JP3214565U - 警備装置 - Google Patents

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荒川 健司
健司 荒川
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テイケイ株式会社
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Abstract

【課題】簡易に防犯効果の強化が可能な警備装置を提供する。【解決手段】構造物Cに貼り付けたり、自立する態様で使用する、警備装置Aであって、防犯効果を発揮する図画または写真からなる表示面10と、表示面10に設ける防犯装置B1,B2と、を少なくとも有するよう構成した。防犯装置B1,B2は、表示面10上に設ける態様や、予め構造物Cに設置済みのものを表示面10に形成した露出穴から露出させる態様などを採用できる。【選択図】図1

Description

本考案は、公共機関、商業施設、オフィスビルなどの屋内外の施設や、住宅などの構造物に貼り付けて使用する、警備装置に関する。
鉄道などの公共機関、商業施設、オフィスビルなどの屋内外の施設の入口などでは、警備員が立哨警備を行っている。
この有人による立哨警備は、実際に監視・警戒を行うことはもちろんのこと、さらに警備員の存在自体が威嚇効果を発揮するため、監視カメラや各種センサなどによる機械式の無人警備に比べて防犯効果が高いとされている。
一方で、警備員の人件費の負担や、警備員の人員確保が難しい実情などの点から、近年では、無人による機械警備でありながら、低コストで防犯効果の強化が可能な警備手法の確立が求められている。
よって、本願考案は、簡易に防犯効果の強化が可能な手段の提供を目的とするものである。
上記の課題を解決するための考案された本願の第1考案は、構造物に貼り付けたり、自立する態様で使用する、警備装置であって、防犯効果を発揮する図画または写真からなる表示面と、表示面に設ける防犯装置と、を少なくとも有することを特徴とする。
また、本願の第2考案は、前記第1考案において、前記防犯装置を前記表示面の面上に取り付けてあることを特徴とする。
また、本願の第3考案は、前記第1考案において、前記防犯装置が、構造物に設置済みであり、前記表示面に設けた露出穴から、前記防犯装置を露出してあることを特徴とする。
また、本願の第4考案は、前記第1考案乃至第3考案のうち何れか1つの考案において、前記表示面は、略等身大の警備員の起立姿勢の上半身部分を少なくとも含むことを特徴とする。
また、本願の第5考案は、前記第1考案乃至第4考案のうち何れか1つの考案において、前記防犯装置は、ドアホン、インターホン、監視カメラ、人感センサ、内線電話、外線電話、音声出力装置、照明装置の何れかあるいはこれらの任意の組合せからなることを特徴とする。
また、本願の第6考案は、前記第1考案乃至第5考案のうち何れか1つの考案において、前記表示面に発光機能を付与してあることを特徴とする。
本考案によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を奏する。
(1)防犯効果を発揮する図画または写真からなる表示面と、防犯装置とを組み合わせることで、設置場所を無人の状態で防犯機能を付与することができる。
(2)既に構造物に防犯装置を設置済みの現場に対し、簡易に防犯効果の強化が可能となる。
(3)表示面を、略等身大の警備員の起立姿勢の上半身部分を含むように構成することで、周囲への威嚇効果を高められる。
実施例1に係る警備装置の設置イメージ図。 実施例2に係る警備装置の設置イメージ図。
<1>警備装置
本願考案に係る警備装置は、構造物に貼り付けたり、自立するように設置して使用するものである。
よって、警備装置は、ポスターや、立て看板、キャスター付きのスライド看板などを用いることができる。
本願交換に係る警備装置は、少なくとも防犯効果を発揮する表示面を設けている。
<1.1>表示面
表示面は、防犯効果の発揮を目的とする要素である。
表示面は、防犯効果を発揮できるような図画または写真であればいかなるものであってもよい。
本実施例では、表示面に、略等身大の警備員の起立姿勢の上半身部分を含めた態様としている。
表示面を構成する部材の素材や形状は特段限定せず、例えば板状、紙状のものも含み、板や紙単体に限らず、防水処理を施したもの、額に収容したものなどを含む。
また、表示面を半透明のプラスチック板で構成し、背後から投光して発光するよう構成してもよい。
<2>防犯装置
防犯装置は、ドアホン、インターホン、監視カメラ、人感センサ、内線電話、外線電話、音声出力装置、照明装置の何れかあるいはこれらの任意の組合せを想定している。
防犯装置は警備装置の表示面に設けてあればよい。
また、防犯装置は、1種類に限らず複数種類を表示面に設けてもよい。
<3>まとめ
本願考案に係る警備装置によれば、訪問者に有人警備に近い安心感を与えるとともに、各種犯罪・迷惑行為を行う者(以下「犯罪者等」という。)へ警戒心を与えることができ、低コストかつ簡易に防犯効果の強化が可能となる。
以下、図面を参照しながら、本願考案の実施例について説明する。
本実施例では、図1に示すように、板状の表示面10でもって警備装置Aを構成しており、前記表示面10に2つの防犯装置B1,B2を予め設けた態様で、構造物Cに取り付けた状態を想定している。
防犯装置B1は、無線式のインターホンを想定している。
防犯装置B2は、人感センサと音声出力装置とを組み合わせた装置であり、人の接近を検知して音声出力装置から案内メッセージを出力するように構成している。
本実施例では、図2に示すように紙製の表示面10で警備装置Aを構成しており、前記表示面10に露出穴20を形成しておき、オフィスの玄関口にあるインターホンを防犯装置Bを、構造物Cとしての壁にパネルやポスターのように貼り付けて使用することを想定している。
露出穴20は、貼付先の構造物Cに設ける防犯装置Bを表示面10から露出するための要素である。
露出穴20の大きさや設ける箇所は、特段限定せず、防犯装置Bの大きさや貼付位置に応じて適宜決定すればよい。
本実施例では、表示面10中の警備員姿を除いた背景部分の一部をインターホンの外形に併せて切り取って露出穴20を形成している。
A 警備装置
B 防犯装置
C 構造物
10 表示面
20 露出穴

Claims (6)

  1. 構造物に貼り付けたり、自立する態様で使用する、警備装置であって、
    防犯効果を発揮する図画または写真からなる表示面と、
    表示面に設ける防犯装置と、
    を少なくとも有することを特徴とする、
    警備装置。
  2. 前記防犯装置を、前記表示面の面上に取り付けてあることを特徴とする、
    請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記防犯装置が、構造物に設置済みであり、
    前記表示面に設けた露出穴から、前記防犯装置を露出してあることを特徴とする、
    請求項1に記載の警備装置。
  4. 前記表示面は、略等身大の警備員の起立姿勢の上半身部分を少なくとも含むことを特徴とする、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の警備装置。
  5. 前記防犯装置は、ドアホン、インターホン、監視カメラ、人感センサ、内線電話、外線電話、音声出力装置、照明装置の何れかあるいはこれらの任意の組合せからなることを特徴とする、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の警備装置。
  6. 前記表示面に発光機能を付与してあることを特徴とする、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の警備装置。
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