JP3218603U - 呼吸用鼻マスクカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】呼吸用鼻マスクの装着による皮膚の炎症を予防し、優れた装着感と装着安定性を有する、皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバーを提供する。
【解決手段】布部110および固定部120を備える皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバー100であって、布部は、伸縮性を有し、呼吸用鼻マスク200に取り付けられると、呼吸用鼻マスクの皮膚接触部を覆う被覆部と被覆部と一体になった側面部112が形成され、布部の中央部には、通気孔が備えられる。固定部は、布部の端部に付設され、呼吸用鼻マスクに巻き付いて布部を呼吸用鼻マスクに固定させる。
【選択図】図3

Description

本考案は、呼吸用鼻マスク装着時に皮膚を保護する呼吸用鼻マスクカバーに関するものである。
鼻マスクを利用して呼吸を補助する治療が行われている。睡眠時無呼吸症候群の治療には、持続陽圧呼吸療法(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)が行われ、睡眠時の患者に陽圧の空気を配給している。また、慢性呼吸不全、急性呼吸不全、低酸素血症も鼻マスクを利用して患者に酸素を配給する治療が行われている。
着用時陽圧ガスが配給される場合には、顔と鼻マスクの間からガスの漏れが発生しやすいために、顔と密着するように鼻マスクは設計されている。この密着により、顔面の鼻マスク接触部位は圧迫され傷つけられることから、多くの鼻マスクが顔と接触する部分にクッション材が備えられている。鼻マスク用クッション部材およびそれを用いた鼻マスクについては数種開発されている(特許文献1)が、実際には鼻マスクの使用時間が長くなると、鼻マスクの接触部に不快感、痛み、皮膚の炎症が生じることが多く、特に鼻梁部に生じる接触性皮膚炎は、多くの患者を悩ませている。そこで、本考案者は、皮膚保護用パッチを考案し(特許文献2)、患者の利用に供していたところ、より優れた装着感と装着安定性が求められていた。
特開2008−264026号公報 実用新案登録第3176470号
本考案は、呼吸用鼻マスクの装着による皮膚の炎症を予防し、優れた装着感と装着安定性を有する、皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバーを提供することを課題とする。
課題を解決するために、以下の皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバーを考案した。
布部および固定部を備える皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバーであって、
該布部は、伸縮性を有し、呼吸用鼻マスクに取り付けられると、該呼吸用鼻マスクの皮膚接触部を覆う被覆部と該被覆部と一体になった側面部が形成され、
該布部の中央部には、通気孔が備えられ、
該固定部は、該布部の端部に付設され、該呼吸用鼻マスクに巻き付いて該布部を該呼吸用鼻マスクに固定させることができる、
呼吸用鼻マスクカバー。
本考案の呼吸用鼻マスクカバーは、呼吸用鼻マスクの装着時の不快感を軽減し、呼吸用鼻マスクの長時間装着による、皮膚の炎症、特に鼻梁部または鼻根の接触性皮膚炎の発症を予防することができる。また、本考案の呼吸用鼻マスクカバーは、伸縮性を有する布部を備え、呼吸用鼻マスクの皮膚接触部が該布部の布にフィットして被覆されることから、使用者の装着感が向上した。さらに固定部が呼吸用鼻マスクに巻き付いて布部がマスクに固定されることから、睡眠中に呼吸用鼻マスクカバーがずれることなく、装着安定性が向上した。また、伸縮性を有する布部を備えていることから、種々の形状の呼吸用鼻マスクの皮膚接触部を覆うことができる。
また、織布または不織布からなる本考案の鼻マスクカバーは、簡易に洗浄することができ、または、使い捨てで使用することができ、清潔に鼻マスクを使用することができる。
呼吸用鼻マスクの装着感、安定感、清潔感が改善され、使用者が安心して利用できることより、多くの患者が呼吸補助、特に持続陽圧呼吸療法(CPAP)による治療を進んで受けるようになり、健康維持、向上に貢献できる。
図1は本考案の一実施形態である呼吸用鼻マスクカバー100の平面図である。 図2は、図1の呼吸用鼻マスクカバー100の底面図である。 図3は、図1および2の呼吸用鼻マスクカバー100が取り付けられた呼吸用鼻マスク200の斜視図である。 図4は、図3に示す呼吸用鼻マスク200の底面図である。
本考案における呼吸用鼻マスクは、呼吸の補助を目的として呼吸用のガスを鼻孔に配給する治療で使用されるマスクであり、少なくとも鼻を覆うマスクである。鼻のみを覆うマスク、鼻と口を覆うマスクがある。例えば、持続陽圧呼吸療法(CPAP)、慢性呼吸不全、急性呼吸不全、低酸素血症等の治療において使用される。該呼吸用鼻マスク(以下鼻マスクともいう)は、顔と密着するように設計された皮膚接触部を備えている。
本考案の呼吸用鼻マスクカバーは、布部および固定部を備えている。
前記布部は、伸縮性を有し、前記鼻マスクに取り付けられると、該鼻マスクの皮膚接触部を覆う被覆部と鼻マスクの側面に添う側面部が形成される。該側面部は該被覆部と一体になっている。本考案の呼吸用鼻マスクカバーを前記鼻マスクに取り付けて使用すると、前記被覆部が鼻マスクの皮膚接触部と皮膚の間に挟まれて皮膚が保護される。
前記鼻マスクの皮膚接触部は、円形、三角形、その他の多角形等の形状を有しているが、前記布部は伸縮性を有し、種々の形状の皮膚接触部を安定に被覆することができる。
前記布部は、織布もしくは不織布またはその組合せから選ばれる。柔軟な材質が好ましく、さらに、皮膚への刺激が少なく、鼻マスクからの圧力に耐え、頭部の動きによる捻りやずれ等の応力に耐える材質が好ましい。厚さは2mm以下であることが好ましい。好適な例としては、編んで作られたニットが挙げられる。特に好ましい例としては、スムーズニット生地が挙げられる。
前記布部の形状は、いずれの形状であってもよい、円形、楕円形、多角形が挙げられる。円形や楕円形は、変形して、種々の形状の鼻マスクの皮膚接触部を覆うことができ、また、製造も簡易であることより好ましい形状である。前記布部の大きさは、鼻マスクに合わせた大きさであればよい。
前記布部の中央部には呼吸用のガスを配給するための通気孔が備えられている。通気孔の大きさや形は、呼吸用ガスの出入りを妨げず、布部が鼻マスクの皮膚接触部を覆うことができるように設計される。通気孔の形に制限はなく、例えば、円形、楕円形、鼻マスクの内側の形と同様の形である。好ましくは円形や楕円形である。
本考案の皮膚保護用鼻マスクカバーは前記鼻マスクに着脱自在に取り付けることができる固定部を備えている。該固定部は、前記布部の端部に付設され、前記鼻マスクに巻き付いて布部を鼻マスクに固定する機能を有する。
固定部は、ゴム等の弾性体、紐、面ファスナー等を含む。好ましくはゴム等の弾性体を含む。固定部は、布部の端部に付設され、例えば、ゴム紐や紐は、布部の折り返し部の端部に形成された紐通し部に通される。また、ゴム紐や面ファスナーは布部の端部に縫付けられてもよく、または、接着されてもよい。
本考案の呼吸用鼻マスクカバーは、前記鼻マスクに着脱自在に取り付けられる。例えば、該鼻マスクを使用する直前に本考案の呼吸用鼻マスクカバーを鼻マスクに取り付けて使用することができる。使用後は鼻マスクから取り外して簡易に洗濯、洗浄することができる。使い捨てであれば使用後に廃棄すればよい。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本考案の範囲は以下の図面に示す形態に限られるものではない。
図1は、本考案の呼吸用鼻マスクカバー100の平面図である。スムーズニット生地からなる布部110と固定部120からなる。布部の端部が折り返されゴム紐が通され、固定部120が形成されている。固定部に囲まれている空隙の直径が通気孔の直径より大きいため、折り返された布部110と通気孔113が図示される。図2に、図1に示す呼吸用鼻マスクカバー100の底面図を示す。
図3は、図1および図2の呼吸用鼻マスクカバー100が取り付けられた呼吸用鼻マスク200の斜視図である。呼吸用鼻マスク200の側面に呼吸用鼻マスクカバー100の固定部120が巻き付いて呼吸用鼻マスクカバー100が固定されている。呼吸用鼻マスクカバー100の布部110は、鼻マスクの皮膚接触部を覆い、鼻マスクの縁で曲がり鼻マスクの側面の一部を覆う側面部112を形成している。
図4は、図3に示す呼吸用鼻マスク200の底面図である。呼吸用鼻マスクの皮膚接触部は、呼吸用鼻マスクカバー100の布部110の被覆部111で覆われている。布部110が変形し、略三角形の通気孔113が備えられている。
本考案の呼吸用鼻マスクカバーは患者の鼻マスクの装着感と安定感を向上させ、皮膚の炎症を予防することができる。患者の負担を軽減し、治療効果を上げ、鼻マスクを使用した治療を普及することができる。
100 呼吸用鼻マスクカバー
110 布部
111 被覆部
112 側面部
113 通気孔
120 固定部
200 呼吸用鼻マスク

Claims (1)

  1. 布部および固定部を備える皮膚保護用の呼吸用鼻マスクカバーであって、
    該布部は、伸縮性を有し、呼吸用鼻マスクに取り付けられると、該呼吸用鼻マスクの皮膚接触部を覆う被覆部と該被覆部と一体になった側面部が形成され、
    該布部の中央部には、通気孔が備えられ、
    該固定部は、該布部の端部に付設され、該呼吸用鼻マスクに巻き付いて該布部を該呼吸用鼻マスクに固定させることができる、
    呼吸用鼻マスクカバー。
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