JP3215442U - プライバシー侵害防止用表札 - Google Patents

Abstract

【課題】人が住宅を訪問等して表札に近づけば住所や氏名の文字を見ることができるが、単なるとおりすがりの人間やとおりすがりの車の中からは表札の住所や氏名の文字を見ることができないようにするプライバシー侵害防止用表札を提供する。【解決手段】家庭用電源に電源コードで接続するか又は内蔵させた電池により電気式の表示をする表札の一角に、感知距離を設置条件に合うよう最短に制限する感知専用センサー２を装備させ、人が表札に近づいた時に感知専用センサーが働いて電気式の表示により表札の表示面３に住所や氏名の文字が表示されるようにする。【選択図】図１

Description

本考案は、普段は住宅の表札には住所や氏名が表示されていないので離れた場所からは見ることができず、人が訪問等をして近くに寄った時に表札に自動で住所や氏名が表示されるようにしたものである。

従来、住宅に掲げてある表札の多くは、普段は住所や氏名が表示されている。

しかし、道路沿いの住宅で表札に住所や氏名が表示されていると、とおりすがりの興味本位の者が見覚えて、住人の意に反してプライバシーを侵害されたりしかねないし又、断絶していたい知人にとおりすがりに一目で住居を知られてしまい、落ち着いて暮らせないという事にもなりかねない。

従来の表札には、文字を定着させたものの他に、訪問者が液晶画面等を操作してメッセージをやりとりするものや第三者が住宅内に不正侵入を計った場合の対策を施したもの等がある。

しかし、普段は住所や氏名が表示されている表札では、例えば道路沿いに建つ住宅に住む人は、大切な用もないとおりすがりの人間やとおりすがりの車の中から住所や氏名を見られて、プライバシーが侵害されるという事にもなりかねない。

又、液晶画面等に触ったりボタンを押して操作する表札に関して、表札の性格上手数をなくするのが好ましいこともある。

特許第２７６０３４０号公報 特許第５０６６２３０号公報

解決しようとする問題点は、人が訪問等をして表札に近づけば住所や氏名を見ることができるが、単なるとおりすがりの人間やとおりすがりの車の中からは表札の住所や氏名を見ることができないようにすることである。

本考案は、電気式の表示をする表札の一角に、感知距離を制限する感知専用センサー（２）を装備することにより解決する。感知専用センサーの代表的なものに赤外線センサーがある。

本考案のプライバシー侵害防止用表札は、道路沿いの住宅に住む人が、とおりがかりの人間やとおりがかりの車の中から表札の住所や氏名を見覚えられたり探し当てられたりすることを忌避することができるので、プライバシー権を侵害されにくい。

図１は人が近づいた時に表示面に住所や氏名が表示されたプライバシー侵害防止用表札である。 図２は図１のプライバシー侵害排斥用表札の近くに人がいない場合のものである。 図３は感知専用センサーを首振り式にし、感知面が下側を向いているプライバシー侵害防止用表札である。

プライバシー侵害防止用表札は、いくつものセンサーを他に付加するというようなことはせず、アダプター付きの電源コードで接続や内蔵電池の電源があればよいので取り付けが易しい。

プライバシー侵害防止用表札（１）は、設置条件に合うよう感知距離を４０ｃｍ以内にしたりして最短に制限する感知専用センサー（２）を装備し、普段は表示面（３）に居住者についての住所や氏名の文字が表示されていない表札に人が近づくと、感知専用センサーが働き電気式の表示により表示面に居住者についての住所や氏名の文字が表示される。

LED等の電気で発光する部品を用いて、プライバシー侵害防止用表札が文字を表示できるようにする。

書き込みしたSDカード等の記憶媒体を装着させて、ディスプレイ搭載のプライバシー侵害防止用表札が文字を表示できるようにする。

小型なので、取り付け箇所の材料に不都合がなければ取り付けることができ、既存の住宅に普及させることができる。

１ プライバシー侵害防止用表札
２ 感知専用センサーの感知面
３ 表示面
４ 回転軸中心線

Claims (1)

1. 設置条件に合うよう感知距離を４０ｃｍ以内にしたりして最短に制限する感知専用センサーを装備し、普段は表示面に居住者についての文字が表示されていない表札に人が近づくと、感知専用センサーが働き電気式の表示により表示面に居住者についての文字が表示されるプライバシー侵害防止用表札。

Images