JP3219538U - 装飾置物 - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚での装飾性以外の新たな付加価値を加えた装飾置物を提供する。
【解決手段】本考案に係る装飾置物は、透明な容器1と、容器内の底側に配置されるディフューザー液2からなる第1層と、第1層の上側に配置されるディフューザー液より比重の小さいミネラルオイル3からなる第2層と、一方の端部がディフューザー液に達し、他方の端部が容器の上方外側に配置されるリード6と、容器内のディフューザー液及びミネラルオイルに浸漬された飾り物4と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本考案に係る装飾置物は、透明な容器1と、容器内の底側に配置されるディフューザー液2からなる第1層と、第1層の上側に配置されるディフューザー液より比重の小さいミネラルオイル3からなる第2層と、一方の端部がディフューザー液に達し、他方の端部が容器の上方外側に配置されるリード6と、容器内のディフューザー液及びミネラルオイルに浸漬された飾り物4と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、ガラス瓶の内部に草花や草木がオイルと共に封入された観賞用の装飾置物に関する。
観賞用に適した生花や葉等の花は草木を特殊液に浸して水分を抜いて保存性を高めたプリザーブドフラワーが知られている。さらに、このようなプリザーブドフラワーは、ガラス瓶の内部に透明なオイル(例えばシリコンオイル)と共に封入して、装飾性及び保存性を高める装飾置物が知られており、ハーバリウム等と称されている。
しかしながら、このような装飾置物は、封入される花、草木の種類、容器の形状に依存し、装飾性の点では、新たな付加価値を加える余地が少ない。
本考案は、視覚での装飾性以外の新たな付加価値を加えた装飾置物を提供することを目的とする。
本考案は、視覚での装飾性以外の新たな付加価値を加えた装飾置物を提供することを目的とする。
本考案に係る装飾置物は、透明な容器と、容器内の底側に配置されるディフューザー液からなる第1層と、第1層の上側に配置されるディフューザー液より比重の小さいオイルからなる第2層と、一方の端部がディフューザー液に達し、他方の端部が前記容器の上方外側に配置されるリードと、容器内のディフューザー液及びオイルに浸漬された飾り物と、を備えていることを特徴とする。
本考案によれば、ディフューザー液層と、それより比重の小さいオイル層の組み合わせとすることにより、比重の違いにより、両者が混ざり合わずに、容器の底側にディフューザー液層、その上側にミネラルオイル層というように、分離して配置される。また、揮発性の芳香を放つディフューザー液層が、容器の下層に分離された状態で配置されるため、リードを通じて、所定量の芳香が持続的に発散される。
本考案の一実施形態に係る装飾置物について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、装飾置物は、ガラス製の容器1にディフューザー液2とミネラルオイル3と共にそれらに浸漬された飾り物4を入れた置物である。
容器1は、おおむね筒状のものであり、無色・透明又は有色・透明のガラス製で構成されている。
容器1の内部には、植物体から抽出した芳香性を有する精油と無水エタノールを含む混合物であるディフューザー液2と、ミネラルオイル3が充填されており、比重の違いにより、容器1の底側にディフューザー液2が、またその上方にミネラルオイル3が、分離されて充填されている。ディフューザー液3は、所望の色で着色してもよい。
飾り物4は、例えば、花や果物が用いられる。花の場合には、ドライフラワーやプリザーブドフラワーとなったものが用いられる。果物の場合も、ドライタイプやプリザーブドタイプのものが用いられる。
容器1は、蓋5により、密閉される。リード6は、蓋5を貫通して容器1内に一部が配置され、リード6の一方の端部はディフューザー液2内に浸漬され、他方の端部が容器1の上方外側に配置される。ディフューザー液2は、リード6により吸い上げられ、リード6の容器1の外部に出た部分から気化し、芳香を発散する。リード6は、竹、籐、葦などからなるスティック状の部材である。
図1に示すように、装飾置物は、ガラス製の容器1にディフューザー液2とミネラルオイル3と共にそれらに浸漬された飾り物4を入れた置物である。
容器1は、おおむね筒状のものであり、無色・透明又は有色・透明のガラス製で構成されている。
容器1の内部には、植物体から抽出した芳香性を有する精油と無水エタノールを含む混合物であるディフューザー液2と、ミネラルオイル3が充填されており、比重の違いにより、容器1の底側にディフューザー液2が、またその上方にミネラルオイル3が、分離されて充填されている。ディフューザー液3は、所望の色で着色してもよい。
飾り物4は、例えば、花や果物が用いられる。花の場合には、ドライフラワーやプリザーブドフラワーとなったものが用いられる。果物の場合も、ドライタイプやプリザーブドタイプのものが用いられる。
容器1は、蓋5により、密閉される。リード6は、蓋5を貫通して容器1内に一部が配置され、リード6の一方の端部はディフューザー液2内に浸漬され、他方の端部が容器1の上方外側に配置される。ディフューザー液2は、リード6により吸い上げられ、リード6の容器1の外部に出た部分から気化し、芳香を発散する。リード6は、竹、籐、葦などからなるスティック状の部材である。
表1は、ディフューザー液2に用いられる精油、無水エタノール、精製水、グリセリン及びその比重、さらに、流動パラフィン(ミネラルオイル)、シリコンオイルの比重を示す。
ディフューザー液2は、表1に示される精油、無水エタノールに加えて、精製水、グリセリンを適宜選択して混合し、比重が調整され、例えば、表2に示されるように作製される。 精油自体の比重が0.93以下の場合は、表2のディフューザー液dを用いるのが好ましい。 尚、グリセリンを10%程度混合することにより、ディフューザー液2の比重を0.3程度上げることが可能である。
ディフューザー液2は、表1に示される精油、無水エタノールに加えて、精製水、グリセリンを適宜選択して混合し、比重が調整され、例えば、表2に示されるように作製される。 精油自体の比重が0.93以下の場合は、表2のディフューザー液dを用いるのが好ましい。 尚、グリセリンを10%程度混合することにより、ディフューザー液2の比重を0.3程度上げることが可能である。
次に、図1のディフューザー液とミネラルオイルの2層構成の装飾置物の作製について説明する。
例えば表2のディフューザー液d(比重0.89)を、容器1に入れる。ディフューザー液より比重の小さいミネラルオイル(比重0.80)を少量入れ、ディフューザー液dの上に、ミネラルオイルの薄い層をつくる。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを適宜配置しつつ、ミネラルオイルを少しずつ加えて、ミネラルオイルに浸漬された状態にする。最後に、コルク栓などの蓋を介してリードを差し込んで、出来上がる。
ディフューザー液dにおいて、無水エタノールを所定の色に着色された無水エタノールカラー液に代えて用いてもよい。
上記のディフューザー液層(第1層)とミネラルオイル層(第2層)の2層構成であるが、ミネラルオイル層の上側に、ミネラルオイル(比重0.80)よりも比重の小さいディフューザー液(例えば、ディフューザ液a:比重0.74)層(第3層)を追加し、3層構成としてもよい。
例えば表2のディフューザー液d(比重0.89)を、容器1に入れる。ディフューザー液より比重の小さいミネラルオイル(比重0.80)を少量入れ、ディフューザー液dの上に、ミネラルオイルの薄い層をつくる。ドライフラワーやプリザーブドフラワーを適宜配置しつつ、ミネラルオイルを少しずつ加えて、ミネラルオイルに浸漬された状態にする。最後に、コルク栓などの蓋を介してリードを差し込んで、出来上がる。
ディフューザー液dにおいて、無水エタノールを所定の色に着色された無水エタノールカラー液に代えて用いてもよい。
上記のディフューザー液層(第1層)とミネラルオイル層(第2層)の2層構成であるが、ミネラルオイル層の上側に、ミネラルオイル(比重0.80)よりも比重の小さいディフューザー液(例えば、ディフューザ液a:比重0.74)層(第3層)を追加し、3層構成としてもよい。
1 容器
2 ディフューザー液
3 ミネラルオイル
4 飾り物
5 蓋
6 リード
2 ディフューザー液
3 ミネラルオイル
4 飾り物
5 蓋
6 リード
Claims (2)
- 透明な容器と、前記容器内の底側に配置されるディフューザー液からなる第1層と、前記第1層の上側に配置される前記ディフューザー液より比重の小さいオイルからなる第2層と、前記一方の端部が前記ディフューザー液に達し、他方の端部が前記容器の上方外側に配置されるリードと、前記容器内の前記ディフューザー液及び前記オイルに浸漬された飾り物と、を備えていることを特徴とする装飾置物。
- 前記第1層は、精油と無水エタノールを主に含む混合物で構成され、前記第2層は透明なミネラルオイルで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾置物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003340U JP3219538U (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | 装飾置物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003340U JP3219538U (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | 装飾置物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219538U true JP3219538U (ja) | 2019-01-10 |
Family
ID=64998587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003340U Active JP3219538U (ja) | 2018-08-10 | 2018-08-10 | 装飾置物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219538U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021006076A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
JP2021006075A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
KR102387715B1 (ko) * | 2020-10-23 | 2022-04-18 | 이가영 | 방향 디퓨저 |
IT202200001895A1 (it) * | 2022-02-03 | 2023-08-03 | Niceta Giuseppe Montinaro | Kit per realizzare un profumatore, profumatore e metodo per profumare un ambiente |
-
2018
- 2018-08-10 JP JP2018003340U patent/JP3219538U/ja active Active
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JP2021006075A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
KR102387715B1 (ko) * | 2020-10-23 | 2022-04-18 | 이가영 | 방향 디퓨저 |
IT202200001895A1 (it) * | 2022-02-03 | 2023-08-03 | Niceta Giuseppe Montinaro | Kit per realizzare un profumatore, profumatore e metodo per profumare un ambiente |
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