JP3216002U - 屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置 - Google Patents

屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置 Download PDF

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賢良 周
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Abstract

【課題】基材シートとダニ顕示試料を含んだ粘着シートでダニを捕獲し、発色したダニを自動的に検出し、且つ画像処理を行って計測統計収集データ処理を行い結果も表示するダニ類の捕獲および検出計測装置を提供する。【解決手段】基材シート11、ダニ顕示試料12を含んだ粘着シート、およびダニ誘引剤121で構成されたダニ捕獲顕示具を備える。また、粘着シートの上方に、捕獲されたダニを読取るビデオ映像装置を配置する。ビデオ映像装置は、粘着シートと顕示(発色した)ダニの相対的色差から背景映像の諧調処理を行って、捕獲したダニの統計データを計算処理し且つ計算結果を表示する。【選択図】図1

Description

本考案は、屋内塵性ダニ類用の装置、特に積極的にダニを誘引するための餌を使用して検出するダニ発色捕獲シートと直接肉眼を使用してダニの観察をするか、上記ダニを収集するための画像読取装置および画像解析識別ソフトウェアの使用することにより上記ダニを明確に確認することができ、統計結果表示を行えるにしたものである。
学名のヤケヒョウヒダニはクモの節足動物属で約300ミクロンの大きさである。主要な種として家庭(コナヒョウヒダニ)と欧州イエダニ(ヤケヒョウヒダニ)におけるアメリカのハウスダストダニがある。ダニの分泌物、排泄物、等による人体への影響は、容易にくしゃみヒト喘息、鼻水、鼻づまり、アレルギー反応、アレルギー性結膜炎、またはアトピー性皮膚炎、ヒトの発生をもたらし、空気中に拡散される最も重要なアレルギー因子の1つである。
ダニアレルギーは、定期的に主要な環境をきれいにすることで予防されますが、ダニの予防の考案として中国台湾実用新案出願番号100223343が考案されています。上記考案はダニ寝具のベッドセットの寝具、マットレスでダニの付着を防止する微小細孔と、保護カバーが設けられています。
また、中国台湾実用新案出願番号第103213978号は、真空掃除機のホースや吸引口にフィルタアセンブリとしてフィルターをかけました。しかしながら、ダニ吸盤の特殊な足を持ち、又は容易に除去することが困難です。
しかも、小さいので、特別な処理をせずに直接肉眼で観察するのは不可能であり、その捕獲効果をその場で知ることができなかった。
TWM427866(台湾公開実用新案) TWM493972(台湾公開実用新案)
肉眼では、観察することのできない屋内塵性ダニ類を誘引餌で積極的に捕獲し、天然発色剤で発色させ、スマホ等で撮影し捕獲数を統計計測することにより前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、ベースの基材シート上に粘着シートを接着し、更にその上に屋内塵性ダニ類に発色する着色剤の層を設け、その発色したダニを誰もが所有するスマホなどで粘着シートの画像を撮影することにより問題点を解決している。
本考案によれば、本考案の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置は、居住環境に存在するダニを積極的に誘発し、直接的に肉眼で観察することができ、あるいは、撮像装置と画像認識ソフトウェアを用いてカウントすし、捕獲の結果をその場でより明確に確認するのに役立つ。
本考案の第1実施形態の全体概略図である。 本考案の第1の実施形態によるメッシュ層を有する全体構造の概略図である。 本考案の一実施形態による接着剤表面コーティングおよび着色フィルム層を有する全体的な接着剤層構造の概略図である。 本考案の第1の実施形態の誘引層と接着剤層の全体構造の概略図である。 本考案の第1の実施形態において、メッシュ層上に配置された誘引層の全体構造の概略図である。 本考案の第1の実施形態の例示的な概略図である。 本考案の第2実施形態の全体概略図である。 本考案の第3の実施形態によるメッシュ層を有する全体構造の概略図である。 本考案の第3の実施形態の誘引層と接着剤層の全体構造の概略図である。 本考案の第3の実施形態に配置された誘引層の全体構造の概略図である。 本考案の第2実施形態の模式図である。 本考案の第3実施形態に係るダニ除去装置及びダニ殺傷結果検出キットを示す図である。 本考案の第3の実施形態の染色前のダニの模式図である。 本考案の第3の実施形態の染色後のダニの模式図である。
図1に示すように、本発明の1の実施形態に係る屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置装1は、少なくとも基板11と、粘着層12と、撮像装置2とを備えた餌層と併用される。接着層12を基板11の上方に設け、撮像素子2を用いて接着層の画像を撮像し、画像に階調処理を施し、最後に画像の背景を除去する場合には、 ダストダニの数を統計します。
本発明の第1の実施形態によるダストダスト装置1の捕捉及び検出は、接着剤層12の上に配置され、接着剤層12内のダストダストギャザーを引き付けるメッシュ層13をさらに含むことができる図1aに示すように、直接除去した後。 ここで、メッシュ層13はメッシュまたはガーゼであってもよい。
上記基板11は、紙、布、不織布、合成板、フィルム、合成板、木材、プラスチックなどの材料で形成することができる。
前述の接着剤層12は、接着剤接着剤表面層12aを含み、接着剤は、合成接着剤または天然ゴムであり得る。接着剤層12はまた、接着剤層と塵埃の色を異なる色にするように作用する、接着剤の接着剤表面層12aの下に配置された着色フィルム層12bを含む。図1bに示すように。
上記の誘引層は、酵母、果物の酵素、香辛料、糖類、デンプン、チョコレート、干魚、動物飼料、フェロモンまたはフェロモンであってもよい。そして、図1cに示すように、誘引層を接着剤層12に直接混合することができる。 または、図1dに示すように、餌層をメッシュ層13の真上に配置する。
上述した撮像装置2は、撮影機能付きスマートフォン、撮影機能付きタブレットコンピュータ、撮影機能デスクトップコンピュータ、スキャナ機能、または撮影機能用ノートパソコンであり、また、装置2には、画像解析・識別ソフトウェア21が設けられている。 ここで、画像解析識別ソフトウェア21は、接着剤層12とダストダニとの間に対照的な色を提示する。
上述した画像解析及び識別ソフトウェア21は、接着層12の画像に対して、まず、画像に対して階調処理を行い、お互いの色を見つけて、画像の背景を取り除き、階調輝度を調整するマトリックスのサイズを計算する→塵ダニの位置を見つける→塵ダニの占有数を計算する→塵ダニの数と場所を統計する。
また、上述した画像解析・識別ソフトウェア21は、撮像装置2に搭載されたモバイルアプリケーションプログラム(APP)であってもよい。モバイルアプリケーションプログラムの機能は、(1)粘着層画像解析: (2)接着剤層画像分析および統計の画像:ステップ(1)に従って、パラメータ値を設定し、画像認識の基準値を定義し、基準値が取り込まれた画像上に現れる黒点または信号のサイズを表し、 (3)粘着層画像表示におけるダストダニ座標:(1)のマーキング結果によれば、粘着層の画像においてさらに選択して、粘着層画像内のゴミの色を選択することができる。特定の領域の黒点またはダストダニの信号の座標を計算する特定の領域。
図2は、本発明の第1の実施の形態の一例であり、本例の撮像装置2は、撮影機能を有するインテリジェントハンドセット3として説明されているが、本発明を限定するものではない。例えば、ユーザが撮影機能を有するスマートフォン3を使用する場合には、スマートフォン3において画像解析・識別ソフトウェア21を直接インストールしてオンにすることができ、スマートフォン3を用いて粘着層12やベイト層次いで、画像は画像解析および識別ソフトウェア21にロードされ、最後に、画像解析および識別ソフトウェア3を使用して、接着層12内にいくつのダニが存在するかを分析、分析および計数する。
図3を参照すると、本発明の第2の実施形態によるダストダニ装置1の捕捉および検出は、少なくとも基板11および接着剤層12を含む誘引層とともに使用される。接着層12は、基材11上に設けられ、顔料で着色されている。着色後の粘着剤層12と塵埃ダニとを直接比較することにより、使用者は直接裸眼4を使用してダストダニの分布を見ることができる。
本発明の第2の実施形態を捕捉して検出するための屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置装1は、着色後に粘着剤層12の上に配置され、粘着剤層上に形成されたメッシュ層13図12に示すように、回収後のダストダニに引き寄せられ、直接除去される。ここで、メッシュ層13はメッシュまたはガーゼであってもよい。
上記基板11は、紙、布、不織布、合成板、フィルム、合成板、木材、プラスチックなどの材料で形成することができる。
前述の接着剤層12は、接着剤接着剤表面層12aを含み接着剤は、合成接着剤または天然ゴムであり得る。接着剤層12は、接着剤表面層12aの下に配置された着色フィルム層12bを含み、これは接着剤層およびダストダニを異なる色にする働きをする。
上記の餌層121は、酵母、果実酵素、香辛料、糖類、デンプン、チョコレート、薪、飼料、フェロモンまたはフェロモンであり得る粉塵ダニ餌を含む。
そして、誘引層121は、図3bに示すように、接着剤層12内に直接含まれてもよい。あるいは、図3cに示すように、餌層121をメッシュ層13の真上に配置する。
(5)
本発明の第2実施形態に係る屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置装1は、カラーマッチング後の接着剤層23の画像を撮像し、画像に階調処理を施す撮像装置3画像の背景を削除し、次にダニの数を見つけて数えます。
上述した撮像装置2は、撮影機能付きスマートフォン、撮影機能付きタブレットコンピュータ、撮影機能デスクトップコンピュータ、スキャナ機能、または撮影機能用ノートパソコンであり、また、装置2には、画像解析・識別ソフトウェア21が設けられている。
上述した画像解析・識別ソフトウェア21は、カラーマッチング後の接着層12の画像に対して、画像の色を求めるための色階調処理を行い、画像の背景を除去し、階調輝度計算マトリックスのサイズを設定するダニの位置を見つけるダニの占有数を計算するダニの数と位置を統計する。
また、上述した画像解析・識別ソフトウェア21は、撮像装置2に搭載されたモバイルアプリケーションプログラム(APP)であってもよい。モバイルアプリケーションプログラムの機能は、(1)粘着層画像解析:(2)接着剤層画像分析および統計の画像:ステップ(1)に従って、パラメータ値を設定し、画像認識の基準値を定義し、基準値が取り込まれた画像上に現れる黒点または信号のサイズを表し、 (3)粘着層画像表示におけるダストダニ座標:(1)のマーキング結果によれば、粘着層の画像においてさらに選択して、粘着層画像内のゴミの色を選択することができる。特定の領域の黒点またはダストダニの信号の座標を計算する特定の領域。
同時に、前述の例を統計的なダニの数と場所を分析することに加えて、ダニの数は、60倍以上の拡大鏡、携帯電話のズーム、携帯用外部顕微鏡、光学顕微鏡または電子顕微鏡で観察することができるロケーション。
図4を参照すると、写真機能を有するインテリジェントハンドセット3の図である本発明の第2の実施形態の例示的な図解は、限定することを意図するものではなく、本発明を限定するものではない。例えば、ユーザが撮影機能を有するスマートフォン3を用いてカラーマッチング後の接着層12及びベイト層を見ると、携帯電話をズームインさせて、カラーマッチング後の接着層12の状態を直接観察することができる。
図5を参照すると、本発明の第3の実施形態は、ダニ駆除完了後、検出キットにより検出キットを検出することができ、メッシュ除去後のダニ除去装置10を液体又はゼラチン色試薬5は、接着剤層12上に均一に塗布された後、透明基板51に挟まれ、50〜70℃で10分間、または室温で3〜10日間加熱される。呈色試薬の組成は、アミンブラック、ジメチルアセトアミド、天然架橋剤、ヨウ素、ロイコクリスタルバイオレット、ニンヒドリン、オスミウム、スーダンブラック、1,8−ジアゼピン−9−フルオレン ケトン、1,2−インダンジオン、5−メチルチオインデノロンを含み、ほこりのダニを捕獲すると、それは染色され、肉眼で容易に視覚化および解釈することができる図6(a)及び図6(b)は、第3の実施の形態におけるメッシュ除去後の
のダストダイトは図形の背景色と同様であり、染色後に図6(b)の汚れたダニを明確に視認することができる。
上述した実施形態は、本発明を説明するための最良の形態であり、本発明の範囲がこれに限定されるものではない。本発明に基づいて当業者によってなされた等価な置換または改変はいずれも本発明の範囲内である。本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定される.
1 ダストダニ装置の捕捉と検出
10 布の後にダニを取り除く。
11 基板;
12 接着層;
121 餌層;接着剤表面コーティング
12b カラーフィルム層
13 メッシュ層;
2 画像キャプチャ装置。
21 画像解析および同定ソフトウェア;
3 つのスマートフォン;
4 肉眼
5 色のアクセサリー;
51 透明基板。
屋内塵性ダニ類の学術名Dermatophagoides pteronyssinus(日本名:ヤケヒョウヒダニ)は節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目に属し、大きさが約300ミクロンであり、アメリカの家ダニはDermatophagoides farinae(日本名:コナヒョウダニ)が多く、欧州の家ダニは、Dermatophagoides pteronyssinus(ヤケヒョウヒダニ)が多い。ダニの分泌物、排泄物、等による人体への影響は、容易にくしゃみ、喘息、鼻水、鼻づまり、アレルギー反応、アレルギー性結膜炎、またはアトピー性皮膚炎をもたらし、空気中に拡散される最も重要なアレルギー因子の1つである。
本考案の第1実施の全体概略図である。 本考案の第1の実施によるメッシュ層を有する全体構造の概略図である。 本考案の第1の実施による接着剤表面および着色フィルム層を有する全体的な粘着層構造の概略図である。 本考案の第1の実施の誘引層と粘着層の全体構造の概略図である。 本考案の第1の実施において、メッシュ層上に配置された誘引層の全体構造の概略図である。 本考案の第1の実施の例示的な概略図である。 本考案の第2実施の全体概略図である。 本考案の第の実施によるメッシュ層を有する全体構造の概略図である。 本考案の第の実施の誘引層と粘着層の全体構造の概略図である。 本考案の第の実施に配置された誘引層の上にメッシュ層が構成された全体構造の概略図である。 本考案の第2実施の模式図である。 本考案の第3実施に係るメッシュ層剥離後のダニ除去措置と捕獲検出キットを示す図である。 本考案の第3の実施の染色前のダニの模式図である。 本考案の第3の実施の染色後のダニの模式図である。
図1に示すように、本考案1の実施に係る屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置1は、少なくとも基板11と、粘着層12と、誘引餌層121と画像読取装置2で併用される。粘着層12を基板11の上方に設け、画像読取装置2を用いて粘着層12の画像を撮像し、画像に階調処理を施し、最後に画像の背景の除去を行ってダニの数を統計する。本考案の第1の実施による装置1の捕獲及び検出は、粘着層12の上に配置され粘着層12内にダニを引き付けるメッシュ層13を図1aに示すように、さらに含むことができる。ここで、メッシュ層13はメッシュまたはガーゼであってもよい。
上記基板11は、紙、布、不織布、合成板、フィルム、木材、プラスチックなどの材料で形成することができる。
前述の粘着層12は、接着剤表面層12aを含み、接着剤は、合成接着剤または天然ゴムであってもよい粘着層12はまた、図1bに示すように、接着剤層とダニの色を異なる色にするように作用する接着剤の接着剤表面層12aの下に配置された着色フィルム層12bを含む。上記の誘引餌層121の餌は、酵母、果物の酵素、香辛料、糖類、デンプン、チョコレート、干魚、動物飼料、フェロモンであってもよい。そして、図1cに示すように、誘引餌層121粘着層12に直接混合することができる。または、図1dに示すように、誘引餌 層121をメッシュ層13の真上に配置することができる。上述した画像読取装置2は、撮影機能付きスマートフォン、撮影機能付きタブレットコンピュータ、撮影機能デスクトップコンピュータ、スキャナ、または撮影機能用ノートパソコンであり、また、画像読取装置2には、画像解析識別ソフトウェア21が設けられている。ここで、画像解析識別ソフトウェア21は、粘着層12とダニとの間に対照的な色を提示する。上述した画像解析識別ソフトウェア21は、粘着層12の画像に対して階調処理を行いお互いの色を見つけて画像の背景を取り除き階調輝度を調整マトリックスのサイズを計算する→ダニの位置を見つける→ダニの占有数を計算する→ダニの数と場所を統計する。
また、上述した画像解析識別ソフトウェア21は、画像読取装置2に搭載されたモバイルアプリケーションプログラム(APP)であってもよい。モバイルアプリケーションプログラムの機能は、(1)粘着層画像解析:(2)接着剤層画像解析および統計:ステップ(1)に従って、パラメータ値を設定し、画像認識の基準値を定義し、基準値が取り込まれた画像上に現れる黒点または信号のサイズを表し、(3)粘着層画像表示におけるダニの座標を示す:(1)のマーキング結果によれば、粘着層の画像においてさらに選択して、粘着層画像内のゴミの色を選択することができ特定の領域の黒点またはダニの信号の座標を計算する。
図2は、本考案の第1の実施の一例であり、本例の画像読取装置2は、撮影機能を有するスマートフォン3として説明されているが、本考案を限定するものではない。例えば、ユーザが撮影機能を有するスマートフォン3を使用する場合には、スマートフォン3において画像解析識別ソフトウェア21を直接インストールしてオンにすることができ、スマートフォン3を用いて粘着層12画像は画像解析識別ソフトウェア21にロードされ、最後に、画像解析識別ソフトウェア21を使用して、粘着層12内にいくつのダニが存在するかを分析および計数する。
図3は、本考案の第2の実施による装置1の捕獲および検出は、少なくとも基板11および粘着層12を含む誘引餌層121とともに使用される。粘着層12は、基材11上に設けられ、顔料で着色されている。着色済粘着層12とダニとを直接比較することにより、使用者は直接裸眼4を使用してダニの分布を見ることができる。
図3aは、考案の第2の実施示す屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置1である。前記着色済粘着層12の上に配置され、粘着層12上に形成されたメッシュ層13は、ダニ回収後、直接剥離される。ここで、メッシュ層13はメッシュまたはガーゼであってもよい。上記基板11は、紙、布、不織布、合成板、フィルム、木材、プラスチックなどの材料で形成することができる。前述の着色済粘着層12は、接着剤表面層12aを含み接着剤は、合成接着剤または天然ゴムであり得る。着色済粘着層12は、接着剤表面層12aの下に配置された着色フィルム層12bを含み、これは接着剤層とダニを異なる色にする働きをする。
上記の誘引餌層121の餌は、酵母、果実酵素、香辛料、糖類、デンプン、チョコレート、薪、飼料、フェロモンあっても良い。そして、誘引層121は、図3bに示すように、前記着色済粘着層12内に直接含まれてもよい。あるいは、図3cに示すように、誘引餌層121をメッシュ層13の真上に配置する。
考案の第2の実施に係る屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置1において着色済粘着層12の画像を撮像し画像をカラーマッチングし階調処理を施す画像読取装置2は、画像の背景を削除し、次にダニの数を見つけて数え
上述した画像読取装置2は、撮影機能付きスマートフォン、撮影機能付きタブレットコンピュータ、撮影機能デスクトップコンピュータ、スキャナ、または撮影機能用ノートパソコンであり、また、画像読取装置2には、画像解析識別ソフトウェア21が設けられている。上述した画像解析識別ソフトウェア21は、カラーマッチング後の着色済粘着層12の画像に対して、画像の色を求めるための色階調処理を行う→画像の背景を除去階調輝度計算マトリックスのサイズを設定ダニの位置を見つけるダニの占有数を計算ダニの数と位置を統計する。
また、上述した画像解析識別ソフトウェア21は、画像読取装置2に搭載されたモバイルアプリケーションプログラム(APP)であってもよい。モバイルアプリケーションプログラムの機能は、(1)着色済粘着層画像解析:(2)粘着層画像解析および統計の画像:ステップ(1)に従って、パラメータ値を設定し、画像認識の基準値を定義し、基準値が取り込まれた画像上に現れる黒点または信号のサイズを表し、(3)粘着層画像表示におけるダニの座標を示す:(1)のマーキング結果によれば、着色済粘着層の画像においてさらに選択して、粘着層画像内のゴミの色を選択することができる。特定の領域の黒点またはダニの信号の座標を計算する。
同時に、前述のように統計的なダニの数と場所を分析することに加えて、ダニの数は、60倍以上の拡大鏡、携帯電話のズーム、携帯用外部顕微鏡、光学顕微鏡または電子顕微鏡で観察することができる。図4においては、写真機能を有するスマートフォン3の図である本考案の第の実施の例示的な図解は、限定することを意図するものではなく、本考案を限定するものではない。例えば、ユーザが撮影機能を有するスマートフォン3を用いてカラーマッチング後の着色済粘着層12及び基材11を見ると、携帯電話をズームインさせて、カラーマッチング後の着色済粘着層12の状態を直接観察することができる。図5に示すように、本考案の第3の実施は、ダニ捕獲完了後、検出キットにより検出することができ、メッシュ剥離後のダニ除去装置10を液体又はゼラチン色の呈色試薬5粘着層12上に均一に塗布した後、透明基板51に挟み、50〜70℃で10分間、または室温で3〜10日間加熱される。呈色試薬の組成は、アミンブラック、ジメチルアセトアミド、天然架橋剤、ヨウ素、ロイコクリスタルバイオレット、ニンヒドリン、オスミウム、スーダンブラック、1,8−ジアゼピン−9−フルオレンケトン、1,2−インダンジオン、5−メチルチオインデノロンを含み、ダニを捕獲すると、それは染色され、肉眼で容易に視覚化および解釈することができる図6(a)及び図6(b)は、第の実施におけるメッシュ剥離後のダニ除去装置10の染色結果を示し、図6(a)に示すように、図6(a)ダ二は図形の背景色と同様であり、染色後に図6(b)ようにダニを明確に視認することができる。
上述した実施は、本考案を説明するための最良の形態であり、本考案の範囲がこれに限定されるものではない。本考案に基づいて当業者によってなされた等価な置換または改変はいずれも本考案の範囲内である。本考案の範囲は特許請求の範囲によって規定される。
ダニ捕獲および検出計測装置
10 ダニ除去装置
11 基板
12 着層
121 誘引餌層
12a 接着剤表面層
12b 着色フィルム層
13 メッシュ層
画像読取装置
21 画像解析識別ソフトウェア
スマートフォン
4 肉眼
呈色試薬
51 透明基板

Claims (18)

  1. 屋内塵性ダニ類を捕獲して検出計測するための装置であって、屋内塵性ダニ類装置の捕獲および検出計測が、基材シートに接着した粘着シートの上に捕獲した屋内塵性ダニ類によって色が変わる薄膜層(フイルム)を含んだ接着層と、該接着シート画像を読取るダニ検出計測装置と組合せたことを特徴とする装置。
  2. 前記接着シートの上に着脱自在に配置されたメッシュ層をさらに含む、請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  3. 前記メッシュ層がネットまたはガーゼであることを特徴とする、請求項2に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  4. 屋内塵性ダニ類の誘引餌層をさらに備える、請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  5. 前記誘引餌層がメッシュ層の上に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  6. 前記誘引餌層が接着剤層内に配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  7. 前記誘引餌層が、酵母、果実酵素、香料、砂糖、デンプン、チョコレート、干魚、動物飼料、群フェロモンまたはそれらの混合物であることを特徴とする請求項4に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  8. 請求項1に記載の基材が、紙、布、不織布、合成板、フィルム、木材、合成樹脂またはプラスチックなどの材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  9. 請求項1に記載の粘着シートの接着剤が、合成接着剤または天然ゴムである接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置
  10. 請求項1に記載の接着シート画像を読取るダニ検出計測装置の撮像する撮像手段が、撮影機能付きスマートフォン、撮影機能付きタブレットコンピュータ、撮影機能を備えたコンピュータ、スキャナまたは撮影機能を備えたノートパソコンとデスクトップパソコンであることを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置
  11. 請求項1に記載の接着シートが天然染料と水とを混合することで色が変わる薄膜層で構成したことを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置
  12. 請求項10に記載の接着シート画像を読取るダニ検出計測装置に画像解析識別ソフトウェアが搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  13. 前記画像解析識別ソフトウェアがモバイルアプリケーション(APP)であることを特徴とする、請求項12に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  14. 前記モバイルアプリケーションの機能が請求項1に記載の接着シートによって発色捕獲した屋内塵性ダニ類の計測統計結果と座標表示結果を提示することを特徴とした請求項13に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  15. 屋内塵性ダニ類を捕獲し検知計測する別の組合せとして、使用した接着シートに別途着色剤を用意塗布して屋内塵性ダニ類を発色させることを特徴とする請求項1に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  16. 前記着色剤の組成物が、アミンブラック、ジメチルアセトアミド、天然架橋剤、ヨウ素、ロイコクリスタルバイオレット、インデン、トリアン、オスミウム、スーダンブラック、1,8−ジアゼピン−9−フルオレノン、1,2−インダンジオン及び5−メチルチオインダノンを特徴とする請求項15に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  17. 前記着色剤が、液状又はゼラチン状の液体であることを特徴とする請求項15に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
  18. 請求項15記載の屋内塵性ダニ類捕獲し検知計測する別の組合せに使用済みダニ装置の片面あるいは両面に貼付された透明基材をさらに含む、請求項15に記載の屋内塵性ダニ類の捕獲および検出計測装置。
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