JP3217480U - 測量スタッフ - Google Patents

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Abstract

【課題】測量において、暗い環境下でも容易に作業を実施できるようにする測量スタッフを提供する。
【解決手段】横断面コ字状で上下に長い棒状部材からなるスタッフ本体2と、スタッフ本体における3つの内側面のうち開口部から奥側の面にその上下方向に亘って表示された測量用目盛21とを備えた測量スタッフ1であって、スタッフ本体の3つの内側面で囲まれた内側空間の上端側には、照明手段である小型ライト4が発光部40を下向きにして配設されており、暗い環境下で小型ライトを点灯して上方から内側空間を照明することにより、測量用目盛が上端側から下端側まで照らされて前方から総て視認可能な状態になるものとした。
【選択図】図1

Description

本考案は、測量作業に使用するスタッフに関し、殊に、暗い環境でも測量用目盛が目視しやすい測量スタッフに関する。
水準測量などの測量作業は、望遠機能のある測量器を使用して測量位置に立てた棒状の測量スタッフの測量用目盛を読み取りながら行われるのが一般的である。しかし、照明設備が不充分な建物の中や地下工事現場などの暗い環境で作業を行う場合は、その測量用目盛が読み取りにくくなるため、作業者が測量スタッフを支持しながら懐中電灯等でこれを照らす手間を必要としていた。
この問題に対し、特開2016−114482号公報においては、スタッフ支持部材を介して測量スタッフにLEDライト等の照明手段を取り付けることで、その測量用目盛を照らして目視しやすくした測量スタッフ用照明装置が提案されており、これを用いることにより、作業者の手間を増やすことなく暗環境下でも測量作業を実施しやすいものとしている。
しかしながら、この技術において長い棒状部材からなるスタッフ本体の表面で上下方向に亘って表示された測量用目盛を総て照らすためには、LEDライト等による照明手段を上下方向に多数備えた大きな装置が必要になることに加え、多数の照明手段に電力を供給するために大容量の蓄電池が必要となるため、測量スタッフの全体重量が増加して作業者の負担が過大になりやすいとともに、導入と維持のためのコストが高騰しやすいという問題もある。
また、測量スタッフは鉛直に支持する必要があるため、これに水準器を付設したものを使用するケースも多いところ、暗い環境下では、その水準器の水準判定部も陰または暗い状態になってしまうことから、これを目視で確認しながら測量スタッフを鉛直の状態に調整することも困難となりやすい。
特開2016−114482号公報
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、測量スタッフを使用する測量において、暗い環境下でも容易に作業を実施できるようにすることを課題とする。
そこで、本考案は、横断面コ字状で上下に長い棒状部材からなるスタッフ本体と、このスタッフ本体における3つの内側面のうち開口部から奥側の面にその上下方向に亘って表示された測量用目盛とを備えた測量スタッフであって、そのスタッフ本体の3つの内側面で囲まれた内側空間の上端側には、照明手段が発光部を下向きにして配設されており、暗い環境下でこの照明手段を点灯して上方から前記内側空間を照明することにより、前記測量用目盛がその上端側から下端側まで照らされて前方から総て視認可能な状態になる、ことを特徴とするものとした。
このように、横断面コ字状のスタッフ本体の奥側の面に測量用目盛を表示しながら照明手段でその上方から内部空間を照明する構成としたことにより、左右の内側面で囲まれていることで光線が内側空間内で乱反射するため、少ない光量であっても測量用目盛が上端側から下端側まで総て照らされて外部から視認しやすいものとなり、且つ、このような簡易な構成によりコンパクトで軽いものとなるため、暗環境においても扱いやすくスムーズな作業を実現しやすいものとなる。
また、この測量スタッフにおいて、その内側面のうち開口部から左右の面には蛍光材又は蓄光材による発光面が前記測量用目盛に並列して形成されており、照明手段の光エネルギーで励起された蛍光又は燐光により、その測量用目盛における照明時の視認性を増強することを特徴としたものとすれば、最小限の光量で最大限の視認性を確保可能なものとなる。
さらに、上述した測量スタッフにおいて、そのスタッフ本体の内側空間の下端側には、丸型気泡管による水準器が水準判定部を上向きにして配設されており、照明手段を点灯することでその水準判定部が上方から照らされる、ことを特徴としたものとすれば、暗環境であっても手間を要することなく測量スタッフを鉛直に調整しながら支持しやすいものとなる。
さらにまた、上述した測量スタッフにおいて、そのスタッフ本体の外側面には、その長手方向に沿ってテレスコープ式の支持脚が付設されており、その支持脚を下向きに延ばしながら所望の長さで固定することにより、測量スタッフの全長が下方向に所望量延長される、ことを特徴としたものとすれば、測量現場の状況に応じて測量スタッフの高さを調整しながら容易に対応できるものとなる。
横断面コ字状のスタッフ本体の奥側の面に測量用目盛を表示して、照明手段でその上方から内部空間を照明する方式とした本考案によると、暗い環境下でも容易に測量作業を実施可能なものとなる。
(A)は本考案における実施の形態である測量スタッフの正面図、(B)は(A)の側面図である。 図1(A)のX−X線による拡大した断面図である。
以下に、図面を参照しながら本考案を実施するための形態を説明する。
図1(A)は、本実施の形態である測量スタッフ1の正面図、図(B)はその側面図を示している(中間部分は省略)。この測量スタッフ1は、測量作業において測量器で目視しながら計測を行うための器具であるが、通常の使用状態のほか、照明設備が不充分な建物の中や地下工事現場などの暗い環境でも測量用目盛を目視しやすくした点を特徴としている。
例えば、ビルや工場内において大型設備機器を据え付けるような場合、設置場所の基礎コンクリートはミリ単位の精度で水平に施工されていないケースも多いことから、水準測量を実施しながらスペーサー等で設置面を水平の状態に精密に調整する必要がある。しかし、このような設置空間では照明が不充分な状況も多いため、作業者の一人が測量スタッフを鉛直の状態に支持しながら、懐中電灯等でその測量用目盛を照らす手間を要することも多かった。
そこで、本願考案者らは、斯かる問題点を解決すべく鋭意研究を重ね、本願の測量スタッフを開発するに至ったものである。即ち、この測量スタッフ1は、図1(A)に示すように、横断面コ字状で上下に長い金属製の棒状部材20からなるスタッフ本体2と、このスタッフ本体2における3つの内側面のうち開口部から奥側の面に、テープ状のメジャーをその上下方向に亘って貼付して表示された測量用目盛21とを備えている。
そのスタッフ本体2の3つの内側面で囲まれた内側空間の上端側には、照明手段としての小型ライト4が発光部40を下向きにして配設されており、暗い環境下でこの小型ライト4を点灯してスタッフ本体2の内側空間内を上方から照明することにより、その測量用目盛21がその上端側から下端側に亘って照らされて正面から視認可能な状態になるものであり、この点が本考案における最大の特徴部分となっている。
この小型ライト4としては、図のように小型電池41を内蔵してスイッチ42でLED素子による発光部40を点灯・消灯操作することが可能な携帯式のLEDライトが、横断面コ字状の棒状部材20の内側空間にその先端側を上方から挿入・固定しやすく少ない電力量で長時間点灯できる点で好適である。
このように、スタッフ本体2の奥側の面に測量用目盛21を表示しながら小型ライト4でその上方から内部空間を照明する構成を採用したことにより、左右の内側面で囲まれているために光線が内側空間内で乱反射して、少ない光量でも測量用目盛21が上端側から下端側まで総て照らされて正面から視認しやすいものとしている。
また、上述したように、本考案の測量スタッフ1は、1個の発光部40だけで測量用目盛21を総て照明する構成であることから、全体としてコンパクト且つ軽量の状態で収まるため、暗環境においても作業者に過剰な負担を強いることなく、スムーズな作業を実現しやすいものとしている。
さらに、この測量スタッフ1においては、そのスタッフ本体2を構成する横断面コ字状の棒状部材20の内側面のうち、その開口部から左右の面には蛍光材又は蓄光材を表面に塗布したテープ状部材による発光面22a,22bが、奥側の測量用目盛21に並列して上下方向に亘って形成されており、この点も本実施の形態の重要な特徴部分となっている。
これにより、小型ライト4における発光部40の照射による光エネルギーで励起された蛍光材又は蓄光材の発光面22a,22bにおいて、蛍光又は燐光による発光(ルミネセンス)現象が生じるようになっており、その発光現象により測量用目盛21における照明時の視認性を増強できるため、最小限の光量で最大限の視認性を確保可能としている。尚、この発光面22a,22bを構成する材料としては、照明時の発光強度の大きさの観点から、蛍光材が好適である。
加えて、図1(B)に示すように、本実施の形態の測量スタッフ1には、その外側面においてその長手方向に沿うように、テレスコープ式の支持脚3が、固定ネジ及び固定バンド50(図2参照)等で固定された状態で付設されている。その支持脚3は、筒状の本体30からこれよりも小径の延長脚31を下向きに延ばしながら、延長前の長さの約2倍弱の長さまで下向きに延長可能であるとともに、所望の長さ位置で延長脚31を中心軸回りに回転させることで、その長さをネジ式に固定できるようになっている。
そのため、延長脚31を下向きに延ばしながら所望の長さ位置で固定することにより、測量スタッフ1の全長を下方向に所望量延長することができる。したがって、例えば設置する機器に応じて上部で測ったり下部で測ったりするような場合など、測量現場の状況に応じて延長脚31の長さを調整した後、その先端側の石突31aを測量位置に当てて測量スタッフ1を鉛直の状態に支持するだけで、容易に測量を開始することができる。尚、図示は省略するが、延長脚31の表面に上下方向の目盛を表示すれば、その延長量を正確且つ調整することも容易になる。
図2は、図1(A)のX−X線に沿う断面図を拡大して示している。本実施の形態の測量スタッフ1においては、そのスタッフ本体2を構成する棒状部材20による内側空間の下端側には、丸型気泡管による水準器23がその水準判定部を上向きにして配設されており、内側空間上端側の小型ライト4を点灯することで、その水準判定部が上方から照らされて、その水準判定部の空気23aの位置が視認しやすい状態となる。これにより、暗環境であっても手間を要することなく測量スタッフを鉛直に調整しながら支持しやすいものとなる。
以上、述べたように、測量スタッフを使用する測量において、本考案により暗い環境下でも容易に作業を実施できるようになった。
1 測量スタッフ、2 スタッフ本体、3 支持脚、4 小型ライト、20 棒状部材、21 測量用目盛、22a,22b 発光面、23 水準器、40 発光部

Claims (4)

  1. 横断面コ字状で上下に長い棒状部材からなるスタッフ本体と、該スタッフ本体における3つの内側面のうち開口部から奥側の面にその上下方向に亘って表示された測量用目盛とを備えた測量スタッフであって、前記スタッフ本体の3つの内側面で囲まれた内側空間の上端側には、照明手段が発光部を下向きにして配設されており、暗い環境下で前記照明手段を点灯して上方から前記内側空間を照明することにより、前記測量用目盛がその上端側から下端側まで照らされて前方から総て視認可能な状態になる、ことを特徴とした測量スタッフ。
  2. 前記内側面のうち開口部から左右の面には蛍光材又は蓄光材による発光面が前記測量用目盛に並列して形成されており、前記照明手段の光エネルギーで励起された蛍光又は燐光により、前記測量用目盛における照明時の視認性を増強する、ことを特徴とする、請求項1に記載した測量スタッフ。
  3. 前記スタッフ本体の内側空間の下端側には、丸型気泡管による水準器が水準判定部を上向きにして配設されており、前記照明手段を点灯することで前記水準判定部が上方から照らされる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載した測量スタッフ。
  4. 前記スタッフ本体の外側面には、その長手方向に沿ってテレスコープ式の支持脚が付設されており、前記支持脚を下向きに延ばしながら所望の長さで固定することによりその全長が下方向に所望量延長される、ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載した測量スタッフ。
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