JP3217610U - シリアルバスコネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】シリアルバスコネクタを提供する。
【解決手段】金属ケース100内に固定された固定部を備え、金属ケースの軸線両側に位置し且つミラー配置された第1、第2端子群をさらに備え、固定部には第1、第2端子群の一部が固定されたシリアルバスコネクタであって、固定部は金属ケースと同軸方向の伝送経路を構成し、伝送経路内には弾性フレーム160及び回路基板220が固定され、弾性フレーム160の金属ケース100は同軸方向の張出し部と第1、第2端子群とはフィットして接続している。弾性フレーム160によって挿入接続時の主な変形弾性力が受けられ、端子群の負荷が低減され、挿入接続切断時に確実に戻ることが確保される。同時に、挿入接続時に発生する可能性のある短絡や偽の接続が回避される。さらに、確実な半田付けレスの導体接続方式が提供され、製造コストや環境コストが低減される。伝送経路の中心対称結合方式は、生産工程の簡単化には顕著な効果を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、出願人の提出した、出願日が2015年11月27日、出願番号がCN201520966377.2、名称が「シリアルバスコネクタ」である出願の優先権を主張している。さらに、出願人の提出した、出願日が2016年01月15日、出願番号がCN201620036924.1、名称が「シリアルバスコネクタの金属ケース」である出願の優先権を主張している。ここでは、以上出願の全ての内容が全体引用で組み込まれる。
本考案は、コネクタに関し、特に高速電気信号のコネクタに関する。
従来の技術では、ユニバーサルシリアルバスコネクタは、異なる仕様・サイズがあり、microタイプのコネクタに対して、サイズ・仕様に制限されているため、コネクタの両面挿入を実現するには、ソケットの順方向端子群および逆方向端子群の牢固および安定が確保された前提下で、プラグの順方向端子群および逆方向端子群の物理構造には一層厳しい要求がある。
プラグの一方向端子群がソケットに効果的に接続された場合、他方向端子群が弾性反りにより周囲金属ケースと接触して短絡することが発生しないことの確保、および、弾性反りの良好な復帰弾性の確保、並びにプラグ全体の安定性低減が発生しない、製造コストの暴騰を回避することの確保をどのように実現するかは、従来の技術手段では効果的に解決できない。
本考案の目的は、従来のコネクタでは接続に力が付加されたときに接続確実性が効果的に確保できないとの課題を解決したシリアルバスコネクタを提供することにある。
本考案のシリアルバスコネクタは、金属ケース内に固定された固定部を備え、金属ケースの軸線両側に位置し且つミラー配置された第1端子群、第2端子群をさらに備え、固定部には第1端子群、第2端子群の一部が固定されたシリアルバスコネクタであって、固定部は金属ケースと同軸方向の伝送経路を構成し、伝送経路内には弾性フレーム及び回路基板が固定され、弾性フレームの金属ケースと同軸方向の張出し部は第1端子群、第2端子群とはフィットして接続しているものである。
第1端子群、第2端子群の導電端子は、伝送経路内へ突出した曲げ凸部を対称的に構成し、対称な曲げ凸部は回路基板の対応接続端子を挟んでそれと接続されている。
固定部は上固定部と下固定部とを含み、上固定部内には上端子群の一部が固定され、上端子群の上固定部内に固定された端部は、金属ケースの軸方向に垂直に延びていて上固定部の下端面から突出し、上端子群の他端は、金属ケースの軸方向において上固定部の左端面から突出して延びていき、
下固定部と下端子群は、別の1群となる同様な上端子群と上固定部を、金属ケースの軸線を基準として中心対称に金属ケースの軸線の周りに180度回転させて形成されたものである。
上固定部は、固定平板と、エッジアダプタと、端部位置決めコラムとを備え、端部位置決めコラムが横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタが横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタの左右端面間隔が固定平板の左右端面間隔より大きくなり、固定平板の左右端面間隔が端部位置決めコラムの左右端面間隔より大きくなり、端部位置決めコラムの上下端面間隔がエッジアダプタの上下端面間隔より大きくなり、エッジアダプタの上下端面間隔が固定平板の上下端面間隔より大きくなり、
固定平板の後端面がエッジアダプタの前端面の上端に固定され、固定平板の右端面がエッジアダプタの右端面と一致し、エッジアダプタの後端面の右端が端部位置決めコラムの前端面の中部に固定挿入され、エッジアダプタの右端面が端部位置決めコラムの右端面と一致し、
固定平板には、挟持用スルーホールとして上下端面を貫通している矩形のスルーホールが開設されている。
上端子群は金属ケースの軸線方向において固定平板の右端部の中心部から左へ挟持用スルーホールの側壁を貫通し、上端子群の導電端子ヘッドが固定平板の左端面の下端から張出していき、
挟持用スルーホール内において、上端子群の導電端子が挟持用スルーホールの軸線方向において下方に向いた曲げ凸部を構成し、曲げ凸部のトップが固定平板の下端面から突出している。
導電端子ヘッドが上固定部のエッジアダプタと下固定部のエッジアダプタとの間に位置し、導電端子ヘッドが右から左へ徐々に上方に曲げていて、導電端子ヘッドの端部で円滑に下方に曲げていく。
弾性フレームには1つの平面本体が含まれ、平面本体の一端であって延び方向の両側に、対称な立面本体が形成され、単一の立面本体が平面本体に関して対称であり、立面本体の外側間隔が平面本体の他端における対応間隔よりも小さくなり、平面本体の上端面には高度差があり、相対的高い上端面が立面本体側に位置し、相対的低い上端面から相対的高い上端面に向かって延び方向と平行に、端子群に対応する埋め込み溝が開設され、平面本体の上下端面は形状が対称であり、上下端面内の埋め込み溝は第1端子群、第2端子群とはフィットして接続している。
上端子群の導電端子に対応する第1埋め込み溝群は、弾性平面本体の相対的に低い上端面から相対的に高い上端面に向かって開設され、第1埋め込み溝群は、溝深さが導電端子ヘッドの延び方向により段々深くなって、上端子群の導電端子ヘッドとフィットするように構成され、
弾性平面本体の下端面に対称的に配置された第2埋め込み溝群は、下端子群の導電端子ヘッドとフィットするように構成される。
平面本体は、弾性平面本体と2つの平面本体補充体とを含み、立面本体は、2つの弾性立面本体を含み、弾性平面本体が平板であり、弾性立面本体が平板であり、平面本体補充体が平板であり、弾性平面本体の左右端面間隔が平面本体補充体の左右端面間隔より大きくなり、平面本体補充体の左右端面間隔が弾性立面本体の左右端面間隔より大きくなり、弾性立面本体の上下端面間隔が弾性平面本体の上下端面間隔より大きくなり、弾性平面本体の上下端面間隔が平面本体補充体の上下端面間隔と等しくなり、
弾性平面本体の後端面の左端部が1つの弾性立面本体の前端面の中部に固定挿入され、弾性立面本体の左端面が弾性平面本体の左端面と一致し、弾性立面本体の後端面が弾性平面本体の後端面と一致し、別の弾性立面本体が弾性平面本体の前端面の左端部に対称的に配置され、1つの平面本体補充体の前端面が弾性平面本体の後端面の右端部に固定され、平面本体補充体の右端面が弾性平面本体の右端面と一致し、別の平面本体補充体が弾性平面本体の前端面の右端部に対称的に配置されている。
上固定部のエッジアダプタの後端面が後側への外側曲げ構造を構成し、金属ケースの前後側壁の中部がキャビティから外側への外側曲げ構造を構成する。
金属ケースの挿入端の上側壁および下側壁に、外側に向いた第1弾性シートが対称的に配置され、同一側壁にあった2つの第1弾性シートの間には、金属ケースの軸線と平行な2つのリブが設けられ、第1弾性シートの長さよりもリブの長さの方が大きくなり、上側壁および下側壁のそれぞれには、止まり穴が設けられ、止まり穴は同一側壁にあった2つのリブの間に位置し、止まり穴の輪郭は、辺と角が円滑に遷移する矩形であり、止まり穴の輪郭の長辺は、リブの延び方向に垂直である。
止まり穴は、上側壁および下側壁の外側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブと同一層面内の補強構造を構成する、あるいは、
止まり穴は、上側壁および下側壁の内側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブと異なる層面内の補強構造を構成する。
止まり穴は、対応の形状を呈するスルーホールに置き換えられる。
本考案によるシリアルバスコネクタによれば、弾性フレームによって挿入接続時の主な変形弾性力が受けられ、端子群の負荷が低減され、挿入接続切断時に確実に戻ることが確保される。同時に、挿入接続時に発生する可能性のある短絡や偽の接続が回避される。確実な半田付けレスの導体接続方式が提供され、製造コストや環境コストが低減される。伝送経路の中心対称結合方式は、生産工程の簡単化には顕著な効果を有する。さらに、金属ケースの確実な構造が提供され、側壁の変形が発生し難く、設定された構造の精度が効果的に維持される。
図1は、本考案によるシリアルバスコネクタの組立軸測図である。 図2は、本考案によるシリアルバスコネクタの金属ケースの正面図である。 図3は、本考案によるシリアルバスコネクタの金属ケースの左側面図である。 図4は、本考案によるシリアルバスコネクタの上固定部と上端子群が組み立てられた正面図である。 図5は、本考案によるシリアルバスコネクタの上固定部と上端子群が組み立てられた平面図である。 図6は、本考案によるシリアルバスコネクタの上固定部と上端子群が組み立てられた左側面図である。 図7は、本考案によるシリアルバスコネクタの弾性フレームの平面図である。 図8は、本考案によるシリアルバスコネクタの弾性フレームの正面図である。 図9は、本考案によるシリアルバスコネクタの弾性フレームの左側面図である。 図10は、本考案によるシリアルバスコネクタの弾性フレームの右側面図である。 図11は、本考案によるシリアルバスコネクタの回路基板の平面図である。 図12は、本考案によるシリアルバスコネクタの上端子群、弾性フレーム、回路基板、及び下端子群が組み立てられた正面図である。 図13は、本考案によるシリアルバスコネクタの金属ケースの正面断面図である。 図14は、本考案によるシリアルバスコネクタの金属ケースを軸線に沿って切断した軸測図である。
以下は、添付図面を結びつけながら、本考案の具体的な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施例のシリアルバスコネクタは、順次に実装接続されている金属ケース100と、上固定部120と、上端子群140と、弾性フレーム160と、下固定部180と、下端子群200と、回路基板220とからなるものであり、上固定部120と下固定部は、電気的に絶縁され、上固定部120と下固定部180は、金属ケース100の軸線を基準として中心対称に伝送経路(伝送経路本体が直管である)を構成し、伝送経路が金属ケース100の軸線に沿って金属ケース100内に固定されている。上端子群140と下端子群200は、金属ケース100の軸線に沿って両側に延びていてミラー配置されたものであり、上端子群140と下端子群200の一部はそれぞれ上固定部120と下固定部180内に固定されている。弾性フレーム160と回路基板220は、金属ケース100の軸方向に沿って伝送経路内に固定され、弾性フレーム160は、伝送経路の一端から張り出してその張出し部を構成し、回路基板220は、伝送経路の他端から張り出してその張出し部を構成する。
上端子群140と下端子群200は、弾性フレーム160の張出し部の両側まで延びて、弾性フレーム160の張出し部の表面における対応の溝または穴とフィットして接続して、弾性力伝送構造を構成し、上端子群140と下端子群200は、伝送経路の対向する内壁から突出して、回路基板220における対応の導電部を挟んで、電気信号伝送構造を構成する。
弾性フレーム160、回路基板220、上固定部120、および、下固定部180のそれぞれは、プラスチック材料で一体的に形成されたものであり、弾性フレーム160と回路基板220には、位置決めスルーホールが開設され、上固定部120と下固定部180の対向する表面には、位置決めスルーホールに対応する位置決め穴および位置決めピンが設けられ、上固定部120と下固定部180の外表面には、金属ケース100の位置決め穴に対応する位置決めピンが設けられている。金属ケース100の側壁であって軸線の両側に、挿入コネクタが安定的に係合接続されるリブ及び弾性シートが対称的に設置されている。
図2に示すように、金属ケース100は矩形の直管であり、金属ケースの左端部(即ち挿入端)であって、金属ケースの上側壁および下側壁に、外側に向いた第1弾性シート101が対称的に設置され、具体的には、上側壁の前端、後端、および、下側壁の前端、後端に設けられている。第1弾性シート101は、金属ケース100のキャビティから外側へ金属ケース100の一部をスタンピングしたものであり、第1弾性シート101は、中部に突起部が形成されたプレートであり、その突起部が金属ケース100から分離され、その2つの端部が金属ケース100に接続されている。
同一側壁にあった2つの第1弾性シート101の間には、金属ケース100の軸線と平行な2つのリブ102が設けられており、第1弾性シート101の長さよりもリブ102の長さの方が大きくなる。
金属ケース100の右端(即ち出力端)であって、金属ケースの上側壁および下側壁の右端の中部には、金属ケース100の軸線と平行な第1位置決め板103が一対設けられ、第1位置決め板103のそれぞれには、金属ケース100の軸線に垂直に配列された位置決め穴(図示されず)が2つ設けられている。
図2及び図3に示すように、金属ケース100の前側壁の中部には、キャビティから外側への外側曲げ構造が形成され、左端から右端までの曲げ稜線104が形成され(左端から右端までの曲げ遷移面が同時に形成された)、曲げ稜線104の上部の前側壁とその下部の前側壁が対称である。金属ケース100の後側壁には、前側壁と対称な外側曲げ構造が形成されている。
図4、図5、図6を結びつけると、上端子群140の一部は、上固定部120内に固定され、上端子群140の上固定部120内に固定された端部は、金属ケース100の軸方向に垂直に延びて、上固定部120の下端面から突出して、電気信号伝送構造の一部となり、上端子群140の他端部は、金属ケース100の軸方向に沿って上固定部120の左端面から突出して延びて、弾性力伝送構造の一部となる。
図4および図5に示すように、上固定部120は、固定平板121と、エッジアダプタ122と、端部位置決めコラム123とを備え、端部位置決めコラム123が横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタ122が横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタ122の左右端面間隔が固定平板121の左右端面間隔より大きくなり、固定平板121の左右端面間隔が端部位置決めコラム123の左右端面間隔より大きくなり、端部位置決めコラム123の上下端面間隔がエッジアダプタ122の上下端面間隔より大きくなり、エッジアダプタ122の上下端面間隔が固定平板121の上下端面間隔より大きくなる。
固定平板121の後端面がエッジアダプタ122の前端面の上端に固定され、固定平板121の右端面がエッジアダプタ122の右端面と一致し、エッジアダプタ122の後端面の右端が端部位置決めコラム123の前端面の中部に固定挿入され、エッジアダプタ122の右端面が端部位置決めコラム123の右端面と一致する。
固定平板121には、挟持用スルーホール124として上下端面を貫通している矩形のスルーホールが開設され、挟持用スルーホール124の右側の上端面には、金属ケースの第1位置決め板103の位置決め穴に係合される位置決めピンが2つ設けられている。
固定平板121の下端面において、金属ケース100の軸線の一側に、挟持用スルーホール124の両側に位置する2つの位置決め穴(図示せず)が平行に配置され、金属ケース100の軸線の他方側における対応の位置に2つの位置決めピン125が設けられている。
図4および図5に示すように、上端子群140は金属ケース100の軸線方向において固定平板121の右端部の中心部から左へ挟持用スルーホール124の側壁を貫通し、上端子群140の導電端子ヘッド126は固定平板121の左端面の下端から張出している。
挟持用スルーホール124内において、上端子群140の導電端子が挟持用スルーホール124の軸線方向において下方に向いた曲げ凸部127を構成し、曲げ凸部127のトップが固定平板121の下端面から突出している(伝送経路に入る)。
突出した導電端子ヘッド126は、エッジアダプタ122の左端面を超えないものであり、導電端子ヘッド126は、右から左へ徐々に上方に曲げていて、導電端子ヘッド126の端部で円滑に下方に曲げていき、導電端子ヘッド126の末端が固定平板121の下端面よりも低くなる。
図5および図6に示すように、上固定部120のエッジアダプタ122の後端面には、後側への外側曲げ構造が形成され、左端から右端までの曲げ稜線104が形成され(左端から右端までの曲げ遷移面が同時に形成された)、曲げ稜線104の上部の後端面とその下部の後端面は対称である。上固定部120の外側曲げ構造は、金属ケース100の外側曲げ構造と合わせたものである。
別の1群となる上固定部120と上端子群140を下固定部180と下端子群200として使用し、該群の上固定部120と上端子群140を、金属ケース100の軸線を基準として中心対称に金属ケース100の軸線の周りに180度回転させれば、下固定部180と下端子群200が形成される。下固定部180と上固定部120は、金属ケース100と同軸線の伝送経路を構成する。
図7、図8、図9および図10を結びつけると、弾性フレーム160は、交錯な立体構造である。1つの平面本体の一端であって延び方向の両側に、対称的な立面本体が形成され、単一の立面本体が平面本体に関して対称であり、立面本体の外側間隔が平面本体の他端における対応の間隔よりも小さくなり、平面本体の上端面には高度差があり、相対的高い上端面が立面本体側に位置する。相対的低い上端面から相対的高い上端面へ延び方向と平行に、端子群に対応する埋め込み溝が開設されている。平面本体の上下端面は形状が対称である。上下端面内の埋め込み溝は第1端子群、第2端子群とはフィットして接続している。平面本体の相対的低い上端面には、位置決めスルーホールが開設されている。
図7および図8に示すように、弾性フレーム160の平面本体は、弾性平面本体161と、2つの平面本体補充体163とを含み、立面本体は、2つの弾性立面本体162を含み、弾性平面本体161は、上下端面が顕著な特徴となる(表面積が顕著な)平板であり、弾性立面本体162は、前後端面が顕著な特徴となる(表面積が顕著な)平板であり、平面本体補充体163は、前後端面が顕著な特徴となる(表面積が顕著な)平板であり、弾性平面本体161の左右端面間隔が平面本体補充体163の左右端面間隔より大きくなり、平面本体補充体163の左右端面間隔が弾性立面本体162の左右端面間隔より大きくなり、弾性立面本体162の上下端面間隔が弾性平面本体161の上下端面間隔より大きくなり、弾性平面本体161の上下端面間隔が平面本体補充体163の上下端面間隔と等しくなる。
弾性平面本体161の後端面の左端部が1つの弾性立面本体162の前端面の中部に固定挿入され、弾性立面本体162の左端面が弾性平面本体161の左端面と一致し、弾性立面本体162の後端面が弾性平面本体161の後端面と一致し、別の弾性立面本体162が弾性平面本体161の前端面の左端部に対称的に配置されている。1つの平面本体補充体163の前端面が弾性平面本体161の後端面の右端部に固定され、平面本体補充体163の右端面が弾性平面本体161の右端面と一致し、別の平面本体補充体163が弾性平面本体161の前端面の右端部に対称的に配置されている。2つの平面本体補充体163の前後端面間隔と弾性平面本体161の前後端面間隔との和は、伝送経路のキャビティの幅と等しい。
図7および図10に示すように、平面本体の延び方向において、弾性平面本体161の上端面は、段階状の相対的高い上端面と相対的低い上端面を呈し、2つの弾性立面本体162間の相対的高い上端面は、2つの弾性立面本体162の右側の相対的低い上端面よりも高くなる。弾性平面本体161の相対的低い上端面から相対的高い上端面へ、上端子群140の導電端子に対応する第1埋め込み溝群172が開設されている。弾性平面本体161の下端面は構造が上端面と対称である。
弾性平面本体161の相対的低い上端面には、上下端面を貫通している位置決めスルーホール171が2つ開設され、位置決めスルーホール171の配列方向は、金属ケース100の軸線に垂直であり、金属ケース100の軸線の両側に対称的に位置する。
第1埋め込み溝群172は、溝深さが(上端子群140の)導電端子ヘッド126の延び方向により段々深くなって、導電端子ヘッド126とフィットするように構成される(導電端子ヘッド126の端部の円滑な曲げ部が埋め込み溝から露出している)。
弾性平面本体161の下端面に対称的に形成された第2埋め込み溝群173は、下端子群200の導電端子ヘッド126とフィットするように構成される(導電端子ヘッド126の端部の円滑な曲げ部が埋め込み溝から露出している)。
図7および図8に示すように、弾性立面本体162の右端面174はそれと接続されている弾性平面本体161の上端面または下端面と共同で円滑な遷移表面174を構成する。
図7および図9に示すように、前方の弾性立面本体162の前端面と後方の弾性立面本体162の後端面との間において、各端面と弾性平面本体161および弾性立面本体162の左端面との接続箇所に、面取り175が設けられている。例えば、弾性平面本体161の左端面と上、下端面との接続箇所に面取り175が設けられ、弾性立面本体162の左端面と上、下端面との接続箇所に面取り175が設けられている。
図11に示すように、回路基板220は矩形の平板であり、回路基板220の左部の前後端面間隔は伝送経路のキャビティの幅と等しく、回路基板220の右部の前後端面間隔はその左部の前後端面間隔よりも大きくなる。回路基板220の左部の上下端面に、上下端子群に対応する接続端子群221が対称的に配置され、回路基板220の右部の上下端面に、上下端子群に対応するパッド群222が対称的に配置され、接続端子221とパッド222は回路基板220内で電気的に接続されている。接続端子221とパッド222との間には、上下端面を貫通している位置決めスルーホール171が2つ開設され、位置決めスルーホール171は、金属ケース100の軸線に垂直に配列され、金属ケース100の軸線の両側に対称的に位置する。
図12に示すように、下固定部180と上固定部120により構成された伝送経路内において、一側(下固定部180または上固定部120)の位置決めピン125が弾性フレーム160および回路基板220の対応の位置決めスルーホール171を介して他側(上固定部120または下固定部180)の対応の位置決め穴に固定されることにより、弾性フレーム160および回路基板220が伝送経路内に固定されることになる。同時に、上固定部120および下固定部180内に固定された上端子群140および下端子群200の曲げ凸部127が(押圧による微小な弾性変形が発生した後に)回路基板220の接続端子群221に押圧密着されて、対称な曲げ凸部127となって回路基板220を挟むことにより、上端子群140および下端子群200が確実に後続回路と繋ぐことになる。上端子群140および下端子群200の導電端子ヘッド126が弾性フレーム160の両側にある対応する埋め込み溝群内に置かれ、導電端子ヘッド126の円滑に下方に曲げた端部が溝内にフィットすることが確保される。弾性フレーム160と回路基板220の間隔が保持されている。
図2および図13に示すように、同一側壁にあった2つのリブ102の間隔は、リブ102とその隣接する第1弾性シート101との間隔よりも大きくなる。第1弾性シート101の突起部はリブ102よりも高くなり、第1弾性シート101の突起部はリブ102の延び方向の中部に位置する。
図13および図14に示すように、金属ケースの上側壁および下側壁のそれぞれには、1つの止まり穴105(或いは 埋め込み穴と称する)が設けられており、止まり穴105は同一側壁にあった2つのリブ102の間に位置し、止まり穴105の輪郭は、辺と角が円滑に遷移する矩形であり、止まり穴105の輪郭の長辺は、リブ102の延び方向に垂直である。
止まり穴105は、上側壁および下側壁の外側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブ102と同一層面内の補強構造を構成する。
止まり穴105は、上側壁および下側壁の内側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブ102と異なる層面内の補強構造を構成する。
対応の止まり穴を上側壁または下側壁における内側と外側の両方に配置して補強構造を構成するようにしてもよい。
実用中には、本実施例のシリアルバスコネクタが対応のソケットに挿入された場合、一側の端子群が力を受けて弾性フレームに伝送し、弾性フレームが力の方向の垂直成分において金属ケースに他側の端子群を湾曲させ、弾性フレームに保護されるため、他側の端子群と金属ケースの短絡や偽の接続が発生することがない。対応のソケットから脱離した場合、弾性フレームによって復帰が確保され、両側の端子群の受けた力が緩やかである。弾性フレームの合理的な構造によれば、コネクタの接続および脱離の処理過程には弾性変形中の弾性力の変化が一層合致し、コネクタの正常使用寿命が向上することになる。一体的に成形したプラスチック材料によれば、弾性フレームの弾性力特徴が確保される。
各端子群の曲げ凸部127を回路基板220の接続端子群221に押圧密着させることにより、半田付けレスの回路接続を図ることができ、実装過程では電気信号伝送構造の組合せを完了でき、生産効率が大幅に向上し、コネクタの完全的な生産技術が一体的成形技術の金型と補助用具によれば快速に実現でき、半田により発生する可能性のある汚染が回避されることになる。
実用中には、元の同一側壁にあった2つのリブ102は、軸線方向の外力による金属ケースのガタつきを克服して、軸線方向における金属ケースの強度を向上させることが可能となる。同一側壁にあった止まり穴105との共同作用により、軸線方向を回った外力による金属ケースの揺らしを克服して、金属ケースのねじり強度を向上させることが可能となる。
さらに、止まり穴105が同一側壁にあった2つのリブ102の間に設けられ、リブ102エッジの側壁との接続箇所のベンドでは比較的大きい内部応力集中が発生し、接続箇所の進み方向に沿って線状応力集中領域が形成される。止まり穴105エッジの側壁との接続箇所のベンドでは同様に比較的大きい内部応力集中が発生し、接続箇所の進み方向に沿って規律的な若干の線状応力集中領域が形成される。側壁表面でこれらの線状応力集中領域がグリッド類似の応力強化を形成し、このような応力強化を克服するには、より一層大きな外力を付加しなければならず、さらに側壁の変形が発生し難く、設定された構造の精度が効果的に維持される。
さらに、線状応力集中領域は、止まり穴105が側壁の内側に位置するか、または外側に位置するかの相違により、単一層面のグリッド類似の強化構造、または平行層面のグリッド類似の強化構造を形成する。平行層面のグリッド類似化は、異なる層面内応力受け時の反対方向の作用力により、応力強化を更に向上させることができる。
さらに、止まり穴が対応形状のスルーホールに置き換えられたと、電磁干渉適合性に合致することが確保される場合、応力強化が最大限向上した。
上述したものは、本考案の好適な実施形態に過ぎず、本考案の保護範囲はこれらに制限されず、本技術分野を熟知している当業者が本考案に披露された技術範囲内で簡単に想到できるいかなる変化や置換でも、本考案の保護範囲内に含まれるものと考えられる。よって、本考案の保護範囲は、請求の範囲における保護範囲に準じるべきである。
本考案によるシリアルバスコネクタは、産業製造に適用し、ワンセットとなった、従来のコネクタソケットに用いられ、接続過程中の接続構造の安定性を改善でき、接続過程中の信号安定性を改善でき、使用寿命が延長される。

Claims (13)

  1. 金属ケース内に固定された固定部を備え、金属ケースの軸線両側に位置し且つミラー配置された第1端子群、第2端子群をさらに備え、固定部には第1端子群、第2端子群の一部が固定されたシリアルバスコネクタであって、前記固定部は金属ケースと同軸方向の伝送経路を構成し、前記伝送経路内には弾性フレーム(160)及び回路基板(220)が固定され、前記弾性フレーム(160)の金属ケース(100)と同軸方向の張出し部は第1端子群、第2端子群とはフィットして接続していることを特徴とするシリアルバスコネクタ。
  2. 前記第1端子群、第2端子群の導電端子は、伝送経路内へ突出した曲げ凸部(127)を対称的に構成し、対称な曲げ凸部(127)は前記回路基板(220)の対応接続端子を挟んでそれと接続されていることを特徴とする請求項1に記載のシリアルバスコネクタ。
  3. 前記固定部は上固定部(120)と下固定部(180)とを含み、上固定部(120)内には前記上端子群(140)の一部が固定され、上端子群(140)の上固定部(120)内に固定された端部は、金属ケース(100)の軸方向に垂直に延びていて上固定部(120)の下端面から突出し、上端子群(140)の他端は、金属ケース(100)の軸方向において上固定部(120)の左端面から突出して延びていき、
    下固定部(180)と下端子群(200)は、別の1群となる同様な上端子群(140)と上固定部(120)を、金属ケース(100)の軸線を基準として中心対称に金属ケース(100)の軸線の周りに180度回転させて形成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載のシリアルバスコネクタ。
  4. 前記上固定部(120)は、固定平板(121)と、エッジアダプタ(122)と、端部位置決めコラム(123)とを備え、端部位置決めコラム(123)が横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタ(122)が横に置いた矩形コラムであり、エッジアダプタ(122)の左右端面間隔が固定平板(121)の左右端面間隔より大きくなり、固定平板(121)の左右端面間隔が端部位置決めコラム(123)の左右端面間隔より大きくなり、端部位置決めコラム(123)の上下端面間隔がエッジアダプタ(122)の上下端面間隔より大きくなり、エッジアダプタ(122)の上下端面間隔が固定平板(121)の上下端面間隔より大きくなり、
    固定平板(121)の後端面がエッジアダプタ(122)の前端面の上端に固定され、固定平板(121)の右端面がエッジアダプタ(122)の右端面と一致し、エッジアダプタ(122)の後端面の右端が端部位置決めコラム(123)の前端面の中部に固定挿入され、エッジアダプタ(122)の右端面が端部位置決めコラム(123)の右端面と一致し、
    固定平板(121)には、挟持用スルーホール(124)として上下端面を貫通している矩形のスルーホールが開設されていることを特徴とする請求項3に記載のシリアルバスコネクタ。
  5. 前記上端子群(140)は前記金属ケース(100)の軸線方向において固定平板(121)の右端部の中心部から左へ挟持用スルーホール(124)の側壁を貫通し、上端子群(140)の導電端子ヘッド(126)が固定平板(121)の左端面の下端から張出していき、
    挟持用スルーホール(124)内において、上端子群(140)の導電端子が挟持用スルーホール(124)の軸線方向において下方に向いた曲げ凸部(127)を構成し、曲げ凸部(127)のトップが固定平板(121)の下端面から突出していることを特徴とする請求項4に記載のシリアルバスコネクタ。
  6. 前記導電端子ヘッド(126)が上固定部のエッジアダプタと下固定部のエッジアダプタとの間に位置し、導電端子ヘッド(126)が右から左へ徐々に上方に曲げていて、導電端子ヘッド(126)の端部で円滑に下方に曲げていくことを特徴とする請求項5に記載のシリアルバスコネクタ。
  7. 前記弾性フレーム(160)には1つの平面本体が含まれ、前記平面本体の一端であって延び方向の両側に、対称な立面本体が形成され、単一の立面本体が平面本体に関して対称であり、立面本体の外側間隔が平面本体の他端における対応間隔よりも小さくなり、平面本体の上端面には高度差があり、相対的高い上端面が立面本体側に位置し、相対的低い上端面から相対的高い上端面に向かって延び方向と平行に、端子群に対応する埋め込み溝が開設され、平面本体の上下端面は形状が対称であり、上下端面内の埋め込み溝は第1端子群、第2端子群とはフィットして接続していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシリアルバスコネクタ。
  8. 上端子群(140)の導電端子に対応する第1埋め込み溝群(172)は、前記弾性平面本体(161)の相対的低い上端面から相対的高い上端面に向かって開設され、第1埋め込み溝群(172)は、溝深さが導電端子ヘッド(126)の延び方向により段々深くなって、上端子群(140)の導電端子ヘッド(126)とフィットするように構成され、
    弾性平面本体(161)の下端面に対称的に配置された第2埋め込み溝群(173)は、下端子群(200)の導電端子ヘッド(126)とフィットするように構成されることを特徴とする請求項7に記載のシリアルバスコネクタ。
  9. 前記平面本体は、弾性平面本体(161)と2つの平面本体補充体(163)とを含み、立面本体は、2つの弾性立面本体(162)を含み、弾性平面本体(161)が平板であり、弾性立面本体(162)が平板であり、平面本体補充体(163)が平板であり、弾性平面本体(161)の左右端面間隔が平面本体補充体(163)の左右端面間隔より大きくなり、平面本体補充体(163)の左右端面間隔が弾性立面本体(162)の左右端面間隔より大きくなり、弾性立面本体(162)の上下端面間隔が弾性平面本体(161)の上下端面間隔より大きくなり、弾性平面本体(161)の上下端面間隔が平面本体補充体(163)の上下端面間隔と等しくなり、
    弾性平面本体(161)の後端面の左端部が1つの弾性立面本体(162)の前端面の中部に固定挿入され、弾性立面本体(162)の左端面が弾性平面本体(161)の左端面と一致し、弾性立面本体(162)の後端面が弾性平面本体(161)の後端面と一致し、別の弾性立面本体(162)が弾性平面本体(161)の前端面の左端部に対称的に配置され、
    1つの平面本体補充体(163)の前端面が弾性平面本体(161)の後端面の右端部に固定され、平面本体補充体(163)の右端面が弾性平面本体(161)の右端面と一致し、別の平面本体補充体(163)が弾性平面本体(161)の前端面の右端部に対称的に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載のシリアルバスコネクタ。
  10. 前記上固定部(120)のエッジアダプタ(122)の後端面が後側への外側曲げ構造を構成し、金属ケース(100)の前後側壁の中部がキャビティから外側への外側曲げ構造を構成することを特徴とする請求項9に記載のシリアルバスコネクタ。
  11. 前記金属ケース(100)の挿入端の上側壁および下側壁に、外側に向いた第1弾性シート(101)が対称的に配置され、同一側壁にあった2つの第1弾性シート(101)の間には、金属ケース(100)の軸線と平行な2つのリブ(102)が設けられ、第1弾性シート(101)の長さよりもリブ(102)の長さの方が大きくなり、前記上側壁および下側壁のそれぞれには、止まり穴(105)が設けられ、止まり穴(105)は同一側壁にあった2つのリブ(102)の間に位置し、止まり穴(105)の輪郭は、辺と角が円滑に遷移する矩形であり、止まり穴(105)の輪郭の長辺は、リブ(102)の延び方向に垂直であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のシリアルバスコネクタ。
  12. 前記止まり穴(105)は、上側壁および下側壁の外側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブ(102)と同一層面内の補強構造を構成する、あるいは、
    前記止まり穴(105)は、上側壁および下側壁の内側に対称的に配置された場合、同一側壁の外側のリブ(102)と異なる層面内の補強構造を構成することを特徴とする請求項11に記載のシリアルバスコネクタ。
  13. 前記止まり穴(105)は、対応の形状を呈するスルーホールに置き換えられることを特徴とする請求項11または12に記載のシリアルバスコネクタ。

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