JP3194999U - インカメラの不正撮影防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノートパソコン、タブレットコンピューター、スマートフォンなどの携帯端末およびディスプレイ装置に搭載されているインカメラは常に露出しており、使用者が意図しない時に前記インカメラが不正に起動して録画および撮影されることを防ぐインカメラの不正撮影防止装置を提供する。【解決手段】折り返し可能なインカメラ目隠し部分101であり、この後ろ側に前記インカメラが配置されている。目隠し部分を折り返した際に目隠し部分を支える支持部分102を有し、折り返しのための切れ込みの加工が施されている。折り返した際にインカメラの露出を妨げないための切り欠き部分103、ディスプレイ部分に張り付ける粘着部分104を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、ノートパソコン、タブレットコンピューター、スマートフォンなどの携帯端末およびディスプレイ装置に搭載されているインカメラの不正な録画および撮影を防止するための装置に関する。
ノートパソコン、タブレットコンピューター、スマートフォンなどの携帯端末およびディスプレイ装置に搭載されているインカメラは常に露出しており、目隠しの機能または仕組みが付加されておらず、コンピュータウィルス等のマルウェアに感染により、使用者が意図しない時に前記インカメラが不正に起動して録画および撮影されることを防ぐことができない。
また、使用者の誤操作によって前記インカメラが起動してしまい、使用者が意図しない時に録画および撮影してしまうことも防ぐことができない。
前記インカメラが使用者が意図しない時に起動して録画および撮影されることを防ぐ為に、目隠し用の粘着テープなどをインカメラ部分に張った場合、使用者が前記インカメラを使いたいときにこれを剥がし、使い終わったら張りなおす作業を繰り返すことにより、粘着テープの剥がれが発生するなど、利便性が低下してしまう。
また、前記特許文献1の考案に係る技術もしくは、利便性が低下しないような立体的な構造を持つ装置やカバーを前記インカメラ部分に取り付けた場合は、前記携帯端末およびディスプレイ装置が本来有している蓋もしくはカバーを閉じる機構、または折りたたみの機構を物理的に妨げてしまい、前記携帯端末およびディスプレイ装置の蓋もしくはカバーを閉じることができなくなってしまう。
前記課題を達成するために、この考案に係るインカメラの不正撮影防止装置においては、一枚で偏平のペット板または、これに近い材質のシートを切り抜き加工したものを用いて前記インカメラ部分を覆い隠すシートであって、前記インカメラを覆い隠す部分に沿った切れ込みを有しており、この切れ込み部分を折り返すことにより前記インカメラ部分を露出することができることを基本構造とする。
そして、前記基本構造に前記インカメラの周囲に張り付ける粘着部分を有するシートとする。
前記手段を用いたインカメラの不正撮影防止装置を使用することにより、前記シートを張り付けた状態のままで、前記インカメラを覆い隠す部分の折り返しにより前記インカメラの目隠しと露出が可能となる。
また、シートを張り付けた状態のままで前記携帯端末およびディスプレイ装置の蓋もしくはカバーを閉じる、または折りたたむ事が可能である。
さらに、前記手段を用いたシートは、一枚で偏平のシートを切り出し加工するのみで制作することができるため、前記特許文献1の考案と比較して制作に関わる工数、費用を大幅に削減する事が可能である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1において、11はノートパソコン、12はディスプレイ部分、13はキーボード部分である。12のディスプレイ部分、13のキーボード部分は接合部分14によって折り畳み可能である。Bは12のディスプレイ部分に内蔵されたインカメラであり、この表面にAのインカメラの不正撮影防止装置が取り付けられている。
図2において、21はタブレットコンピュータまたはスマートフォン、22はディスプレイ部分、23は蓋部分である。22のディスプレイ部分、23の蓋部分は折り畳みやマグネットやはめ込みの機構により、22のディスプレイ部分に密着した状態で装着可能である。Bは22のディスプレイ部分に内蔵されたインカメラであり、この表面にAのインカメラの不正撮影防止装置が取り付けられている。
次に、図3及び図4に基づき、前記インカメラの不正撮影防止装置について詳述する。
図3は実施形態のインカメラ目隠しの状態を示す。図3において、101は折り返し可能なインカメラ目隠し部分であり、この後ろ側に前記インカメラが配置されている。102は101を折り返した際に101を支える支持部分であり、101と102は折り返しのための切れ込みの加工が施されている。103は101を折り返した際にインカメラの露出を妨げないための切り欠き部分、104は図1における12まはた図2における22のディスプレイ部分に張り付ける粘着部分である。
使用者は、この102の部分の先端を軸として101の部分を103の切り欠き部分より持ち上げながら外側(図3では右側)へ折り返すことにより、103の切り欠き部分が内側へ反転しながら折り返され、図4の実施形態のインカメラ露出の状態となる。
図4においては、101は外側へ折り返されたインカメラ目隠し部分、102は101を折り返した際に101を支える支持部分、103はインカメラの露出を妨げないための切り欠き部分、Bは露出されたインカメラである。
使用者は図4の状態から101のインカメラ目隠し部分を内側へ折り返すことにより、図3の実施形態のインカメラ目隠しの状態に戻すことができる。
A...インカメラの不正撮影防止装置
B...インカメラ
11...ノートパソコン
12...ディスプレイ部分
13...キーボード部分
14...接合部分
21...タブレットコンピュータまたはスマートフォン
22...ディスプレイ部分
23...蓋部分
101...インカメラ目隠し部分
102...支持部分
103...切り欠き部分
104...粘着部分
B...インカメラ
11...ノートパソコン
12...ディスプレイ部分
13...キーボード部分
14...接合部分
21...タブレットコンピュータまたはスマートフォン
22...ディスプレイ部分
23...蓋部分
101...インカメラ目隠し部分
102...支持部分
103...切り欠き部分
104...粘着部分
Claims (2)
- 一枚で偏平のペット板または、これに近い材質のシートを切り抜き加工したものを用いてノートパソコン、タブレットコンピューター、スマートフォンなどの携帯端末およびディスプレイ装置に搭載されているインカメラ部分を覆い隠すシートであって、前記インカメラを覆い隠す部分に沿った切れ込みを有しており、この切れ込み部分を折り返すことにより前記インカメラ部分を露出することができることを基本構造とするインカメラの不正撮影防止装置。
- 請求項1の基本構造に前記インカメラの周囲に張り付ける粘着部分を有するシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004298U JP3194999U (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | インカメラの不正撮影防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004298U JP3194999U (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | インカメラの不正撮影防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3194999U true JP3194999U (ja) | 2014-12-25 |
Family
ID=52339518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014004298U Expired - Fee Related JP3194999U (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | インカメラの不正撮影防止装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3194999U (ja) |
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2014
- 2014-07-25 JP JP2014004298U patent/JP3194999U/ja not_active Expired - Fee Related
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