JP3216455U - スケートボード - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも前側を二輪としたスケートボードの旋回操舵性を良好にする。【解決手段】前側部分12と後側部分とを有するボード11に、二輪の前側トラック15と、一輪または二輪の後側トラックとを備える。前側トラック15は、前上がりに傾斜した軸心25の周りに回転自在な回転部材23がボード11に取り付けられている。回転部材23における軸心25から距離をおいた位置に、車軸29が設けられている。回転部材23とボート11との間に、ばね弾性を有する弾性体31、34が介在されている。【選択図】図1

Description

本考案はスケートボードに関する。
スケートボードの一種として、前のボードと後のボードとを備え、前のボードと後のボードとが、操作者の体重や脚力によって前後方向の軸心の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できるように構成されたものがある(特許文献1)。この特許文献1に記載のスケートボードは、前のボードの底面と後のボードの底面とのそれぞれに、ローラを備えたキャスタが取り付けられている。キャスタは、側面視で鉛直軸に対して斜め前方に傾斜した軸心の周りに首を振るように構成されている。これによって、旋回操舵性が良好で、たとえば波形の経路すなわち連続した複数のS字形の経路を走行することが可能である。
ところが、特許文献1に記載のスケートボードでは、前後のキャスタのローラはいずれも一輪である。このため、前後の一輪ずつのキャスタが側面視で鉛直軸に対して斜め前方に傾斜した軸心の周りに首を振ることから、自転車と同様に、走行時はとにかく、停止時は安定が悪く前後のボードを水平方向に保持できない。
このため、走行開始時の安定が良くなく、停止状態から安定した走行状態に移るまでの間の操作に熟練を要する。
この不安定性を解消するためには、少なくとも前側を二輪、すなわち合計三輪以上にすればよいと考えられる。
特表2005−537820号公報
しかし、前側二輪とすると、前側においてキャスタが首を振るときの路面からの抵抗が大きく、このため走行時に安定した旋回を行うことが困難となって、前後一輪ずつの場合のような良好な操舵性を発揮することが困難となる。
そこで本考案は、このような問題点を解消して、少なくとも前側を二輪としたスケートボードの旋回操舵性を良好にできるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため、本考案のスケートボードは、
前側部分と後側部分とを有するボードに、二輪の前側トラックと、一輪または二輪の後側トラックとを備え、
前記前側トラックは、前上がりに傾斜した第1の軸心の周りに回転自在な回転部材が前記ボードに取り付けられており、
前記回転部材における前記第1の軸心から距離をおいた位置に車軸が設けられており、
前記回転部材とボートとの間に、ばね弾性を有する弾性体が介在されている構成としたものである。
このようなものであると、少なくとも前輪を二輪とした構成であるために、走行中の安定性、特に走行開始時の安定性に優れる。のみならず、回転部材とボードとの間に、ばね弾性を有する弾性体が介在されているため、ボードよりも路面側でばね作用を発揮することができ、このため車輪が接地している路面に対してボードを柔軟に変位させることができる。このとき、本考案のスケートボードは、前側トラックの回転部材が、前上がりに傾斜した第1の軸心の周りに回転自在であるために、操作者が体重や脚力によってボードの前部に前後方向の第2の軸心周りの変位を与えることで、車軸に支持された前側の車輪に良好な操舵力を発生させたり、前側の車輪に前向きの推進力を発生させたりすることができるが、その場合に、上記ばね作用によって、ボードを柔軟かつ円滑に変位させることができる。このため、少なくとも前輪を二輪としたスケートボードでありながら、その旋回操作性を格別に良好なものとすることができる。
本考案の第1の実施の形態のスケートボードの要部の断面図である。 図1に示される部分の立体図である。 同スケートボードの全体の底面図である。 本考案の第2の実施の形態のスケートボードの底面図である。 図4における要部の正面図である。 本考案の第3の実施の形態のスケートボードの底面図である。 図6のスケートボードの正面図である。 本考案の第4の実施の形態のスケートボードの底面図である。
(第1の実施の形態)
図1〜図3において、11はボードであり、樹脂などによって成形されている。ボード11は、図示のような板状体によって構成されており、このボード11は、操作者の体重や脚力によっては、その前側部分12と後側部分13とが前後方向の軸心(第2の軸心)14の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できない程度の剛性を有するように構成されている。このようなボード11自体は、一般的なスケートボードにおいて使用されているものであり、当業者にとってよく知られたものであるため、その構造の詳細については説明を省略する。
ボード11の前側部分12の下面には前側トラック15が装着されるとともに、後側部分13の下面には後側トラック16が装着されている。17は前側トラック15における一対の前輪、18は後側トラック16における一対の後輪である。
後側トラック16は、板状のボードと四輪とを備えた通常のスケートボードに広く用いられているものと同様の構成であり、一般的によく知られたベースプレート7、ハンガー8、キングピン9、ブッシュ10などを備えている。後側トラック16は、ベースプレート7がボード11の後側部分13に回転不能に締結さけることで、ボード11の後側部分13に取り付けられている。
前側トラック15の構造は、次のとおりである。すなわち、ボード11の前側部分12の下面には、支持体としての、「く」の字形の板状のブラケット20が取り付けられており、このブラケット20の前半部21は、ボード11の前側に向かうにつれて次第に下側の位置となるように傾斜されている。つまり、前半部21は、その板面22が斜め後方下向きとなるように形成されている。
ブラケット20には、回転部材23が取り付けられている。24は取り付けボルトである。取り付けボルト24は、ブラケット20の前半部21の板厚方向に配置されている。回転部材23は、取り付けボルト24の軸心(第1の軸心)25の周りに回転自在とされている。26は、回転部材23を回転自在に支持するためのスラストベアリングである。回転部材23は、軸心25から偏位した形状の偏位部27を備えている。偏位部27は、回転部材23が回転したときに軸心25の周りで首振り運動を行うように構成されている。偏位部27には支持プレート28が取り付けられており、この支持プレート28に、前輪17のための車軸29が設けられている。回転部材23には、前輪17が路面に接地したときに回転部材23が路面に接することを防止するための逃げ部19が形成されている。
ブラケット20と、回転部材23のための座板30との間には、ばね弾性を有する弾性体として第1の合成ゴム板31が挟み込まれて、これらと一体に取り付けられている。さらに、取り付けボルト24を締結するためのナット32側のワッシャ33とブラケット20との間には、ばね弾性を有する弾性体として第2の合成ゴム板34が挟み込まれて、これらと一体に取り付けられている。つまり、第1の合成ゴム板31と第2の合成ゴム板34とでブラケット20を挟み付けた状態で、取り付けボルト24とナット32とによって、回転部材23がブラケット20に対して回転自在に取り付けられている。
前側トラック15においては、回転部材23すなわち両方の前輪17を中立位置つまり左右に振れていない位置に復元するための、復元ばね35が設けられている。復元ばね35は、一対の引張コイルばね36、36によって構成されており、その一端は回転部材23から距離をおいた位置におけるボート11のセンタに接続されている。引張コイルばね36、36の他端は、支持プレート28におけるボード11のセンタから右方向および左方向に距離をおいた位置にそれぞれ接続されている。これによって、一対の引張コイルばね36、36は、上記一端を中心としたV字形に配置されており、回転部材23や支持プレート28やその他の部材が右方向または左方向に首を振ると、ばね36、36のうちの一方に伸びが生じることで、上述の復元力を発現させるようになっている。また、このような復元性を有する構成によって、前側トラック15が必要以上に回転しすぎることも防止可能である。
さらに、前側トラック15には、この前側トラック15が必要以上に回転しすぎることを確実に防止するための第1のストッパ37が設けられている。詳細には、第1のストッパ37において、回転部材23は軸心25から離れた位置に二又部38を有し、この二又部38に入り込むストッパ部材39が、ブラケット20に設けられている。回転部材23が軸心25の周りに回転したときに、二又部38がストッパ部材に当たることで、回転部材23の回転範囲が一定範囲に規制される。
前側トラック15には、第1および第2の合成ゴム板31、34や、「く」の字形の板状のブラケット20などが弾性変形したときに、前輪17が必要以上にボード11に接近し過ぎることを防止するための、第2のストッパ41が設けられている。詳細には、第2のストッパ41はボール42を収容したスリーブ43を有し、ボール42は支持プレート28の上面に接するように構成されている。スリーブ43の中には圧縮コイルばね44が収容されており、ブラケット20に取り付けられたピン45の下端部がスリーブ43に入り込んで圧縮コイルばね44に接している。
このような構成の第2のストッパ41においては、スリーブ43に収容されたボール42がばね44の力によって支持プレート28に接しているため、回転部材23の回転を阻害することは無いうえに、前輪17すなわち支持プレート28がボード11に対して大きく上昇した場合には、ばね44が縮みきることで、前輪17がボード11にそれ以上接近し過ぎて障害が発生することを未然に防止することができる。
このような構成のスケートボードであると、操作者がボード11に乗り、体重や脚力によってボード11を左右いずれかの方向に傾けると、前側トラック15は、回転部材23が前上がりに傾斜した軸心25の周りに回転する構成であるために、ボード11の傾きに対応して、右方向または左方向に旋回する。これによって操作者は、特に前側トラック15によって、ボード11を操舵することができる。かつボード11の特に前側部分12を左右に傾斜させることを繰り返すと、車輪17に推進力を発生させることができる。このとき、前後四輪の構成であることから、安定に接地した状態でスケーティングを行うことができる。
このとき、前側トラック15は、前上がりに傾斜した第1の軸心25の周りに回転する構成であるために、ボード11の傾きに対応して、右方向または左方向に旋回する。これによって操作者は、ボード11を操舵することができ、かつボード11に推進力を発現させることができる。後側トラック16は、このような旋回機能は有しない。しかし、ゴム製のブッシュ10が設けられているために、ボート11の後側部分13を狭い範囲で無理なく傾斜させることができ、このため路面に対してボード11を柔軟に変位させることができる。
ボード11は比較的剛性が高く、操作者の体重や脚力によって前側部分12と後側部分13とが前後方向の第2の軸心14の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形するというものではない。しかし、ボード11と車輪17、18との間に、第1および第2の合成ゴム板31、34とブッシュ10とが設けられているために、ボード11の剛性が高いにもかかわらず、操作者は、ボード11を旋回させたり推進させたりするときに、ボード11の特に前側部分12を柔軟かつ円滑に変位させることができる。したがって、前後四輪を備えた構成であることから走行中の安定性、特に走行開始時の安定性に優れるのみならず、推進操作性や、特に旋回操作性を格別に良好なものとすることができる。のみならず、ボード11の剛性が高いことから、操作者は、安定した状態でボード11に乗ることができる。
このため、第1および第2の合成ゴム板31、34のばね弾性は、ボード11を前後方向の軸心14の周りに傾斜させることによる、特に前側トラック15の操舵性や推進力発生性に寄与する程度のものであることが好ましい。この観点から、図示のように、下側の第1の合成ゴム板31の方が、上側の第2の合成ゴム板34よりも厚く形成されていることが好ましい。また下側の第1の合成ゴム板31の方が、上側の第2の合成ゴム板34よりも面方向の寸法を大きく形成されていることが好ましい。具体的には大径に形成されていることが好ましい。またボード11が左右方向に傾斜することから、下側の第1の合成ゴム板31は、特に前後方向に比べて左右方向の寸法が大きい形状ものであることが好ましい。このような形状としては、楕円形や長方形などを挙げることができる。なお、添付の図面においては、弾性体すなわち合成ゴム板を2枚用いたものを例示したが、その数量は適宜とすることができる。
(第2の実施の形態)
図4および図5は、本考案の第2の実施の形態のスケートボードを示す。ここでは、ボード11は、樹脂などによって成形され、前側部分12と後側部分13とが前後につながった構成であるとともに、前側部分12と後側部分13とが、ボード11に乗る操作者の体重や脚力によって、前後方向の第2の軸心14の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できるように構成されている。このようなボード11自体は、意匠登録第1376897号公報やその他の文件に記載されており、当業者にとってよく知られたものであるため、その構造の詳細については説明を省略する。
前側部分12の下面に装着された前側トラック15は、実施の形態1のものと同じ構成である。これに対し、後側部分13の下面に装着された後側トラック16は、実施の形態1のものとは相違する構成である。以下、主としてその相違点を説明する。
後側トラック16において、51はスラストベアリングであり、このスラストベアリング51は、前上がりに傾斜した軸心(第3の軸心)52の周りに回転自在とされている。すなわち、軸心52は、その上側が下側よりも前側に位置するように、傾斜した状態で設けられている。
スラストベアリング51の下側には、ベースプレート7が取り付けられている。すなわち、ベースプレート7は、スラストベアリング51によって、軸心52の周りに回転自在に支持されている。ベースプレート7は、前述のように、板状のボードと四輪とを備えた通常のスケートボードに広く用いられているものと同様の構成である。
それぞれのベースプレート7には、キングピン9とキングピンナット53とによって、ハンガー8が取り付けられている。そして、ハンガー8とベースプレート7との間と、ハンガー8とキングピンナット53との間とには、それぞれブッシュ10a、10bが装着されている。ブッシュ10a、10bは、その内部をキングピン9が貫通している。そしてブッシュ10a、10bは、合成ゴムなどの、ばね弾性を有する弾性体にて構成されており、ハンガー8をベースプレート7に対して弾性的に支持させるように設けられている。ハンガー8には車軸54が設けられており、この車軸54を用いて左右の車輪18、18が取り付けられている。ハンガー8にはピボット55が設けられており、このピボット55は、図示を省略したピボットブッシュを介して、ベースプレート7のピボットカップ56にはめ込まれている。
図示されたキングピン9、キングピンナット53、ハンガー8、ブッシュ10a、10b、車軸54、車輪18、ピボット55、ピボットカップ56と、図示を省略したピボットブッシュとは、いずれも、ベースプレート7などのように、板状のボードと四輪とを備えた通常のスケートボードに広く用いられているものと同様の構成である。この点は、第1の実施の形態の場合と同様である。
図示の例では、キングピン9によってハンガー8をベースプレート7に取り付けるように構成されている。
後側トラック16においても、ベースプレート7その他の部材を中立位置つまり左右に振れていない位置に復元するための、一対の引張コイルばね36、36によって構成された復元ばね35が設けられている。引張コイルばね36、36は、その一端がベースプレート7から距離をおいた位置におけるボート11のセンタに接続されている。引張コイルばね33、33の他端は、ベースプレート7における中心から右方向および左方向に距離をおいた位置にそれぞれ接続されている。図示のスケートボードにおいては、後側トラック16の復元ばね35の方が前側トラック15の復元ばね35よりも強いものとされることで、後側トラック16の軸心52周りでの回転抵抗が、前側トラック15の軸心14周りでの回転抵抗よりも大きくなるように構成されている。
このような構成によると、操作者がボード11に乗り、体重や脚力によってボード11を左右に傾けることで、後側トラック16も、前側トラック15と同様に軸心52の周りに回転させることができる。このとき、ボード11に乗る操作者の体重や脚力によって、ボード11の前側部分12と後側部分13とを、前後方向の第2の軸心14の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形することができるため、第1の実施の形態のスケートボードに比べて急旋回などを行うことができる。
また、このとき、後側トラック16にはブッシュ10a、10bが設けられているため、ベースプレート7よりも路面側でばね作用を発揮することができ、このため路面に対してボード11を柔軟に変位させることができる。つまり、操作者は、ボード11を旋回させたり推進させたりするときに、上記ばね作用によって、ボード11を柔軟かつ円滑に変位させることができる。
(第3の実施の形態)
図6および図7は、本考案の第3の実施の形態のスケートボードを示す。この第3の実施の形態のスケートボードは、上述の第2の実施の形態のスケートボードと比べて、後側トラック16の構成が相違する。それ以外の構成は、第2の実施の形態のスケートボードと同じである。
後側トラック16の詳細な構成を説明すると、図示のように、後輪18は首振り旋回式のキャスタにて構成されている。その旋回の軸心52は、第1および第2の実施の形態と同様に、上側ほどスケートボードの前側となるように前向きに倒れた傾斜軸として構成されている。
このような構成であると、前側トラック15における二輪の前輪17と、後側トラック16における一輪の後輪18とを接地させてスケートボードを地面や床面などに置くと、スケートボードの重量にもとづき、傾斜式の軸心25、52の作用によって、前輪17と後輪18とは図7に示すように軸心25、52よりも後側においてスケートボードの長さ方向に転がることが可能な姿勢となる。また、スケートボート全体では三輪の構成となるために、安定して接地することになる。
操舵時や推進力発生時においては、後輪18が一輪であるために、これが二輪である場合よりも、接地した状態でより良好に軸心52の周りに首を振ることができる。このため、二輪の場合よりも後輪18の旋回性を向上させることができ、それに応じた操舵性、推進性を発揮することができる。
(第4の実施の形態)
図8は、本考案の第4の実施の形態のスケートボードを示す。この第4の実施の形態のスケートボードでは、第2の実施の形態のスケートボードと比べ、前側トラック15のみならず、後側トラック16も、第1の実施の形態のスケートボードの前側トラック15と同じ構成のものとされている。
このような構成であると、後側トラック16においても、前側トラック15と同様の旋回特性やクッション特性などの諸特性を達成することができる。
7 ベースプレート
8 ハンガー
9 キングピン
10 ブッシュ
11 ボード
15 前側トラック
17 前輪
20 ブラケット(支持体)
23 回転部材
25 第2の軸心
27 偏位部
29 車軸
31 第1の合成ゴム板(弾性体)
34 第2の合成ゴム板(弾性体)

Claims (9)

  1. 前側部分と後側部分とを有するボードに、二輪の前側トラックと、一輪または二輪の後側トラックとを備え、
    前記前側トラックは、前上がりに傾斜した第1の軸心の周りに回転自在な回転部材が前記ボードに取り付けられており、
    前記回転部材における前記第1の軸心から距離をおいた位置に車軸が設けられており、
    前記回転部材とボートとの間に、ばね弾性を有する弾性体が介在されていることを特徴とするスケートボード。
  2. ボードは、前側部分と後側部分とが、操作者の体重や脚力によっては、前後方向の第2の軸心の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できないように構成されており、
    後側トラックは、二輪の構成であるとともに、ボードに回転不能に取り付けられたベースプレートにハンガーがキングピンとブッシュとを介して取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のスケートボード。
  3. ボードは、前側部分と後側部分とが、操作者の体重や脚力によって前後方向の第2の軸心の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できるように構成され、
    後側トラックは、二輪の構成であるとともに、ハンガーがキングピンとブッシュとを介してベースプレートに取り付けられているとともに、ベースプレートが、前上がりに傾斜した第3の軸心の周りに回転自在であることを特徴とする請求項1記載のスケートボード。
  4. ボードは、前側部分と後側部分とが、操作者の体重や脚力によって前後方向の第2の軸心の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できるように構成され、
    後側トラックは、一輪の構成であるとともに、この一輪が、前上がりに傾斜した第3の軸心の周りに回転自在であることを特徴とする請求項1記載のスケートボード。
  5. 回転部材は、この回転部材を第1の軸心の周りに回転自在に支持する支持体を介してボードに取り付けられており、
    弾性体は前記回転部材と支持体との間に設けられていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載のスケートボード。
  6. ボードは、前側部分と後側部分とが、操作者の体重や脚力によって前後方向の第2の軸心の周りに互いに反対方向に弾性的に捩じり変形できるように構成され、
    後側トラックは、前上がりに傾斜した第3の軸心の周りに回転自在な回転部材が前記ボードに取り付けられており、
    前記回転部材における前記第3の軸心から距離をおいた位置に車軸が設けられており、
    前記回転部材とボートとの間に、ばね弾性を有する弾性体が介在されていることを特徴とする請求項1記載のスケートボード。
  7. 前側トラックの回転部材は、この回転部材を第1の軸心の周りに回転自在に支持する支持体を介してボードに取り付けられており、
    後側トラックの回転部材は、この回転部材を第3の軸心の周りに回転自在に支持する支持体を介してボードに取り付けられており、
    前側トラックおよび後側トラックの弾性体は、いずれも回転部材と支持体との間に設けられていることを特徴とする請求項6記載のスケートボード。
  8. 回転部材の回転範囲を一定範囲に規制する第1のストッパを有することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載のスケートボード。
  9. 回転部材の上下方向への変位を一定範囲に規制するための第2のストッパを有することを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項記載のスケートボード。
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CN111150989A (zh) * 2018-11-08 2020-05-15 叶日伟 整合摇橹及多连杆的滑板转向轮机构

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