JP3217539U - 改良型コードレスつぼ探索器 - Google Patents
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Abstract
【課題】極めて鋭敏につぼの検出を可能にし、感度の切替を要することなくつぼ探索を簡単に行い得るようにしたコードレスつぼ探索器を提供する。
【解決手段】ペン型ハウジングを構成するいずれも電気良導体からなる本体11と先端ハウジング部材12において、本体11に取り付けた電池21と、先端ハウジング部材12内に設置され電池21と接続した探索子14と、先端ハウジング部材12とからなる一対の電極17との間に電流感知ブザー15を介在させ、かつ探索子14を外径2mm〜2.5mmの筒状ペン先部12bの、内径1mmの径内に置くことにより、一対の電極17を極めて近く配置してコードを使用せず、容易に入手できる市販の乾電池で作動可能とし、本体11または先端ハウジング部材12の適所にエレクトロルミネセンスを応用した発光装置を付着して、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】ペン型ハウジングを構成するいずれも電気良導体からなる本体11と先端ハウジング部材12において、本体11に取り付けた電池21と、先端ハウジング部材12内に設置され電池21と接続した探索子14と、先端ハウジング部材12とからなる一対の電極17との間に電流感知ブザー15を介在させ、かつ探索子14を外径2mm〜2.5mmの筒状ペン先部12bの、内径1mmの径内に置くことにより、一対の電極17を極めて近く配置してコードを使用せず、容易に入手できる市販の乾電池で作動可能とし、本体11または先端ハウジング部材12の適所にエレクトロルミネセンスを応用した発光装置を付着して、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、生体に電圧を与えた時、生体のつぼの位置に流れる電流が他のつぼ以外の位置に流れる電流よりも大きいこと、即ち、つぼ部分の電気抵抗が小さいこと、を利用して生体のつぼを探索するコードレスつぼ探索器に関するものである。
生体のつぼには周囲の皮膚となんらかの異なった点があり、その一つに電気抵抗が低いことがある。つぼ探索器はほとんどすべてこの性質を利用して皮膚の電気抵抗の低いところを探すものであり、本考案の原理も同様である。
従来のつぼ探索器は、不関電極、探索子、電流計又は電流感知装置からなり、不関電極を患者の手に握らせ、探索子端部を患者の皮膚に当てて、電流計等によって皮膚電気抵抗の低いところを探すものである。この場合、これらの部品を接続するためのコードが必要となる。
すなわち、従来もコードの無い探索器もあったが、それらはすべて自己施灸のためなど患者自身が手に持って自分のつぼを探す目的のものであり、鍼灸施術者が患者のつぼを探すものにはコードの無いものは存在しなかった。
従来のつぼ探索器は、不関電極、探索子、電流計又は電流感知装置からなり、不関電極を患者の手に握らせ、探索子端部を患者の皮膚に当てて、電流計等によって皮膚電気抵抗の低いところを探すものである。この場合、これらの部品を接続するためのコードが必要となる。
すなわち、従来もコードの無い探索器もあったが、それらはすべて自己施灸のためなど患者自身が手に持って自分のつぼを探す目的のものであり、鍼灸施術者が患者のつぼを探すものにはコードの無いものは存在しなかった。
ところで鍼治療のため従来のつぼ探索器は、不関電極、探索子、電流計をそれぞれコードで電気接続したものであるが、実用上このコードが邪魔になることが多く、携帯にも不便で断線による故障のもとにもなる。この欠点を解消したものとして、出願人が発明したコードレスつぼ探索器(特開2017−131287号公報)がある。
従来のペンシル型つぼ探索器では、握り電極とペンシル型の探索棒の先端電極とが本体から出された二本のコードにおける各先端に接続されたものからなり、一方の手に握り電極を握り、他方施術者の手で持った探索器先端の電極を皮膚に当ててつぼを探索し、この探索中に、本体に装備した電流計、音響器、又は小電球の発光灯等の電流感知装置に生ずる変化を監視しながらつぼの位置を確定していた。
なお、皮膚電流抵抗は部位により異なり個人差もあるので、探索中本体に設置されたバリオームで感度を調節する形が普通である。
なお、皮膚電流抵抗は部位により異なり個人差もあるので、探索中本体に設置されたバリオームで感度を調節する形が普通である。
このような従来型つぼ探索器では、次のような不便な点があった。
1)耳介のつぼのようにつぼが非常に狭い場合には、正確なつぼの位置を特定することができない。
2)コードが2本の場合にはコードがもつれることがあって使い難い。また、コードが1本化され使用時に裂いて使うようになっているものでは下肢のつぼ探索が困難なことがある。コードを十分な長さになるように裂くとコードがもつれることがあって使い難い。
3)コードと電流感知装置が不可欠のため携帯が不便である。
4)高電圧が必要なため特殊な電池が必要で、地域によっては入手困難なことがある。また電池の形態が特殊なため電池交換時などの際に脱着が煩雑である。
1)耳介のつぼのようにつぼが非常に狭い場合には、正確なつぼの位置を特定することができない。
2)コードが2本の場合にはコードがもつれることがあって使い難い。また、コードが1本化され使用時に裂いて使うようになっているものでは下肢のつぼ探索が困難なことがある。コードを十分な長さになるように裂くとコードがもつれることがあって使い難い。
3)コードと電流感知装置が不可欠のため携帯が不便である。
4)高電圧が必要なため特殊な電池が必要で、地域によっては入手困難なことがある。また電池の形態が特殊なため電池交換時などの際に脱着が煩雑である。
本考案のコードレスつぼ探索器は探索子と不関電極とを極めて近い場所(機器の探索子の先端)に置くことによってコードを不要としたものである。すなわち、外径2mm程度の先端に一対の電極をおくことによってコードを不要としたもので、両極が極めて近く陰極と陽極が同時に同じつぼに当たるので、両者間の電気抵抗が著しく低くなり、高電圧、高容量の特殊な形態の電池を使用する必要がなく、入手容易で安価な通常の単3又は単4乾電池を使用することができる。
さらに、ペンシル型つぼ探索器を本体と先端ハウジング部材に分離したうえで、先端ハウジング部材を本体に着脱自在に取付可能としたことにより、何らかの故障の際にも容易に交換することができる。
さらに、ペンシル型つぼ探索器を本体と先端ハウジング部材に分離したうえで、先端ハウジング部材を本体に着脱自在に取付可能としたことにより、何らかの故障の際にも容易に交換することができる。
前記目的を達成するために本考案のコードレスつぼ探索器は、ペン型ハウジングを構成するいずれも電気良導体からなる本体および該本体に着脱自在に取り付けられた先端ハウジング部材において、前記本体に取り付けた電池と、前記先端ハウジング部材内に設置され前記電気と接続した探索子と、前記先端ハウジング部材とからなる一対の電極との間に電流感知ブザーを介在させ、かつ前記探索子を外径2mm〜2.5mmの前記筒状ペン先部の、内径1mmの径内に置くことにより、一対の電極を距離を無視し得るほど極めて近く配置してコードを使用せず、市販の乾電池で作動可能とし、陰陽両極が同時に同じつぼに当たること可能になると共に使用・携行の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とするものである。
本考案のコードレスつぼ探索器において、前記本体の一方の端部にはL字状溝を備えたワンタッチ係合部材を設けてあり、前記先端ハウジング部材の周面の適所に設けた突起が、前記ワンタッチ係合部材のL字状溝に係合することにより、前記先端ハウジング部材を前記本体に着脱自在に取り付けることができるようにしたことをも特徴とするものである。
本考案のコードレスつぼ探索器において、前記探索子が周面を極めて薄い絶縁部材で被覆された銅線からなることをも特徴とするものである。
本考案のコードレスつぼ探索器において、前記本体および先端ハウジング部材を手に持って使用するに際し、該本体および先端ハウジング部材の外周面を絶縁部材で被覆して、使用の便宜を図ることができるようにしたことをも特徴とするものである。
本考案のコードレスつぼ探索器において、前記本体または先端ハウジング部材の外周面にエレクトロルミネセンスを応用した発光装置を装着して、使用の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコードレスつぼ探索器。
以上の説明から理解できるように、本考案のコードレスつぼ探索器は、電気良導体の本体、及び先端に設置した一方の電極である探索子と、本体の端部に取り付けた電気良導体からなる先端ハウジング部に設置した不関電極とで形成し、この形成された本体内に電池を収納し、前記ハウジング部材内に探索子および配線を収納し、筒形本体の先端部分に設置した先端ハウジング部材内の空間に電流感知ブザーを収納するように構成したものであり、小型かつ軽量となり、コードの断線等の心配がなく、いつでもどこでも簡単につぼを探索することができ、かつ低コストで提供することができる等の優れた効果が備えられている。
また、本体と先端ハウジング部材をワンタッチ係合部材を用いて着脱自在としてあるので、使用により先端ハウジング部材の劣化または何らかの故障が生じた場合も、簡単に先端部分を交換することができる。
また、本体と先端ハウジング部材をワンタッチ係合部材を用いて着脱自在としてあるので、使用により先端ハウジング部材の劣化または何らかの故障が生じた場合も、簡単に先端部分を交換することができる。
以下、本考案のコードレスつぼ探索器に係る実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図3は本考案のコードレスつぼ探索器の概略透視図,概略端面図,概略斜視図である。
本考案のコードレスつぼ探索器10は、金属製の筒状本体11と先端が先細りのペン型の金属製先端ハウジング部材12とからなり、該先端ハウジング部材12は前記筒状本体11の一方の端部に設けたワンタッチ係合部材13を介して筒状本体11に着脱自在に取り付けられている。
なお、前記ワンタッチ係合部材13の外周面の適所にはL字状溝13aを形成してあり、前記先端ハウジング部材12の外周面の適所に設けた係合突起12aを前記L字状溝13aに係合させることにより、前記先端ハウジング部材12を本体11に着脱自在に取り付けることができるのである。
図1ないし図3は本考案のコードレスつぼ探索器の概略透視図,概略端面図,概略斜視図である。
本考案のコードレスつぼ探索器10は、金属製の筒状本体11と先端が先細りのペン型の金属製先端ハウジング部材12とからなり、該先端ハウジング部材12は前記筒状本体11の一方の端部に設けたワンタッチ係合部材13を介して筒状本体11に着脱自在に取り付けられている。
なお、前記ワンタッチ係合部材13の外周面の適所にはL字状溝13aを形成してあり、前記先端ハウジング部材12の外周面の適所に設けた係合突起12aを前記L字状溝13aに係合させることにより、前記先端ハウジング部材12を本体11に着脱自在に取り付けることができるのである。
前記金属製の筒状本体11は、一方の端部に設けた開口部11aから電池21を収納してあり、該開口部11aには金属製の蝶番で開閉する金属製の蓋11bを設けて閉鎖してある。また、前記筒状本体11の他方の閉止端部には中央に開口部11dを設けた電気不導体からなる閉止部材11cを溶着してあり、該閉止部材11cによって前記筒状本体11に収納した電池の位置決めが行われている。なお、前記閉止部材11cの開口部11dには、電気良導体の電池陰極受け部11eを設けてある。
そして、金属製の筒状本体11の閉止端部側に取り付けられたワンタッチ係合部材13もまた金属製からなり、前記筒状本体11の閉止端部側と溶着やろう着、または接着剤による接着等により取り付けてある。もちろん、図示するように前記筒状本体11の閉止端部側にワンタッチ係合部材13を成形してもよい。
そして、金属製の筒状本体11の閉止端部側に取り付けられたワンタッチ係合部材13もまた金属製からなり、前記筒状本体11の閉止端部側と溶着やろう着、または接着剤による接着等により取り付けてある。もちろん、図示するように前記筒状本体11の閉止端部側にワンタッチ係合部材13を成形してもよい。
前記先端ハウジング部材12は先細りのペン型の先端部分に筒状ペン先部12bを設けてあり、該筒状ペン先部12bの径内に探索子14を配してある。前記探索子14は周面を極めて薄い絶縁部材で被覆してあるので、前記筒状ペン先部12bとは筒状ペン先部12bの径内において絶縁状態が維持されている。前記探索子14としては周囲を絶縁部材で被覆してある銅線、例えばエナメル線やホルマル線、ポリウレタン線を好適に用いることができる。また、探索子14の位置ずれを防止するため、前記筒状ペン先部12bの前記先端ハウジング部材12内側の端部において、絶縁体からなる保持部12cによりに固定されている。
前記探索子14は前記先端ハウジング部材12内において、電流感知用ブザー15を介在させて前記筒状本体11に収納された電池21と電気的に接続するようになっている。
より詳しくは、前記探索子14の前記先端ハウジング部材12内側の端部に前記電流感知用ブザー15を接続し、かつ該電流感知用ブザー15の端子金属棒15aにはバネ付き金属棒14aを溶着してある。このような構成にすることで、前記先端ハウジング部材12をワンタッチ係合部材13を介して筒状本体11に取り付けた際に、前記バネ付き金属棒14aが筒状本体11の閉止部材11cの開口部11dに設けた電池陰極受け部11eと接触することにより前記探索子14と筒状本体11に収納された電池21とが電気的に接続されるようになっている。
より詳しくは、前記探索子14の前記先端ハウジング部材12内側の端部に前記電流感知用ブザー15を接続し、かつ該電流感知用ブザー15の端子金属棒15aにはバネ付き金属棒14aを溶着してある。このような構成にすることで、前記先端ハウジング部材12をワンタッチ係合部材13を介して筒状本体11に取り付けた際に、前記バネ付き金属棒14aが筒状本体11の閉止部材11cの開口部11dに設けた電池陰極受け部11eと接触することにより前記探索子14と筒状本体11に収納された電池21とが電気的に接続されるようになっている。
なお、前記電池21の陰極側に接続された探索子14と、電池21の陽極側に筒状本体11を介して接続された先端ハウジング部材12の先端部の筒状ペン先部12bを構成する不関電極とは、極めて近く配置された一対の電極17を構成している。
すなわち、前記探索子14は径が1mm以下であって、前記先端ハウジング部材12の先端に設けた外径2mm〜2.5mmの筒状ペン先部12bの、内径約1mmの径内に絶縁状態を維持して配されており、このように一対の電極を極めて近く配置することによって陰極と陽極が同一のつぼに同時に当たることを可能とすると共に高電圧、高容量の特殊な形態の電池を使用する必要がなくなり、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたものである。
なお、前記探索子14は、前記筒状ペン先部12bの内径1mmの径内に収まる径であれば1mm以下の極小径であっても良い。このような極小径の探索子を用いた場合には、前記筒状ペン先部の外径のサイズを変えることなく肉厚をより厚くすることができ、つぼの探索精度を向上させることができるのである。
すなわち、前記探索子14は径が1mm以下であって、前記先端ハウジング部材12の先端に設けた外径2mm〜2.5mmの筒状ペン先部12bの、内径約1mmの径内に絶縁状態を維持して配されており、このように一対の電極を極めて近く配置することによって陰極と陽極が同一のつぼに同時に当たることを可能とすると共に高電圧、高容量の特殊な形態の電池を使用する必要がなくなり、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたものである。
なお、前記探索子14は、前記筒状ペン先部12bの内径1mmの径内に収まる径であれば1mm以下の極小径であっても良い。このような極小径の探索子を用いた場合には、前記筒状ペン先部の外径のサイズを変えることなく肉厚をより厚くすることができ、つぼの探索精度を向上させることができるのである。
次に、本考案のコードレスつぼ探索器における、先端ハウジング部材12の筒状本体11への取り付け行程について説明する。
図4〜図5は、筒状本体11と先端ハウジング部材12の分解状態の概略端面図および概略斜視図である。先端ハウジング部材12の筒状本体11への取り付けに際しては、まず図6に示すように、先端ハウジング部材12の外周面の適所に設けた係合突起12aを筒状本体11の先端に設けたワンタッチ係合部材13の適所に形成したL字状溝13aに挿通させて係合させる。そして、図7に示すように、係合突起12aがL字状溝13aの終端部まで移動するように先端ハウジング部材12を回転させることにより、先端ハウジング部材12の筒状本体11への取り付けが完了する。
なお、先端ハウジング部材12は患者の皮膚への当接使用により摩耗・劣化・不具合等を生じることがあるが、上記の構成を採用することにより、不具合の生じた先端ハウジング部材の取り外しと新規の先端ハウジング部材の取り付け等の交換作業が極めて容易であり、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたものである。
図4〜図5は、筒状本体11と先端ハウジング部材12の分解状態の概略端面図および概略斜視図である。先端ハウジング部材12の筒状本体11への取り付けに際しては、まず図6に示すように、先端ハウジング部材12の外周面の適所に設けた係合突起12aを筒状本体11の先端に設けたワンタッチ係合部材13の適所に形成したL字状溝13aに挿通させて係合させる。そして、図7に示すように、係合突起12aがL字状溝13aの終端部まで移動するように先端ハウジング部材12を回転させることにより、先端ハウジング部材12の筒状本体11への取り付けが完了する。
なお、先端ハウジング部材12は患者の皮膚への当接使用により摩耗・劣化・不具合等を生じることがあるが、上記の構成を採用することにより、不具合の生じた先端ハウジング部材の取り外しと新規の先端ハウジング部材の取り付け等の交換作業が極めて容易であり、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたものである。
なお、本考案のコードレスつぼ探索器を使用するに際しては、筒状本体11および先端ハウジング部材12が金属製であることから、施術者の手との絶縁状態を維持するため、図8に示すように、筒状本体11に絶縁カバー16を取り付けるようにするとよい。
もちろん、前記絶縁カバー16に代わって絶縁性のテープを筒状本体11に巻き付ける等の方法を採用することもできる。
もちろん、前記絶縁カバー16に代わって絶縁性のテープを筒状本体11に巻き付ける等の方法を採用することもできる。
本考案のコードレスつぼ探索器の使用に際しては、前記一対の電極17がつぼに当接したことを施術者が直ちに知ることができるように、前記筒状本体11または前記先端ハウジング部材12の外周面の適所にエレクトロルミネセンスを応用した発光装置を設けることもできる。
なお、本実施例においては前記先端ハウジング部材12の外周面の適所に溝部18を形成し、該溝部18にエレクトロルミネセンスを応用した発光塗料19を充填してある。このような構成にすることで、前記一対の電極17がつぼに当接した際に、筒状本体11および先端ハウジング部材12が電気導通状態となることで、エレクトロルミネセンスを応用した発光塗料が発光し、施術者が直ちに前記一対の電極17がつぼに当接していることを知ることができるのである。
なお、本実施例においては前記先端ハウジング部材12の外周面の適所に溝部18を形成し、該溝部18にエレクトロルミネセンスを応用した発光塗料19を充填してある。このような構成にすることで、前記一対の電極17がつぼに当接した際に、筒状本体11および先端ハウジング部材12が電気導通状態となることで、エレクトロルミネセンスを応用した発光塗料が発光し、施術者が直ちに前記一対の電極17がつぼに当接していることを知ることができるのである。
なお、図9(a),(b)に示すように、鍼治療の際に使われる鍼管101の内径は2.5mmであって、刺鍼の際には鍼102の先端がその範囲内のどこに当たるかは予測できないが、これでも十分実用的である。したがって、本考案の機器を使用してつぼがこの径約2mmの点の中にあることがわかれば、つぼが探子部、外輪側の不関電極部のいずれにあっても実用上はほとんど差支えない。
また、探子部がつぼに当たっているときは外輪側の不関電極部は必ずつぼに当たっており、探子部の箇所がつぼの一部であると確実に判断できる。
また、探子部がつぼに当たっているときは外輪側の不関電極部は必ずつぼに当たっており、探子部の箇所がつぼの一部であると確実に判断できる。
なお、前記一対の電極17が電気的導通状態においては電流感知用ブザー15が鳴るが、電池の消耗を防止するために使用終了時には電池を取り外しておく等により電気的な導通を切っておくことが望ましい。本考案の構造においては電池を容易に取り出すことができるので、電池を取り外して本考案の機器と電池の両者を図10に示す収納ケース31に収納することで対処することも可能である。
以上の説明から理解できるように、本考案のコードレスつぼ探索器は、一方の電極である探索子と筒状本体の端部に取り付けた電気良導体の先端ハウジング部の筒状ペン先部からなる不関電極とで構成したものであり、感度が著しく優れており、小型かつ軽量となって使用しやすく、かつコードが無いので取扱いが容易でコードの断線等の心配がなく、いつでもどこでも簡単につぼを探索することができ、かつ低コストで提供することができる等の優れた効果が達成される。
10 コードレスつぼ探索器
11 筒状本体
11a 開口部
11b 蓋
11c 閉止部材
11d 開口部
11e 電池陰極受け部
12 先端ハウジング部材
12a 係合突起
12b 筒状ペン先部
12c 保持部
13 ワンタッチ係合部材
13a L字状溝
14 探索子
14a バネ付き金属棒
15 電流感知用ブザー
15a 端子金属棒
16 絶縁カバー
17 一対の電極
18 溝部
19 エレクトロルミネセンスを応用した発光塗料
21 電池
31 収納ケース
101 鍼管
102 鍼
11 筒状本体
11a 開口部
11b 蓋
11c 閉止部材
11d 開口部
11e 電池陰極受け部
12 先端ハウジング部材
12a 係合突起
12b 筒状ペン先部
12c 保持部
13 ワンタッチ係合部材
13a L字状溝
14 探索子
14a バネ付き金属棒
15 電流感知用ブザー
15a 端子金属棒
16 絶縁カバー
17 一対の電極
18 溝部
19 エレクトロルミネセンスを応用した発光塗料
21 電池
31 収納ケース
101 鍼管
102 鍼
Claims (5)
- ペン型ハウジングを構成するいずれも電気良導体からなる本体および該本体に着脱自在に取り付けられた先端ハウジング部材において、
前記本体に取り付けた電池と、
前記先端ハウジング部材内に設置され前記電気と接続した探索子と、前記先端ハウジング部材とからなる一対の電極との間に電流感知ブザーを介在させ、
かつ前記探索子を外径2mm〜2.5mmの前記筒状ペン先部の、内径1mmの径内に置くことにより、
一対の電極を極めて近く配置してコードを使用せず、陰極と陽極の両極を同時に同一のつぼに接触させることを可能にし、入手しやすい市販の乾電池で作動可能とし、使用・携行の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とするコードレスつぼ探索器。 - 前記本体の一方の端部にはL字状溝を備えたワンタッチ係合部材を設けてあり、前記先端ハウジング部材の周面の適所に設けた突起が、前記ワンタッチ係合部材のL字状溝に係合することにより、前記先端ハウジング部材を前記本体に着脱自在に取り付けることができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコードレスつぼ探索器。
- 前記探索子が周面を極めて薄い絶縁部材で被覆された銅線からなることを特徴とする請求項1または2に記載のコードレスつぼ探索器。
- 前記本体および先端ハウジング部材を手に持って使用するに際し、該本体および先端ハウジング部材の外周面を絶縁部材で被覆して、使用の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコードレスつぼ探索器。
- 前記本体または前記先端ハウジング部材の外周面にエレクトロルミネセンスを応用した発光装置を装着して、使用の便宜を図ることができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコードレスつぼ探索器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001907U JP3217539U (ja) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | 改良型コードレスつぼ探索器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP3217539U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109512660A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-03-26 | 史能军 | 一种用于中医针灸的辅助定位设备 |
-
2018
- 2018-05-24 JP JP2018001907U patent/JP3217539U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109512660A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-03-26 | 史能军 | 一种用于中医针灸的辅助定位设备 |
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