JP3216532U - キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】クラウン部分及びブリムの表裏の使用者の目的や用途に応じた箇所にワッペンを配置することを可能とするキャップを提供する。【解決手段】帽子のクラウン部分1及びブリム部分4の表裏に面ファスナーのループ生地10を用いることにより、これらの部分にも裏面に面ファスナーフック側生地を取りつけたワッペン2を配置することを可能とした。【選択図】図1
Description
本考案は頭部の保護及び装飾の為の帽子に関するものである。
従来の帽子はロゴマークや数字が帽子生地に直接刺繍又は接着されている為、これらの交換や配置変更が不可であった。
従来技術として特許文献1には帽子クラウン部分に面ファスナーループ生地を用い、シガレットケースを取り付けた帽子が開示されている。
特許文献1では帽子クラウン部分のみに面ファスナーループ生地を用い、この部分にのみシガレットケースが配置可能であった。しかしながらこのような全面に面ファスナー生地を用いた場合には洗濯等の場合に糸屑が多数付着するという問題点があった。
本考案は帽子クラウン部分及び帽子のブリム部分の表裏にも面ファスナーループ生地を用いることにより、これらの部分にも裏面に面ファスナーフック生地を取りつけたワッペンを配置することを可能とした帽子である。又、バリエーションとして面ファスナーループ生地をクラウンの一部のみに形成することで、洗濯等の場合に糸くず等が付着するのを防止する。
従来の帽子はロゴマークが生地に直接刺繍または接着固定されている為、これらの交換や配置変更は不可であったが、面ファスナーのループ生地を用いて帽子を製作する事により、裏面に面ファスナーのフック生地を取り付けた数字やロゴマークのワッペンを帽子クラウン部分及びブリム表裏に配置することが可能となる。これにより各自の好みや目的に応じた仕様に変更することが可能となり、他者との差別化も可能となる。又、面ファスナーループ生地をクラウンの一部のみに形成することで、洗濯等の場合に糸くず等が多数付着するのを防止することが可能となる。
帽子クラウンは六枚のレンゲから成り、帽子クラウン1及びブリム4の生地にはポリエステル製のトイニットやトイクロス、マジッククロスと呼ばれる面ファスナーのループ生地10{図1(a)}を用い、色彩は黒・赤・青等様々な色を使用してもよい。ブリムと接合しているクラウン前面のレンゲ二面の裏面にはポリエステル製の芯地12{図1(h)}を貼り付け強度を確保する。それ以外の四面はアクリルやコットン製生地14の上に面ファスナーループ生地を貼り付けて強度を保つ。
ブリムは強度確保の為、発泡ポリエチレン製の芯地13をブリム生地内部に使用する。{図1(f)}
ブリムは強度確保の為、発泡ポリエチレン製の芯地13をブリム生地内部に使用する。{図1(f)}
面ファスナーループ生地を使用する面は帽子クラウン及びブリム表裏という構成の他、ブリムと接合しているクラウン前面のレンゲ二面のみ{図1(d)}やクラウン前面のレンゲ二面及びブリム表裏{図1(e)}、またはクラウンを構成しているレンゲのいずれか一面のみ{図1(g)}に面ファスナーループ生地を使用しても良い。これらの構成場合、面ファスナーループ生地を使用していないレンゲ及びブリムにはアクリルやコットン製生地を使用する。
更にクラウン前面二面とブリム表裏には面ファスナーループ生地を使用し、それ以外のクラウン側方及び後部の四面にはナイロン製のメッシュ生地11を使用する{図1(c)}等、様々な組み合わせを用いても良い。
更にクラウン前面二面とブリム表裏には面ファスナーループ生地を使用し、それ以外のクラウン側方及び後部の四面にはナイロン製のメッシュ生地11を使用する{図1(c)}等、様々な組み合わせを用いても良い。
取り付けるワッペン2(衣類や帽子に取り付ける模様を縫い付けた飾り)の裏面にはポリエステル製の面ファスナーフック生地3を貼り付ける。貼り付けは接着剤による接着、又は糸による縫製で行う。ワッペンの形状は円形・方形など様々な形を用いることが出来る。ワッペンの配置数は一枚でも良いし複数枚でも良い。帽子はワンサイズで作成しても良いし、後部にサイズ調整用のナイロン製のアジャスター9{図1(b)}を取り付けてもよい。
帽子内側にはアクリルもしくはコットン製の帯状のスベリ5{図1(i)}を取り付ける。
帽子内側の六枚のレンゲの縫い合わせ部分にはコットン又はポリエステル製のバイアステープ6{図1(h)}を縫い付ける。
クラウン頭頂部には天ボタン7{図1(a)}を取り付ける。
クラウンを構成するレンゲ六枚には其々穴かがり8{図1(b)}を施す。
面ファスナーのループ生地をクラウンの一部のレンゲに形成しているので、糸くず等が付着しにくい。
帽子内側の六枚のレンゲの縫い合わせ部分にはコットン又はポリエステル製のバイアステープ6{図1(h)}を縫い付ける。
クラウン頭頂部には天ボタン7{図1(a)}を取り付ける。
クラウンを構成するレンゲ六枚には其々穴かがり8{図1(b)}を施す。
面ファスナーのループ生地をクラウンの一部のレンゲに形成しているので、糸くず等が付着しにくい。
1 帽子クラウン部分
2 ワッペン
3 面ファスナーフック生地
4 ブリム
5 スベリ
6 バイアステープ
7 天ボタン
8 穴かがり
9 アジャスター
10 面ファスナーループ生地
11 ナイロン製メッシュ生地
12 ポリエステル製芯地
13 発泡ポリエチレン製芯地
14 アクリル又はコットン製生地
15 レンゲ
2 ワッペン
3 面ファスナーフック生地
4 ブリム
5 スベリ
6 バイアステープ
7 天ボタン
8 穴かがり
9 アジャスター
10 面ファスナーループ生地
11 ナイロン製メッシュ生地
12 ポリエステル製芯地
13 発泡ポリエチレン製芯地
14 アクリル又はコットン製生地
15 レンゲ
Claims (4)
- 複数のレンゲから成るクラウンと、ブリムとを備えるキャップであって、
前記クラウンにおける少なくとも一つのレンゲを面ファスナーのループ生地としたことを特徴とするキャップ。 - ブリムの表面又は裏面、若しくは両面を面ファスナーのループ生地としたことを特徴とする請求項1記載のキャップ。
- レンゲの面ファスナーのループ生地に、裏面に面ファスナーのフック生地を備えたワッペンが張り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
- ブリムの面ファスナーのループ生地に、裏面に面ファスナーのフック生地を備えたワッペンが張り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000631U JP3216532U (ja) | 2018-01-27 | 2018-01-27 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000631U JP3216532U (ja) | 2018-01-27 | 2018-01-27 | キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3216532U true JP3216532U (ja) | 2018-06-07 |
Family
ID=62487421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000631U Active JP3216532U (ja) | 2018-01-27 | 2018-01-27 | キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3216532U (ja) |
-
2018
- 2018-01-27 JP JP2018000631U patent/JP3216532U/ja active Active
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180407 |
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