JP3214683U - 写真表示具 - Google Patents

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一彦 渋谷
一彦 渋谷
貴子 杉本
貴子 杉本
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茜 和田
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Abstract

【課題】容易に2.5次元像(疑似立体像)を見ることができる写真表示具を提供する。【解決手段】写真またはイラストが印刷された複数の透明板10,20,30,40,50と、透明板10,20,30,40,50を保持する保持部材60と、を備えた写真表示具1であって、透明板10,20,30,40,50の少なくとも1枚40は、被写体を写した写真が印刷され、透明板10,20,30,40,50の少なくとも1枚10,20,30,50はイラストが印刷され、透明板10,20,30,40,50を保持部材60に所定の間隔で前後に配置することにより、正面から見た場合に被写体を2.5次元に表示することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、写真に写った被写体(人物等)を2.5次元に表示することができる写真表示具に関する。
写真を2.5次元に表示する装置としては、例えば、特許文献1に示す疑似立体表示具が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の疑似立体表示具は、カメラで撮影した被写体の写真を所定角度に引き延ばす必要があるため、容易に2.5次元像(疑似立体像)を見ることができなかった。
特開2003−66549号公報
本考案は、容易に2.5次元像(疑似立体像)を見ることができる写真表示具を提供することを目的とする。
本考案の写真表示具は、写真またはイラストが印刷された複数の透明板と、前記透明板を保持する保持部材と、を備えた写真表示具であって、前記透明板の少なくとも1枚は、被写体を写した写真が印刷され、前記透明板の少なくとも1枚はイラストが印刷され、前記透明板を前記保持部材に所定の間隔で前後に配置することにより、正面から見た場合に前記被写体を2.5次元に表示することができることを特徴とする。
本考案によれば、容易に2.5次元像(疑似立体像)を見ることができる。
(a)は本考案の一態様に係る写真表示具の正面図、(b)は写真表示具の底面図、(c)は写真表示具の斜視図、(d)は写真表示具の斜視図である。 本考案の一態様に係る写真表示具における各アクリル板の表面を示す図である。 本考案の一態様に係る写真表示具における各アクリル板の裏面を示す図である。
<概要>
本考案の一態様に係る写真表示具は、写真またはイラストが印刷された複数の透明板と、前記透明板を保持する保持部材と、を備えた写真表示具であって、前記透明板の少なくとも1枚は、被写体を写した写真が印刷され、前記透明板の少なくとも1枚はイラストが印刷され、前記透明板を前記保持部材に所定の間隔で前後に配置することにより、正面から見た場合に前記被写体を2.5次元に表示することができることを特徴としている。
この態様によれば、写真に写った被写体(人物等)の2.5次元像(疑似立体像)を容易に見ることができる。
ここで、2.5次元とは、物体の3次元的形状を1つの方向から見える範囲で表したものをいい、2次元と3次元の中間という意味である。物体の裏側や内部に関する情報がないことで3次元と区別される。
<実施形態>
以下に本考案の一態様である写真表示具について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1の(a)は本実施形態の写真表示具1の正面図であり、(b)は写真表示具1の底面図であり、(c)は写真表示具1を正面右側から見た斜視図であり、(d)は写真表示具1を正面左側から見た斜視図である。
1.全体構成
本実施形態の写真表示具1は、複数のアクリル板10,20,30,40,50と、各アクリル板10〜50を所定間隔で前後に保持する保持部材60とを有する。ここでは、5枚のアクリル板10,20,30,40,50を有する。
本明細書において、「アクリル板」とは、材質としてポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)を用いた板状のものをいう。
2.アクリル板10,20,30,40,50
図2はアクリル板10〜50の表面を、図3はアクリル板10〜50の裏面をそれぞれ示す。
なお、表面とは、写真表示具1を正面から見た場合に、写真が表示される側の面、すなわち図1(a)に示すように写真表示具1の正面側をいい、裏面とは正面の反対側をいう。
ここで、アクリル板10は正面から1枚面のアクリル板、アクリル板20は正面から2枚面のアクリル板、アクリル板30は正面から3枚面のアクリル板、アクリル板40は正面から4枚面のアクリル板、アクリル板50は正面から5枚面のアクリル板をそれぞれ示す。
アクリル板10〜50には、異なる写真またはイラストが印刷されている。
本明細書において、「写真」とは、実在の被写体(人物等)をカメラ等で撮影したものをいい、「イラスト」とは、実在しないものでも自由に創作して描いたものをいい、両者は明確に区別される。
ここでは、アクリル板10〜50は、寸法約120mm×90mmの長方形状で、厚さは約3mmである。
2−1.アクリル板10
図2に示すように、アクリル板10の四隅の枠部11は、黄色等のグラデーションが施され、右側枠の上半分、左側枠の上半分及び上側枠の中央部には、数枚の紅葉の葉のイラストが見える。
図3に示すように、アクリル板10の裏面は、枠部11が白色インクで印刷されている。
アクリル板10の中央部12は何も印刷されておらず、アクリル板素材そのままの透明である。
2−2.アクリル板20
図2に示すように、アクリル板20の四隅の枠部21は、黄色等のグラデーションが施され、中央部22の右上隅部、左上隅部及び下方部には色の異なる数枚の紅葉の葉のイラストが見え、右下隅部には千歳飴袋のイラストが見える。
図3に示すように、アクリル板20の裏面は、枠部21、紅葉の葉及び千歳飴袋のイラストが白色インクで印刷されている。なお、千歳飴袋のイラストは、全体が白色で印刷されているわけではなく、光が僅かに透過するように描かれている。
2−3.アクリル板30
図2に示すように、アクリル板30の四隅の枠部31は、黄色等のグラデーションが施され、中央部32の隅部付近には、色の異なる数十枚の紅葉の葉のイラストが重なって見える。
図3に示すように、アクリル板30の裏面は、枠部31、紅葉の葉のイラストが白色インクで印刷されている。
2−4.アクリル板40
図2に示すように、アクリル板40の四隅の枠部41は、黄色等のグラデーションが施され、中央部42には、少女の上半身及び顔の写真が見える。なお、本実施形態においては、便宜上、被写体(少女)を黒色で塗りつぶしているが、実際は鮮明な写真である。
図3に示すように、アクリル板40の裏面は、枠部41及び被写体(少女)が白色インクで印刷されている。
2−5.アクリル板50
図2に示すように、アクリル板50の四隅の枠部51は、黄色等のグラデーションが施され、中央部52には草原風の背景をぼかした感じのイラストが見える。
図3に示すように、アクリル板50の裏面は全体が白色インクで印刷されているが、光が僅かに透過するようになっている。
2−6.凸部11,21,31,41,51
アクリル板10〜50の下端には、保持部材60の凹部61〜65と嵌合する大きさの凸部11,21,31,41,51が設けられている。
凸部11〜51は、アクリル板10〜50と同材質からなり、アクリル板10〜50と一体的に形成されている。
ここでは、凸部11〜51は、寸法約3mm×40mmの長方形状で、厚さは約3mmである。
3.印刷
アクリル板への写真やイラストの印刷は、UVインクジェット印刷等により行うことができる。なお、必要に応じてプライマー加工(下地、表面処理)を施すこともできる。紫外線(UV)光で瞬時にインクを硬化させることにより色ダレ等もなく、細かい部分でもしっかりと印刷することができる。
具体的には、アクリル板10〜50への写真やイラストの印刷は、アクリル板10〜50の裏面に写真やイラストを白色インク以外のインクで直接印刷し、その上に白色インクを重ねて印刷している。これにより、アクリル板の表面を傷付けることなく、アクリルの透明感を活かすことができる。
4.保持部材60
保持部材60は、5枚のアクリル板10〜50を所定間隔で保持するものである。
保持部材60は、例えば、アクリル板10〜50と同材質のアクリル素材で形成されている。
ここでは、保持部材60は、寸法約90mm×52mmの長方形状で、四隅が丸く面取りされ、厚さは約3mmである。
保持部材60には、凹部61〜65が等間隔で形成されている。ここでは、凹部61〜65は長手方向に貫通した長孔である。凹部61〜65の寸法は、凸部11,21,31,41,51の寸法と略同じである。
一の凹部と隣接する凹部の前後の間隔は、約7mmである。なお、この凹部間の間隔は、アクリル板間の前後の間隔と略同等である。
保持部材60の凹部61にアクリル板10の凸部11を、保持部材60の凹部62にアクリル板20の凸部21を、保持部材60の凹部63にアクリル板30の凸部31を、保持部材60の凹部64にアクリル板40の凸部41を、保持部材60の凹部65にアクリル板50の凸部51を、それぞれ嵌合すると、各アクリル板10〜50を保持部材60に所定間隔で前後に配置することができる。
5.効果
各アクリル板10〜50を保持部材60に所定間隔で前後に配置すると、5枚に分割された写真とイラストが融合した非現実的世界を作り出すことができる。すなわち、一番後ろの背景をぼかして焦点をずらすことにより奥行き感が生じ、その前の人物に焦点があたることにより、少女の2.5次元像(疑似立体像)を容易に見ることができる。
<変形例>
以上、一実施形態に係る写真表示具を説明したが、本考案はこの実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例とを組み合わせたものでもよいし、変形例同士を組み合わせたものでもよい。また、実施形態や変形例に記載していない例や要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本考案に含まれる。
1.透明板(アクリル板)
実施形態では透明板としてアクリル板を使用したが、透明板は光(可視光線)を透過して板の反対側にあるものが透けて見えるものであればよく、例えば、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、塩化ビニール(PVC)等の透明樹脂を使用することもできる。なお、透明板は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、スチロール樹脂等のプラスチック素材や、紙素材等で形成しても差し支えない。
アクリル板の枚数は、実施形態では5枚としたが、これに限定されず4枚や、6枚以上とすることもできるが、枚数が多くなると透過率が低下していくため、好ましくは4枚〜6枚である。
透明板の寸法、厚み等も、実施形態に限定されず、適宜変更可能である。
実施形態では、複数の透明板を縦長に配置したが、横長に配置してもよい。
2.保持部材
保持部材60には、凹部61〜65を形成したが、凸部11〜51を保持できるものであれば、凹部の形状、寸法等は特に限定はない。実施形態では凹部61〜65は貫通孔としたが、貫通していなくても差し支えない。
保持部材60は、アクリル板10〜50と同材質のアクリル素材で形成したが、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、スチロール樹脂等のプラスチック素材や、紙素材等で形成しても差し支えない。
一の凹部と隣接する凹部の前後の間隔は、実施形態では約7mmであるが、これに限定されず、7mm未満もしくは7mm以上とすることもできるが、通常、4〜10mmであり、好ましくは6〜8mmである。なお、凹部間の間隔は均等としたが、凹部間ごとに異なっていてもよい。
保持部材の寸法、厚み等も、実施形態に限定されず、適宜変更可能である。
3.凹部、凸部
実施形態では保持部材60側に凹部61〜65を設け、アクリル板10〜50側に凸部11,21,31,41,51を設けたが、凹部と凹部は逆に設けてもよい。すなわち、保持部材60側に凸部を設け、アクリル板10〜50側に凹部を設けても差し支えない。
4.写真
実施形態の写真の被写体は少女であるが、これに限定されず、例えば、少女以外の人物や、犬,猫等の動物等であっても差し支えない。また、実施形態では被写体の少女は1人であるが、人数に制限はなく、例えば、兄弟、親等の複数人であっても差し支えない。なお、被写体が犬,猫等の動物の場合においても、1匹に限らず複数匹であっても差し支えない。
また、写真(人物、動物等)や背景の景色等を印刷した透明板(アクリル板)を複数準備し、それらを印刷した透明板(アクリル板)を個別に交換すれば、異なる写真の2.5次元像(疑似立体像)を容易に楽しむことができる。具体的には、アクリル板40に印刷した被写体(少女)を別の人物や動物等の写真を印刷したアクリル板に交換したり、アクリル板50に印刷した草原風の背景のイラストを別の背景のイラストを印刷したアクリル板に交換したりすることにより、1個の写真表示具本体で、数種類の組み合わせの写真の2.5次元像(疑似立体像)を容易に見ることができる。
1 写真表示具
10,20,30,40,50 アクリル板
60 保持部材

Claims (7)

  1. 写真またはイラストが印刷された複数の透明板と、
    前記透明板を保持する保持部材と、を備えた写真表示具であって、
    前記透明板の少なくとも1枚は、被写体を写した写真が印刷され、
    前記透明板の少なくとも1枚はイラストが印刷され、
    前記透明板を前記保持部材に所定の間隔で前後に配置することにより、正面から見た場合に前記被写体を2.5次元に表示することができることを特徴とする写真表示具。
  2. 前記透明板の枚数は5枚であり、1枚は写真が印刷され、4枚はイラストが印刷されている
    請求項1に記載の写真表示具。
  3. 正面から見て一番後ろの透明板には、背景をぼかしたイラストが印刷されており、前記一番後ろの透明板の前に配置される透明板には、人物または動物の写真が印刷されている
    請求項1または2に記載の写真表示具。
  4. 前記透明板の裏面には、写真またはイラストが白インク以外のインクで印刷され、その表面に白インクが重ねて印刷されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の写真表示具。
  5. 前記保持部材には、各透明板を保持する複数の凹部または凸部が等間隔で形成されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の写真表示具。
  6. 各透明板は、前記凹部または凸部と嵌合する凸部または凹部を有する
    請求項5に記載の写真表示具。
  7. 前記透明板はアクリル板である
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の写真表示具。

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