JP3215310U - 計測器 - Google Patents

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佐藤 健治
健治 佐藤
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株式会社佐藤計量器製作所
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Abstract

【課題】HACCPにより食品を管理する場合の作業効率を改善し得る計測器を提供。【解決手段】温度計測器1が、食品の温度を検出するための温度センサ1と、温度センサ1に接続された本体部4とを有し、本体部4が、複数の操作キー6と、内部メモリ7と、操作キー6への入力操作により所定の設定温度及び設定時間が記憶される内部メモリ7とを有する。本体部4は、温度センサ1により検出される食品の温度が設定温度に達した時点からの経過時間の計測を開始し、経過時間が設定時間に達したか否かを判断する。操作キー6への入力操作により複数の設定温度及び当該複数の設定温度にそれぞれ対応する複数の設定時間を内部メモリ7に予め記憶させ得る。本体部4は、液晶表示部9を有しており、経過時間が設定時間に達するとその旨が本体部4の液晶表示部9に表示され、あるいは、ブザー10が鳴動して使用者に知らせるようになっている。【選択図】図1

Description

本考案は、食品等の温度、湿度、気圧等を測定可能な計測器に関する。
近年、危害要因分析重要管理点(HACCP、Hazard Analysis and Critical Control Point)という食品の衛生管理の手法が食品の製造・加工工程で採用されている(特許文献1)。HACCPは、食品に関し原材料の受け入れから最終製品の出荷までの各工程において、安全な製品を得ることができるための対策を定め、製品の安全を確保する衛生管理の手法である。
特開2010−101698号公報
具体的には、食品に混入する微生物による汚染などの危害を予め分析して(Hazard Analysis)予測し、危害の発生の防止につながる重要管理点(Critical Control Point)を定め、食品を加熱調理する際に、重要管理点を連続的、継続的に監視、記録するようになっている。HACCPの手法によれば、従来から行われている最終製品の抜き取り検査と比較して、問題のある製品の出荷をより効果的に未然に防止できる。
HACCPの手法による食品の管理においては、食品の加熱工程での加熱不足による病原微生物の生残が大きな問題となっており、食品の調理の際には、十分な加熱が必要である。また、病原微生物の種類に応じて病原微生物が死滅するのに必要な加熱温度や加熱時間が異なっているため、HACCPの手法により食品を管理する場合には、加熱する食材毎に適切な管理が必要となる。
しかしながら、現状のHACCPによる食品の管理においては、食品の中心温度を測定するための温度計測器と、温度計測器とは別に加熱時間を計測するためのタイマーとを必要とするため、HACCPによる管理を伴う食品の調理の作業効率が悪くなっている。また、HACCPでは、上記のように加熱する食材毎に適切な管理が必要となるため、食材に応じて温度計測器やタイマーの設定がその都度必要となり、この点からも作業効率が悪くなってしまう。
上記のような課題に鑑みて、HACCPにより食品を管理する場合の作業効率を改善し得る計測器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本考案に係る計測器(例えば、実施形態における温度計測器1)は、食品の温度を検出するための検出手段(例えば、実施形態における温度センサ2)と、前記検出手段に接続された本体部とを有する計測器であって、前記本体部が、使用者が入力操作可能な操作手段(例えば、実施形態における操作キー6)と、前記操作手段への入力操作により所定の設定温度及び設定時間が記憶される記憶手段(例えば、実施形態における内部メモリ7)とを有しており、前記本体部が、前記検出手段により検出される食品の温度が前記設定温度に達した時点で、前記食品の温度が前記設定温度に達した状態で経過する経過時間の計測を開始し、前記経過時間が前記設定時間に達したか否かを判断するよう構成されており、前記操作手段への入力操作により複数の設定温度及び当該複数の設定温度にそれぞれ対応する複数の設定時間を予め前記記憶手段に記憶させ得ることを特徴とする。
また、上記構成の計測器において、本体部が、前記食品の温度を表示するための表示手段(例えば、実施形態における液晶表示部9)を有しており、前記経過時間が前記設定時間に達すると、前記設定時間に達したことが前記表示手段に表示されるのが好ましい。
また、上記構成の計測器において、本体部が報知手段(例えば、実施形態におけるブザー10)を有しており、前記経過時間が前記設定時間に達すると、前記設定時間に達したことが前記報知手段によって報知されるようにしてもよい。なお、報知手段として、本体部に設けられたLEDでもよく、経過時間が設定時間に達するとLEDを点灯させるようにしてもよい。
また、上記構成の計測器において、経過時間が前記設定時間に達するまでの間に前記食品の温度が前記設定温度を下回ると、前記経過時間の計測がリセットされ、前記食品の温度が前記設定温度に再び達した時点で、当該再び達した時点からの経過時間の計測を開始するのが好ましい。
本考案の計測器によれば、HACCPによる食品の管理において、食品の中心温度を測定するための機能と、加熱時間を計測するための機能とを有しているため、温度計測器とは別に加熱時間を計測するためのタイマーといったものを用意する必要はなく、食品の調理の作業効率が改善される。
また、操作手段への入力操作により複数の設定温度及び複数の設定時間を記憶手段に設定可能であるため、食品を変えた場合に設定温度及び設定時間をその都度設定し直す必要がなく、食品に応じて別の設定温度及び設定時間を読み出すことができることから、食品の調理の作業効率が改善される。
図1は、本考案に係る計測器の一例である温度計測器の斜視図である。
以下において、図1を参照して、特に学校給食の調理現場において食品を測定対象とする温度計測器を例として、本考案に係る計測器の実施形態を説明する。図1は温度計測器1の斜視図である。なお、以下で説明する温度計測器は、あくまでも計測器の一実施形態であり、必ずしも以下で説明する実施形態に限定されない。
図1に示すように、温度計測器1は、測定対象すなわち食品の中心温度を検出するための温度センサ2と、温度センサ2に接続され、接続部3により温度センサ2を着脱可能な本体部4とを有している。温度センサ2は図1に示すようなシース熱電対であり、測定対象とする食品の調理中に測温接点5を食品に挿入することにより、温度の計測を行う。また温度センサ2を本体部4から取り外して別の種類の温度センサを取り付けることにより、様々な範囲の温度を検出することが可能である。
本体部4の正面には、温度計測器1の使用者が入力操作可能な操作キー6が複数設けられている。これらの操作キー6は、POWERキー、MODEキー、HACCPキーといったキーである。POWERキーは温度計測器1の電源投入時に操作する。MODEキーはHACCPによる食品の管理のために必要な設定温度及び設定温度に達した時点からの経過時間を設定時間として設定するための設定モード、温度計測器1の校正を行うための校正モード、あるいは、温度計測器1の固有番号(シリアルナンバーモード)の入力、呼び出しを行うためのシリアルナンバーモード等の切り替えのために操作する。HACCPキーはHACCPによる食品の管理を開始するために操作する。
また、本体部4の内部には、操作キー6の入力操作により、所定の設定温度及び設定時間が記憶される内部メモリ7と、温度の計測に必要な制御を実行するための制御部8とが搭載されている。さらに、本体部4の正面には、食品の温度の測定値を表示するための液晶表示部9が設けられている。また、本体部4の背面には、HACCPによる監視時に食品の温度が設定温度に達した状態で所定の設定時間が経過したことを報知するためのブザー10が設けられている。なお、本体部4には、ブザー10とともに所定の設定時間が経過したことを報知するためのLED(図示せず)が設けられている。
ここでは、HACCPによる食品の監視について、設定温度が75℃で設定時間が1分である場合と、設定温度が85℃で設定時間が1分である場合とを例として説明する。まず、HACCPによる食品の監視を行うためには、操作キー6のMODEキーを操作して設定温度及び設定時間の設定が可能な設定モードにして、これら複数の設定温度及び設定時間を予め内部メモリ7にそれぞれ記憶させる。
その後、MODEキーを操作し、設定温度が75℃で設定時間が1分の設定を内部メモリ7から読み出す。そして、温度計測器1の使用者は、食品の調理を開始し、温度センサ2による検出を対象とする食品の中心に温度センサ2を挿入する。そして、HACCPキーを押すことで、制御部8による制御により、食品の中心温度を計測しつつHACCPによる監視が開始される。ここで、食品の中心温度が設定温度である75℃に達すると、その時点からの経過時間の計測が開始される。そして、経過時間が設定した設定時間である1分に達した時点で、制御部8が設定時間に達したことを判断する。この時、制御部8が、液晶表示部9に点滅等を行わせ(あるいはLEDを点灯させ)、または、ブザー10を鳴動させることにより、使用者に設定時間に達したことを報知する。ここで、経過時間の計測の途中で、食品の中心温度が設定温度である75℃を下回った場合、制御部8による制御により、その時点で経過時間の計測が中断される。この場合、食品の中心温度が上昇して再び設定温度である75℃に達した時点で、経過時間の計測が再開される。
一方、MODEキーを操作し、設定温度が85℃で設定時間が1分の設定を内部メモリ7から読み出すと、上記の食品とは別の食品についてHACCPによる監視を行うことが可能となる。そして、別の食品の調理を開始し、その食品の中心に温度センサ2を挿入し、HACCPキーを押すことで別の食品についてHACCPによる監視が開始される。
この場合、設定温度が85℃に達した時点で経過時間の計測が開始され、経過時間が設定時間である1分に達した時点で、制御部8が設定時間に達したことを判断する。この時、液晶表示部9が点滅等を行い(あるいはLEDを点灯させ)、または、ブザー10が鳴動することにより、設定時間に達したことが使用者に報知される。この場合も、経過時間の計測の途中で、食品の中心温度が設定温度を下回った場合は、上記のように経過時間の計測が中断され、再び設定温度に達した時点で経過時間の計測が再開される。
以上、本考案に係る計測器の実施形態を説明したが、上述のように温度計測器1は計測器の一実施形態であり、HACCPによる食品の監視のために複数の設定温度及び設定時間を予め記憶手段に記憶させ得るものであれば、必ずしも上記の実施形態に限定されない。
1 温度測定器(計測器)
2 温度センサ(検出手段)
3 接続部
4 本体部
5 測温接点
6 操作キー(入力手段)
7 内部メモリ(記憶手段)
8 制御部
9 液晶表示部(表示手段)
10 ブザー(報知手段)

Claims (4)

  1. 食品の温度を検出するための検出手段と、
    前記検出手段に接続された本体部とを有する計測器であって、前記本体部が、
    使用者が入力操作可能な操作手段と、
    前記操作手段への入力操作により所定の設定温度及び設定時間が記憶される記憶手段とを有しており、
    前記本体部が、前記検出手段により検出される食品の温度が前記設定温度に達した時点から、前記食品の温度が前記設定温度に達した状態で経過する経過時間の計測を開始し、前記経過時間が前記設定時間に達したか否かを判断するよう構成されており、
    前記操作手段への入力操作により複数の設定温度及び当該複数の設定温度にそれぞれ対応する複数の設定時間を予め前記記憶手段に記憶させ得ることを特徴とする計測器。
  2. 請求項1に記載の計測器において、
    さらに、前記本体部が、前記食品の温度を表示するための表示手段を有しており、
    前記経過時間が前記設定時間に達すると、前記設定時間に達したことが前記表示手段に表示されることを特徴とする計測器。
  3. 請求項1に記載の計測器において、
    さらに、前記本体部が報知手段を有しており、
    前記経過時間が前記設定時間に達すると、前記設定時間に達したことが前記報知手段によって報知されることを特徴とする計測器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の計測器において、
    前記経過時間が前記設定時間に達するまでの間に前記食品の温度が前記設定温度を下回ると、前記経過時間の計測がリセットされ、
    前記食品の温度が前記設定温度に再び達した時点で、当該再び達した時点からの経過時間の計測を開始することを特徴とする計測器。
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