部118が配置されている。
なお、本実施形態に係る安全防護装置1のメインフレーム11は、支持部113の下端に連結されている下枠部111に配置される交差部118と、放射状に配列されている複数のアーチフレームユニットが互いに重なる中間部133とに、両端がそれぞれ当接するように略垂直に延伸するセンターポール116と、を更に有している。
総括すると、本考案に係る安全防護装置1は、収容空間117を内側に画成するメインフレーム11の外側にアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレーム10を設けることによって、メインフレーム11が変形及び損壊されてしまう可能性を低くすることができる。
更に、本考案に係る安全防護装置1のサイズは、ニーズに応じて調整することができる。たとえ1人が避難しても、ドーム状の上アーチフレームユニット13aを複数有している上、保護フレーム10aを設置すれば、地震による落下物からの衝撃を緩和することができる。そのため、本考案に係る安全防護装置1は、簡単に壊れたり破損したりせず、人を保護することができる。
図2と図3に示されるように、本考案に係る安全防護装置1は、地震発生時に人が避難する収容空間117を内側に画成するメインフレーム11と、少なくとも1つ(この実施形態では5つ)の保護フレーム10と、を備えている。
保護フレーム10は、両端部134がそれぞれメインフレーム11に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133がメインフレーム11から離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している。また、保護フレーム10は、メインフレーム11に取り付けられても一体成形されても良い。
本実施形態では、メインフレーム11と、保護フレーム10とは、ステンレス鋼からなっている。勿論、ここでこれらの材質はステンレス鋼に限定されず、他の鋼材も適用可能である。更に、アーチ状に隆起するアーチフレームユニットは、図2〜図4に示されるような半円形アーチに限らず、例えば、馬蹄形アーチ、尖頭形アーチ、オジーアーチなどであることができる。すなわち、各アーチフレームユニットの形状に関しては、完全なアーチ状に形成される必要はなく、力学的に構造強化効果が得られる各種のアーチ形状または擬似アーチ形状から選択して適用することも可能である。
メインフレーム11は、略垂直に延伸する少なくとも1つの支持部113と、前記支持部113の上端に連結されている上枠部112と、を有し、該支持部113と上枠部112との間に収容空間117が画成されている。
本実施形態では、メインフレーム11は、長方体である。勿論、ここで長方体に限定されず、例えば、三角柱体、菱形柱体、五角柱体、六角柱体、八角柱体といった多辺形柱体あるいは円柱体、楕円柱体、半円柱体、半楕円柱体といった曲線形柱体でも良い。
また、本実施形態では、各保護フレーム10としては、メインフレーム11の上端に取り付けられる上保護フレーム10aと、メインフレーム11の側端に取り付けられる側保護フレーム10bと、メインフレーム11の下端に取り付けられる下保護フレーム10cの3種類が用いられている。
上保護フレーム10aは、両端部134がそれぞれ上枠部112に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニット13aを複数有している。
更に、上保護フレーム10aが有する各上アーチフレームユニット13は、それぞれの中間部133が重なるように放射状に配列されて該保護フレーム10全体が略ドーム状になっている。
このような略ドーム状の上アーチフレームユニット13を複数有する上保護フレーム10aによって、地震による落下物からの衝撃を緩和させることができると共に、人が避難する収容空間117を有するメインフレーム11が破壊される可能性を低減することができる。
また、側保護フレーム10bは、両端部134がそれぞれ支持部113に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が水平方向の外側へアーチ状に隆起する側アーチフレームユニット13bを複数有している。
このような略ドーム状の側アーチフレームユニット13bを複数有する保護フレーム10によって、メインフレーム11の上枠部112に設けられた上アーチフレームユニット13を複数有する保護フレームが受けた衝撃を分散して吸収することができ、安全防護装置1の構造を強化させることができる。
また、メインフレーム11には、上枠部112及び下枠部111に接続するように配置され、メインフレーム11の構造を強化する強化部114と、隣り合う2つの支持部113に接続するように配置される連結部115と、を有している。
そして、本実施形態に係る安全防護装置1は、装置全体の衝撃吸収性能を一層向上させるために、下保護フレーム10cを更に備えている。下保護フレーム10cは、収容空間117の内に配置され、両端部134がそれぞれ強化部114及び連結部115に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が下方へアーチ状に隆起する下アーチフレームユニット13cを複数有している。
また、メインフレーム11は、支持部113の下端に連結されている下枠部111と、放射状に配列されている複数の上アーチフレームユニット13が互いに重なる中間部133と、下枠部111とに、両端がそれぞれ当接するように略垂直に延伸するセンターポール116と、を更に有している。そして、収容空間117は、支持部113と上枠部112と前記下枠部111との間に画成されている。
図4に示されるように、本実施形態に係る安全防護装置1は、収容空間117を覆うように、メインフレーム11及び保護フレーム(上保護フレーム)10に取り付けられているカバーシートユニット20と、カバーシートユニット20をメインフレーム11及び保護フレーム10に固定させるファスナーユニット30と、を更に備えている。
本実施形態では、該カバーシートユニット20は、地震の発生に伴って、火災が引き起こされる可能性があるため、防火シートを採用することができる。そして、該ファスナーユニット30は、例えば、結束バンド、ベルクロ(登録商標)テープなどである。
図5を参照して本考案の第2の実施形態を説明する。ここで、図5は本考案に係る安全防護装置1の第2の実施形態が示される斜視図である。
本考案に係る安全防護装置1の第2の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するが、第1の実施形態に係る安全防護装置1を簡単化及び小型化するように存在している。
本実施形態に係る安全防護装置1は、地震発生時に人が避難する収容空間117を内側に画成するメインフレーム11と、両端部134がそれぞれ上枠部112に接続されていると共に、該両端部134の間にある中間部133が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニット13aを複数有している1つの上保護フレーム10aと、を備えている。
また、収容空間117は、支持部113と上枠部112と下枠部111との間に画成されている。該下枠部111には、安全防護装置1の構造強度を向上させるために、互いに交差する2つのポールからなる交差部118が配置されている。
なお、本実施形態に係る安全防護装置1のメインフレーム11は、支持部113の下端に連結されている下枠部111に配置される交差部118と、放射状に配列されている複数のアーチフレームユニットが互いに重なる中間部133とに、両端がそれぞれ当接するように略垂直に延伸するセンターポール116と、を更に有している。
総括すると、本考案に係る安全防護装置1は、収容空間117を内側に画成するメインフレーム11の外側にアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレーム10を設けることによって、メインフレーム11が変形及び損壊されてしまう可能性を低くすることができる。
更に、本考案に係る安全防護装置1のサイズは、ニーズに応じて調整することができる。たとえ1人が避難しても、ドーム状の上アーチフレームユニット13aを複数有している上、保護フレーム10aを設置すれば、地震による落下物からの衝撃を緩和することができる。そのため、本考案に係る安全防護装置1は、簡単に壊れたり破損したりせず、人を保護することができる。
上記のように記載された構成によって、本考案に係る安全防護装置1は、メインフレーム11の上枠部112に上アーチフレームユニット13aを複数有している保護フレーム10を用いて、地震発生時に落下する重量物からの衝撃を緩和することができる。
また、メインフレーム11の水平方向の外側に設けられた側アーチフレームユニット13bを複数有している保護フレーム13によって、上アーチフレームユニット13を複数有している保護フレーム10が受けた衝撃を分散吸収し、安全防護装置1の構造強度を向上させることができる。
そのため、避難する人が怪我をしたり圧死する可能性を大いに低減することができる。
また、メインフレーム11の水平方向の外側に設けられた側アーチフレームユニット13bを複数有している保護フレーム13によって、上アーチフレームユニット13を複数有している保護フレーム10が受けた衝撃を分散吸収し、安全防護装置1の構造強度を向上させることができる。
そのため、避難する人が怪我をしたり圧死する可能性を大いに低減することができる。
1 安全防護装置
10 保護フレーム
10a 上保護フレーム
10b 側保護フレーム
10c 下保護フレーム
11 メインフレーム
111 下枠部
112 上枠部
113 支持部
114 強化部
115 連結部
116 センターポール
117 収容空間
118 交差部
13a 上アーチフレームユニット
13b 側アーチフレームユニット
133 中間部
134 両端部
20 カバーシートユニット
30 ファスナーユニット
9 従来の安全防護装置
91 底面部
92 天面部
93 支持部
94 避難空間
10 保護フレーム
10a 上保護フレーム
10b 側保護フレーム
10c 下保護フレーム
11 メインフレーム
111 下枠部
112 上枠部
113 支持部
114 強化部
115 連結部
116 センターポール
117 収容空間
118 交差部
13a 上アーチフレームユニット
13b 側アーチフレームユニット
133 中間部
134 両端部
20 カバーシートユニット
30 ファスナーユニット
9 従来の安全防護装置
91 底面部
92 天面部
93 支持部
94 避難空間
Claims (5)
- 所定の収容空間を内側に画成するメインフレームと、
両端部がそれぞれ前記メインフレームに接続されていると共に、該両端部の間にある中間部が前記メインフレームから離れるように外側へアーチ状に隆起するアーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備えていることを特徴とする安全防護装置。 - 略垂直に延伸する少なくとも1つの支持部と、前記支持部の上端に連結されている上枠部と、を有し、該支持部と上枠部との間に収容空間が画成されるメインフレームと、
両端部がそれぞれ前記上枠部に接続されていると共に、該両端部の間にある中間部が上方へアーチ状に隆起する上アーチフレームユニットを複数有している保護フレームと、を備えていることを特徴とする安全防護装置。 - 前記保護フレームが有する各前記上アーチフレームユニットは、それぞれの中間部が重なるように放射状に配列されて該保護フレーム全体が略ドーム状になっており、
更に、前記収容空間を覆うように、前記メインフレーム及び前記保護フレームに取り付けられているカバーシートを備えていることを特徴とする請求項2に記載の安全防護装置。 - 前記メインフレームは、前記支持部の下端に連結されている下枠部と、放射状に配列されている前記複数の上アーチフレームユニットが互いに重なる前記中間部と、前記下枠部とに、両端がそれぞれ当接するように略垂直に延伸するセンターポールと、を更に有しており、
前記収容空間は、前記支持部と前記上枠部と前記下枠部との間に画成されていることを特徴とする請求項3に記載の安全防護装置。 - 少なくとも1つの前記保護フレームは、両端部がそれぞれ前記支持部に接続されていると共に、該両端部の間にある中間部が水平方向の外側へアーチ状に隆起する側アーチフレームユニットを複数有していることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の安全防護装置。
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2017
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