JP3214574U - 携帯用端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ機能の利用に特に適し、床面に置いた状態でカメラ機能を利用でき、また、広い領域の撮影に好適に用いることができる携帯用端末を提供する。【解決手段】湾曲した板状の本体部と、本体部と同程度に湾曲した板状の蓋部と、本体部と蓋部が重なるよう本体部と蓋部の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部と、を備え、前記蓋部の凸面には、蓋部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311が設けられている。【選択図】図6
Description
本考案は携帯用端末に関する。
スマートフォン等の携帯用端末は、その利用用途が着実に拡大してきている。ここで、近年のスマートフォン等の携帯用端末の利用用途としては、例えば、情報の収集、資料作成のためのデータ入力、SNS等の情報通信、情報コンテンツの閲覧など利用を挙げることができる。そして近年、特定の利用用途に適合した構造又は形状をもったデザインの携帯用端末が提案されている。
特定の利用用途に適合した構造又は形状をもったデザインの携帯用端末としては、以下のものが知られている。
特許文献1、2及び非特許文献1には、湾曲した板状のスマートフォンが開示されている。
また、特許文献3には、略凹面部分に複数の入力キーが配置されているデータ入力デバイスが開示されている。
また、曲面を含む表示部を有し、前記曲面の中心角が20°以上90°未満である、表示装置が知られている(特許文献4)。
また、操作面の中央部が操作面の端部に比べて凹んだ曲面をなしている電子機器が知られている(特許文献5)。
また、特許文献6には、第1筐体と第2筐体とを、互いが重なる閉状態と該閉状態から見開き式に開けられた開状態とに開閉可能に連結する連結機構が開示されている。
また、特許文献3には、略凹面部分に複数の入力キーが配置されているデータ入力デバイスが開示されている。
また、曲面を含む表示部を有し、前記曲面の中心角が20°以上90°未満である、表示装置が知られている(特許文献4)。
また、操作面の中央部が操作面の端部に比べて凹んだ曲面をなしている電子機器が知られている(特許文献5)。
また、特許文献6には、第1筐体と第2筐体とを、互いが重なる閉状態と該閉状態から見開き式に開けられた開状態とに開閉可能に連結する連結機構が開示されている。
ところで、近年、ストリートビュー等といった、定点に置いた撮影装置から広い領域を撮影した写真(パノラマ写真、360°写真等)が注目を集めている(非特許文献2)。
「サムスン、ボディ全体が湾曲したスマホ「GALAXY ROUND」発表」、[online]、2013年10月09日、株式会社マイナビ、[平成29年10月25日検索]、インターネット〈URL:http://news.mynavi.jp/news/2013/10/09/323/〉
「ストリートビュー」、[online]、Google Inc.、[平成29年10月25日検索]、インターネット〈URL:https://www.google.co.jp/intl/ja/streetview/publish/〉
従来から、携帯用端末の形状に関し、情報の収集、資料作成のためのデータ入力、SNS等の情報通信、情報コンテンツの閲覧のための形状デザインの工夫はされているものの、カメラ機能の利用に特化した形状の携帯用端末は提案されていなかった。
また、一般的なスマートフォンは、一枚の板状であり、片方の面にタッチパネルが設けられ、タッチパネルが設けられた面の反対面にカメラが設けられた構成である。そのため、一般的なスマートフォンは、カメラ機能を利用しようとした際には手で保持する必要があり、カメラ機能の利用に不向きな形状であった。
このような状況に鑑みなされた本考案は、カメラ機能の利用に特に適した形状の携帯用端末を提供することを課題とする。具体的には、本考案は、床面に置いた状態でカメラ機能を利用することのできる形状の携帯用端末を提供することを課題とする。また、本考案は、特に、広い領域の撮影に好適に用いることができる形状の携帯用端末を提供することを課題とする。また、本考案の好ましい形態では、床面に置いた状態で、撮影した写真の確認、操作を可能とする携帯用端末を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本考案は、
湾曲した板状の本体部と、本体部と同程度に湾曲した板状の蓋部と、本体部と蓋部が重なるよう本体部と蓋部の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部と、
を備え、
前記蓋部の凸面には、蓋部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられていることを特徴とする、携帯用端末である。
湾曲した板状の本体部と、本体部と同程度に湾曲した板状の蓋部と、本体部と蓋部が重なるよう本体部と蓋部の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部と、
を備え、
前記蓋部の凸面には、蓋部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられていることを特徴とする、携帯用端末である。
本考案の携帯用端末は、少なくとも2つのカメラが湾曲した板状の蓋部の凸面に設けられており、少なくとも2つのカメラの向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる。また、本体部と蓋部が重なるよう本体部と蓋部の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部を備えるため、本体部を床面に置いた状態でカメラ機能を利用することができる。
また、本考案の携帯用端末は、前記連結部を軸として前記蓋部が回転可能であることであることが好ましい。
前記連結部を軸として前記蓋部が回転可能である携帯用端末によれば、床面に置いた状態で少なくとも2つのカメラが設けられた蓋部を回転させることができるため、撮影方向を容易に変更することができる。
前記連結部を軸として前記蓋部が回転可能である携帯用端末によれば、床面に置いた状態で少なくとも2つのカメラが設けられた蓋部を回転させることができるため、撮影方向を容易に変更することができる。
また、本考案の携帯用端末は、さらに、前記蓋部の凹面には、前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられていることが好ましい。
前記蓋部の凹面に前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられている携帯用端末は、少なくとも2つのカメラの向きが挟角をなすため、狭い領域の撮影に好適に用いることができる。また、蓋部の凹面に前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられている携帯用端末は、蓋部の両面にカメラが設けられている形態となるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
前記蓋部の凹面に前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられている携帯用端末は、少なくとも2つのカメラの向きが挟角をなすため、狭い領域の撮影に好適に用いることができる。また、蓋部の凹面に前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられている携帯用端末は、蓋部の両面にカメラが設けられている形態となるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
また、本考案の携帯用端末は、前記蓋部の凹面に前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられている場合に、さらに、前記本体部の凸面には、前記本体部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられ、
前記本体部と前記蓋部が閉じた状態において、前記本体部の凸面側のカメラと、蓋部の凹面側のカメラとが接触しない位置に設けられていることが好ましい。
このような形態の携帯用端末は、本体部を床面に置いた状態で、上方向と水平方向の撮影が可能であるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
またこのような形態の携帯用端末は、少なくとも2つのカメラが湾曲した板状の本体部の凸面に設けられており、少なくとも2つのカメラの向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる。
また、前記本体部と前記蓋部が閉じた状態において、前記本体部の凸面側のカメラと、蓋部の凹面側のカメラとが接触しない位置に設けられていることで、カメラに閉じたときにカメラが傷つかない。
前記本体部と前記蓋部が閉じた状態において、前記本体部の凸面側のカメラと、蓋部の凹面側のカメラとが接触しない位置に設けられていることが好ましい。
このような形態の携帯用端末は、本体部を床面に置いた状態で、上方向と水平方向の撮影が可能であるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
またこのような形態の携帯用端末は、少なくとも2つのカメラが湾曲した板状の本体部の凸面に設けられており、少なくとも2つのカメラの向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる。
また、前記本体部と前記蓋部が閉じた状態において、前記本体部の凸面側のカメラと、蓋部の凹面側のカメラとが接触しない位置に設けられていることで、カメラに閉じたときにカメラが傷つかない。
また、本考案の携帯用端末は、さらに、前記本体部の凸面にはタッチパネルが設けられ、
前記蓋部の凹面にはタッチパネルが設けられていることが好ましい。
前記本体部の凸面にタッチパネルが設けられ、前記蓋部の凹面にタッチパネルが設けられていることで、床面に置いた状態で、写真撮影の設定及び撮影した画像の確認を簡便にすることができる。
前記蓋部の凹面にはタッチパネルが設けられていることが好ましい。
前記本体部の凸面にタッチパネルが設けられ、前記蓋部の凹面にタッチパネルが設けられていることで、床面に置いた状態で、写真撮影の設定及び撮影した画像の確認を簡便にすることができる。
また、本考案の携帯用端末は、前記本体部及び前記蓋部の連結部が設けられている側と反対側に、凹部が形成されていることが好ましい。
前記本体部及び前記蓋部の連結部が設けられている側と反対側に、凹部が形成されている携帯用端末は、把持しやすい。
前記本体部及び前記蓋部の連結部が設けられている側と反対側に、凹部が形成されている携帯用端末は、把持しやすい。
また、本考案の携帯用端末は、さらに、前記本体部の側面には、カメラが設けられていることが好ましい。
前記本体部の側面にカメラが設けられている携帯用端末は、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
前記本体部の側面にカメラが設けられている携帯用端末は、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
本考案によれば、カメラ機能の利用に特に適した形状の携帯用端末を提供することができる。具体的には、本考案は、床面に置いた状態でカメラ機能を利用することのできる形状の携帯用端末を提供することができる。また、本考案によれば、特に、少なくとも2つのカメラの向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる携帯用端末を提供することができる。また、本考案の好ましい形態によれば、床面に置いた状態で、写真撮影の設定及び撮影した画像の確認を簡便にすることができる。
以下、本考案をスマートフォン1に適用した実施例について説明するが、本考案の技術的範囲は実施例に限定されないことは言うまでもない。
本実施例のスマートフォン1は、湾曲した板状の本体部2と、本体部2と同程度に湾曲した板状の蓋部3と、本体部2と蓋部3が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部4と、を備える(図1〜図4 参照)。
以下、本実施例のスマートフォン1の湾曲した板状の本体部2の全体形状及び、本体部2と同程度に湾曲した板状の蓋部3の全体形状について図1〜5を用いて説明する。
本体部2の湾曲は、本体部2凸面の中心付近を膨らみの頂点として全体的に湾曲していることをいう。ただし、本体部2の湾曲は必ずしも一定の曲率である必要はない。
また、蓋部3の湾曲は、必ずしも本体部2の湾曲と同一である必要はなく、スマートフォン1を正面視(図4(g) 参照)又は、側面視(図4(h)参照)したときに、同方向に湾曲していることで足りる。なお、蓋部3の湾曲は、本体部2の湾曲と略一致していることが好ましい。
図3(f)に示すように、本実施例において本体部2及び蓋部3は、平面視したときに、略楕円形に成形されている。本体部2及び蓋部3が略楕円形であることで、把持しやすい。
ただし、該本体部2及び蓋部3を平面視したときの形状に特に制限はなく、略正方形、略長方形、略台形、菱型等の略四角形、略三角形、略円形等の何れであってもよい。
ただし、該本体部2及び蓋部3を平面視したときの形状に特に制限はなく、略正方形、略長方形、略台形、菱型等の略四角形、略三角形、略円形等の何れであってもよい。
以下連結部4について、図1〜6を用いて説明する。
本実施例において、連結部4は本体部2と蓋部3が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする。本体部2と蓋部3が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部4を備えることで、カメラの設けられた蓋部3を開くことができるため、本体部2を床面に置いた状態でカメラ機能を利用することができる(図6 参照)。
ここで、連結部4は本体部2の凸面と蓋部3の凹面が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする形態であることがより好ましい。連結部4は本体部2の凸面と蓋部3の凹面が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする形態とすることで、本体部2を床面に置いたときにより安定するため、より好適にカメラ機能を利用することができる。
また、図5に示すように、本実施例のスマートフォン1は、連結部4を軸として前記蓋部3が回転可能である。連結部4を軸として蓋部3が回転可能であることで、本体部2を床面に置いた状態で、カメラの方向を変更することができる。
本体部2と蓋部3が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とし、かつ連結部4を軸として前記蓋部3が回転可能とする連結部4としては、例えば、2軸トルクヒンジを好適に挙げることができる。
本体部2と蓋部3が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とし、かつ連結部4を軸として前記蓋部3が回転可能とする連結部4としては、例えば、2軸トルクヒンジを好適に挙げることができる。
以下、本実施例のスマートフォン1の湾曲した板状の本体部2に設けられた本体部カメラ21及び、本体部2と同程度に湾曲した板状の蓋部3に設けられた蓋部カメラ31について図1〜7を用いて説明する。
図3(f)に示すように蓋部3の凸面には、蓋部3の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311が設けられている。湾曲した板状の蓋部3の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311が設けられていることで、少なくとも2つのカメラの向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる。
ここで、蓋部3の凸面に設けられている少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311は、蓋部3の凸面の外縁周縁に設けられていることがより好ましい(図3(f) 参照)。蓋部3の凸面の外縁周縁に蓋部凸面カメラ311が設けられている形態であるスマートフォン1は、少なくとも2つのカメラの向きがより広角をなすため、より広い領域の撮影に好適に用いることができる(図6、図7 参照)。
また、本実施例において、蓋部3の凹面には、前記蓋部3の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312が設けられている(図1)。蓋部3の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312が設けられているスマートフォン1は、少なくとも2つのカメラの向きが挟角をなすため、狭い領域の撮影に好適に用いることができる。また、蓋部3の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312が設けられているスマートフォン1は、蓋部の両面にカメラが設けられている形態であるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
ここで、蓋部3の凹面に設けられている少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312は、蓋部3の凹面の外縁周縁に設けられていることがより好ましい(図1(a) 参照)。蓋部3の凹面の外縁周縁に蓋部凹面カメラ312が設けられている形態であるスマートフォン1は、少なくとも2つのカメラの向きがより挟角をなすため、より狭い領域の撮影に好適に用いることができる。蓋部3の凹面の外縁周縁に蓋部凹面カメラ312が設けられている形態であるスマートフォン1は、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
また、本実施例において、本体部2の凸面には、さらに、本体部2の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの本体部凸面カメラ211が設けられている(図1(a))。本体部2の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの本体部凸面カメラ211が設けられている形態であるスマートフォン1は、本体部2を床面に置いた状態で、上方向と水平方向の撮影が可能であるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。またこのような形態のスマートフォンは、少なくとも2つの本体部凸面カメラ211の向きが広角をなすため、広い領域の撮影に好適に用いることができる。
ここで、本体部2の凸面に設けられている少なくとも2つの本体部凸面カメラ211は、本体部2の凸面の外縁周縁に設けられていることがより好ましい(図1(a) 参照)。本体部2の凸面の外縁周縁に本体部凸面カメラ211が設けられている形態であるスマートフォン1は、本体部2を床面に置いた状態で、上方向と水平方向の撮影が可能であるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。またこのような形態のスマートフォンは、少なくとも2つの本体部凸面カメラ211の向きがより広角をなすため、より広い領域の撮影に好適に用いることができる。
ここで、蓋部3の凹面の外縁周縁に蓋部凹面カメラ312が設けられている形態である場合かつ、本体部2の凸面に、さらに、本体部2の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの本体部凸面カメラ211が設けられている形態である場合には、本体部2と前記蓋部3が閉じた状態において、前記本体部2の凸面側の本体部凸面カメラ211と、蓋部3の凹面側の蓋部凹面カメラ312とが接触しない位置に設けられていることがより好ましい。このような形態とすることで、本体部2と前記蓋部3が閉じた状態において、カメラが互いに接触しないため、よりカメラ機能の利用に適している。
また、本実施例において、本体部2の凹面には、さらに、本体部2の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの本体部凹面カメラ212が設けられている(図4(i))。本体部2の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つの本体部凹面カメラ212が設けられている形態であるスマートフォン1は、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
ここで、本体部2の凹面に設けられている少なくとも2つの本体部凹面カメラ212は、本体部2の凹面の外縁周縁に設けられていることがより好ましい(図4(i) 参照)。本体部2の凹面の外縁周縁に本体部凹面カメラ212が設けられている形態であるスマートフォン1は、より広い領域の撮影に好適に用いることができる。
本実施例において、本体部2の側面には、側面カメラ213が設けられている(図1(a)、図2(c))。本体部2の側面に側面カメラ213が設けられている形態であるスマートフォン1は、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影により適している。
また、本実施例において、
蓋部3には、前述した位置に、少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311と、少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312とが設けられ、
本体部2には、前述した位置に、少なくとも2つの本体部凸面カメラ211、少なくとも2つの本体部凹面カメラ212、及び少なくとも2つの側面カメラ213が設けられている。
以上の形態であるスマートフォン1は、地面に置いた状態で、多方向に向いたカメラを備える形態となるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影に特に適している。
蓋部3には、前述した位置に、少なくとも2つの蓋部凸面カメラ311と、少なくとも2つの蓋部凹面カメラ312とが設けられ、
本体部2には、前述した位置に、少なくとも2つの本体部凸面カメラ211、少なくとも2つの本体部凹面カメラ212、及び少なくとも2つの側面カメラ213が設けられている。
以上の形態であるスマートフォン1は、地面に置いた状態で、多方向に向いたカメラを備える形態となるため、360°写真やパノラマ写真(広い範囲を撮影した写真)の撮影に特に適している。
以下、本実施例のスマートフォン1の湾曲した板状の本体部2に設けられた本体部タッチパネル22及び、本体部2と同程度に湾曲した板状の蓋部3に設けられた蓋部タッチパネル32について図1〜6を用いて説明する。
また、本実施例において、本体部2の凸面には、本体部凸面タッチパネル221が設けられている。このような構成とすることで、本体部2を床面に置いた状態で、写真撮影の設定及び撮影した画像の確認を簡便にすることができる。
また、本実施例において、蓋部3の凹面には、蓋部凹面タッチパネル321が設けられている。蓋部3の凹面に蓋部凹面タッチパネル321が設けられていることで、床面にスマートフォン1を置いた状態で、写真撮影の設定及び撮影した画像の確認を簡便にすることができる。
また、本実施例において、本体部2の凹面にも、本体部凹面タッチパネル222が設けられている。本体部2の凹面に本体部凹面タッチパネル222が設けられていることで、スマートフォン1が閉状態であるときに、一般的な一枚の板状からなるスマートフォンと同様に、操作をすることができる。
ここで、本体部凹面タッチパネル222は、スマートフォン1を床面に置いたときの接地面以外に設けられていることがさらに好ましい。このような形態であることで、本体部2を床面に置いたときに、本体部凹面タッチパネル222が傷つかない。
また、連結部4は本体部2の凸面と蓋部3の凹面が重なるよう本体部2と蓋部3の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする形態である場合には、本体部凹面タッチパネル222は、本体部凹面の外周以外の部分に設けられていることが好ましい。このような形態であることで、本体部2を床面に置いたときに、本体部凹面タッチパネル222が接地しないため、本体部凹面タッチパネル222が傷つかない。
また、本実施例において、蓋部3の凸面には、蓋部ディスプレイ35が設けられている。蓋部3の凸面に蓋部ディスプレイ35が設けられていることで、スマートフォン1が閉状態であるときにも、コンテンツの閲覧をすることができる。
以下、本実施例のスマートフォン1に設けられた凹部について図1〜5を用いて説明する。
本実施例のスマートフォン1は、本体部2には連結部4が設けられている側と反対側に、本体凹部23が形成されている。
また、本実施例のスマートフォン1は、蓋部3の連結部4が設けられている側と反対側に、蓋凹部33が形成されている。本体部2又は蓋部3に、連結部4が設けられている側と反対側に、凹部が形成されているスマートフォン1は、より把持しやすい。
また、本実施例のスマートフォン1は、蓋部3の連結部4が設けられている側と反対側に、蓋凹部33が形成されている。本体部2又は蓋部3に、連結部4が設けられている側と反対側に、凹部が形成されているスマートフォン1は、より把持しやすい。
ここで、前記凹部のへこみの程度は、使用者が凹部に指を添えたときに、使用者が指で凹部を認識することのできる程度であればよい。
また、前記凹部の幅は、好ましくは一本以上の指が、より好ましくは三本以上の指が収まる大きさであることが好ましい。
また、前記凹部の幅は、好ましくは一本以上の指が、より好ましくは三本以上の指が収まる大きさであることが好ましい。
以下、本実施例のスマートフォン1の湾曲した板状の本体部2に設けられた本体部オプションスイッチ24及び、本体部2と同程度に湾曲した板状の蓋部3に設けられた蓋部オプションスイッチ34について図1〜4を用いて説明する。
本実施例において、本体部オプションスイッチ24は、本体部2の側面に設けられている。
本実施例において、蓋部オプションスイッチ34は、蓋部3の凸面に設けられている。
ここで、オプションスイッチとは、スマートフォン等の電子機器に通常設けられることのあるスイッチであって、例えばカメラのシャッターボタン、電源、操作ボタンなどのスイッチをいう。
本実施例において、蓋部オプションスイッチ34は、蓋部3の凸面に設けられている。
ここで、オプションスイッチとは、スマートフォン等の電子機器に通常設けられることのあるスイッチであって、例えばカメラのシャッターボタン、電源、操作ボタンなどのスイッチをいう。
本体部2若しくは蓋部3に本体部オプションスイッチ24及び/又は蓋部オプションスイッチ34が設けられていることで、より簡便にスマートフォン1の操作をすることができる。また、オプションスイッチがカメラのシャッターボタンである場合には、より簡便にカメラ機能を利用することができる。また、オプションスイッチがカメラのシャッターボタンである場合には、本体部2若しくは蓋部3にオプションスイッチが設けられていることで、緊急の際に容易にカメラ機能の利用をすることができる。
本考案は、スマートフォンに応用することができる。
1 スマートフォン
2 本体部
21 本体部カメラ
211 本体部凸面カメラ
212 本体部凹面カメラ
213 側面カメラ
22 本体部タッチパネル
221 本体部凸面タッチパネル
222 本体部凹面タッチパネル
23 本体凹部
24 本体部オプションスイッチ
3 蓋部
31 蓋部カメラ
311 蓋部凸面カメラ
312 蓋部凹面カメラ
32 蓋部タッチパネル
321 蓋部凹面タッチパネル
33 蓋凹部
34 蓋部オプションスイッチ
35 蓋部ディスプレイ
4 連結部
X 従来のスマートフォン
2 本体部
21 本体部カメラ
211 本体部凸面カメラ
212 本体部凹面カメラ
213 側面カメラ
22 本体部タッチパネル
221 本体部凸面タッチパネル
222 本体部凹面タッチパネル
23 本体凹部
24 本体部オプションスイッチ
3 蓋部
31 蓋部カメラ
311 蓋部凸面カメラ
312 蓋部凹面カメラ
32 蓋部タッチパネル
321 蓋部凹面タッチパネル
33 蓋凹部
34 蓋部オプションスイッチ
35 蓋部ディスプレイ
4 連結部
X 従来のスマートフォン
Claims (7)
- 湾曲した板状の本体部と、本体部と同程度に湾曲した板状の蓋部と、本体部と蓋部が重なるよう本体部と蓋部の長辺を繋いでそれらを開閉可能とする連結部と、
を備え、
前記蓋部の凸面には、蓋部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられていることを特徴とする、携帯用端末。 - 前記連結部を軸として前記蓋部が回転可能であることを特徴とする、請求項1に記載の携帯用端末。
- さらに、前記蓋部の凹面には、前記蓋部の凹面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の携帯用端末。
- さらに、前記本体部の凸面には、前記本体部の凸面の中心から互いに相反する位置に少なくとも2つのカメラが設けられ、
前記本体部と前記蓋部が閉じた状態において、前記本体部の凸面側のカメラと、蓋部の凹面側のカメラとが接触しない位置に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の携帯用端末。 - さらに、前記本体部の凸面にはタッチパネルが設けられ、
前記蓋部の凹面にはタッチパネルが設けられていることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の携帯用端末。 - 前記本体部及び前記蓋部の連結部が設けられている側と反対側に、凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の携帯用端末。
- さらに、前記本体部の側面には、カメラが設けられていることを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の携帯用端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005058U JP3214574U (ja) | 2017-11-07 | 2017-11-07 | 携帯用端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005058U JP3214574U (ja) | 2017-11-07 | 2017-11-07 | 携帯用端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3214574U true JP3214574U (ja) | 2018-01-25 |
Family
ID=61007913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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