JP3214930U - 筆記具付回転スピナー - Google Patents
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Abstract
【課題】筆記具としての機能を有する回転スピナーである筆記具付回転スピナーを提供する。【解決手段】筆記具付回転スピナー100は、第1の部分21a,22a,23aが、ボールベアリング10の外輪10aと一体的になるように形成されている。また、第2の部分21b,22b,23bは、蛍光ペンPが一体的になるように設けられている。蛍光ペンPが開孔Kに嵌め込まれた状態において、第1の部分21aと第2の部分21b、第1の部分22aと第2の部分22b及び第1の部分23aと第2の部分23bのそれぞれが、一体的となり回転スピナーとして用いることができ、一方、第1の部分21aと第2の部分21bなどが、取り外された状態において、蛍光ペンPとして用いることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、筆記具付回転スピナーに関する。
ストレス解消などに用いられる玩具としてハンドスピナー、フィジェットスピナーなどと呼ばれているもの(以下回転スピナーという)が普及している。回転スピナーは、手の中に入る大きさであり、例えば、ボールベアリングと、ボールベアリングの外輪から放射状に伸びるように設けられているプラスチック、金属などで形成されているフレームと、ボールベアリングの内輪を軸方向から挟むように設けられているプラスチック、金属などで形成されているホールドを有しており、一方の手の指でホールドを挟み、他方の手の指でフレームを回転させることで一定時間フレームが回り続けるというものである。
上記の回転スピナーにおいて、より多様性を有するものが求められており、そこで本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、筆記具としての機能を有する回転スピナーである筆記具付回転スピナーを提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案に係る筆記具付回転スピナーは、筆記具の機能を有する筆記具付回転スピナーであって、ボールベアリングと、前記ボールベアリングの外輪から放射状に一体的に形成された複数のフレーム部を有するフレームと、前記ボールベアリングの内輪を軸方向から挟むホールドと、を有し、前記複数のフレーム部の各フレーム部は、前記ボールベアリングの外輪と一体的に形成された第1の部分と、前記筆記具が一体的になるように設けられた第2の部分と、を有し、前記第1の部分と前記第2の部分は、着脱自在に形成され、前記筆記具が嵌め込まれるように、前記第1の部分に開孔が設けられ、前記筆記具が前記開孔に嵌め込まれた状態で、前記第1の部分と前記第2の部分が一体的になるように構成され、前記第1の部分と前記第2の部分が取り付けられた状態で回転スピナーとしての機能を有し、前記第1の部分と前記第2の部分が取り外された状態で筆記具としての機能を有することを特徴とする。
本考案に係る筆記具付回転スピナーの態様について、前記筆記具は、蛍光ペンであることが好ましい。
本考案に係る筆記具付回転スピナーの態様について、前記複数のフレーム部は、第1のフレーム部、第2のフレーム部及び第3のフレーム部からなり、前記蛍光ペンの色彩は、異なるように構成されていることが好ましく、また、前記第2の部分の内部には、発光体が配置されていることが好ましい。
本考案によれば、筆記具としての機能を有する回転スピナーである筆記具付回転スピナーを提供することができる。
以下、本考案の実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。図1(a)は、筆記具付回転スピナー100の蛍光ペンPが開孔Kに嵌め込まれている状態を示す模式図であり、回転スピナーとしての機能を有するものである。図1(b)は、筆記具付回転スピナー100の蛍光ペンPが、筆記具として用いられることができる状態を示す模式図である。また、図2(a)は、蛍光ペンPが開孔Kに嵌め込まれている状態を示す実施形態の参考図であり、図2(b)は、蛍光ペンPが筆記具として用いられる状態を示す実施形態の参考図である。
実施形態の筆記具付回転スピナー100は、筆記具の機能を有する回転スピナーであり、ボールベアリング10と、ボールベアリング10の外輪10aから放射状に一体的に形成された複数のフレーム部を有するフレーム20と、ボールベアリング10の内輪10bを軸方向から挟むホールド30を有している。
実施形態において、筆記具付回転スピナー100に用いられる筆記具は、蛍光ペンPであり、また、フレーム20の複数のフレーム部は、第1のフレーム部21、第2のフレーム部22及び第3のフレーム部23で構成されている。これらのフレーム部に設けられている蛍光ペンPの色彩は、異なるように、例えば、赤色、黄色及び緑色で構成されている。なお、これらは一例であり限定されるものではなく、フレーム部の数、材質、筆記具の種別、色彩などは、適宜最適なものを選択すればよい。
この例において、フレーム20の構成である第1のフレーム部21は、第1の部分21aと第2の部分21b、第2のフレーム部22は、第1の部分22aと第2の部分22b及び第3のフレーム部23は、第1の部分23aと第2の部分23bを有している。
第1の部分21a,22a,23aは、ボールベアリング10の外輪10aと一体的になるように形成されている。また、第2の部分21b,22b,23bのそれぞれには、蛍光ペンPが、一体的になるように設けられている。すなわち、第2の部分21b,22b,23bのそれぞれは、単独で筆記具として用いることができるように形成されている。なお、この例では、各フレーム部に筆記具が設けられている構成であるが、これに限定されず、例えば、一部に筆記具が設けられている構成であってもよい。
上記の第1の部分21aと第2の部分21b、第1の部分22aと第2の部分22b及び第1の部分23aと第2の部分23bのそれぞれは、着脱自在に形成されており、これらを着脱することにより、回転スピナーとしての機能と、筆記具としての機能を有する構成となっている。
すなわち、第1の部分21a,22a,23aのそれぞれに、対応する第2の部分21b,22b,23bが、取り付けられた状態において、筆記具付回転スピナー100は、回転スピナーとしての機能を有しており、一方、第2の部分21bが、第1の部分21aから取り外された状態においては、第2の部分21bを、蛍光ペンPとして用いることができ、また、第2の部分22b及び23bにおいても同様に蛍光ペンPとして用いることができる。
筆記具付回転スピナー100は、第1の部分21a,22a,23aのそれぞれに、蛍光ペンPが嵌め込まれるように、開孔Kが設けられており、第2の部分21b,22b,23bのそれぞれに設けられている蛍光ペンPは、対応する開孔Kに嵌め込まれ固定されるように構成されている。このように構成されていることで、筆記具付回転スピナー100は、上記の説明の着脱自在なものにすることができる。
上記の構成において、蛍光ペンPが開孔Kに嵌め込まれた状態で、第1の部分21aと第2の部分21b、第1の部分22aと第2の部分22b及び第1の部分23aと第2の部分23bのそれぞれが、一体的となり、筆記具付回転スピナー100は、回転スピナーとして用いることができるようになっている。
一方、第1の部分21aと第2の部分21b、第1の部分22aと第2の部分22b及び第1の部分23aと第2の部分23bが、取り外された状態で、筆記具付回転スピナー100は、蛍光ペンPとして用いることができるようになっている。
また、他の実用新案として、第2の部分21b、22b,23bのそれぞれの内部に発光体の一例であるLEDが、配置されている構成であってもよく、このLEDは、スイッチ操作により、点灯、点滅及び消灯とすることができるようにしてよい。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。
また、考案の筆記具付回転スピナーの大きさや形状、素材の厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 筆記具付回転スピナー
10 ボールベアリング
10a 外輪
10b 内輪
20 フレーム
21 第1のフレーム部
21a 第1の部分
21b 第2の部分
22 第2のフレーム部
22a 第1の部分
22b 第2の部分
23 第3のフレーム部
23a 第1の部分
23b 第2の部分
30 ホールド
P 蛍光ペン
K 開孔
10 ボールベアリング
10a 外輪
10b 内輪
20 フレーム
21 第1のフレーム部
21a 第1の部分
21b 第2の部分
22 第2のフレーム部
22a 第1の部分
22b 第2の部分
23 第3のフレーム部
23a 第1の部分
23b 第2の部分
30 ホールド
P 蛍光ペン
K 開孔
Claims (4)
- 筆記具の機能を有する筆記具付回転スピナーであって、
ボールベアリングと、
前記ボールベアリングの外輪から放射状に一体的に形成された複数のフレーム部を有するフレームと、
前記ボールベアリングの内輪を軸方向から挟むホールドと、を有し、
前記複数のフレーム部の各フレーム部は、前記ボールベアリングの外輪と一体的に形成された第1の部分と、前記筆記具が一体的になるように設けられた第2の部分と、を有し、
前記第1の部分と前記第2の部分は、着脱自在に形成され、
前記筆記具が嵌め込まれるように、前記第1の部分に開孔が設けられ、
前記筆記具が前記開孔に嵌め込まれた状態で、前記第1の部分と前記第2の部分が一体的になるように構成され、
前記第1の部分と前記第2の部分が取り付けられた状態で回転スピナーとしての機能を有し、
前記第1の部分と前記第2の部分が取り外された状態で筆記具としての機能を有することを特徴とする筆記具付回転スピナー。 - 前記筆記具は、蛍光ペンであることを特徴とする請求項1に記載の筆記具付回転スピナー。
- 前記複数のフレーム部は、第1のフレーム部、第2のフレーム部及び第3のフレーム部からなり、前記蛍光ペンの色彩は、異なるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の筆記具付回転スピナー。
- 前記第2の部分の内部には、発光体が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の筆記具付回転スピナー。
Priority Applications (1)
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JP2017005467U JP3214930U (ja) | 2017-12-01 | 2017-12-01 | 筆記具付回転スピナー |
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JP7309992B1 (ja) | 2022-09-30 | 2023-07-18 | 晴彦 平岡 | ハンドスピナー |
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- 2017-12-01 JP JP2017005467U patent/JP3214930U/ja not_active Expired - Fee Related
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