JP3215122U - 湾曲した衣服用ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服用ベルトを衣服に装着して着用した時に、腰回り全体に馴染み易く、身体を圧迫しない衣服用ベルトを提供する。【解決手段】衣服に装着して使用者の腰部に衣服を保持する衣服用ベルト1であって、衣服用ベルトのバックル2を取り付ける側の端部から他方の側の端部に到る全長にわたって円弧状に湾曲している。【選択図】図1

Description

本考案は、衣服に装着して使用者の腰部に衣服を保持する衣服用ベルトに関するものであり、詳しくは、着用した時に腰部の全周にわたって圧迫感や窮屈感を感じることなく身体に馴染み易い衣服用ベルトに関するものである。
衣服(たとえばズボン、スカート等)に装着して、使用者の腰部にその衣服を保持する衣服用ベルトは、バックルを取り付ける側の端部から他方の端部まで1本の直線状の真っ直ぐな形状のものが広く使用されている。
ところが衣服は、それを着用する使用者の腰部に合わせる部位(以下、腰回りという)が直線にならないように縫製される。その腰回りについて、図3を参照してズボンの例で説明する。
ズボンの縫製においては、図3に示すように、前身頃4と後身頃5に分けて生地を裁断して縫い合わせる。つまり、前身頃4の腰回り4aは下側に小さく湾曲して縫製され、後身頃5の腰回り5aは下側に大きく湾曲して縫製される。そして腰回り4a、5aには、衣服用ベルト(図示せず)がズボンから外れるのを防止するために、前身頃4、後身頃5と同じ生地から切り出した細い帯状の布(いわゆるベルトループ)が数ケ所に縫い付けられる。
直線状の真っ直ぐな形状の衣服用ベルトを、このような形状を有する衣服の腰回り4a、5aの複数のベルトループに挿入(以下、装着という)して、その衣服を着用すると、身体に馴染み難いという問題がある。特に腰部の背中側は、衣服用ベルトがベルトループに拘束されて変形するので、身体が圧迫されて窮屈になる。
そこで、直線状の真っ直ぐな衣服用ベルトの問題を解消するために、従来から様々な検討がなされている。
たとえば特許文献1には、衣服(すなわちズボン、スカート等)の腰部に内装する芯材が開示されている。この芯材は伸縮性を備えており、使用者が快適に衣服を着用することが可能となる。しかし、使用者が姿勢を急に変える場合、あるいは姿勢を大きく変える場合に、特許文献1に開示された芯材のみでは衣服を腰部に保持することはできず、従来通り、衣服用ベルトを装着する必要がある。
特許文献2には、バックルを取り付ける側と他方の側に夫々直線部を設け、その両方の直線部の間に湾曲部を設けた衣服用ベルトが開示されている。この衣服用ベルトを着用すると、その湾曲部が使用者の腰部の背中側に配置されるので、身体が圧迫されず、馴染み易いという利点を有する。
ところが、特許文献2に開示された衣服用ベルトの使用者が、その腰回りの寸法に合わせて衣服用ベルトの長さを調節することによって、着用した時の湾曲部の位置が背中側からずれるという問題がある。つまり、使用者が衣服用ベルトを購入して長さを調節する際には、まずバックルを取り外して余剰の直線部を切り落とした後に、再びバックルを取り付ける。その結果、バックルを取り付ける側の直線部の長さは、使用者が衣服用ベルトを購入した時よりも装着する時の方が短くなる。
したがって、特許文献2に開示された衣服用ベルトの長さを調整して着用する際に、湾曲部を全ての使用者の背中側に配置することは困難である。
特開2001-226854号公報 実用新案登録第3202416号公報
本考案は、従来の技術の問題点を解消し、衣服用ベルトを衣服に装着して着用した時に、腰回り全体に馴染み易く、身体を圧迫しない衣服用ベルトを提供することを目的とする。
既に説明したように、特許文献2に開示された衣服用ベルトは、長すぎる場合に、その使用者が長さを調節するためにバックルを取り付ける側の直線部を切り落とすことによって、着用した時の湾曲部の配置が相対的に大きく変化するという問題がある。そこで本考案者は、長さを調節するためにバックルを取り外して余剰の部分を切り落としても、常に使用者の背中側が湾曲した形状を呈する衣服用ベルトについて検討した。
そして、衣服用ベルトのバックルを取り付ける側の端部から他方の側の端部まで全長にわたって円弧状に湾曲させることによって、長さの調節のために余剰の部分を切り落としても常に使用者の背中側が湾曲した状態で着用できる衣服用ベルトを得ることが可能であることを見出した。つまり、余剰の部分を切り落とす前の衣服用ベルトの曲率と、切り落とした後の衣服用ベルトの曲率とは一定であるから、切り落とす部分の長さに関係なく、着用した時に使用者の背中側が湾曲した形状を呈する。
本考案は、このような知見に基づいてなされたものである。
すなわち本考案は、衣服に装着して使用者の腰部に衣服を保持する衣服用ベルトであって、衣服用ベルトのバックルを取り付ける側の端部から他方の側の端部に到る全長にわたって円弧状に湾曲してなる衣服用ベルトである。
本考案の衣服用ベルトにおいては、バックルを取り付ける側の端部から他方の側の端部に到る幅方向の中央を示す円弧状の中央曲線とその中央曲線の両端を結ぶ直線との最大距離Sが20〜40mmの範囲内であることが好ましい。
本考案によれば、衣服用ベルトを衣服に装着して着用した時に、身体を圧迫せず、腰回り全体に馴染み易い衣服用ベルトを得ることができ、産業上格段の効果を奏する。
本考案の衣服用ベルトの例を模式的に示す平面図である。 図1中の中央曲線とその両端を結ぶ直線との最大距離Sの配置を示す説明図である。 ズボンの縫製における前身頃と後身頃の要部を模式的に示す展開図である。
図1は、本考案の衣服用ベルトの例を模式的に示す平面図である。本考案の衣服用ベルト1は、バックル2を取り付ける側の端部から他方の側の端部に到る全長にわたって円弧状に湾曲する。したがって、衣服用ベルト1の幅方向の中央を示す曲線3(以下、中央曲線という)も円弧状に湾曲する。
その円弧状の中央曲線3の両端(すなわちバックルを取り付ける側の端部3aと他方の側の端部3b)を直線6で結び、図2に示すように、その直線6と中央曲線3が最も大きく離れた位置における距離(以下、最大距離という)をSとする。そして、最大距離Sが小さ過ぎると、衣服用ベルト1を衣服に装着して着用した時に、身体を圧迫せず、しかも腰回り全体に馴染み易いという効果が得られない。一方、最大距離Sが大き過ぎると、バックル2を取り付けた衣服用ベルト1を着用する時に、衣服用ベルト1の他方の端部をバックル2に噛み合わせることが困難になる。したがって、最大距離Sは20〜40mmの範囲内が好ましい。
こうすることによって、長さの調節のために切り落とす部分の長さに関係なく、使用者の背中側が湾曲した状態で衣服用ベルトを着用できる。
本考案に係る衣服用ベルトの材質は特に限定しないが、伸縮性のない素材(たとえば牛革、合成皮革等)からなる衣服用ベルトに適用すれば、衣服に装着して着用した時に、腰回り全体に馴染み易いという効果が顕著に発揮されるので好ましい。
図1に示す形状を有する牛革製の衣服用ベルト1を製作した。中央曲線3の全長(すなわちバックルを取り付ける側の端部3aから他方の側の端部3bまでの長さ)は1000mmとし、中央曲線3の両端を結ぶ直線6と中央曲線3が最も大きく離れた位置の最大距離Sは30mmとした。そして、使用者の腰部の寸法に合わせて端部3a側の余剰部分を切り落とした後に、この衣服用ベルト1をズボンに装着して、1週間(8時間/日)着用したところ、様々な姿勢(たとえば着席中の姿勢、歩行中の姿勢等)で身体の圧迫感や窮屈感はなかった。
1 衣服用ベルト
2 バックル
3 中央曲線
3a バックルを取り付ける側の中央曲線の端部
3b 他方の側の中央曲線の端部
4 前身頃
4a 腰回り
5 後身頃
5a 腰回り
6 中央曲線の両端を結ぶ直線

Claims (2)

  1. 衣服に装着して使用者の腰部に前記衣服を保持する衣服用ベルトであって、該衣服用ベルトのバックルを取り付ける側の端部から他方の側の端部に到る全長にわたって円弧状に湾曲してなることを特徴とする衣服用ベルト。
  2. 前記バックルを取り付ける側の端部から前記他方の側の端部に到る幅方向の中央を示す円弧状の中央曲線と該中央曲線の両端を結ぶ直線との最大距離Sが20〜40mmの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の衣服用ベルト。
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