JP3219198U - 水素吸入パイプ付き水素発生器、及び簡易水素吸入キット - Google Patents

水素吸入パイプ付き水素発生器、及び簡易水素吸入キット Download PDF

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雅之 岡本
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Abstract

【課題】簡易水素吸入キット及び水素発生器において、安価で手軽に水素を吸引可能とすることである。
【解決手段】簡易水素吸入キット10は、クエン酸水溶液20が収容された液瓶12と水素吸入パイプ付き水素発生器30を一組とする。水素吸入パイプ付き水素発生器30は、クエン酸水溶液を収容可能な内部空間38を有する大径部34、先端開口部を備え外周面に蓋用おねじ部が設けられた小径部、及び、大径部34の内部空間38と外部とを連通する外気穴48を有する瓶本体32を備える。瓶本体32の底面39には、マグネシウム片40が固定される。さらに、瓶本体32の蓋用おねじ部に噛合うめねじ部54を備える筒部56、筒部56の一方端を覆う蓋頂部58に根元側が固定され先端側に扁平吸口部を備え筒部と扁平吸口部との間に水素流通路を含む水素吸入パイプを有するキャップ部50を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、水素吸入パイプ付き水素発生器、及び、水素吸入パイプ付き水素発生器とクエン酸水溶液が収容された液瓶とを一組とする簡易水素吸入キットに関する。
人が肺から生体内に取り込んだ酸素は、人の生活のために必要不可欠のものであるが、体内に取り込まれた酸素の約2%は、非常に酸化力が強く、自らを安定させるために他の物質の性質を変えてしまう活性酸素となると言われる。生体内において活性酸素が過剰になると、生体内の細胞が酸化されて損傷を受け、生活習慣病や癌等の一因になることが分かってきた。活性酸素内に含まれる物質の一つに、酸素を構成する原子核の周りを回る電子数が2個でなく1個または奇数となる不対電子のフリーラジカルがある。
例えば、人が強い放射能を浴びると、人体を構成する水の酸素からフリーラジカルであるヒドロキシルラジカルが発生する。ヒドロキシルラジカルはヒドロキシ基に対応するラジカルであり、活性酸素と呼ばれる分子種のなかでは最も反応性が高く、最も酸化力が強く、糖質やタンパク質や脂質などあらゆる物質と反応する。このヒドロキシルラジカルは、水素と反応すると、水となり、無害化する。そこで、健康のために、水素を溶存させた水素水を飲用し、あるいは、鼻腔カニューラを用いて水素を吸引することが提案されている。
特許文献1には、ポット型飲料用水素水の生成器として、水槽室と水槽室の底部側の反応室とを含むポット部と、ポットの底部を受けて通電を行う台座部とを備え、日常用に使用する飲料水を原水として反応室で電気分解し水素を発生させることが開示されている。発生した水素は原水に溶存して水素水となる。反応室は、水槽室側の陰極電極、底部側の陽極電極の間に、電気分解の際の電子と水素イオンが通る高分子膜が配置された電極構造を有している。電源は、外部の家庭用交流電力を台座部で受けて交流電力に変換して用いる。
特許文献2は、特許文献1の関連発明で、電源として、乾電池または二次電池を用い、例えば、屋外や屋内体育館等で外部電源が無くても水素水を飲用できるポータブル型飲料用水素水の生成器が開示されている。
特許文献3には、ボトルと、ボトルにねじ機構で取り付けられるキャップ部を他方端に有しキャップ部よりもボトル側に水素収集孔を備えるカニューラチューブと、カニューラチューブの一方端側に設けられ鼻腔側開口部を有する鼻腔装着部とを備えるポータブル型水素発生器が開示されている。ここでは、キャップ部からさらに他方端側に延びるカニューラチューブの先端部に取付けられたワニグチクリップに着脱自在に挟まれた状態の袋体を備える。そして、袋体の内部には、水と接触することで水素を発生するクエン酸及びマグネシウムを含む混合体が収容される。
特開2012−217868号公報 実用新案登録第3175997号公報 実用新案登録第3214852号公報
家庭用の水素水発生器は、既に市販品があるが、手軽に利用するには高価すぎる。都会等には、一般人が利用可能な水素吸引ステーションもあるが、利用料金も高価で、そこに立ち寄らないと水素吸引ができない。鼻腔カニューラを用いて水素を吸引する方式は、部品数も多く、さらに鼻孔カニューラを鼻孔に装着する必要があり、水素吸入に手間がかかる。そこで、安価で手軽に水素を吸引可能な水素発生器が要望される。
本開示に係る水素吸入パイプ付き水素発生器は、クエン酸水溶液を収容可能な内部空間を有する大径部、大径部の先端側と一体化されて縮径し先端開口部を備え外周面に蓋用おねじ部が設けられた小径部、大径部の外周面に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線、及び、クエン酸水溶液の充填目安線よりも小径部側に設けられて大径部の内部空間と外部とを連通する外気穴を有する透光性プラスチック製の瓶本体と、瓶本体の内部底面に固定されクエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片と、瓶本体の蓋用おねじ部に噛合うめねじ部を備える筒部、筒部の一方端を覆う蓋頂部、及び、蓋頂部に根元側が固定され先端側に扁平吸口部を備え筒部と扁平吸口部との間に水素流通路を含む水素吸入パイプを有するキャップ部と、を備える。
上記構成の水素吸入パイプ付き水素発生器によれば、クエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片が底面に固定された瓶本体と、水素吸入パイプを有するキャップ部とを備える。瓶本体に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線までの範囲で瓶本体にクエン酸水溶液を充填することで、水素が発生する。例えば、水素吸入したいユーザは、水素吸入パイプを口に咥えて吸い込むことで、発生した水素を外気孔からの外気と混合しながら、適度な吸入量で吸引することができる。クエン酸水溶液もマグネシウム片も瓶本体も安価で入手可能であり、水素吸入パイプは樹脂成型品で安価にできる。したがって、鼻孔カニューラを用いることなく、安価で手軽に水素を吸引可能な水素発生器が得られる。
本開示に係る水素吸入パイプ付き水素発生器において、キャップ部は、蓋頂部に貫通穴を有し、水素吸入パイプは、貫通穴に連通する状態で配置された根元側開口部を有する管状根元部であって外周面と貫通穴との間が気密封止されて固定された状態の管状根元部、管状根元部の軸方向先端側に一体的に接続された状態で吸口側開口を有する扁平吸口部、及び、管状根元部と扁平吸口部の接合部に配置され複数の貫通整流孔を有する整流板部を有することが好ましい。
上記構成によれば、キャップ部は、筒部と扁平吸口部との間の水素流通路に複数の貫通整流孔を有する整流板部を有する。ユーザが水素吸入パイプを口に咥えて吸い込む際には、貫通整流孔を介して外気と混合された水素を吸入するので、吸入量が過度となることを抑制する。
本開示に係る簡易水素吸入キットは、所定の内容積を有しクエン酸水溶液が収容された液瓶と、クエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片を含む瓶本体、及び、ユーザが口に咥えて水素を吸入できる水素吸入パイプを有する水素吸入パイプ付き水素発生器と、を一組とする簡易水素吸入キットであって、水素吸入パイプ付き水素発生器は、クエン酸水溶液を収容可能な内部空間を有する大径部、大径部の先端側と一体化されて縮径し先端開口部を備え外周面に蓋用おねじ部が設けられた小径部、大径部の外周面に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線、及び、クエン酸水溶液の充填目安線よりも小径部側に設けられて大径部の内部空間と外部とを連通する外気穴を有する透光性プラスチック製の瓶本体と、瓶本体の内部底面に固定されクエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片と、瓶本体の蓋用おねじ部に噛合うめねじ部を備える筒部、筒部の一方端を覆う蓋頂部、及び、蓋頂部に根元側が固定され先端側に扁平吸口部を備え筒部と扁平吸口部との間に水素流通路を含む水素吸入パイプを有するキャップ部と、を備える。
上記構成の簡易水素吸入キットによれば、クエン酸水溶液が収容された液瓶と水素吸入パイプ付き水素発生器とが一組となる。水素吸入パイプ付き水素発生器は、クエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片が底面に固定された瓶本体と、水素吸入パイプを備えるキャップ部とを有する。そこで、瓶本体に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線までの範囲で、液瓶のクエン酸水溶液を充填することで、水素が発生する。水素吸入したいユーザは、水素吸入パイプを口に咥えて吸い込むことで、発生した水素を外気孔からの外気と混合しながら、適度な吸入量で吸引することができる。水素の発生は、クエン酸水溶液中のクエン酸とマグネシウム片の反応で決まり、クエン酸またはマグネシウム片のいずれかが消耗し尽くすと、水素の発生が止まる。ユーザが所望する1回の水素吸入量に合わせて、液瓶の内容積と、マグネシウム片の質量とを適切に設定することで、簡易水素吸入キットを使い捨て型とすることができる。ユーザは、一組の水素吸入キットを用いることで、適度な量の水素を安価で手軽に吸引することができる。
本開示の簡易水素吸入キットにおいて、液瓶の所定の内容積は、10cm以上20cm以下であることが好ましい。
上記構成によれば、液瓶の内容積は10cm以上20cm以下であるので、例えば、瓶本体のクエン酸水溶液の充填目安線を20cmよりやや多めの容積に対応するものとすることで、液瓶の中身の全部を瓶本体に充填すれば、適度な水素発生量で止まる。そこで、空になった液瓶と水素発生が止まった水素吸入パイプ付き水素発生器を一組として使い捨てにすることができる。ユーザは、一組の水素吸入キットを用いることで、適度な量の水素を安価で手軽に吸引することができる。
上記構成の水素吸入パイプ付き水素発生器によれば、安価で手軽に水素吸引が可能な水素発生器となる。また、上記構成の簡易水素吸入キットによれば、これを用いるユーザは、安価で手軽に水素吸引が可能となる。
実施の形態の簡易水素吸入キットの構成図である。 図1の水素吸入パイプ付き水素発生器において、瓶本体とキャップ部とを分離して示す図である。(a)は、瓶本体の斜視図であり、(b)は、キャップ部の断面図である。 図1の水素吸入パイプを構成する扁平吸口部を示す図である。図3(a1),(a2),(a3)は、正面図であり、(b1),(b2),(b3)は、側面図である。これらの図において、(a1),(b1)は上面図であり、(a2),(b2)は断面図であり、(a3),(b3)は底面図である。 図1の水素吸入パイプを構成する整流板部を示す図である。図4(a)は正面図であり、(b)は底面図である。 図1の水素吸入パイプを構成する管状根元部を示す図である。図5(a)は断面図であり、(b)は底面図である。 図1の簡易水素吸入キットにおいて、液瓶の蓋部を外し、また、水素吸入パイプ付き水素発生器のキャップ部を取り外し、液瓶の中のクエン酸水溶液を水素吸入パイプ付き水素発生器の瓶本体の中に注ぎ込む様子を示す図である。 図6においてクエン酸水溶液が注ぎ込まれた瓶本体にキャップ部を取り付けた状態の水素吸入パイプ付き水素発生器を示す図である。マグネシウム片にクエン酸水溶液が接触して水素が発生し、水素吸入パイプの扁平環状吸口部から流れ出す様子が示される。 図7の状態の水素吸入パイプ付き水素発生器をユーザが手に持ち、水素吸入パイプの扁平環状吸口部を口に咥えて、外気穴からの外気と共に水素を吸入する様子を示す図である。
以下に図面を用いて本実施の形態につき詳細に説明する。以下で述べる寸法、容積、形状、材質、質量等は、説明のための例示であり、水素吸入パイプ付き水素発生器及び簡易水素吸入キットの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、簡易水素吸入キット10の斜視図である。簡易水素吸入キット10は、クエン酸とマグネシウムとの反応で発生する水素をユーザ110(図8参照)が自分の都合のよい時に吸入でき、所望の水素を吸入した後は使い捨てできるように組み合わされた液瓶12と、水素吸入パイプ付き水素発生器30とを一組とするキットである。
液瓶12は、プラスチック製のボトル14と、ボトル蓋16とで構成される。液瓶12は、所定の内容積を有する内部空間18と、内部空間18に収容されるクエン酸水溶液20を含む。所定の内容積は、ユーザ110が1回の水素吸入によって所望の水素吸入量を発生できるクエン酸水溶液20を収容できる大きさである。所定の内容積の一例を挙げると、10cm以上20cm以下である。かかる液瓶12としては、プラスチック蓋つきのポリエステル容器を用いることができる。例えば、調味料や料理のタレ等を収容するための「タレ瓶」と呼ばれて市販されているプラスチック容器の内で、適当な内容積を有するものを用いることができる。
10cmのクエン酸飽和水溶液中のクエン酸のmol数と、10cmのクエン酸飽和水溶液中のクエン酸がマグネシウムと反応して発生する水素量は、以下のように計算される。ここで、クエン酸の分子式はCで、分子量は192.125、密度は1.66、20℃の下で水に対する溶解度は73である。
水10gに溶解するクエン酸は、10×(73/100)=7.3gである。クエン酸7.3gの体積は、{(7.3g)/(密度1.66)}=4.56cmである。この場合のクエン酸飽和水溶液の体積は、{(水10cm)+(クエン酸4.56cm)}=14.56cmである。したがって、10cmのクエン酸飽和水溶液中のクエン酸の体積は、{(4.56)×(10cm/14.56cm)}=3.1cmで、水の体積は(10cm−3.1cm)=6.9cmである。3.1cmのクエン酸の質量は、{(3.1cm)×(密度1.66)}=5.1gである。これを分子量192.125で除して得られる0.0268が10cmのクエン酸飽和水溶液中のクエン酸のmol数である。
クエン酸とマグネシウムの反応は、式(1)で与えられる。
Figure 0003219198

マグネシウムMgの原子量は24.305である。式(1)に示すように、クエン酸1molとマグネシウム24.305gとから、1molに相当するクエン酸マグネシウムCMgOと、1molの水素ガスHが発生する。したがって、0.0268molのクエン酸と、(0.0268×24.305g)=0.65gのマグネシウムMgから、0.0268molに相当するクエン酸マグネシウムCMgOと、0.0268molの水素ガスHが発生する。0.0268molの水素ガスHは、0℃、1.013×10Paの標準状態で(0.0268×22.4L)=0.6L=600cmの体積を有する。
上記の計算例に示されるように、10cmのクエン酸水溶液と、0.65gのマグネシウムMgとから、600cmの水素を発生させることができる。20cmのクエン酸水溶液を用いる場合は、1.3gのマグネシウムMgを用いることで、1,200cmの水素を発生させることができる。換言すれば、ユーザ110が1回の水素吸入によって600cmから、1,200cmの水素吸入を所望する場合には、10cm以上20cm以下のクエン酸水溶液で充填された液瓶12を用い、所望の水素吸入が終われば、液瓶12を使い捨てにできる。
水素吸入パイプ付き水素発生器30は、瓶本体32と、キャップ部50とで構成される。キャップ部50は、蓋部52と水素吸入パイプ70とを含む。図2に、水素吸入パイプ付き水素発生器30において、瓶本体32とキャップ部50とを分離して示す。図2(a)は、瓶本体32の斜視図であり、(b)は、キャップ部50の断面図である。
瓶本体32は、大径部34と、大径部34の先端側と一体化されて縮径した小径部36とを有する透光性プラスチック製の瓶である。大径部34の外径は、ユーザ110が手111(図8参照)で把持できる大きさが好ましい。大径部34は、クエン酸水溶液20を収容するための内部空間38を有する。クエン酸水溶液20と接触することで水素を発生するマグネシウム片40は、内部空間38の底面39に固定して設けられる。マグネシウム片40の質量は、10cmのクエン酸水溶液20に対応する場合は、0.7g以上とし、20cmのクエン酸水溶液20に対応する場合は、1.4g以上とする。
小径部36は、縮径した外周面に蓋用おねじ部42が刻まれ、縮径の先端側に先端開口部44を有する。先端開口部44は、瓶本体32の内部空間38に連通し、内部空間38にクエン酸水溶液20を充填する際の注ぎ口となる。
クエン酸水溶液20の充填目安線46は、液瓶12からクエン酸水溶液20を瓶本体32の内部空間38に充填する場合の充填限度を示す線で、瓶本体32の外周面35に設けられる。瓶本体32の底面39を水平にして先端開口部44から内部空間38にクエン酸水溶液20を注ぎ入れる場合に、クエン酸水溶液20の液面がクエン酸水溶液20の充填目安線46を超えないようにする。クエン酸水溶液20は、液瓶12の内部空間18の所定の内容積で定まるので、所定の内容積が20cm以下である場合には、クエン酸水溶液20の充填目安線46は、20cmよりやや多めの容積に対応する位置に設けることがよい。
外気穴48は、クエン酸水溶液20の充填目安線46よりも小径部36側に設けられ、大径部34の内部空間38と外部とを連通する連通穴である。外気穴48は、ユーザ110がキャップ部50の水素吸入パイプ70から水素を吸入する際に、外気を混入させて外気で希釈した水素を吸入させる働きをする。図1の例では、3つの外気穴48が瓶本体32の軸方向に沿って上下方向に3つ並んで配置されているが、これは説明のための例示であって、上下方向でなく、周方向に沿って同じ高さ位置で複数個の外気穴48を設けてもよい。外気穴48の数は3つ以外でも構わない。場合によっては1つでもよい。
かかる瓶本体32としては、適当な強度と耐熱性を有するプラスチック瓶が用いられる。材質としては、透光性を有する高密度ポリエチレンが用いられる。透光性は、クエン酸水溶液20が充填された場合にその液面が外部から視認でき、クエン酸水溶液20の充填目安線46との関係が認識できる程度でよい。無色半透明でもよく、着色半透明でもよい。
キャップ部50は、蓋部52と、水素吸入パイプ70と、蓋部52と水素吸入パイプ70とを気密に接続固定する気密封止部100とで構成される。
蓋部52は、瓶本体32の小径部36に設けられた蓋用おねじ部42に噛み合うめねじ部54を有する蓋部材である。蓋部52は、内壁面にめねじ部54を備える筒部56と、筒部56の一方端を覆う蓋頂部58と、他方端の開口部60とを備える。蓋部52は、筒部56の開口部60を瓶本体32の小径部36に被せるようにして、筒部56のめねじ部54を小径部36の蓋用おねじ部42に噛み合わせて、小径部36の軸周りに回転させることで、小径部36の先端開口部44を閉じる。
蓋部52の蓋頂部58には、貫通穴62が設けられる。貫通穴62は、瓶本体32にクエン酸水溶液20が注入されマグネシウム片40と反応して発生する水素を水素吸入パイプ70へ導く働きをする。
水素吸入パイプ70は、蓋部52の蓋頂部58に根元側が固定され、先端側に扁平吸口部72を備え、蓋頂部58の貫通穴62を介して蓋部52の筒部56と扁平吸口部72との間に水素流通路74を有するパイプ部品である。
水素吸入パイプ70は、内部に整流板部76を含み、樹脂成形によって一体化された部品であるが、予め樹脂成形された整流板部76と、これを包み込んで一体化樹脂成形したパイプ本体78とで構成される。水素吸入パイプ70は、以下の手順で得ることができる。最初に、所定の形状の整流板部76を熱硬化性樹脂で予め成形する。そして、整流板部76の配置部、水素流通路74の形成部を有する成形金型を用意する。成形金型は、整流板部76を配置できるように、上下二体の金型で構成する。次に、上下二体の金型を開いて、所定の配置部に整流板部76を配置し、上下二体の金型を閉じ、パイプ本体78用の樹脂を注入する。パイプ本体78用の樹脂は、意匠性を考慮して、透明樹脂または適当な着色樹脂を用いることができる。注入樹脂が固化すれば、上下二体の金型を開いて、水素吸入パイプ70を取り出す。
このように、水素吸入パイプ70は、内部に整流板部76を含み、樹脂成形によって一体化された部品であるが、要素的には、整流板部76と、パイプ本体78の先端側の扁平吸口部72と、根元側の管状根元部80の3つに大別できる。したがって、この3つの要素をまとめて一体化成形することに代えて、別々に成形し、接着等の一体化手段を用いて、1つの水素吸入パイプ70としてもよい。
水素吸入パイプ70を構成する3つの要素を分けて、図3に扁平吸口部72、図4に整流板部76、図5に管状根元部80をそれぞれ示す。
図3は、扁平吸口部72の詳細図である。図3(a1),(a2),(a3)は、正面図であり、(b1),(b2),(b3)は、側面図である。これらの図において、(a1),(b1)は上面図であり、(a2),(b2)は断面図であり、(a3),(b3)は底面図である。
扁平吸口部72は、先端側部に吸口穴82、底面側に段付窪み穴84を有し、段付窪み穴84の部分を除いて軸方向に垂直な断面が矩形形状である管部材である。断面が矩形形状であるのは、ユーザ110が口に咥えるのに適した形状のためである。吸口穴82と段付窪み穴84の間は、扁平吸口部72における水素流通路74aである。段付窪み穴84は、整流板部76を保持する保持穴で、段部86が整流板部76の上面を押さえる働きを有する。
図4は、整流板部76の詳細図である。図4(a)は正面図であり、(b)は底面図である。整流板部76は、円板部88と中心柱部90とを有する部材である。中心柱部90の外径は、扁平吸口部72の水素流通路74aの内径よりも細く設定される。円板部88は、扁平吸口部72の段付窪み穴84に嵌め込まれる外径を有する円板で、複数の貫通整流孔92が設けられる。図4の例では4つの貫通整流孔92が設けられる。貫通整流孔92は、整流板部76の円板部88が扁平吸口部72の段付窪み穴84に嵌め込まれた状態で、段部86に重ならない位置に設けられる。円板部88が扁平吸口部72の段付窪み穴84に嵌め込まれた状態では、段付窪み穴84の開口部を円板部88が塞ぐので、複数の貫通整流孔92が整流板部76における水素流通路74bとなる。貫通整流孔92の穴径は、貫通整流孔92を流れる気体の流速の変動を抑制する整流作用を奏するように、段付窪み穴84の穴径に比較して小径に設定される。貫通整流孔92の穴径の一例を挙げると、約0.1mm〜1mmの範囲で、好ましくは、約0.3mm〜0.5mm程度がよい。
整流板部76の円板部88が扁平吸口部72の段付窪み穴84に嵌め込まれた状態では、中心柱部90は扁平吸口部72の水素流通路74aの中に配置され、これによって、水素流通路74aの実効流路断面を狭めながら、軸方向に揃った流れに整流する働きをする。
図5は、管状根元部80の詳細図である。図5(a)は断面図であり、(b)は底面図である。管状根元部80は、底面側に傾斜内壁を有する傾斜穴部94と、先端側に段付開口部96とを有する管状部材である。傾斜穴部94と段付開口部96の間は、管状根元部80における水素流通路74cである。段付開口部96の縁部98の上面は、整流板部76の円板部88の下面の縁部を下支えする働きをする。
扁平吸口部72と管状根元部80は、扁平吸口部72の段付窪み穴84と管状根元部80の段付開口部96の縁部98との間に整流板部76の円板部88を挟み込んで一体化され、水素吸入パイプ70となる。扁平吸口部72と管状根元部80の一体化接続は、扁平吸口部72の底面側と、管状根元部80の上面側で行われる。
一体化された水素吸入パイプ70における水素流通路74は、上流側から下流側に向かって以下のように構成される。すなわち、管状根元部80における傾斜穴部94と水素流通路74cと段付開口部96、整流板部76における水素流通路74bである複数の貫通整流孔92、扁平吸口部72における段付窪み穴84と水素流通路74aと吸口穴82で構成される。
図1、図2に戻り、気密封止部100は、蓋部52の蓋頂部58と、水素吸入パイプ70における管状根元部80の外周面との間に設けられる樹脂部である。樹脂部の材質としては、エポキシ樹脂が用いられる。蓋部52の蓋頂部58と、水素吸入パイプ70における管状根元部80とは、蓋頂部58の貫通穴62が管状根元部80の傾斜穴部94と重なるように配置される。これによって、瓶本体32の内部空間38と、キャップ部50における水素吸入パイプ70の先端側の吸口穴82との間が連通する。
上記構成の簡易水素吸入キット10をユーザ110が利用する場合の手順について、図6から図8を用いて説明する。
ユーザ110は、例えば、医師の処方等に従って、簡易水素吸入キット10を取得する。簡易水素吸入キット10は、クエン酸水溶液20が入っている液瓶12と、水素吸入パイプ付き水素発生器30とのセットである。水素吸入パイプ付き水素発生器30は空の状態で、クエン酸水溶液はまだ入っていないが、瓶本体32の内部空間38の底面39にマグネシウム片40が取り付けられている。
ユーザ110が水素吸入を行いたい時になると、ユーザ110は、水素吸入パイプ付き水素発生器30のキャップ部50を外し、瓶本体32の小径部36における先端開口部44を露出させる。そして、液瓶12のボトル蓋16をボトル14から外す。
次に、図6に示すように、液瓶12のボトル蓋16を外したボトル14を手(図示省略)に持ち、ボトル14の先端注ぎ口112を瓶本体32の先端開口部44に向けて傾ける。そして、ボトル14の中のクエン酸水溶液20を先端開口部44に注ぎ入れる。注ぎ入れる際には、液面114がクエン酸水溶液20の充填目安線46を超えないように注意する。
医師の処方に従った簡易水素吸入キット10では、瓶本体32のクエン酸水溶液20の充填目安線46が規定する容積は、液瓶12に収容されているクエン酸水溶液20の容積よりも多く設定されている。したがって、液瓶12の中のクエン酸水溶液20の全量を瓶本体32に注ぎ入れることができ、注ぎ終わって空になった液瓶12は、ボトル蓋16と共に使い捨てにできる。
液瓶12の中のクエン酸水溶液20の全量を瓶本体32に注ぎ終わると、瓶本体32にキャップ部50を取り付けて、クエン酸水溶液20が充填された状態の水素吸入パイプ付き水素発生器31とする。
図7に、クエン酸水溶液20が充填された状態の水素吸入パイプ付き水素発生器31を示す。瓶本体32の内部空間38には、クエン酸水溶液20が収容されており、その液面21は、クエン酸水溶液20の充填目安線46よりも低い位置にある。クエン酸水溶液20がマグネシウム片40と接触することで、式(1)の反応が生じ、水素120がマグネシウム片40のところで発生し、クエン酸水溶液20の中を上昇し、液面21の上に出る。液面21の上方空間からは、蓋部52の蓋頂部58に設けられている貫通穴62を経て、水素吸入パイプ70の水素流通路74を通り、扁平吸口部72の先端側の吸口穴82から外部に漏れる。
ユーザ110が水素吸入を行うには、図8に示すように、水素吸入パイプ付き水素発生器31の瓶本体32の大径部34を手111で把持し、水素吸入パイプ70の扁平吸口部72を口で咥える。大径部34を手111で把持する際、外気穴48が上方側を向くようにして、クエン酸水溶液20が外気穴48から下方に垂れないようにし、且つ、手111の指等で外気穴48を塞がないように注意する。そして、扁平吸口部72の吸口穴82から瓶本体32の中の水素120を吸い込む。このとき、ユーザ110の吸い込み動作によって瓶本体32の内部が負圧側に減圧されるので、外気穴48から外気122が瓶本体32の内部に引き込まれ、水素120に外気122が混合し、外気122で希釈された水素124となる。ユーザ110は、この外気122で希釈された水素124を吸入することになる。水素吸入パイプ70には整流板部76が内蔵されているので、その整流作用によって、ユーザ110は、吸い込み動作に緩急があっても、吸込速度の変化が緩やかになって、安定して水素吸入を続けることができる。クエン酸水溶液20に含まれるクエン酸がマグネシウム片40と反応して発生する水素120の量は、クエン酸水溶液20が10cmの場合、約600cmであり、その量の水素120を発生すると、そこで式(1)の反応が止まる。ユーザ110は、水素吸入パイプ付き水素発生器31を使用済みとして、内容物を廃棄した後、使い捨てとできる。さらに水素吸入を行いたい場合は、医師等の処方に従って、新しい簡易水素吸入キット10を求める。このようにして、水素吸入パイプ付き水素発生器30、簡易水素吸入キット10を用いることで、ユーザ110は、安価で手軽に水素を吸引することが可能となる。
10 簡易水素吸入キット、12 液瓶、14 ボトル、16 ボトル蓋、18,38 内部空間、20 クエン酸水溶液、21,114 液面、30,31 水素吸入パイプ付き水素発生器、32 瓶本体、34 大径部、35 外周面、36 小径部、39 底面、40 マグネシウム片、42 おねじ部、44 先端開口部、46 (クエン酸水溶液の)充填目安線、48 外気穴、50 キャップ部、52 蓋部、54 めねじ部、56 筒部、58 蓋頂部、60 開口部、62 貫通穴、70 水素吸入パイプ、72 扁平吸口部、74,74a,74b,74c 水素流通路、76 整流板部、78 パイプ本体、80 管状根元部、82 吸口穴、84 段付窪み穴、86 段部、88 円板部、90 中心柱部、92 貫通整流孔、94 傾斜穴部、96 段付開口部、98 縁部、100 気密封止部、110 ユーザ、111 手、112 先端注ぎ口、120 水素、122 外気、124 (外気で希釈された)水素。

Claims (4)

  1. クエン酸水溶液を収容可能な内部空間を有する大径部、大径部の先端側と一体化されて縮径し先端開口部を備え外周面に蓋用おねじ部が設けられた小径部、大径部の外周面に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線、及び、クエン酸水溶液の充填目安線よりも小径部側に設けられて大径部の内部空間と外部とを連通する外気穴を有する透光性プラスチック製の瓶本体と、
    瓶本体の内部底面に固定されクエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片と、
    瓶本体の蓋用おねじ部に噛合うめねじ部を備える筒部、筒部の一方端を覆う蓋頂部、及び、蓋頂部に根元側が固定され先端側に扁平吸口部を備え筒部と扁平吸口部との間に水素流通路を含む水素吸入パイプを有するキャップ部と、
    を備える、水素吸入パイプ付き水素発生器。
  2. キャップ部は、
    蓋頂部に貫通穴を有し、
    水素吸入パイプは、
    貫通穴に連通する状態で配置された根元側開口部を有する管状根元部であって外周面と貫通穴との間が気密封止されて固定された状態の管状根元部、管状根元部の軸方向先端側に一体的に接続された状態で吸口側開口を有する扁平吸口部、及び、管状根元部と扁平吸口部の接合部に配置され複数の貫通整流孔を有する整流板部を有する、請求項1に記載の水素吸入パイプ付き水素発生器。
  3. 所定の内容積を有しクエン酸水溶液が収容された液瓶と、
    クエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片を含む瓶本体、及び、ユーザが口に咥えて水素を吸入できる水素吸入パイプを有する水素吸入パイプ付き水素発生器と、
    を一組とする簡易水素吸入キットであって、
    水素吸入パイプ付き水素発生器は、
    クエン酸水溶液を収容可能な内部空間を有する大径部、大径部の先端側と一体化されて縮径し先端開口部を備え外周面に蓋用おねじ部が設けられた小径部、大径部の外周面に設けられたクエン酸水溶液の充填目安線、及び、クエン酸水溶液の充填目安線よりも小径部側に設けられて大径部の内部空間と外部とを連通する外気穴を有する透光性プラスチック製の瓶本体と、
    瓶本体の内部底面に固定されクエン酸水溶液と接触することで水素を発生するマグネシウム片と、
    瓶本体の蓋用おねじ部に噛合うめねじ部を備える筒部、筒部の一方端を覆う蓋頂部、及び、蓋頂部に根元側が固定され先端側に扁平吸口部を備え筒部と扁平吸口部との間に水素流通路を含む水素吸入パイプを有するキャップ部と、
    を備える、簡易水素吸入キット。
  4. 液瓶の所定の内容積は、10cm以上20cm以下である、請求項3に記載の簡易水素吸入キット。
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