JP3215425U - 減圧容器 - Google Patents

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靖治 和倉
靖治 和倉
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アサヒ軽金属工業株式会社
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Abstract

【課題】食品を減圧状態で処理したり保存するに当たり、減圧される容器内部の減圧状態が適度の状態に達しているかどうかを、別途インジケータ等を用いることなく、簡便に目視で確実に確認できるようにした減圧容器を提供する。【解決手段】容器を、真空栓2を介して吸気ポンプにより減圧するようにしたものであって、真空栓は、容器内が所定以下の減圧状態になっている場合に、押し込むことにより凹んだ状態が維持されるようにした。容器は攪拌羽を内装した食品混合容器である。【選択図】図5

Description

本考案は、簡単な構造でありながら、容器内が適度の減圧状態に達しているかどうかを簡単かつ確実に確認することができる減圧容器の改良に関するものである。
従来より、ジューサーやミキサーで食品を粉砕する場合、予め容器内を減圧しておくことにより、気泡の混入が抑制されて栄養分を損なわないことが知られており、そのために電動の減圧ポンプや手動の減圧ポンプが用いられることが知られている(例えば下記特許文献1、2参照)。
しかしながら、電動の減圧ポンプを採用した場合は、スイッチを入れれば一瞬で減圧容器内を所定の減圧状態にできて便利である一方、万が一、減圧ポンプが故障すると、全く減圧容器を減圧できず、修理したり交換する場合は比較的高くつく欠点があった。また本体以外に付属する部品等が嵩張り、全体としても高価となる欠点は否めなかった。
これに対して手動ポンプを採用する場合は、これらの欠点は抑制され、万が一減圧ポンプが故障しても、修理或いは手動ポンプの交換も、電動の場合に比べると遥かに安価に対応できて有利である。しかしながら、手動ポンプの場合は、何回かハンドルを上下動させることにより減圧容器内部を減圧させることになるが、ハンドルの操作の仕方で内部が所定の減圧状態に達しているかどうかを判断しにくい欠点があった。
したがってその減圧度を表示するためにインジケータを取り付けることにより確認する必要があった。このことは電動の場合も同様と言える。本考案は、そのようなインジケータを必要とせず、所定の減圧度以上に達していることが簡単に確認できるようにしようとするものである。
ところで、この種の減圧容器に適用される真空栓(逆止弁)は、一般的にシリコンゴムのような弾性体で形成され、容器内が所定の減圧状態になると内部に向けて凹むことにより、内部が一定の減圧度に達した目安としているものが知られている(特許文献3参照)。しかしながら、径が大きな真空栓であれば有効であるが、比較的小さな径の真空栓では、所定の圧力以下に達していても、凹まない場合や、所定の減圧状態に達していない場合でも、肉厚が相対的に薄いと凹む場合もあり、上手く作動しない欠点があった。本考案はこのような欠点も解消しようとするものである。
特開2016−087266号公報 特開平03−029759号公報 特表2016−513050号公報
本考案は、簡便に攪拌容器や密封容器を減圧処理できるとともに、簡単に容器内の減圧状態を確認できるようにしようとするものである。
本考案の第1の特徴は、容器1を、真空栓2を介して吸気ポンプ3により減圧するようにしたものであって、真空栓2は、容器1内が所定以下の減圧状態になっている場合に、押し込むことにより凹んだ状態が維持されるようにしたことである。
本考案の第2の特徴は、容器1が攪拌羽4を内装した食品混合容器10としたことである。
本考案にあっては、容器1を、真空栓2を介して吸気ポンプ3により減圧するようにしたものであって、真空栓2は、容器1内が所定以下の減圧状態になっている場合に、押し込むことにより凹んだ状態が維持されるようにしたことにより、真空栓2の径が比較的小さく、所定以上の減圧状態になっても凹まないものであっても、それを押し込むことにより凹んで戻らなくなるかどうかで、容器内部の減圧状態が判別できるものであって、別途インジケーター等を設けることなく簡単にその判別が年寄りや子供でも確実に行えるものである。
即ち、吸気ポンプ3を数回操作して、真空栓2のドーム部12を押し込んでも凹んだ状態が保持されずに凸状態に戻れば、吸気ポンプ3による真空引き操作を追加し、ドーム部12が凹んだ状態で保持されるようになれば、目視でそれを判断できるもので、その後、食品の保管や切り刻み、攪拌等の処理に移すことができる。
また、このような構造を攪拌羽4が内装された食品混合容器10に適用した場合には、攪拌羽4に動力以外に、電動の減圧ポンプの場合のような更に別途駆動モータを必要とせず、機器全体をコンパクトに形成できるものである。したがって手動の吸気ポンプ3が適用でき、その場合は、ポンプに支障が生じた場合にも、簡単かつローコストで修理や部品交換が行えるものである。
図1及び図2は本考案の食品を攪拌羽4の回転で切り刻んでジュース化するための食品混合容器10の例を示すもので、食品混合容器10には下端には攪拌羽4を有するアダプタ8が装着され、これをモーター、接続部等が装備された本体9に填め合わせ、電源を入れることにより、モーターにより攪拌羽4が回転して内部の食品を切り刻んで攪拌できるようになっている。
食品混合容器10の上端に上蓋5が装着され、上蓋5に施された空気抜き穴6に真空栓2が装着され、図3のように吸気ポンプ3の吸気ノズル7を空気抜き穴6に密着させて操作ロッド17を往復動させることにより、真空栓2が変形して空気抜き穴6との間に形成される隙間より食品混合容器10内の空気を排出することにより内部を減圧することができるものである。
図示実施例では、真空栓2の頂部に小さなドーム部12が設けられているが、食品攪拌に適する程度に達していない低い減圧状態では変形せず、凸状に突出した状態が維持されるようにしている。図4は真空栓2の一例を示すもので、図中、19は空気抜き穴6の下端縁に引っ掛かる抜止足、20は減圧時に空気抜き穴6の上縁に密着する封止部である。
ここで、従来の同種の真空栓では、空気抜き穴6が比較的大きな径を有しているため、吸気ポンプ3で減圧させると直ぐに変形が始まるものが多く、真に所定の減圧状態に達しているかどうかは判定しにくく、別途インジケータ等を必要としたが、本考案では所定の状態以下に減圧されてもそれだけではドーム部12は凹まず、押すことにより、戻らなくなることで判別できるのである。したがって、真空栓2の径が大きくなってドーム部12が相対的に薄くなった場合は、ばね等で逆圧を与えることにより、同等の作用をするようにすることができる。
例えば、空気混入が支障を与えない減圧状態を-50kPaと仮定した場合、それよりまだ減圧度が低ければ真空栓2そのドーム部12を押し込んでもまた凸状態に戻り、-50kPaを超えると、何もしなければ凸のまま保持されるが、押し込むと凹んだ状態に保持されて、減圧が以後の攪拌等に適していると判断される。
更に吸気ポンプ3を作動させて、構造上の限度辺り(-70kPa)までになっても、真空栓は、押さないと凸のままに保持される。勿論押し込めば凹んでその状態が保持されることになる。
従って分かり辛い真空引きの達成度を、真空栓2の頭を押して簡単に目視で確実に確認できるもので、これらの目安の減圧度をいくらに設定するかで、真空栓2のドーム部12の形状、厚み、素材等を設計することができる。
図5(a)はまだ吸気していない状態を示すもので、真空栓2は空気抜き穴6に遊嵌された状態であるが、吸気ポンプ3を作動させて食品混合容器10の内部が程良い負圧状態になっていると、図5(b)のようにドーム部12は内部の負圧状態では内方に凹まないが、一旦外力を加えて押し込むと、負圧により保持されるため、同図(c)のようにドーム部12は凹み、凸状態には復帰しないことになり、このことにより、食品混合容器10の内部が程良い減圧状態に達していることが確認できる。そして次に攪拌羽4を駆動させて野菜や果物の切り刻みや攪拌ができるものである。攪拌羽4の駆動は、スイッチを入れたり、食品混合容器10を本体に押し下げたりすることにより、本体9内のモータを回転させることにより行える。
攪拌が完了すれば、真空栓2は空気抜き穴14より引き上げると、接合が緩み、生じた隙間より外気を導入して大気圧に戻し、食品混合容器10の上蓋13を開けて内部の調理物(スムージー、ジュース等)を取り出すことができる。
このように、本考案は内部を減圧して食品を調理する攪拌機は勿論、食品を減圧状態で保存する容器にも適用でき、ポンプも上記例は手動のものを例示したが、電動であっても構わない。
本考案の1実施例の概略斜視図。 同上の要部概略断面図。 (a)は同上の吸気ポンプ装着状態の斜視図、(b)は吸気ポンプの作用説明図。 (a)、(b)は同上の真空栓の上からの斜視図と、下からの斜視図、(c)と(d)は真空栓の抜止足部分での断面図と、抜止足間での断面図。 同上の作用説明図で、(a)は吸気前の状態、(b)は吸気中の状態、(c)は吸気が適度に進んだ状態が確認できた状態を示す。
1は容器、2は真空栓、3は吸気ポンプ、4は攪拌羽、10は食品混合容器である。
1は容器、2は真空栓、3は吸気ポンプ、4は攪拌羽、10は食品混合容器、12はドーム部である。

Claims (2)

  1. 容器1を、真空栓2を介して吸気ポンプ3により減圧するようにしたものであって、真空栓2は、容器1内が所定以下の減圧状態になっている場合に、押し込むことにより凹んだ状態が維持されるようにした減圧容器。
  2. 容器1が攪拌羽4を内装した食品混合容器10である請求項1に記載の減圧容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110294215A (zh) * 2019-08-01 2019-10-01 安徽冠东科技有限公司 一种减压保鲜贮藏系统的补水装置

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