JP3218908U - 篏合構造を備えた照明器具 - Google Patents

Abstract

【課題】迅速に組み立てることができ、照明カバーとソケットをしっかり固定する照明器具を提供する。【解決手段】嵌合構造を備え、ソケット１１と照明カバー１２を備える。ソケットは、長尺構造をなし、基板１１１、２つの接続プレート１１２及び２つのスライド溝１１４を含み、接続プレートは基板における対向する両側に接続され、スライド溝はそれぞれ接続プレートの外側に接続され、スライド溝は２つの端部開口１１４１とスライドレール１１４２を含み、スライドレールは端部開口の間に位置している。照明カバーは、長尺構造をなし、天井プレート１２１と２つの突出部１２２を含み、突出部はそれぞれ天井プレートの両側に接続され、天井プレートの側方断面は円弧状をなし、円弧状の凹面１３がソケットに面し、各突出部の一端は対応する端部開口からスライド溝内に嵌入し、突出部は照明カバーがソケットに組み付けられるまでスライドレール上をスライドする。【選択図】図１

Description

本考案は、照明器具に関し、特に篏合構造を備える照明器具に関する。

日常生活における照明は、必要不可欠な製品である。従来技術では、照明器具を組み立てるときには、ネジ又は他の鉤止めによって組み立てられて固定されているが、このような組み立ては不便で時間がかかるし、設計構造も労働集約型である。また、照明器具の部材を嵌め込んだりフックで止めたりする構造によって上記の問題を解決することもできるが、組み立てが容易ではないという問題が依然として存在する。

従来の照明器具の固定構造を開示する文献として下記の特許文献１がある。特許文献１に開示の照明器具の固定構造は、長手方向両端に設けられた固定用ステイに形成された切欠き溝に挿通する締結具によって照明器具を固定する固定構造であって、前記固定用ステイに、互いに直交する向きに開口する切欠き溝をそれぞれ形成したことを特徴とする。

特開２０１４−１３７９８６号公報

しかしながら、従来の照明器具の固定構造は必ずしも取り付けが容易とは言えなかった。

上記の問題を鑑みて本考案はなされており、ソケットと照明カバーとを含む篏合構造を有する照明器具を提供する。ソケットは、長尺構造をなしており、基板と、２つの接続プレートと、２つのスライド溝とを含み、前記接続プレートは、前記基板における対向する両側に接続されており、前記スライド溝は、それぞれ前記接続プレートの外側に接続されており、前記スライド溝は、２つの端部開口とスライドレールを含み、前記スライドレールは前記端部開口の間に位置している。照明カバーは、長尺構造をなしており、天井プレートと２つの突出部を含み、前記突出部はそれぞれ前記天井プレートの両側に接続されており、前記天井プレートの側方断面は円弧状をなしており、前記円弧状の凹面が前記ソケットに面しており、各前記突出部の一端は対応する前記端部開口から前記スライド溝内に嵌入し、前記突出部は前記照明カバーが前記ソケットに組み付けられるまで前記スライドレール上をスライドするようにしてソケットを照明カバーが覆うようにしている。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記ソケットは、アルミニウム型材で構成されている。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記照明カバーは、プラスチック材料で構成されている。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記スライド溝は、前記スライド溝の外側底面に第１延伸プレートが取り付けられ、且つ、前記第１延伸プレートと前記外側底面は異なる平面に位置する。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記スライドレールの側方断面は第１の段差状をなしており、前記突出部の側方断面は前記第１の段差状に対応する第２の段差状をなしている。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記照明カバーは、前記突出部と前記天井プレートの接続箇所に設けられる第２延伸プレートを更に含み、前記照明カバーが前記ソケットに組み付けられると、前記第２延伸プレートは前記スライド溝の外側に位置する。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記接続プレートと前記基板は異なる平面に位置し、前記接続プレートは前記基板の中心線に対して鏡像対称である。

上記篏合構造を有する照明器具の好ましい実施形態において、前記接続プレートと前記基板により凹溝が形成され、前記凹溝の開口は前記円弧状の凹面に面している。

要するに、本考案の篏合構造を有する照明器具によれば、照明カバーの突出部がソケットのスライド溝に篏合して組み合わされることによって両者を取り付けることができ、照明器具を迅速に組み立てることができる。照明カバーとソケットをしっかり固定することができるので、「水平方向」及び「垂直方向」に固定することを保証することができ、照明カバーとソケットが外力によって容易に外れてしまうことを防ぐことができる。

本考案の実施形態の篏合構造を有する照明器具の分解斜視図である。 本考案の実施形態の篏合構造を有する照明器具の斜視図である。 本考案の実施形態の篏合構造を有する照明器具の複合側面図である。

本考案の詳細の特徴及び利点は、本発明の以下の実施形態において詳細に説明され、この分野における通常の知識を有する者であれば、この考案に関連する目的及び利点を容易に理解することができる。

本考案の目的及び効果並びに技術的内容、技術的な解決方法及び構造的特徴については、特定の実施形態及び添付図面を参照して以下に詳細に説明される。

図１〜図３はそれぞれ、本考案の一実施形態の篏合構造を有する照明器具の分解斜視図、斜視図及び複合側面図である。

本実施形態の篏合構造を有する照明器具１は、ソケット１１と照明カバー１２とを備えている。ソケット１１は、長尺構造をなしており、基板１１１と、２つの接続プレート１１２と、２つのスライド溝１１４とを含む。接続プレート１１２は基板１１１における対向する両側に接続されている。スライド溝１１４はそれぞれ、接続プレート１１２の外側に接続されている。スライド溝１１４は２つの端部開口１１４１とスライドレール１１４２とを含み、スライドレール１１４２は端部開口１１４１の間に位置している。

照明カバー１２は、長尺構造をなしており、天井プレート１２１と天井プレート１２１の両側（２辺）にそれぞれ接続された２つの突出部１２２とを備えている。天井プレート１２１の側方断面は円弧状をなしており、円弧状の凹面がソケット１１に面している。各突出部１２２の一端は対応する端部開口１１４１からスライド溝１１４２内に嵌入し、突出部１２２は照明カバー１２がソケット１１に組み付けられるまでスライドレール１１４２上をスライドする。

一実施形態において、ソケット１１は、アルミニウム型材で構成されている。
一実施形態において、照明カバー１２は、プラスチック材料で構成されているが、これに限定されるものではなく、別の実施形態では、照明カバー１２はアルミニウム型材で構成されていることもある。

図１及び図２に示す実施形態では、スライド溝１１４は、スライド溝１１４の外側底面に第１延伸プレート１１４３が取り付けられ、且つ、第１延伸プレート１１４３と外側底面は異なる平面に位置する。

また、スライドレール１１４２の側方断面は、第１の段差状１１４２’をなしており、突出部１２２の側方断面は、第１の段差状１１４２’に対応する第２の段差状１２２’をなしている。言い換えると、スライドレール１１４２と突出部１２２とは密接に整合するようにされており、これによりソケット１１が照明カバー１２に摺動しつつしっかりと結合される。

また、本実施形態では、照明カバー１２は、突出部１２２と天井プレート１２１の接続箇所に設けられる第２延伸プレート１２３を更に含む。照明カバー１２がソケット１１に組み付けられると、第２延伸プレート１２３はスライド溝１１４の外側に位置する。

また、本実施形態において、接続プレート１１２と基板１１１とは異なる平面に位置しており、接続プレート１１２は基板１１１の中心線に対して鏡像対称となっている。

本実施形態では、接続プレート１１２と基板１１１により凹溝１３が形成されており、凹溝１３の開口は円弧状の凹面に面している。

要するに、本考案の篏合構造を有する照明器具１は、照明カバー１２の突出部１２２がソケット１１のスライド溝１１４に摺動自在に係合して組み付けることによって照明カバー１２がソケット１１に取り付けられて、照明器具１を迅速に組み立てることができる。照明カバー１２とソケット１１をしっかり固定することができるので、「水平方向」及び「垂直方向」の固定を保証することができ、照明カバーとソケットが外力によって容易に外れてしまうことを防ぐことができる。

本考案の権利保護の範囲は、上記の本明細書に記載された実施形態のみに限定されるものではないことに留意すべきである。したがって、本考案の革新的な概念によれば、上述の技術は、本明細書に記載された実施形態のみに限られず、本明細書の内容及び図面から理解される内容に対して直接的又は間接的に修正又は変更を加えた均等の構造物にも適用されるべきものであり、本考案の解決策は、実用新案登録請求の範囲に含まれる限りにおいて他の関連技術の分野にも適用することができる。

１ 照明器具
１１ ソケット
１１１ 基板
１１２ 接続プレート
１１４ スライド溝
１１４１ 端部開口
１１４２ スライドレール
１１４２’ 第１段差状
１１４３ 第１延伸プレート
１２ 照明カバー
１２１ 天井プレート
１２２ 突出部
１２２’ 第２段差状
１２３ 第２延伸プレート
１３ 凹溝

Claims (8)

1. 長尺構造をなしており、基板、２つの接続プレート及び２つのスライド溝を含み、前記接続プレートは前記基板における対向する両側に接続されており、前記スライド溝はそれぞれ前記接続プレートの外側に接続されており、前記スライド溝は２つの端部開口とスライドレールを含み、前記スライドレールは前記端部開口の間に位置するソケットと、
   長尺構造をなしており、天井プレートと２つの突出部を含む照明カバーであって、前記突出部はそれぞれ前記天井プレートの両側に接続されており、前記天井プレートの側方断面は円弧状をなしており、前記円弧状の凹面が前記ソケットに面しており、各前記突出部の一端は対応する前記端部開口から前記スライド溝内に嵌入し、前記突出部は前記照明カバーが前記ソケットに組み付けられるまで前記スライドレール上をスライドする照明カバー、を含むことを特徴とする嵌合構造を備える照明器具。
2. 前記ソケットは、アルミ型材からなることを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
3. 前記照明カバーは、プラスチック材料からなることを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
4. 前記スライド溝は、前記スライド溝の外側底面に第１延伸プレートが取り付けられ、且つ、前記第１延伸プレートと前記外側底面は異なる平面に位置することを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
5. 前記スライドレールの側方断面は、第１の段差状をなしており、
   前記突出部の側方断面は、前記第１の段差状に対応する第２の段差状をなしていることを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
6. 前記照明カバーは、前記突出部と前記天井プレートの接続箇所に設けられる第２延伸プレートを更に含み、
   前記照明カバーが前記ソケットに組み付けられると、前記第２延伸プレートは前記スライド溝の外側に位置することを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
7. 前記接続プレートと前記基板は異なる平面に位置し、前記接続プレートは前記基板の中心線に対して鏡像対称であることを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。
8. 前記接続プレートと前記基板により凹溝が形成され、前記凹溝の開口は前記円弧状の凹面に面していることを特徴とする請求項１に記載の嵌合構造を備える照明器具。