JP3218467U - ベビーシューズ組み立て用パーツ - Google Patents

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract


【課題】靴製作の専門的知識がなくても、容易にベビーシューズを組み立てることが可能なベビーシューズ組み立て用パーツを提供する。
【解決手段】下部パーツ1は、底部2と左側面部3と右側面部4とヒール部5からなる一体のパーツであり、上部パーツは、甲部とタン部からなる一体のパーツであり、さらに、踵用パーツがあり、3つのパーツが一つのキットとなる。予め下部パーツ1に踵用パーツを接合し、下部パーツ1の上に上部パーツを重ねて組み合わせた後、下部パーツ1と上部パーツの接合を行うことにより、ベビージューズが完成する。
【選択図】図1

Description

本考案はベビーシューズを組み立てる際に用いるベビーシューズ組み立て用パーツに関するものである。
従来から乳幼児等の靴としてベビーシューズが広く用いられている。このようなベビーシューズについては、乳幼児が足を挿入させ易く、履き易いベビーシューズの発明が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第5961394号 公報
完成されたベビージューズに対して手作りにより製作したベビーシューズを履かせる方が、乳幼児期の子育ての思い出を作ることができる。しかしながら、靴の製作には専門的知識が必要であり、例えば、生地の寸法取りや糸を通すための穴あけに時間を要してしまうという問題がある。
本考案の目的は靴の製作に関する専門的知識を持たない子育て世代が容易に楽しみながら、手作りによりベビーシューズを製作できるパーツを提供することである。本考案のパーツを使用することによりベビーシューズを手作りできることから、思い出作りとして市販されていない特徴のあるベビーシューズを得ることができる。
本考案の請求項1に記載のベビージューズ組み立て用パーツは、つま先部分を含む底部(以下、底部と称する)と左側面部と右側面部とヒール部を一体に構成している下部パーツ、甲部とタン部を一体に構成している上部パーツ及び踵用パーツとからなる3つのパーツからなるベビージューズ組み立て用パーツである。
本発明の請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案であって、高度な加工技術を有する印伝が配設された構成を持つベビーシューズ組み立て用パーツであって、伝統の赴きあるベビーシューズを手作りで製作することができる。
本考案の請求項1に記載のベビージューズ組み立て用パーツによれば、底部と左側面部と右側面部とヒール部を一体に構成している下部パーツ、甲部とタン部を一体に構成している上部パーツ及び踵用パーツからなる3つのパーツからなり、靴の製作に関する専門的知識がなくても容易に手作りで靴作りが可能である。
また、本考案の請求項2に記載のベビージューズ組み立て用パーツでは、高度な加工技術を有する印伝が配設された構成を持つパーツであって、乳幼児期を伝統の赴きあるベビーシューズを手作りで製作することができ、思い出を作ることができる。
本考案に係る下部パーツである。 本考案に係る上部パーツである。 本考案に係る踵用パーツである。 本考案に係る踵用パーツを接合した下部パーツである。 本考案に係るポンチ穴を開けた下部パーツである。 本考案に係るポンチ穴を開けた上部パーツである。 下部パーツの左側面部とヒール部を糸で接合した部位を示す斜視図である。 本考案により製作された印伝を配設したベビーシューズ本体の斜視図である。
下部パーツ1及び上部パーツ6において、乳幼児の肌に触れる箇所は、柔軟性を有するクッション性に優れた生地を使用する。下部パーツ及び上部パーツは前記生地を一体とした一層構造でもよく、外側をデザインされた生地との二層構造としてもよい。また、通気性を有する機能性生地との多層構造としてもよい。印伝を配設する場合は乳幼児の肌に触れないように外側を印伝とした多層構造の生地とするのが適切である。下部パーツ1の底部2及び上部パーツ6の甲部7の湾曲度合いは、一般の靴同様に親指側が小指側より前方に突き出た形状となっている。
以下、図1〜図8を参照して、本考案のベビーシューズ組み立て用パーツを用いたベビーシューズ製作の実施形態について説明する。図1は本考案の下部パーツ1であり、底部2と左側面部3と右側面部4とヒール部5からなる一体のパーツである。また、図2は本考案の上部パーツ6であり、甲部7とタン部8からなる一体のパーツである。また、図3は踵用パーツ9である。
前記、下部パーツ1、上部パーツ6、踵用パーツ9は、裁断機及び寸法を合わせた型による抜き型により、任意の寸法生地を得る。下部パーツ1の外側には予め踵用パーツ9を貼り合せておく。ここで、踵用パーツ9はクッション性にある素材であればよく、例えばコルクや皮製生地を用いることができる。前記の貼り合せ方法は、接着でもよく縫い合わ
せでもよい。
前記で踵用パーツ9の貼り合せを行った下部パーツ1及び上部パーツ6に、ポンチを用いて糸を通すための穴を任意の数だけ開ける。穴の大きさは直径1mm程度が適切である。図5に穴あけ後の下部パーツ1、図6に穴あけ後の上部パーツ6を示す。
本考案のベビーシューズ組み立て方法は、図1に示す下部パーツ1の点線で示す折り線を谷折りとし、図2で示す上部パーツ6の点線で示す折り線を谷折とし、下部パーツ1の上に上部パーツ6を重ねて組み合わせる。組み合わせた後、下部パーツ1と上部パーツ6の接合を行う。
ここで、下部パーツ1と上部パーツ6の接合方法は、糸により縫い合わせを行う。一例として、図7に下部パーツ1の左側面部3とヒール部5を糸で接合した部位を示す。接合方法は、左側面部3とヒール部5を前記の折り線で谷折りとした後、予め開けておいたポンチ穴を合致させて、糸により接合を行う。強固に固定するためには、図7に示すように螺旋状に縫い付けるのが好ましい。
下部パーツ1と上部パーツ6が接合されたら、下部パーツ6の左側面部3及び右側面部4に紐穴を開け、靴紐14を通す。右足用と左足用は左右対称であるので、同様の製作手順で行う。
1 下部パーツ
2 底部
3 左側面部
4 右側面部
5 ヒール部
6 上部パーツ
7 甲部
8 タン部
9 踵用パーツ
10 踵用パーツを接合した下部パーツ
11 ポンチ穴
12 糸
13 ベビーシューズ本体
14 靴紐

Claims (2)

  1. ベビージューズを組み立てる際に用いられるパーツであって、底部と左側面部と右側面部とヒール部を一体に構成している下部パーツ、甲部とヒール部を一体に構成している上部パーツ及び踵用パーツとからなるベビージューズ組み立て用パーツ。
  2. 印伝が配設された構成であることを特徴とする請求項1記載のベビーシューズ組み立て用パーツ。
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