JP3215987U - ローイング及びレッグプレスの複合訓練機 - Google Patents

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Abstract

【課題】手によるローイング及び脚によるレッグプレスの同時訓練ができ、任意の関節角度においても筋肉の収縮伸張のトレーニングが適切で十分な効果を得ることができる複合訓練機を提供する。【解決手段】複合訓練機は、座体1、ローイング機構2及びレッグプレス機構3を含み、ローイング機構は、第一伸縮シリンダ21及びローイング部材22を含み、第一伸縮シリンダは、ローイング部材とベース11との間に設けられ、第一伸縮シリンダをローイングの作動の抗力源にし、レッグプレス機構は、第二伸縮シリンダ31、レッグプレス部材32及び軌道33を含み、レッグプレス部材は、ベースと軌道の間に設けられ、第二伸縮シリンダは、レッグプレス部材とベースとの間に設けられ、第二伸縮シリンダを、レッグプレスの軌道に沿って作動する抗力源とする。【選択図】図1

Description

本考案は、訓練機に関し、特に両手によるローイング及び脚部によるレッグプレストレーニングの複合訓練機である。
現代人は、健康、長寿を求めるために日常的な運動、ボディケアを重要視するが、天気と運動環境に制限されるため、アウトドアスポーツは、だんだん室内またはジムでの運動により取り替えられ、特に、フィットネス器材を用いて容易に室内運動を行うことができ、フィットネスの効果を達成することができる。
しかし、従来のフィットネス運動器材の種類は様々であり、それぞれ異なる機能とフィットネス効果がある。例えば、各種の異なる方式の揺動、ストレッチング、背筋伸ばし、押圧等の運動を行うと、筋肉強度を増加することができ、体力を強化し、体格を維持することができる。ここで、伸縮シリンダを抗力方式とすることは、現在において障害者、老人、女性等の特定群体に適合するフィットネス訓練またはリハビリテーション物理治療設備向けの抗力方式であるとされている。
更に、市販の伸縮シリンダを抗力とするフィットネス又は訓練器材の多くは、単一の人体部位の訓練しかできない。
そのため、現在市販の伸縮シリンダを抗力とするフィットネス又は訓練器材は、一つの器材で色んな部位を訓練することができる機能の面では不足があった。
上記従来の訓練機の問題点から出発し、本考案の考案者はローイング及びレッグプレスの複合訓練機を考案したのである。そのため、本考案の主な目的は、手と脚による複合訓練機を同時に提供することであり、次の目的は、伸縮シリンダを抵抗力とする手と脚の個別または複合の訓練機を提供することである。
上記目的を達成するため、本考案は、ローイング及びレッグプレスの複合訓練機に関し、前記ローイング及びレッグプレスの複合訓練機は、座体、ローイング機構及びレッグプレス機構を含み、前記座体は、ベース及び座具を含み、前記座具は、前記ベースに接続され、前記ローイング機構は、前記座具の下方に設けられ、且つ第一伸縮シリンダ及びローイング部材を含み、前記第一伸縮シリンダは、ローイング部材とベースとの間に設けられ、第一伸縮シリンダは、ローイング機構が動作する抗力源であり、前記レッグプレス機構は、前記座体の前部に設けられ、且つ第二伸縮シリンダ、レッグプレス部材及び軌道を含み、前記レッグプレス部材は、ベースと軌道との間に設けられ、前記第二伸縮シリンダは、レッグプレス部材とベースとの間に設けられ、前記レッグプレスが第二伸縮シリンダを牽引して対応する抵抗力を産生し、第一伸縮シリンダ又は/及び第二伸縮シリンダの往復式伸縮により、対応する抵抗力を産生し、腕部によるローイング及び脚部によるレッグプレスの筋力トレーニング効果を達成することができる。
また、第一伸縮シリンダと第二伸縮シリンダの往復式伸縮動作は、それぞれモーター、減速機及び伸縮シリンダ上ラックの機械部材からなる。
また、第一伸縮シリンダと第二伸縮シリンダの往復式伸縮動作は、個別動作または同時動作することができ、その速度は調整可能である。
また、第一伸縮シリンダと第二伸縮シリンダは、それぞれ空気圧減衰式または油圧減衰式として設けることができる。
また、第一伸縮シリンダは、座具の空間部の下方に設けられる。
また、第二伸縮シリンダは、軌道の空間部の下方に設けられる。
また、ローイング部材は、U型棒及び枢支部材を含み、前記枢支部材は、枢支部材の底部に設けられ、両者は角度をなし、枢支部材はベースに枢設される。
また、レッグプレス部材は、長斜H部材、短斜棒及びキックボードを含み、長斜H部材、短斜棒の頂端は、お互い枢設され、長斜H部材の底端はベースに枢設され、短斜棒の底端に設けられるローラー群は軌道に嵌め込まれ、キックボードは、短斜棒の上方に設けられ、第二伸縮シリンダは、長斜H部材の下方に設けられる。
また、ベースは、第一ストップブロック及び第二ストップブロックを含み、第一ストップブロックは、ローイング部材の活動範囲を制限し、第二ストップブロックは、レッグプレス部材の活動範囲を制限する。
また、座体の座具の両側にはそれぞれ手すりが設けられる。
本考案のローイング及びレッグプレスの複合訓練機は上記の技術手段により、以下の効果を達成することができる。
1.本考案の複合訓練機は、一台の機器で二台の機器の役割を果たすことができる。つまり、トレーニング者の手と脚の個別筋力トレーニング及び複合筋力トレーニングを同時に提供できる。
2.本考案複合訓練機は、第一伸縮シリンダ及び第二伸縮シリンダの被動動作を通じて相応する抵抗力を作ることができる。そのため、手と脚の筋力トレーニングを提供でき、体のどの関節角度でも筋肉伸縮伸張の適切で十分なトレーニング効果を得ることができる。また、該当設備の強さはトレーニング者自身でコントロール可能であるため、危険性が低いだけではなく、トレーニングの後の気分もよくなる。その故、本考案訓練機は家庭、フィットネスクラブ、リハビリテーションセンター、スポーツトレーニングセンターなどで使用する上で非常に適している。
3.本考案複合訓練機に設けられた第一ストップブロックと第二ストップブロックは、異なる身長のトレーニング者に基づき、両手によるローイングと脚によるレッグプレスの往復移動範囲について調整することができる。
本考案の複合訓練機の立体外観図である。 本考案の複合訓練機の他の立体外観図である。 横から見た時の本考案複合訓練機の側面図である。 本考案の複合訓練機のローイング機構の概略図である。 本考案複合訓練機のレッグプレス機構の概略図である。 トレーニング者が本考案マシーンを使用する第一概略図である。 トレーニング者が本考案マシーンを使用する第二概略図である。 トレーニング者が本考案マシーンを使用する第三概略図である。
まず、図1を参考すると、本考案は、ローイング及びレッグプレスの複合訓練機Aに関し、座体1、ローイング機構2、レッグプレス機構3を含む。
座体1は,図1〜図3に示すように、ベース11及び座具12を含み、ベース11は、各式の棒体からなり、空間部111、111aを有し、本考案の主なサポート役となる。また、座具12は、ベース11に接続され、トレーニング者が座って両手で行うローイングとレッグプレスによる手脚の筋力トレーニングができるようにする。また、ベース11は、第一ストップブロック112及び第二ストップブロック114を含み、第一ストップブロック112は、ベース11の座具12の下方の空間部111に設けられ、ローイング部材22に対応する。第二ストップブロック114は、レッグプレス機構3の下方のベース11の空間部111aの軌道33内に設けられ、レッグプレス部材32に対応する。さらに、第一ストップブロック112は、ローイング部材22の活動範囲を調整、制限することができる。第二ストップブロック114は、レッグプレス部材32の行程範囲を調整、制限することができる。そして、座具12の両側には、それぞれ手すり113が設けられ、トレーニング者がレッグプレストレーニングの際に、手を支えるようになる (図7) 。
ローイング機構2は、図1、図3及び図4に示すように、ベース11の座具12の下部及び両側に設けられ、且つローイング機構2は、第一伸縮シリンダ21及び一ローイング部材22を含む。第一伸縮シリンダ21は、ベース11とローイング部材22との間に設けられ、ローイング部材22が第一伸縮シリンダ21を牽引することで、往復伸縮して対応する抵抗力を産生し、ローイングによる筋力トレーニングを行うことができる。さらに、第一伸縮シリンダ21は、モーター、減速機及び伸縮棒のラックの機械要素からなり、その速度は調整可能である(モーターの輸入電圧または電流の大きさを調整可能)。さらに、ローイング部材2は、U型棒221及び枢支部材222を含み、枢支部材222は、U型桿221の底部に設けられ、両者は角度をなす。また、枢支部材222は、ベース11に枢接され、第一伸縮シリンダ21は、枢支部材222に接続され、ローイング部材22が枢支部材222を連動することにより第一伸縮シリンダ21を牽引し、対応する抵抗力を産生する。そのため、トレーニング者が両腕で模擬ローイングの筋力トレーニングできるようになる。
図2、図3及び図5に示すように、レッグプレス機構3は、座体1の前端に接続され、且つ第二伸縮シリンダ31、レッグプレス部材32を含み、第二伸縮シリンダ31は、レッグプレス部材32に接続され、レッグプレス部材32が第二伸縮シリンダ31を牽引し、往復伸縮を通じて対応する抵抗力を産生する。第二伸縮シリンダ31は、モーター、減速機及び伸縮シリンダのラックの機械要素からなり、その速度は調整可能 (モーターの入力電圧または電流の大きさの調整により)である。さらに、レッグプレス部材32には、長斜H部材321、短斜棒322及びキックボード323を含み、長斜H部材321、短斜棒322の頂端はお互い枢接される。また、長斜H部材321の底端は、ベース11底部の一側に枢接され、短斜棒322の底端に設けられるローラー324は、軌道33内に嵌め込まれ、短斜棒322が軌道33に沿って摺動するようになり、短斜棒322の活動範囲は、第二ストップブロック114により制限される。キックボード323は、短斜棒322の上方に設けられ、第二伸縮シリンダ31は、長斜H部材321の下方に設けられる。第二伸縮シリンダ31が長斜H部材321の下方を往復式伸縮駆動する場合、短斜棒322の底部は軌道33に沿い、第二ストップブロック114の範囲内で往復式移動を行う。そのため、トレーニング者に両脚でのレッグプレスの筋力トレーニングを提供できる。
上記各部材により構成された本考案のローイング及びキックボードの複合訓練機Aは、第一伸縮シリンダ21、第二伸縮シリンダ31を牽引することにより対応する抵抗力を産生でき、個別ローイング、個別レッグプレス、ローイング及びレッグプレスの複合訓練が可能になる。特に、第一伸縮シリンダ21、第二伸縮シリンダ31は、電動モーター駆動式(ただし、第一伸縮シリンダ21、第二伸縮シリンダ31は、電動式のみには限らない)に設定できるため、トレーニング者の両腕、両脚の状況によりローイング部材22とレッグプレス部材32に適当な力を加えトレーニング者が、適切な筋力トレーニングを行うことができ、過度な筋力負荷を与えず、トレーニング者が自分で強さを調節できるため、本複合訓練機Aは、老人、女性、子供、リハビリテーション等に適合している。
そのため、図4及び図6に示すように、ローイングの筋力トレーニングのみを行う場合、トレーニング者は、座体1の座具12上に座り、両手でローイング部材22の手すりを握り、第一伸縮シリンダ21を牽引することにより、往復式伸縮を通じて対応する抵抗力を産生することができる。つまり、ローイング部材22は、ベース11の底部の枢接部分において往復式回転を行うため、トレーニング者の両腕がローイング部材22により往復式ローイング運動を行うことができる。即ち、腕の筋力トレーニングを提供し、任意の関節角度においても、腕の各部位の筋肉伸縮伸張のトレーニングが十分で適切な効果を得られるようになる。特に、第一伸縮シリンダ21の往復式伸縮の速度は、トレーニング者の反応能力に基づいて調節することができる。
図5及び図7に示すように、レッグプレスの筋力トレーニングのみを行う場合、トレーニング者は、座体1の座具12上に座り、両脚でレッグプレス部材32のキックボード323を踏んで固定し、両手で第二手すり113を握り、第二伸縮シリンダ31を動かすことにより、往復式伸縮を通じて対応する抵抗力を産生することができる。つまり、レッグプレス部材32は、短斜棒322とキックボード323が軌道33に沿って往復式伸縮移動を行うため、トレーニング者の両脚がキックボード323に伴って往復式レッグプレスによる筋力トレーニングを提供し、任意の関節角度においても脚の各部位の筋肉伸縮伸張のトレーニングが十分で適切な効果を得られるようになる。特に、第二伸縮シリンダ31の往復式伸縮の速度は、トレーニング者の反応能力に基づいて調節することができる。
図6及び図7に示すように,ローイングとレッグプレスの筋力トレーニングを同時に行う場合、トレーニング者は、座体1の座具12上に座り、両手でローイング部材22の手すりを握り、両脚でレッグプレス部材323内を踏んで固定し、同時に第一伸縮シリンダ21と第二伸縮シリンダ31を動かすことにより、往復式伸縮を通じて対応する抵抗力を産生することができる。つまり、ローイング部材22とレッグプレス部材32は、それぞれベース11の枢接部分において回転するため、トレーニング者の両腕と両脚がローイング部材22とレッグプレス部材32に伴って模擬ローイングとレッグプレスによる筋力トレーニングを行うことができる。また、任意の関節角度においても腕と脚の各部位の筋肉伸縮伸張のトレーニングが十分で適切な効果を得られるようになる。特に、第一伸縮シリンダ21と第二伸縮シリンダ31の往復式伸縮の速度は、トレーニング者の反応能力に基づいて調節することができる。
特に、本考案ローイング及びレッグプレスの複合訓練機の第一伸縮シリンダ21、第二伸縮シリンダ31は、空気圧減衰式または油圧減衰式に設けることができる。
A:複合訓練機
1:座体
11 :ベース
111:空間部
112:第一ストップブロック
113:手すり
114:第二ストップブロック
12 :座具
2 :ローイング機構
21:第一伸縮シリンダ
22:ローイング部材
221:U型棒
222:枢支部材
3:レッグプレス機構
31:第二伸縮シリンダ
32:レッグプレス部材
321:長斜H部材
322:短斜棒
323:キックボード
324:ローラー群
33:軌道

Claims (10)

  1. ローイング及びレッグプレスの複合訓練機であって、前記ローイング及びレッグプレスの複合訓練機は、座体、ローイング機構及びレッグプレス機構を含み、
    前記座体は、ベース及び座具を含み、前記座具は、前記ベースに接続され、
    前記ローイング機構は、前記座具の下方に設けられ、且つ第一伸縮シリンダ及びローイング部材を含み、前記第一伸縮シリンダは、ローイング部材とベースとの間に設けられ、前記ローイング機構が第一伸縮シリンダを牽引して相応する抵抗力を産生し、
    前記レッグプレス機構は、前記座体の前部に設けられ、且つ第二伸縮シリンダ、レッグプレス部材及び軌道を含み、前記レッグプレス部材は、ベースと軌道との間に設けられ、前記第二伸縮シリンダは、レッグプレス部材とベースとの間に設けられ、前記レッグプレスが第二伸縮シリンダを牽引して対応する抵抗力を産生し、第一伸縮シリンダ又は/及び第二伸縮シリンダの往復式伸縮により、対応する抵抗力を産生し、腕部によるローイング及び脚部によるレッグプレスの筋力トレーニング効果を達成することができる、ことを特徴とするローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  2. 前記第一伸縮シリンダ、第二伸縮シリンダは、それぞれモーター、減速機及びその伸縮シリンダ上のラックの機械要素からなることを特徴とする、請求項1に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  3. 前記第一伸縮シリンダ、第二伸縮シリンダの往復式伸縮は、個別作動または同時作動が可能であり、その速度は調節可能である、請求項2に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  4. 前記第一伸縮シリンダ、第二伸縮シリンダは、それぞれ空気圧減衰式または油圧減衰式であることを特徴とする請求項1に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  5. 前記第二伸縮シリンダは、軌道の空間部の下方に設けられる、ことを特徴とする請求項2または4に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  6. 前記第一伸縮シリンダは、座具の底部に設けられる、ことを特徴請求項2または4に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  7. 前記ローイング部材は、U型棒と枢支部材を含み、前記枢支部材は、U型棒の底部に設けられ、且つ両者は角度を成し、前記枢支部材は、ベースに枢設される、ことを特徴とする請求項2または4に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  8. 前記レッグプレス部材は、長斜H部材、短斜棒及びキックボードを含み、前記長斜H部材と短斜棒の頂端は、お互いに枢接され、長斜H部材の底端は、ベースに枢接され、前記短斜棒の底端に設けられるローラー群は、前記軌道に嵌め込まれ、前記キックボードは短斜棒の上方に設けられ、前記第二伸縮シリンダは、長斜H部材の下方に設けられる、ことを特徴とする請求項2または4に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  9. 前記ベースは、第一ストップブロックと第二ストップブロックを含み、前記第一ストップブロックは、前記ローイング部材の活動範囲を制限し、前記第二ストップブロックは、前記レッグプレス部材の活動範囲を制限する、ことを特徴とする請求項2または4に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
  10. 前記座体の座具の両側には、それぞれ手すりが設けられることを特徴とする請求項1に記載のローイング及びレッグプレスの複合訓練機。
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